ラスベガスをぶっつぶせ 21 (2008) 4/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

MIT(マサチューセッツ工科大)の天才学生ジェフ・マーが、その才能を生かしブラックジャックのカード・カウンティングを習得してラスベガスのカジノに挑戦するという、2002年に発表されたベン・メズリックの小説”Bringing Down the House”の映画化。
製作、出演ケヴィン・スペイシー、主演ジム・スタージェスケイト・ボスワースローレンス・フィッシュバーン共演、監督ロバート・ルケティックによるドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:ロバート・ルケティック
製作
ケヴィン・スペイシー
デイナ・ブルネッティ

マイケル・デ・ルカ
製作総指揮
ウィリアム・S・ビーズレイ
ブレット・ラトナー
ライアン・カヴァノー

原作:ベン・メズリック”Bringing Down the House”
脚本
ピーター・スタインフェルド

アラン・ローブ
撮影:ラッセル・カーペンター
編集:エリオット・グレアム
音楽:デヴィッド・サーディ

出演
ジム・スタージェス:ベン・キャンベル
ケイト・ボスワース:ジル・テイラー
ローレンス・フィッシュバーン:コール・ウィリアムス
ケヴィン・スペイシー:ミッキー・ローザ教授
アーロン・ヨー:チョイ
ライザ・ラピラ:キアナ
ジェイコブ・ピッツ:ジミー・フィッシャー
ジョシュ・ギャッド:マイルズ・コノリー
ジャック・マクギー:テリー
サム・ゴルザーリ:キャメロン
ヘレン・カーリー:エレン・キャンベル
ジャック・ギルピン:ボブ・フィリップス
フランク・パットン:フロアー・マネージャー(プラネット・ハリウッド)

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
2008年製作 122分
公開
北米:2008年3月28日
日本:2008年5月31日
制作費 $35,000,000
北米興行収入 $81,159,365
世界 $157,927,340


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

MIT(マサチューセッツ工科大)。
エリート学生ベン・キャンベル(ジム・スタージェス)は、ハーバード医大進学のため奨学金を申請するのだが、成績だけでなく、何か秀でた才能を求められ、仕方なくそれを断念する。

ベンは、ミッキー・ローザ教授(ケヴィン・スペイシー)の講義で数学力を認められ、ある研究チームに誘われる。

それは、MITの中でも、特に優秀な学生で構成されている、ブラックジャックのカード・カウンティングを利用してビジネスにしようとしているチームだった。

母エレン(ヘレン・カーリー)と母子家庭で育ち、地道な生活を送ってきたベンにとっては、興味のない話しだった。

しかし、進学に必要な30万ドルという多額の費用と、チームのメンバーに憧れのジル(ケイト・ボスワース)がいたこともあり、ベンはチームに加わることにする。

ベンとジルそれにキアナ(ライザ・ラピラ)、チョイ(アーロン・ヨー)、フィッシャー(ジェイコブ・ピッツ)の5人は、カード・カウンティングを徹底的に叩き込まれる。

チャイナタウンでの実戦テストにもパスしたベンは、チームの学生達と週末を利用して、ラスベガスに乗り込むことになる。

それぞれの、役割分担をこなすチームは連勝を続けて大金を稼ぐが、ローザは学生達の気の緩みやミスを指摘し緊張感を与え、翌日も勝ちまくりボストンに戻る。

実家を訪ねたベンは、奨学金がもらえると嘘をつき、母エレンの援助を断ってしまう。

ベンは、男子学生の憧れのジルと親しいところを、親友のマイルズ(ジョシュ・ギャッド)とキャメロン(サム・ゴルザーリ)に見せ付けたりもする。

既に10万ドルも貯めたベンは、平凡な学生生活が空虚に感じはじめ、ラスベガスの高級ホテルのスイートルーム、リムジンやクラブでの豪遊で人生観が一変する。

その頃、カジノのセキュリティー主任コール・ウィリアムス(ローレンス・フィッシュバーン)は、ベンの勝ち方と仲間達の挙動に目を付け始める。

ベンの才能を妬むフィッシャーは、カジノでトラブルを起こし、ローザに追放されてしまう。

スイートルームでベンとジルは愛し合い、大学での彼は、次第にマイルズやキャメロンと疎遠になっていく。

心に迷いを感じ始めたベンは、そのままラスベガスに向かい、引き際の鉄則を無視して大損してしまいローザから見放されてしまう。

さらに、自分達だけで負けを取り戻そうとしたベンらを、ローザがコールに密告し、ベンがカジノ側に捕まってしまう。

昔ながらの手荒な手法でベンを痛めつけるコールは、ベンにある秘密を告白する。

なんとコールは、昔ローザにカジノで100万ドルを騙し取られたことがあり、今でも彼を恨み、復讐しようとしていたのだ。

子供のように泣き崩れるベンを、コールは残忍な方法でさらに痛めつけようとする。

ボストンに帰ったベンは、ローザによる嫌がらせに近い仕打ちを受け、貯めた金も奪い取られる。

全てを失ったベンは、マイルズに全てを話し仲直りする。

ベンはローザに謝罪し、再びチームを組む許可を得て、再びラスベガス入りする。

ローザも含め、変装してカジノに向かったチームは大金を稼ぐが、それに気づいたコールが彼らを追う。

しかしそれは、コールがベンを生かす条件で仕掛けた、ローザを陥れるための罠だった。

コールはベンを見逃す代わりに、彼らが稼いだチップを要求する。

仕方なくチップを渡したベンは、友人を取り戻し、新しい人生を切り開くためボストンに戻る。

捕まえたローザを、コールは脱税で窮地に追い込もうとする。

そしてベンは、こんな体験と秀でた才能を持った学生はいないことを、ハーバード医大の奨学金受給者選考委員に、自身を持って語る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

MITのエリート学生ベン・キャンベルは、ハーバード医大進学のために奨学金を申請するものの、何か秀でた才能を求められ、仕方なくそれを断念する。
その後ベンは、ローザ教授の講義で数学力を認められ、優秀な生徒で構成された、ブラックジャックのカード・カウンティングを利用しビジネスにしようとしているチームに誘われる。
母子家庭で育ち、地道な生活を送っていたベンは、その誘いに興味を示さなかった。
しかし、30万ドルという高額の学費を稼ぎ出すことと、チームに憧れのジルがいたこともあり、ベンは、それに参加することを決める。
そして、ベンらは、ローザにカード・カウンティングの極意を徹底的に叩き込まれ、週末を利用してラスベガスに乗り込むことになるのだが・・・。
__________

原題「21」は、もちろんこのブラックジャックのゲームから取ったもので、主人公が21歳というのにも掛け合わせているのだが、相変わらずの邦題に言葉もないというところだ。

参考:カード・カウンティング
カードのシャッフルやカードの残り枚数、使われたカードを記憶し、出目を計算するという高度なテクニック。

数学の才能でこれを利用し、ビジネスにしようというストーリー事態は面白いが、周りでサポートする仲間の白々しさなどが、いまいちプロの仕事には見えず、逆に言えばそれが経験不足の学生がやることだとも思える。
そのあたりの演出はやや中途半端だ。

とてもどんでん返しとは言えない、先の見えてしまう結末もありきたりな感じを受ける。
カジノ側に解放された、主人公の顔の傷が殆どないのを見れば、復讐の企みがあるのは見え見えだ。

とは言え、北米で約8100万ドル、全世界では約1億5800万ドルの、まずまずのヒットとなった。

主演のジム・スタージェスはじめ、秀才にもギャンブラーにも見えない学生達に魅力もない。

それを補うような、製作にも参加したケヴィン・スペイシーは、学生が束になってもかなわないほどの存在感だ。

MITの人気教授と思いきや、彼がかなりの悪党と分かる後半は、結構見応えあり。

また、カジノのセキュリティー主任ローレンス・フィッシュバーンの強かさ、エリートを手玉に取る迫力ある演技も見ものだ。


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