48時間 48 HRS. (1982) 3/5 (27)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

脱獄犯を追う刑事とそれに協力させられる囚人の事件捜査を描く、監督、脚本ウォルター・ヒル、主演ニック・ノルティエディ・マーフィ共演の刑事アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ウォルター・ヒル
製作総指揮:D・コンンスタンティン・コンテ
製作
ローレンス・ゴードン

ジョエル・シルヴァー
脚本
ロジャー・スポティスウッド

ウォルター・ヒル
ラリー・グロス
スティーヴン・E・デ・スーザ
撮影:リック・ウェイト
編集
フリーマン・デイヴィス
マーク・ワーナー

ビリー・ウェーバー
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演
ジャック・ケイツ:ニック・ノルティ

レジー・ハモンド:エディ・マーフィ
エレイン・マーシャル:アネット・オトゥール
アルバート・ギャンズ:ジェームズ・レマー
ルーサー:デヴィッド・パトリック・ケリー
ヘイデン:フランク・マクレー
ビリー・ベア :ソニー・ランダム
ベン・キーホー:ブライオン・ジェームズ
ロザリン:ケリー・シャーマン
アルグレン:ジョナサン・バンクス
キャンディ:オリヴィア・ブラウン
サリー:デニーズ・クロスビー
ケイシー:マーゴット・ローズ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

1982年製作 96分
公開
北米:1982年12月8日
日本:1983年10月
北米興行収入 $78,868,508


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
水を貰うために作業中の囚人に近付いた大柄な先住民ビリー・ベア(ソニー・ランダム)は、囚人のアルバート・ギャンズ(ジェームズ・レマー)に侮辱される。

二人は喧嘩になり、ビリーは隠し持っていた拳銃で看守を銃撃し、ギャンズと共に逃走する。

サンフランシスコ
市警の刑事ジャック・ケイツ(ニック・ノルティ)は、恋人のエレイン・マーシャル(アネット・オトゥール)に、きつい仕事の愚痴をこぼしながらアパートを出る。

その頃、街に現れたギャンズとビリーは、昔の仲間ルーサー(デヴィッド・パトリック・ケリー)を捕らえ、銃を向けて隠した金を奪おうとして脅す。

月曜に金は用意できるというルーサーを解放し、彼の恋人ロザリン(ケリー・シャーマン)を人質にとったギャンズらは姿を消す。

盗まれたクレジットカードが使われたホテルを調べようとしたアルグレン刑事(ジョナサン・バンクス)らの元に、ジャックが助っ人として現れる。

アルグレンらはジャックを迷惑に思いながら、彼をロビーに残して目的の部屋に向かう。

調べた部屋の客であるギャンズとビリーは、アルグレンらを銃撃してホテルから逃げようとする。

反撃したジャックだったが、負傷して現れたアルグレンを助けるために銃をギャンズに渡す。

ビリーに車を用意させたギャンズは、アルグレンを射殺して逃亡する。

署に戻ったジャックは、ギャンズとビリーの情報を同僚のベン・キーホー(ブライオン・ジェームズ)から知らされ、刑事殺しを重く見た上司のヘイデン警部(フランク・マクレー)から、必ず二人を逮捕するようにと命ぜられる。

ギャンズの仲間である服役中のレジー・ハモンド(エディ・マーフィ)に会ったジャックは、出所を条件に協力するという彼の要求をのみ、裏工作で48時間だけ彼を出所させる。

ギャンズも接触するはずだとレジーから言われたルーサーのアパートに向かったジャックは、いきなり発砲される。

車のハンドルに手錠でつながれたレジーが、ルーサーを捕えて銃を奪う。

レジーから銃を渡されたジャックは、ルーサーを痛めつけてギャンズの居場所を聞き出そうとする。

ルーサーを署に連行したジャックは、エレインに電話をして、仕事があるために約束は守れないと伝えるが、彼女は納得しない。

署を出たジャックは口の減らないレジーに梃子摺りながら、ビリーがバーテンダーをしていた店に向かう。

ジャックのバッジを借りて刑事に扮したレジーは、客やバーテンダーを脅して、ビリーがチャイナ・タウンにいることを聞き出す。

店を出たレジーは、客から奪った拳銃とナイフを渡すようにとジャックから言われて、それに従う。

ビリーを知るサリー(デニーズ・クロスビー)とケイシー(マーゴット・ローズ)に会ったジャックは、決め手になる情報は得られず、レジーが何かを隠していることに気づく。

真実を話さなければ許さないと言うジャックとレジーは殴り合いになり、警察が駆けつけて一旦は争いが収まる。

ガソリンスタンドに向かい、吐かなければもう一度、殴ると言われたレジーは、盗難届けのでない賭博場から盗んだ50万ドルの金のことを白状する。

仲間の一人が自分を売ったと言うレジーは、金を隠した車は3年もの間、駐車場にあることをジャックに話す。

駐車場が開く朝まで待つしかないと言うレジーは眠ってしまい、ジャックは、仕方なく夜通しその場を見張る。

翌朝、釈放されていたルーサーが、レジーのポルシェを駐車場から出したため、ジャックはそれを追う。

車を止めたルーサーは、トランクから現金が入ったバッグを持ち出して地下鉄のホームに向かい、現れたギャンズに金を渡そうとする。

それを監視するジャックはギャンズに気づかれ、二人は銃を抜いて警戒する。

ギャンズの銃に気づいた警官は、それを捨てるようにと叫ぶが、現れたビリーに撃たれる。

その場は混乱し、ギャンズとビリーはロザリンを連れて逃走し、ルーサーは現金を持ったまま姿を消す。

ジャックはギャンズらを、レジーはルーサーを追うが、警官に銃を向けられたジャックは、ギャンズらを取り逃がしてしまう。

ルーサーを追ってあるクラブに向かったレジーは、警察に電話をする。

署に戻ったジャックは、エレインと電話で話し言い訳をしている最中、レジーから電話があったことをキーホーから知らされる。

レジーに電話をしてクラブにいる事を知ったジャックは、待たせていたエレインに見限られてしまう。

その場で会ったキャンディ(オリヴィア・ブラウン)と愛し合う約束をしたレジーは、現れたジャックに、ルーサーが向かいのホテルにいることを伝える。

銃を持っていたレジーに大目に見ると伝えてジャックは、キャンディと愛し合うために金が欲しいと言われ、20ドルを渡す。

ホテルに向かおうとしたレジーは、ルーサーが出て来たために店に戻り、それをジャックに知らせて、二人はルーサーを追う。

ビリーが運転するバスに乗ったルーサーは、ギャンズに現金の入ったバッグを渡す。

金を確認したギャンズはルーサーを射殺し、追って来たジャックとレジーにも発砲する。

バスに激突されたジャックとレジーは、ショールームに突っ込んでしまう。

署に戻ったジャックとレジーは、ヘイデンから徹底的に罵倒される。

キレてしまったジャックは、レジーまで非難するヘイデンに、彼の優秀さを伝える。

それでも収まらないヘイデンを無視したジャックは、レジーを彼のポルシェで刑務所に送る途中に、別れのつもりでバーに立ち寄る。

キーホーに電話をして、その後の動きを聞いたジャックは、バスがチャイナ・タウンで見つかったことを知らされる。

ジャックとレジーはチャイナ・タウンに向かい、サリーを脅して部屋に入る。

レジーがビリーを射殺し、金を持って逃亡したギャンズをジャックが追う。

後を追ったレジーはギャンズに捕まるが、ジャックは容赦なくギャンズを撃ち殺す。

その後、キャンディと楽しむ時間をジャックから与えられたレジーは、半年後に彼女と会う約束をする。

車で待っていたジャックは現金をレジーに渡し、出所する半年後に出せと言ってポルシェのトランクにバッグを入れる。

自分はいらないと言うジャックは、車を買う2000ドルを貸すようにとレジーに伝える。

再び法を破ったら必ず逮捕すると警告したジャックは、タバコに火を点けたライターをポケットに入れたレジーに、それを返すようと言って、彼を刑務所に送る。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
凶悪犯ギャンズは、仲間のビリーの協力で、作業中に看守を襲い逃走する。
サンフランシスコ市警の刑事ジャック・ケイツは、盗難クレジットカードが使われたホテルに向かった同僚の手助けをする。
しかし、同僚は、その犯人のギャンズとビリーに殺され、ジャックは彼らを取り逃がしてしまう。
署に戻ったジャックは、ギャンズらの情報を入手し、彼らの仲間で服役中のレジー・ハモンドの元に向かう。
出所を条件に協力すると言うレジーの要求をのんだジャックは、裏工作で48時間だけ彼を出所させる。
ジャックは、半ば強制的にレジーを捜査に協力させて、盗難届けのでない、賭博場から盗んだ50万ドルの金のことを知る。
ギャンズらが、その金を狙っていることを知ったジャックは、レジーと共に彼らを捜すのだが・・・。
__________

1990年には続編「48時間PART2」も公開された。

男臭いアクションを得意とするウォルター・ヒル作品の中でも、ベストと言っていい仕上がりで、ややひねくれた友情以外には、きれい事や美談がほとんど登場しない、それがまた痛快であもる作品。

口の減らないレジー(エディ・マーフィ)に手古摺っていたジャック(ニック・ノルティ)が、上司に罵倒されてキレてしまい、非難されたレジーをかばう、唯一とも言える友情を描く場面が強烈に印象に残る。

後に手がける「コマンドー」(1985)の音楽に、非常に似ているジェームズ・ホーナーの曲も独特だ。

期待の若手俳優として、既に長いキャリアを積んでいたニック・ノルティが、40歳を過ぎて、トップスターの仲間入りをするきっかけとなった作品であり、不器用な荒くれ刑事を熱演して好評を得た。

センス抜群、洗練されたサラブレッドのようなエディ・マーフィの衝撃的デビュー作であり、21歳の彼は、親子ほど年の違う”相棒”ニック・ノルティに全く引けをとらない、見事な”パフォーマンス”を見せてくれる。

出番が少ないのがやや残念な、粗暴な男のジャック(ニック・ノルティ)に負けていない恋人役のアネット・オトゥール、極悪非道の脱獄犯ジェームズ・レマー、小悪党という役どころがよく似合う、その仲間デヴィッド・パトリック・ケリー、怒鳴り通しの巨漢の警部役フランク・マクレー、同じく迫力満点の悪党ソニー・ランダム、ジャックの同僚ブライオン・ジェームズジョナサン・バンクス、ルーサー(デヴィッド・パトリック・ケリー)の恋人ケリー・シャーマン、レジー(エディ・マーフィ)がクラブで会う女性オリヴィア・ブラウン、ビリー(ソニー・ランダム)の女友達デニーズ・クロスビービング・クロスビーの孫)とマーゴット・ローズなどが共演している。

 


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