1408号室 1408 (2007) 4/5 (3)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1999年に発表された、スティーヴン・キングの短編小説”1408”の映画化。
オカルト小説家でありながら超常現象を全く信じない主人公が、あるホテルの呪われた部屋で宿泊取材を強行し、次々に起こる怪奇現象に翻弄される姿を描く、監督ミカエル・ハフストローム、主演ジョン・キューザックサミュエル・L・ジャクソンメアリー・マコーマック他共演のホラー。


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■

監督:ミカエル・ハフストローム
製作総指揮
ボブ・ワインスタイン

ハーヴェイ・ワインスタイン
リチャード・サパースタイン
ジェイク・マイヤーズ
製作:ロレンツォ・ディボナヴェンチュラ

原作:スティーヴン・キング
脚本
マット・グリーンバーグ

スコット・アレクサンダー
ラリー・カラゼウスキー
撮影:ブノワ・ドゥローム
編集:ピーター・ボイル
音楽:ガブリエル・ヤーレ

出演
ジョン・キューザック:マイク・エンズリン
サミュエル・L・ジャクソン:ジェラルド・オリン
メアリー・マコーマック:リリー・エンズリン
トニー・シャルーブ:サム・ファレル
ジャスミン・ジェシカ・アンソニー:ケイト・エンズリン

アメリカ 映画
配給 ディメンション・フィルムズ
2007年製作 104分
公開
北米:2007年6月22日
日本:2008年11月22日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $71,975,611
世界 $131,998,242


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

超常現象が起きる場所を実際に訪れ、それを基に著書を執筆しているオカルト作家マイク・エンズリン(ジョン・キューザック)は、ある日、趣味のサーフィンの最中に、波にのまれて気を失ってしまう。

浜辺で気がついたエンズリンは、郵便局で一通のハガキを受け取る。

それには、ニューヨークのドルフィン・ホテルの、1408号室には入るなとだけ書かれていた。

部屋の番号を足すと”13”になることに気づいたエンズリンは、興味を持ち、ホテルに宿泊の予約を入れるが断られてしまう。

その後、ドルフィン・ホテルに向かったエンズリンは、支配人ジェラルド・オリン(サミュエル・L・ジャクソン)の部屋に招かれ、宿泊交渉を始める。

1408号室に1泊する予定を告げたエンズリンだったが、オリンは、その部屋で1時間ともった者はいないと言う。

エンズリンはホテル側が怪奇現象を演出し、自分が書いた本で客が倍増することを目論んでいるとオリンに詰め寄る。

オリンは、現実に56人もの死亡者が出ていることを告げ、断固として宿泊を拒否する。

しかし、超常現象を信じないエンズリンは、1912年からの1408号室の死亡者記録を見ても全く動じない。

強引なエンズリンに、仕方なく部屋の鍵を渡したオリンは、”部屋には入るな”と、もう一度、彼に警告て見送る。

部屋に入ったエンズリンは、普通の部屋と何も変わらぬ様子を記録していくが、突然音楽が鳴りベッドにチョコレートが置かれ、人の気配を感じる。

部屋の空調が故障して係の者が現れるが、彼は部屋に入ろうとせず、エンズリンに修理の指示だけして帰ってしまう。

そして、1時間もった者がいないというオリンの言葉通り、デジタル時計が60分のカウントダウンを始める。

窓の外を見ていたエンズリンは、手を挟まれて出血してしまい、洗面台で手を洗おうとすると、お湯が突然、噴出し火傷をしてしまう。

絶えられなくなったエンズリンは、部屋を出ようとするが、入り口のドアの鍵とノブが壊れてしまい、部屋に閉じ込められてしまう。

向かいのホテルの部屋の男に合図したエンズリンだったが、それが自分を映し出し、何者かに襲われる幻覚だとわかる。

エンズリンは、部屋のランプを窓から投げ捨て、助けを求めようとするものの、それは途中で消えてしまう。

オリンに飲まされたコニャックに薬が混ぜられ、幻覚が見えていると疑ったエンズリンだったが、テレビに亡くなった娘のケイト(ジャスミン・ジェシカ・アンソニー)が映し出され、部屋で死んだ人々が目の前に現れる。

窓から壁づたいに隣の部屋に行こうとしたエンズリンは、隣部屋がないことに気づき、死者に突き落とされそうになりながら、何とか部屋に戻る。

難病の娘ケイトと妻リリー(メアリー・マコーマック)の幻覚を見たエンズリンは、パソコンで妻に連絡を取り、彼女に救援を求めるが、突然スプリンクラーが作動してしまう。

換気口から脱出しようとしたエンズリンは、何者かに襲われて部屋に戻り、オリンの幻覚に憤慨して怯えてしまう。

部屋の周りはレンガで囲まれて、冷気に覆われてしまい凍えそうなエイズリンにリリーから連絡が入る。

リリーは既に警察を手配していたが、ドルフィン・ホテルの1408号室には誰もいないという。

2人のチャットに入り込んだエンズリンの幻覚が、リリーを部屋に誘き出してしまう。

次の瞬間、部屋は荒れ狂い水が溢れ、エンズリンは溺れてしまう。

浜辺で目が覚めたエンズリンは、サーフィンの最中に波にのまれ気を失っていたのだ。

エンズリンは病院に運ばれ、駆けつけていたリリーに部屋の話しをするが、彼女はそれが夢だと言い張る。

平穏な生活に戻ったエンズリンは、1408号室を題材に本を書き始め、ある日郵便局に向かう。

すると、郵便局は突然、朽ち果てた1408号室に変わり、ケイトが現れ、エイズリンの腕の中で息絶えてしまう。

デジタル時計のカウントダウンが終わり、部屋は60分前に戻り、再び同じことを体験できるという、フロントからの電話が入る。

部屋はエンズリンに首吊り自殺を促すが、エンズリンは開き直り部屋に火を放つ。

リリーが混乱するホテルに到着し、エンズリンは火の海となっていた部屋から消防士に救い出される。

やがて、リリーに介抱されたエンズリンは回復し、ドルフィン・ホテルは休業となる。

エンズリンは、焼け焦げたボイスレコーダーを所持品の中から見つけ、スイッチを入れてみる。

するとそれには、ケイトの声が録音されていた。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

オカルト作家マイク・エンズリンは、ある日、一通のハガキを受け取る。
それには、ニューヨークのドルフィン・ホテルの1408号室に入るなとだけ書かれていた。
部屋の番号を足すと”13”になるこで興味を持ったエンズリンは、宿泊の予約を入れるが断られてしまう。
ホテルに向かったエンズリンは、支配人ジェラルド・オリンと交渉を始めるが、彼は、その部屋で1時間もった者はいないことを告げる。
エンズリンは、ホテルが超常現象を演出していると言い張るが、オリンは、その部屋で56人もの死亡者がでていることを伝える。
超常現象を信じないエンズリンは、強引に交渉を成立させる。
そして、オリンから、もう一度、部屋には入るなと警告されたエンズリンは、彼から鍵を受け取り1408号室に入るのだが・・・。
__________

キャリー」(1976)や「シャイニング」(1980)系の、スティーヴン・キングのストレートなホラーで、全てが解決して平穏な生活が戻ったかのように見せながら、衝撃を与えるラストは、いかにも彼の作品らしい結末だ。

意外にあっさりと白旗を揚げてしまう主人公には驚いたが、その後に起きる、アトラクションのような怪奇現象を映し出す目まぐるしい展開などは、メリハリが効いていて見応えがある。

幻覚または夢なのか・・・。
途中、気を失っていたために見た夢ということでホッとさせておきながら、即刻、再び主人公を奈落の底に突き落とすスピーディーな展開と、ショッキングな映像も迫力がある。

公開直後は、スティーヴン・キングの映画化作品中で最高のヒットになりそうな勢いだったが、その後に失速し、結局、「グリーンマイル」(1999)の記録(2億8680万ドル:世界)には及ばなかったものの、1億3000万ドル強の興行収入を上げた。

超常現象や幽霊を信じないオカルト作家であり、結局は病で亡くなった娘の亡霊に心が救われるジョン・キューザックは、精神的に追い込まれていく主人公を好演し、登場場面は少ないが、存在感抜群の謎の支配人サミュエル・L・ジャクソンとの、果し合いのような、2人のやり取りも興味深い。

余談だが、顔だけの場面では長身に見えないジョン・キューザックは、意外にもサミュエル・L・ジャクソンよりも大柄で、188cmということだが、それ以上に見える。

主人公の別居中の妻役メアリー・マコーマック、亡くなった娘ジャスミン・ジェシカ・アンソニー、出版社のトニー・シャルーブ等が共演している。


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