バビロンA.D. Babylon A.D. (2008) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1999年に発表された、モーリス・G・ダンテックの小説”Babylon Babies”を基に製作された作品。
監督、脚本マチュー・カソヴィッツ、主演ヴィン・ディーゼルミシェル・ヨーメラニー・ティエリーマーク・ストロングランベール・ウィルソンシャーロット・ランプリングジェラール・ドパルデュー他共演のアクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:マチュー・カソヴィッツ
製作総指揮
デヴィッド・ヴァルデス

エイヴラム・カプラン
製作:エイライン・ゴールドマン
原作:モーリス・G・ダンテック
脚本
マチュー・カソヴィッツ

エリック・ベナール
撮影:ティエリー・アルボガスト
編集:バンジャマン・ヴェイユ
音楽:アトリ・オーヴァーソン

出演
トーロップ:ヴィン・ディーゼル

シスター・レベッカ:ミシェル・ヨー
オーロラ:メラニー・ティエリー
アーサー・ダルクワンディエ:ランベール・ウィルソン
フィン:マーク・ストロング
ノーライト派教主:シャーロット・ランプリング
ゴルスキー:ジェラール・ドパルデュー

アメリカ/フランス 映画
配給 20世紀FOX

2008年製作 101分
公開
北米:2008年8月29日
フランス:2008年8月20日
日本:2009年5月9日
製作費 $70,000,000
北米興行収入 $22,531,698
世界 $72,108,608


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

アメリカ人の凄腕の傭兵トーロップ(ヴィン・ディーゼル)は、ロシアの闇社会の大物ゴルスキー(ジェラール・ドパルデュー)に呼び出される。

ゴルスキーに接触したトーロップは、ある少女を6日間でニューヨークに運ぶ仕事を依頼される。

トーロップは車を用意されモンゴルに運ばれ、新興宗教ノーライト派の修道院でシスター・レベッカ(ミシェル・ヨー)に迎えられる。

少女オーロラ(メラニー・ティエリー)にシスター・レベッカも同行することになり、トーロップはオーロラと軽く挨拶を交わしアメリカに向け出発する。

カザフスタンロシア国境、トロイツク。
何者かに監視されながら、トーロップらは列車に乗ろうとするが、修道院から初めて外界に出たオーロラは、市場で取り乱してしまう。

列車でウラジオストクに着いた三人は、難民キャンプに向かい、トーロップは仲間のフィン(マーク・ストロング)の協力を得ようとする。

しかし、父親の元に連れて行くという者達に同行しようとするオーロラを、トーロップらは彼らから連れ戻す。

フィンに案内され、難民達と氷原に向かったトーロップらは、現れた潜水艦に乗り込む。

殆どの難民は潜水艦には乗れず、オーロラは艦内で取り乱し制御盤を操作し、その後、彼女は気を失ってしまう。

シスター・レベッカは、自分が修道女になった経緯と、赤ん坊のオーロラが修道院に預けられ、自分の子供のように育てたことをトーロップに話す。

さらに、オーロラが、3ヶ月前に医師の診断を受け、薬を投与された後から、今回のように挙動の変化が見られるようになったことを、シスター・レベッカはトーロップ伝える。

30年前の潜水艦を、オーロラが操作したことを疑問に思うトーロップに、初めて見たものを理解し、2歳で19ヶ国語を話すような能力が彼女にはあることも、シスター・レベッカは話して聞かせる。

フィンは、オーロラが細菌爆弾の犠牲者であり保菌者だと考え、高い値で売れることをトーロップに伝える。

ベーリング海峡、軍事地帯。
スノーモービルで雪原を渡ろうとするトーロップらは、無人機の攻撃を受ける。

トーロップは負傷してしまい、フィンはオーロラを連れ逃げようとする。

しかし、オーロラに手当てされたトーロップが、フィンを射殺して三人は先を急ぐ。

カナダキティマット、中立地帯。
トーロップは、オーロラやシスター・レベッカに命を救われ感謝する。

しかし、オーロラは、ニューヨークに着けば皆殺されるという予言を口にする。

三人は国境を超え、空路ニューヨークに向かおうとするが、トーロップとオーロラには、ほのかな愛情が芽生えていた。

ニューヨークに着いた三人だったが、修道院がミサイル攻撃を受け全員が死んだことを知る。

ノーライト派教主(シャーロット・ランプリング)は、亡くなった修道女らへの哀悼の意を表明する。

三人の宿泊先の外では、ノーライト派とゴルスキーの手下が対峙して待機する。

3ヶ月前にオーロラを診たという医師が現れ、簡単な診察を終えその場を立ち去る。

シスター・レベッカが、何かを隠していると考えたトーロップは彼女を追及するが、オーロラは双子を妊娠していて、狙いは子供であることを彼女自身が告白する。

教主からの電話で、オーロラをリムジンに乗せるよう指示されたトーロップだったが、彼はシスター・レベッカと共に彼女を連れて逃亡する。

激しい攻防戦が始まり、シスター・レベッカが射殺されてしまい、トーロップは、彼を助けようとしたオーロラに銃撃され死亡する。

その後、蘇生されたトーロップは、オーロラの父親であるアーサー・ダルクワンディエ博士(ランベール・ウィルソン)の元に連れて行かれる。

20年前に、人間の胎児に人工知能を与えようと考えたダルクワンディエは追放され、ノーライト派教主が彼に接触した。

オーロラはその実験台として才能を発揮し始めるが、最愛の娘を想うダルクワンディエは彼女を渡すのを拒んだ。

そのため、教主はゴルスキーを雇い、ダルクワンディエを襲ったのだった。

そしてダルクワンディエは、トーロップにオーロラ救出を依頼する。

ノーライト派教主は、オーロラの力を利用して全世界に信者を増やす野望を抱いていた。

死から甦ったトーロップは記憶を復元され、オーロラの捜索を始める。

教主はゴルスキーを抹殺して、ダルクワンディエの元に向かい彼を射殺し、オーロラを捜すためトーロップを追う。

その後トーロップは、森林の廃屋に潜んでいたオーロラを捜し当てる。

6ヵ月後。
オーロラは、子供を産んで死亡してしまうプログラムを組み込まれていた。

トーロップに、父親になってくれるよう言い残したオーロラは、双子を出産し息を引き取る。

そしてトーロップは、世界を救いながら、二人の子供を育てることになる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

アメリカ人である一匹狼の凄腕の傭兵トーロップは、謎の少女オーロラをニューヨークに移送する仕事を、ロシアの闇社会の大物ゴルスキーに依頼される。
トーロップは、オーロラの異常な行動に驚きながらも、彼女の護衛役の修道女シスター・レベッカの協力で、無事にニューヨークに到着する。
しかし、オーロラには、世界を支配するために施された、肉体的な秘密が隠されていて、それを知ったトーロップは、命を懸けて彼女の身をを守ろうとするのだが・・・。
__________

現代に近い、荒廃した近未来を舞台にしたSFではあるが、ユーラシア大陸を横断して、陸海空路で難局を突破して北米大陸を渡り、目的地ニューヨークに向かう、主人公達の体を張ったアクションが見ものの、どこか古風な感じが安心感を与えてくれる作品でもある。

7000万ドルをかけた作品ではあるが、工夫を凝らしてはいる映像の割には、今一新鮮味がない。

また、ストーリーにそれほど深みもなく、魅力的なキャスティングを生かしきれてないところも気になる。

興行収入も、ヴィン・ディーゼル作品にしては寂しい、北米で約2250万ドル、全世界でようやく製作費を回収する程度の成績に終わった。

世界 $72,108,608

肉体派ヴィン・ディーゼルは、いつもながらの、問答無用の頑強な悪党風で登場するが、中盤以降は人間味を感じさせるキャラクターを演じている。

彼女にしては無難程度の役柄だったのが残念な修道女ミシェル・ヨー、謎の少女メラニー・ティエリー、その父親ランベール・ウィルソン、こちらもやや軽い役で、呆気なく主人公に殺されてしまうマーク・ストロング、対照的に、珍しく、傲慢な新興宗教教主を演ずるシャーロット・ランプリング、そして、ロシアの暗黒街の大物を演ずるジェラール・ドパルデューなど、豪華な顔ぶれが注目だ。


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