エアポート’77 Airport ’77 (1977) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

人気パニック映画「エアポート」シリーズの第3作。
大富豪の専用機内の美術品をハイジャッカーらが狙うものの、事故を起した機体は海上に墜落して沈んでしまい、脱出を試みる乗客と救助隊の活躍を描く、監督ジェリー・ジェームソン、主演ジャック・レモンジェームズ・スチュアートリー・グラントブレンダ・バッカロジョセフ・コットンオリヴィア・デ・ハヴィランドクリストファー・リージョージ・ケネディ他共演のパニック・アクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ジェリー・ジェームソン
製作総指揮:ジェニングス・ラング
制作:ウイリアム・フライ
原作:アーサー・ヘイリー

脚本
デビッド・スペクター
マイケル・シェッフ
撮影:フィリップ・H・ラスロップ
編集
J・テリー・ウィリアムズ

ロバート・ワッツ
美術・装置
ジョージ・C・ウェッブ

ミッキー・S・マイケルズ
衣装デザイン:イデス・ヘッド
音楽:ジョン・カカバス

出演
ドン・ギャラガー:ジャック・レモン

フィリップ・スティーヴンス:ジェームズ・スチュアート
カレン・ウォレス:リー・グラント
イヴ・クレイトン:ブレンダ・バッカロ
ニコラス・セント・ダウンズ3世:ジョセフ・コットン
エミリー・リビングストン:オリヴィア・デ・ハヴィランド
スタン・ビュチェック:ダーレン・マクギャビン
マーティン・ウォレス:クリストファー・リー
ジョー・パトローニ:ジョージ・ケネディ
ウィリアムズ医師:M・エメット・ウォルシュ
リサ・スティーヴンス:パメラ・ベルウッド
ジュリー:キャスリーン・クインラン
スティーヴ:トム・サリヴァン
ボブ・チェンバース:ロバート・フォックスワース
バンカー:モンテ・マーカム

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

1977年製作 113分
公開
北米:1977年3月11日
日本:1977年4月
北米興行収入 $30,000,000


アカデミー賞 ■

第50回アカデミー賞
・ノミネート
美術・衣装デザイン賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

フロリダ州、パームビーチ
慈善家で、美術品収集家でもある大富豪のフィリップ・スティーヴンス(ジェームズ・スチュアート)は、豪邸を美術館として寄付することを発表する。

ワシントンD.C.ダレス国際空港
スティーヴンスの専用機23-シエラ(ボーイング747-100)に、パームビーチに運ぶための美術品などが搬入される。

パイロットのドン・ギャラガー(ジャック・レモン)は、恋人であるスティーヴンスの秘書イヴ・クレイトン(ブレンダ・バッカロ)との結婚を考えていたが、彼女は積極的になれないでいた。

そこ頃、係員に扮していたハイジャッカーのバンカー(モンテ・マーカム)らは、機内客室の送気管に麻酔ガスを仕掛ける。

機内には、スティーヴンスの招待客、富豪婦人のエミリー・リビングストン(オリヴィア・デ・ハヴィランド)らが搭乗して、豪華な機内でくつろぐ。

そして、ギャラガーの操縦する23-シエラは離陸する。

海洋学者マーティン・ウォレス(クリストファー・リー)とその妻カレン(リー・グラント)の仲は冷めきっていた。

夫が研究に没頭するばかりで、カレンは相手にされずに苛立っていた。

ポーカーをしていたエミリーは、旧知のニコラス・セント・ダウンズ3世(ジョセフ・コットン)が機内にいることに気づき、昔話に花を咲かせ、彼が美術商だと知らされる。

行動を開始したハイジャッカーらは、バンカーが警備担当を殺害し、病人がでたと言ってギャラガーを寝室におびき出す。

ハイジャッカー一味だった副操縦士チェンバース(ロバート・フォックスワース)が機関士を気絶させて、ギャラガーもバンカーに殴り倒される。

乗客らは麻酔ガスで眠らされて、その後に23-シエラは、バミューダ・トライアングルで消息を絶ちセント・ジョージ島に向かう。

スティーヴンスは、海軍が直ちに捜索を開始したことを、戦術管制センターから連絡を受ける。

その頃、低空飛行をしていた23-シエラは、濃霧のために目測を誤り、油田タワーに翼が接触してしまう。

機体は制御不能となり海面に墜落し、損傷した部分から海水が流れ込む。

ギャラガーや乗客は目覚めるものの、機体は浅瀬ではあるが海中に沈んでしまう。

その後ギャラガーは、気密空間である客席に、浸水はしないことを伝え、動揺する乗客を落ちるかせる。

バンカーらは死亡し、コックピットに向かったギャラガーは、息のあったチェンバースが一味だったことを知る。

機体の設計責任者スタン・ビュチェック(ダーレン・マクギャビン)は、機内の状況をチェックして、スティーヴンスの専属獣医ウィリアムズ(M・エメット・ウォルシュ)が、負傷者の手当てをする。

自分を頼る妻カレンよりも、ウォレスはウィリアムズ医師を手伝おうとする。

負傷した盲目の歌手スティーヴ(トム・サリヴァン)は、彼を慕う若い女性ジュリー(キャスリーン・クインラン)に見守られながら息を引き取る。

意識の戻った副操縦士チェンバースから、墜落時の状況を聞いたギャラガーは、自分達の位置が捜索困難だと判断し、自力で脱出する方法を考える。

戦術管制センター。
専用機の製造責任者ジョー・パトローニ(ジョージ・ケネディ)は、待機していたスティーヴンスに捜索状況を説明する。

スティーヴンスは、機内にいる娘リサ(パメラ・ベルウッド)と孫の安否を気遣い、パトローニは彼を励ます。

客室にも、わずかではあるが海水が侵入し始め、海上に船が近づくものの、機体は発見されなかった。

ギャラガーは、貨物室から救命ボートを排出して、信号を発信させ自分達の居場所を知らせることを乗客に伝え、ウォレスがそれを手伝おうとする。

配線のショートではドアが開かずに、それを何とかしようとしたウォレスは、ドアが開いた瞬間に吹き飛ばされて命を落とす。

ギャラガーは、何とか救命ボートを放出して海面に上がるが、夫の死を知ったカレンは泣き崩れる。

取り乱したカレンが、客室のドアを開けようとしたため、イヴが彼女を殴り倒す。

信号を発信したギャラガーの居場所と、沈んでいる機体も偵察機が確認して本部に連絡される。

海軍の救難ヘリコプターが、スティーヴンスも同行して直ちに現場に向かうことになる。

現場に到着した、戦車揚陸艦USS Cayuga (LST-1186)に救出されたギャラガーは、艦長に状況を説明する。

その頃、機内では浸水が始まり、機体は引き揚げられることになり、その準備が始まる。

ギャラガーは、潜水員と共に海中に向かい、機内の乗客に引き揚げの準備をさせる。

機体には多数の気球が取り付けられ、空気が注入される。

浸水が始まりながら機体は浮上し始めるが、カレン他犠牲者もでる。

海面に浮上した機体から乗客は救出され、再び沈み始めた機体に取り残されたイヴを、ギャラガーが助ける。

そして、救出されたギャラガーとイヴは愛を確かめ合い、乗客の元に戻る。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「大空港」(1970)
・「エアポート’75」(1974)
・「エアポート’77」(1977)
・「エアポート’80」(1979)

*(簡略ストー リー)

大富豪であるスティーヴンスは、フロリダパームビーチにある豪邸を美術館として寄付する。
スティーヴンスは、大量の美術品と招待客を、専用機でワシントンD.C.からフロリダに移送させる。
しかし、専用機は美術品を狙うハイジャッカーに制圧されてしまう。
バミューダ・トライアングルで、消息を絶った専用機の捜索は始まるが、油田タワーと接触事故を起した機体は、海面に墜落して沈んでしまう。
気密空間の客室は何とか浸水は免れるが、外部との連絡が取れないため、パイロットのドン・ギャラガーは、動揺する乗客を落ち着かせて、何とか単独での脱出を考えるのだが・・・。
__________

前作から、監督のジャック・スマイトが交替したが、他はほぼ同じスタッフで製作された。

改造された巨大旅客機”ボーイング747-100”が、海底に沈んでしまうというアイデア、前作を凌ぐ豪華キャストなど話題の多い作品で、興行収入も、北米で約3000万ドルとまずまず検討した。

第50回アカデミー賞では、美術と本作までのシリーズ作品を担当するイデス・ヘッドが衣装デザイン賞にノミネートされた。

シリーズの顔、”ジョー・パトローニ”役ジョージ・ケネディが、専用機の製造責任者として本作にも登場するが、活躍は少なく影が薄いのは残念だ。

しかし、アメリカの至宝とも言えるジェームズ・スチュアートの出演で作品は一気に引き締まり、当時、シリアスな演技が目立つようになっていたジャック・レモンが、体を張った演技でパイロット役を熱演する。

その恋人で、富豪の秘書ブレンダ・バッカロ、美術商のジョセフ・コットンオリヴィア・デ・ハヴィランドの組み合わせなどは、ファンを楽しませてくれる。

海洋学者の夫クリストファー・リーの愛を得られないリー・グラント、専用機の設計責任者のダーレン・マクギャビン、富豪の専属獣医役M・エメット・ウォルシュ、富豪の娘役パメラ・ベルウッド、まだ20代前半の若いキャスリーン・クインラン、彼女に心を寄せる盲目の歌手トム・サリヴァン、ハイジャッカー、ロバート・フォックスワースモンテ・マーカムなどが共演している。


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