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エイリアン2 Aliens (1986)


4.14/5 (35)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

前作「エイリアン」(1979)の大ヒットを受けて7年ぶりに登場した続編。
数十年経過した地球軌道に帰還した主人公が、再びエイリアンとの戦いに挑む姿を描く、原案、監督、脚本ジェームズ・キャメロン、主演シガニー・ウィーバーマイケル・ビーンランス・ヘンリクセンポール・ライザービル・パクストン他共演のSFアクション。


SF


スタッフ キャスト ■
監督:ジェームズ・キャメロン
製作:ゲイル・アン・ハード
製作総指揮
ゴードン・キャロル

デイヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
キャラクター創作
ダン・オバノン

ロナルド・シャセット
原案
ジェームズ・キャメロン

デイヴィッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
脚本:ジェームズ・キャメロン
撮影:エイドリアン・ビドル
編集:テリー・ローリングス
美術:ピーター・ ラモント
視覚効果/特殊メイク:スタン・ウィンストン
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演
エレン・リプリー:シガニー・ウィーバー

ドゥウェイン・ヒックス:マイケル・ビーン
ビショップ:ランス・ヘンリクセン
カーター・J・バーク:ポール・ライザー
ウィリアム・ハドソン:ビル・パクストン
ニュート(レベッカ・ジョーダン):キャリー・ヘン
ジャネット・ヴァスケス:ジェニット・ゴールドスタイン
ウィリアム・ゴーマン中尉:ウィリアム・ホープ
コレット・フェッロ:コレット・ヒラー
ダニエル・スパンクマイヤー:ダニエル・キャッシュ
アル・エイポーン:アル・マシューズ
マーク・ドレイク:マーク・ロルストン
ウィズボウスキー:トレバー・スティードマン
クロウ:ティップ・ティッピング
フロスト:リッコ・ロス
ディートリック:シンシア・スコット

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

1986年製作 137分(特別編154分)
公開
北米:1986年7月18日
日本:1986年8月9日
製作費 $18,500,000
北米興行収入 $85,160,250
世界 $131,060,250


アカデミー賞 ■
第59回アカデミー賞
・受賞
視覚効果・音響編集賞
・ノミネート
主演女優(シガニー・ウィーバー)
編集・作曲・録音・美術賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
エイリアンの襲撃を受けて、宇宙貨物船ノストロモ号から脱出したエレン・リプリー(シガニー・ウィーバー)は、漂流を続ける。

その後リプリーは、偶然サルベージ船に救助され、地球軌道上の中継ステーションに運ばれてくる。

地球時間で57年もの月日が流れ、リプリーは、地球に残していた娘の死亡などを、貨物船会社ウェイランド=ユタニのカーター・J・バーク(ポール・ライザー)から知らされる。

その後リプリーは、惑星LV-426(アチュロン)で起きた事件と、生物の存在を会社上層部に報告する。

しかし、それを信じてもらえないリプリーは、精神患者として隔離されてしまう。

アチュロンには、調査技師とその家族が60~70いて、20年もの間住みついていると聞いたリプリーは驚いてしまう。

その頃アチュロンでは、リプリー達を襲った生命体による事件が再び起きる。

バークは、アチェロンからの連絡が途絶えた原因調査のために、リプリーに案内役として同行を求める。

その要請を断ったリプリーだったが、毎日悪夢にうなされる彼女は、生命体(エイリアン)絶滅を条件に、アチュロン行きを承諾する。

リプリーは、バーク、海兵隊員ウィリアム・ ゴーマン中尉(ウィリアム・ホープ)、ドゥウェイン・ヒックス(マイケル・ビーン)、ウィリアム・ハドソン(ビル・パクストン)、ジャネット・ヴァスケス(ジェニット・ゴールドスタイン)、ディートリック(シンシア・スコット)、アル・エイポーン(アル・マシューズ)、マーク・ドレイク(マーク・ロルストン)、の他、アンドロイドのビショップ(ランス・ヘンリクセン)と共に、軍事輸送船スラコに乗り込みアチュロンに向かう。

冷凍睡眠から目覚めた、隊員達の危機感のない楽観的な態度や、アンドロイドを再び同行させた会社側に不快感を表すリプリーだったが、得意のパワーローダー操縦で気を紛らわす。

アチュロンの軌道上に達し、着陸船で地上に降り立った乗組員は、居住施設に入り生存者の捜査を始める。

装甲車で待機していたリプリーは、エイリアンの体液で溶解した床などを、隊員の監視カメラで確認する。

建物内部に入ったリプリーは、医務室にエイリアンの幼虫が捕獲されていることを知る。

そして隊員は、植民地家族の生き残りで、家族を殺されたレベッカ・ジョーダン(キャリー・ヘン)という7歳の女の子を発見して保護する。

リプリーは、亡くなった娘のことを想いながら、レベッカの面倒を見るが、彼女は自分をニュート呼ぶ。

エイリアンの反応をキャッチした一行は、冷却装置の爆破を避けるため、強力な武器を使うことができなくなる。

やがて、建物全体がエイリアンの巣と化していることに気づく間もなく、隊員は次々と襲われる。

ヴァスケスは命令を無視して発砲してしまい、壮絶な戦いが始まる。

ゴーマン中尉は撤退命令を出すが、リプリーは装甲車を走らせて隊員らの救出に向かう。

生き残った隊員を救出し、リプリーは装甲車で建物から脱出するが、ゴーマンは負傷してしまう。

エイリアンに襲われた、エイポーンやディートリックが生きていることが分かるが、リプリーは救出が困難なことを指摘する。

そしてリプリーは、軌道上から施設を核攻撃することを提案するが、大金をかけている施設爆破にバークは反対する。

ゴーマンが意識を失っているため、伍長のヒックスに判断が委ねられ、彼は核攻撃を指示する。

しかし、退避のため隊員とリプリーらを迎えに来た着陸船が、エイリアンに襲われ墜落してしまう。

孤立したリプリーらは、彼女を中心としてエイリアンから身を守るために、武器を集めて、施設の設計図を基に対策を考える。

やがて、リプリーとニュートは、親子のように心が通い合うようになる。

バークは、リプリーにエイリアン絶滅を約束したはずだったが、彼はエイリアンを生物兵器として利用するために、生きたまま地球に持ち帰ろうとしていた。

それを知ったリプリーは激怒し、バークの危機意識のない無責任な行動を非難する。

経路遮断地点に設置した、自動感知の武器が発砲を始め、やがて弾を使い切るがエイリアンの反応は消えず、敵が、かなりの大群だということが分かる。

リプリー達は、母船から、別の着陸船を遠隔操作で操縦できるビショップに望みを託し、彼は電波発信塔に通ずる通気管から目的地に向かう。

その間、無数のエイリアンがリプリー達に迫り、バークは、リプリーとニュートにエイリアンを宿し、地球に連れ帰ることを画策する。

医務室に、エイリアンと閉じ込められたリプリーとニュートは、スプリンクラーを作動させて自分達の危機を知らせる。

リプリーとニュートを助け、バークを拘束したヒックスらだったが、現れた大量のエイリアンとの戦いが始まる。

ハドソンとバークはエイリアンの餌食となり、ニュートの誘導で、ビショップが遠隔操作に成功した、着陸船の到着所に急ぐ。

負傷したヴァスケスを救出に行ったゴーマンは、彼女と共に自爆して仲間の逃亡を助けるものの、爆破の衝撃でリプリーはニュートを見失ってしまう。

リプリーとヒックスはニュートを見つけるが、エイリアンが彼女を連れ去る。

到着した着陸船に、ビショップと負傷したヒックスを待機させたリプリーは、施設の爆破が迫る中、ニュートの救出に向かう。

エイリアンが、直ぐにはニュートを殺さないことを知っていたリプリーは、彼女を救い出して、エイリアンの巣を見つける。

そして、リプリーはその場で、大量の卵を産み落としていたエイリアン・クィーンに攻撃を加える。

リプリーは、迎えに来た着陸船に乗り込み、エイリアンの巣と化した施設は爆破される。

母船に戻ったリプリーらだったが、着陸船に忍び込んでいたエイリアン・クィーンが、ビショップの体を真二つに引き裂き、リプリーに襲いかかる。

リプリーはパワーローダーで対抗し、着陸船のハッチを開き、エイリアンを宇宙空間へと放出する。

そして、自分ををママと呼ぶニュート、負傷したヒックスとビショップを冬眠させて、リプリーは地球に向けて旅立つ。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「エイリアン
」(1979)
・「
エイリアン2」(1986)
・「
エイリアン3」(1992)
・「
エイリアン4」(1998)

・「プロメテウス」(2012)

*(簡略ストー リー)
貨物船乗組員エレン・リプリーは、エイリアンの手から逃れて宇宙を漂流し、地球時間では57年も経過する。
その後リプリーは、サルベージ船に救出されて、地球軌道上の中継ステーションに向う。
しかしリプリーは、惑星アチュロンで起きた事件を、会社側に信じてもらえないでいた。
そんな時、既に植民地化されていたアチュロンと交信が途絶え、海兵隊員を伴った調査団が、現地に派遣されることになる。
その案内役を、一旦は断ったリプリーだったが、エイリアン絶滅を条件に、再びアチュロンに向かうことになる。
リプリーらは、アチュロンに到着後、無人となった施設で、生き残った少女ニュートを発見する。
そして、既にエイリアンの巣と化していた施設内で、リプリーらとエイリアンの、壮絶な戦いが再び始まる・・・。
__________

監督は、2年前の「ターミネーター」(1984)で一躍脚光を浴びた、弱冠32歳のジェームズ・キャメロンが担当し、かなりの部分で、前作よりスケールアップされている。

しかし、衝撃的な前作の興行記録は破れず、北米では前作を上回る約8500万ドルだったが、全世界では5000万ドル以上ダウンの、約1億3100万ドルに留まった。

第59回アカデミー賞では、視覚効果と音響編集賞を受賞した。
・ノミネート
主演女優(シガニー・ウィーバー)
編集・作曲・録音・美術賞

配役も、「ターミネーター」(1984)のマイケル・ビーンランス・ヘンリクセンビル・パクストンらを起用し、映像の雰囲気や登場人物なども、どことな同作に似ている。

前作で、話題になったH.R.ギーガー独特の造形物デザインは登場せずに、エイリアンなどのメイクなどをスタン・ウィンストンに任せてしまうところなどは、ただの続編には終らせない、ジェームズ・キャメロンの独創性を感じさせる。

また、原案には、ジェームズ・キャメロンの他、アクション監督ウォルター・ヒルも参加している。

古代ローマ軍のような、海兵隊員達の装備のデザイン・センスも抜群にいい。

前作の雰囲気を継承しつつ、さらに迫力を加えたジェームズ・ホーナーの音楽も印象に残る。

本作でアカデミー主演賞にノミネートされた主人公を演ずるシガニー・ウィーバーの奮闘は、男優のアクション以上のハードなものになっているが、激しさだけでなく、少女ニュートに対しては、母性を感じさせる繊細な演技も見せてくれる。

同じく、エイリアン・クィーンの母性も描かれているところなどが、前作とは違った味わいとなっている。

またアンドロイドランス・ヘンリクセンが、なかなかいい役柄で登場し、そのビショップは、前作のアッシュよりも人間味が増していて、50年以上の歳月を経て進化した技術が窺える細かい演出だ。

リプリーには、地球に娘がいたとい設定になっていて、彼女が57年間漂流している間に、66歳で死亡しているのだが、その娘の写真には、シガニー・ウィーバーの実の母親が写っている。
(確かに似ている・・・)

エイリアン捕獲を画策する会社側のポール・ライザー、アチュロンの生き残りキャリー・ヘン、男勝りの戦士で、後にキャメロン作品「ターミネーター2」(1991)や「タイタニック」(1997)にも出演するジェニット・ゴールドスタイン、隊員から信頼されていないが、最後に勇気を見せる指揮官ウィリアム・ホープ、隊員達、アル・マシューズマーク・ロルストンコレット・ヒラーダニエル・キャッシュ、トレバー・スティードマン、ティップ・ティッピングリッコ・ロスシンシア・スコットなどが共演している。


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