私だけのハッピー・エンディング A Little Bit of Heaven (2012) 3/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

末期ガンを宣告された女性が家族の問題に悩み、友人達との最後の日々を過ごしながら主治医との恋に落ちる姿を描く、ケイト・ハドソンガエル・ガルシア・ベルナルウーピー・ゴールドバーグキャシー・ベイツ他共演、監督ニコール・カッセルによるコメディ・ドラマ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■

監督:ニコール・カッセル
製作総指揮
ニール・サッカー

マイケル・ゴーゲン
マイケル・ウェザリル
スコット・ブライト
製作
ジョン・デイヴィス

マーク・ギル
アダム・シュローダー
ロバート・カッツ
脚本:グレン・ウェルズ
撮影:ラッセル・カーペンター
編集:スティーヴン・A・ロッター
音楽:エイトール・ペレイラ

出演
マーリー・コーベット:ケイト・ハドソン

ジュリアン・ゴールドスタイン:ガエル・ガルシア・ベルナル
神:ウーピー・ゴールドバーグ
ベェヴァリー・コーベット:キャシー・ベイツ
サラ・ウォーカー:ルーシー・パンチ
ジャック・コーベット:トリート・ウィリアムズ
レネー・ブレア:ローズマリー・デウィット
ヴィニー:ピーター・ディンクレイジ
ピーター・クーパー:ロマニー・マルコ
サンダース教授:アラン・デール
ロブ・ランドルフ:スティーヴン・ウェーバー

アメリカ 映画
配給 Millennium Entertainment

2012年製作 106分
公開
北米:2012年5月4日
日本:2011年12月17日
北米興行収入 $15,375
世界 $1,296,937


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

広告代理店勤務のマーリー・コーベット(ケイト・ハドソン)は、30歳で仕事も順調だった。

マーリーは独身生活を楽しみ、友人達に囲まれ、気ままな毎日を送っていた。

遅刻しながらもプレゼンを成功させたマーリーは、同僚のサラ・ウォーカー(ルーシー・パンチ)と共に、友人達の集まるバーで祝杯を挙げる。

特定な恋人を持たずに深い関係も拒むマーリーは、親友のレネーー・ブレア(ローズマリー・デウィット)から、恋人を作るべきだと助言される。

そんなマーリーは、医師のジュリアン・ゴールドスタイン(ガエル・ガルシア・ベルナル)の検診を受ける。

ジュリアンによる腸の検査を受けたマーリーは、麻酔で眠った後、”ウーピー・ゴールドバーグ”の外見をした神に会い、死を知らされる。

願いを叶えてあげると神に言われたマーリーは、空を飛ぶこと、100万ドルを手に入れたいこと、三つめが思い浮かばないことを伝えたところで麻酔が切れて目覚める。

検査の結果、マーリーは大腸ガンだと診断され、手術も手遅れの状態であることをジュリアンから知らされる。

ジュリアンは、末期ガン治療の権威であるサンダース教授(アラン・デール)に相談をすることを提案し、マーリーは、彼の言葉には思いやりが足りないと言ってその場を去る。

マーリーは、サラやレニー、ピーター・クーパー(ロマニー・マルコ)ら友人にそれを告白する。

母ベヴァリーにも電話でそれを伝えたマーリーは、、父ジャック(トリート・ウィリアムズ)を含めた三人で食事をすることになる。

ベヴァリーとジャックの娘に対する考えは合わず、ジャックは家を出る。

会社には休暇だということで病気は隠し、マーリーは化学療法を受けることになる。

ある夜、バーでジュリアンと出くわしたマーリーは、彼を食事に誘い恋愛観などを語り合い別れる。

化学療法の効果が見られないマーリーは、サンダースに会い、ジュリアンの提案で臨床試験を受けることになる。

辛い治療を受け、上司のロブ・ランドルフ(スティーヴン・ウェーバー)に病気のことを伝えたマーリーは、会社の団体保険を申請すれば、100万ドルが受け取れるという、神と話した願い事が一つ叶うことを知る。

その後マーリーは、周囲の気遣い、特にベヴァリーの過剰な対応に苛立ち始める。

仲間達とのショッピングを楽しんだ後、痛みでうずくまったマーリーは病院に運ばれる。

ジュリアンの治療を受けたマーリーは、患者のための資金集めのパーティーに誘われ同行する約束をする。

アパートに戻ったマーリーは、隣人ピーターが手配した、エスコート・サービスのヴィニー(ピーター・ディンクレイジ)を追い払おうとする。

しかし、ヴィニーが、二度死にかけて、その時体験したことを語ったため、マーリーは彼に興味を持ち呼び戻す。

意気投合した二人は楽しい時を過ごし、マーリーは好きな人にパーティーに誘われていることをヴィニーに伝えて励まされる。

その後二人は、愛し合っていることを装い、ピーターを驚かせる。

会場でジュリアンを見つけたマーリーだったが、その場に出席していたサンダースと顔を合わせる。

サンダースは、マーリーが治療を止めたことをジュリアンに知らせ、患者とは距離を置くべきだと彼に意見する。

その場を離れたくなったジュリアンは、マーリーに誘われてあるクラブに向かう。

その後、散歩をした二人は、自然な成り行きで愛し合い、マーリーは治療を止め、自分自身が満足できる毎日を送りたかったことをジュリアンに伝える。

思い通りのことをして過ごすことを決めたマーリーは、ジュリアンや友人らと満ち足りた日々を送る。

しかしマーリーは、死期が近づくことを考えると、再び苛立ち始め、ジュリアンの気遣いを拒んでしまう。

レニーやピーターにも嫌味を言い、酔いながら自転車に乗り車と衝突したマーリーは、神に再会する。

マーリーは、愛してくれているジュリアンへの気持ちが大切だと神に言われ、自分が死んだと思っていることも否定される。

車との衝突を回避して頭を打ち、ベヴァリーと病院に向かったマーリーは、ジュリアンに会い、自分の気持ちを伝えて願い事を叶える。

マーリーは、母ベヴァリーとの愛も確かめ合い、ピーターにも、彼女なりの方法で謝罪する。

不仲の父ジャックからの連絡があり、食事をすることになったマーリーは、彼が何を求めているのかが理解できずに席を立ってしまう。

後を追ったジャックは、嫌われていても愛していることだけを伝え、それを知ったマーリーは父を抱きしめる。

レネーを訪ねたマーリーは、返事をしない彼女が、ドア越しに聞いていることを知りながら、友情に感謝をしてその場を去る。

その後マーリーは、空を飛ぶという願いをジュリアンと共に叶える。

やがて、ベッドから起き上がれなくなったマーリーは、両親や友人らの気遣いを受け入れる日々を過ごす。

ベヴァリーに、二人で取った写真を贈ったマーリーは、サラには、死を恐れていないことを伝えて意識を失う。

病院に運ばれたマーリーだったが、ジュリアンには連絡がつかず、レネーは、今にも出産しそうで、父ジャックはニューヨークに向かっていた。

電話に気づいたジュリアンは、出会えて良かったという、マーリーからの留守電メッセージを聞きながら病院に向かう。

そしてマーリーは、ジュリアンが到着したことに気づき、一瞬目を開け、彼に愛を告げられて息を引き取る。

レネーは男の子を出産し、ジャックは機内で娘を想い、病室ではベヴァリー、サラ、ピーターが、ジュリアンと共にマーリーの死を受け入れる。

その後、マーリーの葬儀は陽気に行なわれ、彼女は神と共にそれを見つめる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

仕事も順調な、広告代理店勤務のマーリー・コーベットは、特定の恋人も持たずに、気ままな毎日を過ごしていた。
そんなマーリーは、検診を受けた結果、医師のジュリアン・ゴールドスタインから、末期の大腸ガンを宣告される。
検診の際、麻酔で意識を失ったマーリーは神に会い、三つの願い事を叶えると言われる。
マーリーは、監査結果を正直に友人や両親に伝え、周囲の過剰な気遣いを嫌いながらも、化学療法を受けることになる。
しかしマーリーは、自分らしく生きることを決めて治療を止め、残された時間を、従来通り自由気ままに過ごすことを考える。
その間マーリーは、自分とは対照的な、実直な青年ジュリアンと親交を深め、心触れ合うようになるのだが・・・。
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人間関係や厳しいビジネスの世界など、世知辛い世の中を生き抜く逞しさを持つ雰囲気のヒロインが、彼女とは対照的な誠実な人物との恋で、本当の自分らしさを発見するという、ファンタジーの要素もある、古典的とも言える展開のラブ・ストーリー。

プライドも高く、自分をさらけ出すことを嫌い、それを恐れるヒロインは、気丈には見えるが、それらを隠すため相手をジョークなどで翻弄するという、ユニークな女性像に共感できる方も多いはずだ。

ヒロインを演ずるケイト・ハドソンは、キュートな魅力が印象的だった、母親ゴールディ・ホーンのイメージを追うことなく、自分の個性を貫く姿勢が成功している理由だろう。

下ネタ満載の純なコメディと思いきや、メロドラマ風のクライマックスまで、痛々しい姿で熱演する主人公ケイト・ハドソン、彼女を支える誠実な主治医ガエル・ガルシア・ベルナル、神役のウーピー・ゴールドバーグ、主人公の母親を貫禄で演ずるキャシー・ベイツ、父親トリート・ウィリアムズ、友人ルーシー・パンチローズマリー・デウィットロマニー・マルコ、エスコートクラブの男性ピーター・ディンクレイジ、末期ガン治療の権威アラン・デール、主人公の上司スティーヴン・ウェーバーなどが共演している。


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