クライム・スピード American Heist (2014) 3.37/5 (30)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1959年に公開された、スティーヴ・マックイーン主演の”The Great St. Louis Bank Robbery”を基に製作された作品。
まともな人生を歩もうとした矢先に出所した兄に誘われて銀行強盗計画に加わった青年の運命を描く、製作、監督サリク・アンドレアシアン、主演ヘイデン・クリステンセンエイドリアン・ブロディジョーダナ・ブリュースター他共演の犯罪アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:サリク・アンドレアシアン

製作
トーヴ・クリステンセン
ゲオルギー・マルコフ
サリク・アンドレアシアン
ゲヴォンド・アンドレアシアン
ウラジミール・ポリャコフ
原作:チャールズ・グッゲンハオムThe Great St. Louis Bank Robbery
脚本:ラウル・イングリス
撮影:アントニオ・カルヴァッシュ
編集
キリル・コジロフ
キラン・パレガッダ
音楽:エイコン

出演
ジェームズ/ジミー・ケリー:ヘイデン・クリステンセン
フランキー・ケリー:エイドリアン・ブロディ
エミリー:ジョーダナ・ブリュースター
シュガー:エイコン
レイ:トリー・キトルズ
スプーニー:ルイス・ダ・シルバ
整備工場のオーナー:ランス・E・ニコルズ
サリヴァン警部:ジョー・クレスト
目撃者:レイチェル・ビルソン
貸付係:ローラ・カユーテ

アメリカ 映画
配給
サバン・キャピタル・グループ
Films Glacier
2014年製作 94分
公開
北米:2015年7月24日
日本:2015年11月7日
製作費 $10,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューオーリンズ
爆弾製造の罪で服役歴があるジェームズ/ジミー・ケリー(ヘイデン・クリステンセン)は、自動車整備工として新しい人生を歩み始めていた。

ジェームズの兄フランキーは、10年の刑を終えて出所し、迎えに来た仲間のシュガー(エイコン)とスプーニー(ルイス・ダ・シルバ)共にクラブに向かい、久しぶりに羽目を外す。

その後、現れたフランキーを殴ったレイ(トリー・キトルズ)は、ジェームズを呼び出そうとする。

独立を考えるジェームズだったが、融資を受けられずに悩んでいた。

そんなジェームズは、車の修理に来た元恋人のエミリー(ジョーダナ・ブリュースター)に声をかける。

警察で通信指令オペレーターをすると言うエミリーから、突然、姿を消した理由を訊かれたジェームズは、外国に旅に出ていたと答える。

ジェームズから、車は自宅で直してあげると言われたエミリーは、彼の好意を嬉しく思う。

帰宅したジェームズはフランキーに気づき、自分を陥れたことを批判して揉み合いになる。

フランキーが謝罪したため、一応、納得したジェームズは、飲みに行こうと言われるが、明日にすると伝える。

エミリーの家を訪ねて車の修理を始めたジェームズは、燃料タンクに砂糖が入れられていたことに気づく。

イタズラだろうと言うジェームズは、部品などを交換すれば直るとエミリーに伝える。

翌日、銀行に向かい、貸付係(ローラ・カユーテ)から小口融資を断られたジェームズは、落胆しながらフランキーに付き合う。

フランキーとバーに向かったジェームズは、自分のせいで刑務所に入った償いはすると言われる。

”不動産関係”の仲間を紹介するとフランキーから言われたジェームズは、外で待っていたレイとシュガーと共にある場所に向かう。

車で待っているように指示されたジェームズは、フランキーらが遅いために様子を見に行き、銃声がした直後に現れた彼らとその場を離れる。

車に戻ったジェームズらは、駆け付けたパトカーに追われる。

パトカーをまいたジェームズだったが、相手を射殺したことでジェームズは動揺する。

レイから、これからは仲間だと言われたジェームズは、車を処分するように指示される。

自宅に向かったジェームズは、荷物をまとめて旅立とうとするが、そこにフランキーが現れる。

ようやく過去と決別してまともな人生を歩もうとしていたジェームズは、再び自分をトラブルに巻き込んだフランキーを非難する。

引き留められたジェームズは、フランキーの話を聞こうとせずに家を出るが、レイとシュガーが待っていた。

レイから、シュガーが車を処分するのでキーを渡せと言われたジェームズは、仕方なく指示に従い、旅立つことを諦める。

翌日、レイの考える銀行強盗計画に加わることになったジェームズは、逆らえば殺されると言うフランキーが、エミリーのことを口にしたために彼を責める。

フランキーは、刑務所内で辱めを受けた際にレイが守ってくれたことをジェームズに伝え、今回の計画が終われば逃げられると言って、もう二度としないと約束する。

そんな単純な話ではないと言うジェームズは、その場を去る。

エミリーの家に向かい車を直したジェームズは、彼女と愛し合う。

刑務所に入っていたという噂を聞いたとエミリーから言われたジェームズは、同じ噂のあるフランキーと共に旅に出て、自分だけ戻ってきただけだと伝える。

エミリーを警察に送ったジェームズは、フランキーと共に墓地に向かう。

レイと共に現れたシュガーは拳銃でフランキーを殴り、ジェームズは、警察に送ったエミリーのことを訊かれる。

エミリーが警官でないことをジェームズに確認したレイとシュガーは、納得してその場を去る。

その後、エミリーの車に砂糖を入れてことをジェームズに疑われたフランキーは、それを否定してレイらの仕業だろうと伝える。

バーで飲みながら、子供時代の苦労話をフランキーから聞かされたジェームズは、二人で感傷に浸る。

エミリーに会い、この一週間の関係は間違いだったと伝えたジェームズは、気分を害した彼女に町を出ることを伝える。

ジェームズの話を聞き入れる気のないエミリーは、彼を追い出す。

計画実行の日。
車が爆破されたという通報を受けたエミリーは、バスにつながれた3台の車が暴走したことも知り、別の爆発も起きる。

武装して銀行を襲ったレイらは、支店長に金庫を開けさせる。

支店長を射殺したレイは、シュガーと共に大金を奪うが、強盗に気づいた女性(レイチェル・ビルソン)が警察に通報し、それをエミリーが受けて本部に伝える。

無線を傍受していたため車を降りたジェームズから、警察が来ると言われたスプーニーは、バンで逃走してしまう。

パトカーが駆け付け、窓越しにジェームズに銃を向ける警官をフランキーが射殺してしまう。

銃撃戦が始まり、フランキーは脇腹を撃たれてしまい、レイは、車を確保するようジェームズに指示する。

女性を人質に取ったレイとシュガーは、ジェームズが奪った車に乗る。

ジェームズは、動けないフランキーの元に向かい、車を出したレイとシュガーはパトカーに激突し、人質は逃げる。

自殺しようとしたフランキーは死にきれず、現れたジェームズから傷は浅いと言われる。

人質を連れて入り口に向かったジェームズは、対応したサリヴァン警部(ジョー・クレスト)に交渉人を要求して、引き揚げるよう指示する。

シュガーと別れたレイは、追ってきた警察のヘリコプターに発砲して撃墜する。

救急箱を探してフランキーの傷口の止血をしたジェームズは、交渉人が来ることを伝えるが、刑務所には戻りたくないと言われる。

傷を負ったシュガーは結婚式場に乱入し、警官隊に射殺される。

路地で警官に行く手を阻まれたレイも射殺される。

ビルの屋上には、狙撃手が配備される。

ジェームズの愛を確かめたフランキーは、彼を殴って気絶させる。

人質の服をジェームズに着せたフランキーは、覚悟を決めて外に出る。

その様子が、署内のモニターに映し出され、エミリーは、犯人がフランキーとジェームズだったことを知る。

フランキーは狙撃手に射殺され、人質と思われたジェームズは警官隊に保護される。

救急車に乗せられたジェームズは、犯人だと気づいた救命士を殴り倒し、その場から逃走する。

救命士から、保護した男は人質ではなかったという連絡を受けたエミリーは、それを本部には報告せず、席を立ちその場を去る。

バスに乗ったジェームズは、街を離れようとする。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューオーリンズ
爆弾製造の罪で服役歴があるジェームズ/ジミー・ケリーは、自動車整備工として独立し新しい人生を歩もうとしていた。
そんな時ジェームズは、10年の刑を終えて出所した兄フランキーが現れたため、自分を陥れた彼を責める。
フランキーから謝罪されたジェームズは、一応、納得するものの、その後、銀行から融資を断られて落胆する。
そんなジェームズは、元恋人のエミリーと再会し、彼女の車を直したことがきっけとなり寄りを戻す。
その後、ジェームズは、フランキーに誘われて仲間のレイとシュガーを紹介され、銀行強盗計画に加わることになるのだが・・・。
_________

全体的には犯罪アクションなのだが、共に犯罪者として服役した兄弟が、社会から疎外されながら苦悩し、悲しい運命を歩む姿を描くドラマでもある。

銀行強盗計画が進行する緊迫感やアクションなどは迫力に欠けるが、辛い人生を歩んできた兄弟愛などは深く描かれている。

魅力的なキャスティングと、アルメニア出身であり、本作がハリウッド・デビューとなる製作も兼ねるサリク・アンドレアシアンの演出は注目ではあるものの内容は平凡で、拡大公開もされず商業的には成功しなかった作品。

終始、悲壮感が漂う、夢が打ち砕かれてしまう青年を演ずるヘイデン・クリステンセン、その兄を演ずる、小作にも拘らず手抜きをすることなく、実力派らしく熱演するエイドリアン・ブロディ、主人公と寄りを戻す恋人で、警察の通信指令オペレーターをする、クライマックスでは辛い立場となるジョーダナ・ブリュースター、銀行強盗計画のリーダー、トリー・キトルズ、その仲間エイコンルイス・ダ・シルバ、整備工場のオーナー、ランス・E・ニコルズ、銀行に駆け付ける警部ジョー・クレスト、事件の目撃者レイチェル・ビルソン、銀行の貸付係ローラ・カユーテなどが共演している。


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