48時間PART2 Another 48 Hours (1990) 3/5 (26)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ヒットした「48時間」(1982)の続編。
暴走刑事と彼に協力させられる囚人が繰り広げる犯罪捜査を描く、監督ウォルター・ヒル、主演エディ・マーフィニック・ノルティブライオン・ジェームズエド・オロス他共演のサスペンス・アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト

監督:ウォルター・ヒル
製作総指揮
マーク・リプスキー

ラルフ・シングルトン
製作
ローレンス・ゴードン

ロバート・D・ウォックス
脚本
ラリー・グロス

ジェブ・スチュアート
ジョン・ファサノ
撮影:マシュー・F・レオネッティ
編集
フリーマン・デイヴィス
カーメル・デイヴィス
ドン・アーロン
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演
レジー・ハモンド:エディ・マーフィ

ジャック・ケイツ:ニック・ノルティ
ベン・キーホー:ブライオン・ジェームズ
フランク・クルーズ:エド・オロス
ブレイク・ウィルソン:ケヴィン・タイ
ウィリー・ヒコック:デヴィッド・アンソニー・マーシャル
リチャード”チェリー”ギャンズ:アンドリュー・ディヴォッフ

タイローン・バローズ:ブレント・ジェニングス
マルコム・プライス:テッド・マークランド
カークランド・スミス:バーニー・ケイシー
刑務所長:フェリス・オーランディ
エンジェル・リー:ペイジ・レオン
エイミー・スミス:ティシャ・キャンベル=マーティン

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

1990年製作 93分
公開
北米:1990年6月8日
日本:1990年10月
製作費 $38,000,000
北米興行収入 $80,820,000
世界 $153,518,974


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
砂漠のバーにいたバイカーのマルコム・プライス(テッド・マークランド)は、バイクで現れた仲間のウィリー・ヒコック(デヴィッド・アンソニー・マーシャル)とリチャード”チェリー”ギャンズ(アンドリュー・ディヴォッフ)に、受け取った前金を見せる。

写真を見せられたチェリーは、殺す相手が、兄を警察に売った男レジー・ハモンド(エディ・マーフィ)だと言うことを確認する。

そこに現れた女性警官は、ヒコックとチェリーに会ったことがあるような気がするが、直後に射殺される。

パトカーにいた警官と、バーの店主も射殺される。

サンフランシスコ
市警の刑事ジャック・ケイツ(ニック・ノルティ)は、麻薬組織の謎の黒幕アイスマンを追い、モトクロスのレース場で取引現場を押さえる。

しかし、銃撃戦になったジャックは、売人のタイローン・バローズ(ブレント・ジェニングス)に逃げられてしまう。

現場を調べたジャックは、かつて強引に捜査の協力をさせた囚人レジーの写真を見つける。

同僚のベン・キーホー(ブライオン・ジェームズ)とフランク・クルーズ(エド・オロス)も駆け付けて捜査に協力し、ジャックは、内務調査官ブレイク・ウィルソン(ケヴィン・タイ)から、一向に進まない捜査について追及され、アイスマンは存在しないのではないかと言われる。

焼死した取引の犯人だという男の銃も見つからないことで、ウィルソンに責められるジャックは、発砲されたので撃ち返しただけだと反論する。

服役中のレジーの元に向かったジャックは、預かった現金のことで揉めて殴り合いとなり、レジーは独房に入れられてしまう。

バーでプライスに会ったバローズは、仕事のことを確認して、砂漠で起こした騒ぎのことなどで意見し、爆破物を渡す。

自分の女エンジェル・リー(ペイジ・レオン)のことをバーテンダーに訊いたチェリーは、彼女が別の店に移ったことを知る。

レース場での事件をウィルソンから告発され、発砲が不当だと判断されたジャックは、キーホーからも、アイスマンの深追いを止めるよう忠告される。

出所するレジーは、所内で命を守った代償として、囚人のカークランド・スミス(バーニー・ケイシー)から金を要求され、それを約束する。

レジーを待っていたジャックは、金は協力したら渡すと言って、追っているアイスマンが命を狙っていることを伝える。

金のことが納得いかないレジーは、ジャックの話を聞こうとせずにバスで街に向かう。

ダイナーに寄り、レース場の売人のことを調べていたジャックは、窓越しに現れたチェリーに銃撃されてしまう。

レジーのバスを追い銃撃して横転させたチェリーとヒコックは、警察が駆けつけたために逃走する。

防弾チョッキで命拾いしたジャックは、同じ病院で検査を受けていたレジーを連れて、彼の現金のある愛車ポルシェを取りに行く。

ボスに電話をしたバローズは、チェリーらの話をして、プランを変更することを伝える。

ポルシェの場所に連れて行かれたレジーは、盗難防止装置のリモコンをジャックから渡され、そのスイッチを入れた瞬間に車は爆発する。

署に戻ったジャックは、ウィルソンに呼ばれて停職を言い渡され、拳銃とバッジを取り上げられる。

レース場の売人(バローズ)とチェリーのモンタージュ写真を作ったジャックは、それをキーホーに渡して調べさせる。

処分が決まるまであと2日のジャックは、レジーの50万ドルはアイスマンのもので、殺したギャンズの復讐のため、弟のチェリーに命を狙われていることをレジーから知らされる。

レジーと共にチェリーの女エンジェルがいるバーに向かったジャックは、彼女が店を辞めたことと、チェリーとバローズが店に来たことを知る。

声をかけた女がスリだと気づいたレジーは、金を取り戻してスラれた男に金を渡す。

ジャックが喧嘩を始めたために、レジーは店にあった銃を発砲してその場を鎮める。

レジーは店を出て、チェリーとヒコックの情報をキーホーから知らされたジャックは、ウィルソンがバーのことで騒ぎだしていると言われる。

キーホーを署の前で拾ったジャックは、チェリーとヒコックの資料を受け取り、犯罪歴などを知らされる。

刑務所のカークランドに電話をしたレジーは、問題が起きたことを伝えるが、約束を守るようにと言われて電話を切られる。

エンジェルの居場所であるホテルに向かったジャックは、その場にいたレジーから協力すると言われる。

レジーが部屋に向かい、現れたチェリーも建物に侵入する。

ピザの配達を装うレジーが偽者だと言いながらエンジェルは対応しようとするが、その場にいたヒコックが発砲する。

階段を上がって来たジャックに気づいたチェリーは、殺したはずだと言って銃撃する。

部屋を出たヒコックは、チェリーと共に裏口から出てバイクで逃走する。

駆けつけたクルーズが署に連絡を入れて適当にごまかし、ジャックは、バローズの情報はなかったことを知らされる。

エンジェルを追及したレジーとジャックは、チェリーとの連絡係のプライスの名前を聞き出す。

プライスのことを調べるようにとクルーズに伝えたジャックは、レジーと共に刑務所に向かう。

ボスから連絡を受けたバローズは、チェリーらのことを追及され、何とかすると伝える。

ジャックと共に現れたレジーに会ったカークランドは、売人の顔を見せられ、名前はバローズでアイスマンの手下であることを伝える。

プライスが殺しを請け負っていると言われたレジーとジャックは、彼の居場所を知る。

二つの貸しを早く返せと言って苛立つカークランドは、レジーを脅す。

その頃、プライスは何者かに殺され、遺体を確認したジャックは、追い詰めても必ず先回りで手を打たれていることから、アイスマンは警察内部の人間だとレジーに指摘される。

自分の捜査を邪魔している者がアイスマンだとレジーから言われたジャックは、ウィルソンを疑い裁判所に向かう。

査問会で自分のことを話していたウィルソンがアイスマンかレジーに確認させたジャックだったが、それを否定される。

その場で騒ぎを起こしたジャックは、正式に刑事追訴を行うと判事から言い渡される。

プライスが消されたことをバローズに追及したチェリーとヒコックは、エンジェルが吐いたからだと言われる。

バローズの耳を撃ったチェリーは、レジーを消すことを指示され、刑務所で彼を守っていたカークランドの娘が、スーパーで働いていることを知らされる。

まずレジーを殺し、次にジャック、そしてアイスマンだとチェリーから言われたバローズは、ヒコックに射殺される。

署に戻ったジャックは、ロッカーに隠してあった金をレジーに渡し、姿を消すようにと言って彼に別れを告げる。

カークランドの娘エイミー(ティシャ・キャンベル=マーティン)が働くスーパーに向かったレジーは、刑務所で父親に世話になった礼だと言って7万5000ドルを渡す。

そこに、チェリーとヒコックが現れ、レジーとエイミーは捕らえれれる。

署から仲間だったヒコックに電話をしたクルーズは、レジーを捕まえたが殺してはいないと言われ、バローズを殺したことを追及される。

それを否定したクルーズは、レジーを殺したければ50万ドル払えと言われ、従わなければ全てをバラすと脅される。

バローズが死体で発見されたことを知ったジャックは、去年クルーズがバローズを逮捕していると同僚から言われる。

クルーズがアイスマンだと気づいたジャックは、彼が出かけることを確認し、自分をからかうウィルソンを殴り倒す。

現金を持ってクラブに向かクルーズは、待っていたヒコックにそれを見せる。

外に連れ出して自分を殺すよう指示したクルーズは刑事で、アイスマンではないとチェリーに伝えたレジーは、ジャックが現れたために驚く。

そこに現れたキーホーがアイスマンだと言ってレジーは叫び声を上げ、チェリーが発砲して銃撃戦が始まる。

ジャックはヒコックを銃撃し、クルーズを射殺する。

レジーが生きていたヒコックの息の根を止めて、ジャックはチェリーを銃撃する。

互いに弾が切れたことを確認したチェリーはレジーに襲い掛かるが、殴られた勢いで窓を突き破り、路上のトラックに落下する。

レジーを捕えたキーホーから逃がしてくれと言われたジャックは、恥を知れと伝える。

撃てとレジーから言われたジャックは発砲して、銃弾を受けたレジーは倒れる。

ジャックは、容赦なくキーホーを射殺する。

救急車で運ばれる無事だったレジーを見守るジャックは、友達でありパートナーだと伝え、アイスマンから奪った50万ドルを山分けする相談をして彼を見送る。

タバコを吸おうとしたジャックは、ライターをレジーに取られたことに気づき苦笑いする。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
サンフランシスコ
市警の刑事ジャック・ケイツは、麻薬取引の黒幕アイスマンを追い、取引現場を押さえるものの、売人に逃げられてしまう。
その場でジャックは、かつて強引に捜査に協力させた囚人レジー・ハモンドの写真を見つける。
服役中のレジーの元に向かったジャックだったが、預かっていた現金のことで揉めてしまい、情報収集どころではなくなる。
レジーの殺害を請け負ったチェリーは、兄を殺したジャックに襲い掛かり、出所したレジーの命も狙う。
難を逃れたジャックは、レジーと共に現金を隠してある彼の愛車ポルシェを取りに行くが、車は目の前で爆破されてしまう。
その後ジャックは、不法発砲で停職を言い渡され、拳銃とバッジを取り上げられるてしまう。
窮地に追い込まれたジャックは、現金がアイスマンのもので、チェリーが自分達に復讐をしようとしていることをレジーから知らされる・・・。
__________

監督は、前作「48時間」(1982)に続きアクション派のウォルター・ヒルで、1作目には及ばないものの、見せ場も多いまずまずの内容と言ったところだろうか。

音楽も、前作同様ジェームズ・ホーナーが担当している。

主人公の刑事が追う麻薬事件に再び借り出される囚人の活躍で、事件を解決して真の友情で結ばれるという、前作とあまり代わり映えしない内容となっている。

評判の高かった前作の8年振りの続編ということで、期待と不安が入り混じった公開となったが、作品の内容よりも、大スターとなっていたエディ・マーフィの人気が先行し、世界の興行収入では約1億5400万ドルのヒットとなった。

注目は、衝撃的とも言えるデビュー作の前作から8年の間に、エディ・マーフィが一気にハリウッドの頂点を極めていたことだ。
そのため、本作ではクレジットのトップは彼であり、親子ほど歳の差があるニック・ノルティは主演を譲るしかなかったものの、より貫禄のついた彼の迫力も健在だ。

前作のストーリーを継承する展開と、無理矢理に話を持っていったという印象もある同僚の裏切りなども安っぽい感じであり、期待のエディ・マーフィも、世慣れてきたせいか新鮮味がない。

実は麻薬組織の黒幕だったというのは、どんでん返しとしていかがなものか・・・前作でもジャック(ニック・ノルティ)のよき協力者だった同僚刑事のブライオン・ジェームズ、同じく裏切り者の刑事エド・オロス、殺し屋のアンドリュー・ディヴォッフとデヴィッド・アンソニー・マーシャル、その連絡係テッド・マークランド、ヤクの売人ブレント・ジェニングス、内務調査官ケヴィン・タイ、レジー(エディ・マーフィ)に貸しのある囚人仲間バーニー・ケイシー、その娘ティシャ・キャンベル、刑務所長役のフェリス・オーランディ、チェリー(アンドリュー・ディヴォッフ)の女ペイジ・レオンなどが共演している。


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