アポロ18 Apollo 18 (2011) 3.44/5 (25)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

17号で打ち切りとなったアポロ計画だったが、その後に極秘任務が実行されたという想定で、ネット上で流れたNASAの極秘映像を基に製作された、監督ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴロイド・オーウェンウォーレン・クリスティーライアン・ロビンズ他共演のサスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ
製作総指揮
ロン・シュミット

マシュー・スタイン
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ショーン・ウィリアムソン
コーディ・ジーグ
製作
ティムール・ベクマンベトフ

ミシェル・ウォルコフ
脚本:ブライアン・ミラー
撮影:ホセ・ダビ・モンテーロ
編集:パトリック・ルシエ
音楽:ハリー・コーエン

出演
ネイサン”ネイト”ウォーカー:ロイド・オーウェン

ベンジャミン”ベン”・アンダーソン:ウォーレン・クリスティー
ジョン・グレイ:ライアン・ロビンズ
ミッション主席管制官:アンドリュー・エアリー
国防副長官:マイケル・コプサ

アメリカ 映画
配給 ディメンション・フィルムズ

2011年製作 86分
公開
北米:2011年9月2日
日本:2012年4月14日
製作費 $5,000,000
北米興行収入 $17,686,929
世界 $25,562,924


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1969年7月、アポロ11ニール・アームストロングが、人類で初めて月面を歩き、その後も計画は続くが、予定されていた18~20号は予算削減のために中止された。

1972年12月7日に発射された、アポロ17が最後のミッションとなった。

2011年、84時間に及ぶNASAの秘蔵映像がネット上に流れた・・・。
___________

アポロ18クルー、船長ネイサン”ネイト”ウォーカー(ロイド・オーウェン)、月着陸船パイロットのベンジャミン”ベン”アンダーソン(ウォーレン・クリスティー)、司令船パイロットのジョン・グレイ(ライアン・ロビンズ)は、国防総省の極秘任務でに飛び立つ連絡を受ける。

ソ連のミサイル防衛が目的である、国防総省の高性能レーダー装置を搭載したサターン5型ロケットは、表向きは無人で飛び立つことになっていた。

1974年12月。
アポロ18は発射されて順調に飛行を続け、月着陸船司令船と切り離される。

ウォーカーとアンダーソンはに向かい12月25日、無事、月面に着陸する。

船外活動を始めたウォーカーとアンダーソンは、装置を船外に降ろし、月面車でそれを移動させて設置し、石などを採取して作業を終える。
(クレーターの陰で何かが動く)

船内に戻り睡眠をとり始めた二人は、異様な発信音またはノイズを聞く。

二人は、ヒューストン(ジョンソン宇宙センター)のミッション主席管制官(アンドリュー・エアリー)にそれを連絡し、対処してもらう。
(月面の岩が動く)

翌朝、食事をとろうとした二人は、片付けたずの採取した石が、床に落ちているのに気づき不審に思う。

二度目の船外活動を始めた二人は、装置の場所に向かい作動させる。

その後、二人は、足跡を見つけて周辺を調べて、ソ連の着陸船を発見する。

様子がおかしいことに気づいた二人は船内を調べ、内部が酷く壊されていることを確認する。

飛行士は見つからず、その場には負傷した痕跡も残されていた。

外部を調べていたアンダーソンは、クレーター内部の何かを発見してその場に向かい、そこが、他の地表と異なった感触だということが分かる。

極寒の中、ウォーカーはソ連の飛行士が死亡しているのを発見し、異様な情況に驚きながら月着陸船に戻る。

ウォーカーはそれを管制官に報告し、ソ連の着陸を知っていたかを問い質し、国防総省に連絡させる。

不安を抱えながら二人は睡眠をとるが、ヘルメットが落ちてウォーカーが目覚める。

翌日、アンダーソンは、月面に立てた星条旗が消えていることに気づき、ウォーカーが、ヒューストンに監視映像の確認をする。

映像が乱れたということだったが、二人は、ソ連の飛行士がもう一人いることも考える。

ヒューストン側は、船外活動の時間からしてそれは不可能だと指摘する。

ウォーカーは、国防総省からの連絡を受け、ソ連側が極秘で月着陸を実行した可能性も知らされる。

しかし、安全保障上の問題で、こちらの手の内も見せたくないことも言われる。

情報部の報告で、飛行士が一人であると指摘した国防総省側は、二人に帰還する指示を出す。

ところが、離陸直前でトラブルが発生して制御不能となり、交信も途絶えてしまう。

月面車は倒され、外部の異常に気付いたウォーカーは船外に出て、断熱材の損傷などを確認する。

その後ウォーカーは、地球外生命体らしき足跡を発見し、星条旗はズタズタにされていた。

アンテナを復旧しようとしたウォーカーは異変を感じ、宇宙服からヘルメット内部に何か入ったことに気づき、叫びながら姿を消す。

アンダーソンが船外に出て、倒れていたウォーカーを船内に連れ戻す。

その頃、二人に連絡のとれない司令船のグレイは、彼らの安否を気にするが、ヒューストンも同じ状況だった。

船内で回復したウォーカーは、起きたことをアンダーソンに報告するが、何かがヘルメットに入ったことなどは覚えていなかった。

傷を負っていたウォーカーの治療をしたアンダーソンは、宇宙服やヘルメット内部を調べる。

アンダーソンは、ウォーカーの傷口内部に何かあることに気づきそれを摘出する。

その石のようなものは粉砕し、その直後にヒューストンの声だけは聞こえるが交信はできなかった。

装置がソ連の監視以外の目的の可能性もあり、二人は、自分達が生命体を調べるための囮ではないかと考える。

二人は装置を破壊しようとするが、既にそれは壊された後だった。

ウォーカーは、症状が悪化したために感染したと判断して、アンダーソンを単独で帰還させようとする。

その後、ウォーカーは錯乱状態となり、アンダーソンは着陸船を捨てることを考え、彼を連れて船外に出る。

月面車ソ連の着陸船に向かった二人だったが、取り乱したウォーカーは姿を消す。

横転した月面車は壊れ、アンダーソンはウォーカーを捜しながら着陸船の元に向かう。

アンダーソンはウォーカーを見つけるが、彼はクレーターの中で生命体に襲われる。

その場を逃れたアンダーソンは、ソ連の着陸船にたどり着き、計器を作動させて交信を試みる。

ソ連側と交信できたアンダーソンは、それが国防副長官(マイケル・コプサ)とつながり、帰還できないことを伝えられる。

それを受け入れられないアンダーソンだったが、グレイと交信ができて見捨てられたことを知らせる。

着陸船で離陸してもドッキングは不可能なため、同じ軌道上で宇宙遊泳で司令船に戻ることになったアンダーソンは準備を始める。

そこにウォーカーが現れるが、彼は、ヘルメット内部に入った生命体に殺される。

離陸したアンダーソンだったが、グレイは、国防副長官から感染者の救出を断念するよう命ぜられる。

アンダーソンは軌道に乗るが、船内の石が生命体に変わり襲われ、グレイとの交信が途絶える。
___________

公式発表では、アポロ計画17号で終了した。

グレイは、フロリダの訓練中に死亡、ウォーカーは、沖縄の覇手納沖で墜落死、アンダーソンは東シナ海の飛行中に事故死、いずれも遺体は発見されていない。

アポロ計画では、381キロの月の石が持ち帰られ、そのうちの数百が海外の首脳に贈られた。

しかし、多くは盗まれて行方は分からない。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

月面着陸を目的にしたアポロ計画は、予算削減のために17号で打ち切りとなった。
しかし、国防総省の極秘任務で、ソ連ミサイルの対策として、アポロ18がに向けて飛び立つことになる。
1974年12月、船長のウォーカー、月着陸船パイロットのアンダーソン、司令船パイロットのグレイは地球を飛び立ち、月に向かう飛行を続ける。
その後、月に到達したクルーは、ウォーカーとアンダーソンが月着陸船で月面に着陸する。
船外活動を開始した二人は、高性能レーダー装置を設置し、石を採取して船内に戻る。
睡眠中に異音やノイズを確認した二人は、収納したはずの石が床に落ちていることに気づく。
装置を作動させるために、再び船外活動をした二人は、自分達以外の足跡に気づき、何んと、その場でソ連の着陸船を発見するが、飛行士の姿はなかった・・・。
__________

アポロ計画自体が捏造であるという、夢のない話もある中で、その逆説として、極秘ミッションが実行されたという話は、また現実味があるとも言える。

製作費500万ドルの低予算作品ではあるが、実際の映像を交えた内容はなかなかリアルであり、サスペンス・ホラー的な要素も含めて、宇宙空間の緊迫感も伝わる、まずまずの仕上がりになっている。
当然ながらNASAの協力は得られなかった。

エンディングで明記されるが、地球に持ち帰られた大量の月の石が、生命体に変身する可能性のあることを暗示させる恐ろしさもある。

アポロ18のクルー、船長のロイド・オーウェン月着陸船パイロットのウォーレン・クリスティー司令船パイロットのライアン・ロビンズ、主席管制官(声)アンドリュー・エアリー国防副長官(声)マイケル・コプサなどが共演している。


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