アパルーサの決闘 Appaloosa (2008) 3.08/5 (25)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

悪党一味を一掃するために雇われた、ガンマン二人の戦いと友情を描く、製作、監督、脚本、主演エド・ハリスヴィゴ・モーテンセンレネー・ゼルウィガージェレミー・アイアンズら豪華スター競演の西部劇。


西部劇


スタッフ キャスト ■

監督:エド・ハリス
製作
エド・ハリス
ロバート・ノット
製作総指揮
マイケル・ロンドン
トビー・エメリッヒ
サム・ブラウン
コッティ・チャブ
原作:ロバート・B・パーカーAppaloosa
脚本
エド・ハリス
ロバート・ノット
撮影:ディーン・セムラー
編集:キャスリン・ヒモフ
音楽:ジェフ・ビール

出演
ヴァージル・コール:エド・ハリス
エヴェレット・ヒッチ:ヴィゴ・モーテンセン
アリソン・フレンチ:レネー・ゼルウィガー
ランダル・ブラッグ:ジェレミー・アイアンズ
リング・シェルトン:ランス・ヘンリクセン
マッキー・シェルトン:アダム・ネルソン
フィル・オルソン:ティモシー・スポール
ケイティ:アリアドナ・ギル
アール・メイ:ジェームズ・ギャモン
アブナー・レインズ:トム・バウアー
クライド・ストリンガー保安官:レックス・リン

アメリカ 映画
配給ニュー・ライン・シネマ
2008年製作 115分
公開
北米:2008年9月19日
日本:未公開
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $20,207,003
世界 $27,665,851


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1882年、ニューメキシコ準州
悪党一味のボス、ランダル・ブラッグ(
ジェレミー・アイアンズ)は、手下を捕らえに来た保安官とその助手を射殺する。

アルパーサ。
その名が知られるガンマンのヴァージル・コール(エド・ハリス)と相棒のエヴェレット・ヒッチ(ヴィゴ・モーテンセン)は、町の有力者長フィル・オルソン(ティモシー・スポール)やアール・メイ(ジェームズ・ギャモン)、アブナー・レインズ(トム・バウアー)らに、悪党ブラッグに対抗するため保安官に雇われる。

コールは、自分達の遣り方に口出ししないことをオルソンらに約束させて、現われたブラッグの手下の元に向う。

酒場でブラッグの」手下に警告したコールは、彼らが抵抗したため、ヒッチと共に、相手を容赦なく射殺する。

その後コールは、町に現われたブラッグに、新しい法を伝えて警告し、彼は一先ず大人しく退散する。

数日後、未亡人のアリソン・フレンチ(レネー・ゼルウィガー)が現われ、彼女と会話を交わしたコールは、不躾な質問を浴びせる。

しかし、アリソンはコールが気に入り、彼は動揺してしまう。

アリソンに、女性関係のことを追求されたコールは苛立ち、酒場にいた町民を痛めつけてしまう。

オルソンは、コールの行過ぎた行動を改めるようヒッチに伝える。

ヒッチは、そんなコールとアリソンが親密な関係になり、町を出ることになった、オルソンの娘の新築中の家を、二人が買う考えがあることを知る。

その後、ブラッグの手下が、ボスが保安官を殺したと告白したため、コールとヒッチはブラッグを逮捕する。

コールに新築中の家を見に行くように言われたヒッチは、彼女に迫られてしまうがそれを拒む。

直後に、ブラッグの手下が20人現われるが、コールは彼らを脅して追い払う。

やがて、郡保安官クライド・ストリンガー(レックス・リン)が、判事を連れて町に到着する。

ブラッグの裁判に興味を持つ、コールとは旧知のガンマンのリング(ランス・ヘンリクセン)とマッキー(アダム・ネルソン)のシェルトン兄弟も現われる。

裁判は始まり、手下の証言でブラッグは有罪となり死刑が言い渡され、コールとヒッチ、そしてストリンガー保安官らが彼を汽車で移送する。

しかし、汽車が給水で停車した際、ブラッグが雇っていたシェルトン兄弟が、アリソンを人質にして現われる。

コールは、仕方なくブラッグを解放して徒歩で彼らを追い、ヒッチが町に戻り馬を連れてコールと合流する。

二人はブラッグらを見つけるが、アリソンは、リングと川で水浴びをしていた。

その後、ブラッグは先住民に襲われ、アリソンが連れ去られそうになるが、コールとヒッチが彼女を救う。

コールは、シェルトン兄弟と休戦することで合意し、ヒッチが先住民に馬を渡して追い払う。

アリソンは、リングと寝たことを認め、ヒッチにも家で言い寄られたとコールに伝えるが、彼はそれを信じない。

ある町に着いた一行は、ブラッグを保安官事務所の留置場に預ける。

コールはヒッチから、家でアリソンに言い寄られた時のことを知らされ、彼女が男好きだということで意見は一致するが、愛は消えていなかった。

リングと決着をつけようとしたコールは、ブラッグを預けた保安官が彼のいとこだと知らされて撃ち合いとなる。

コールとヒッチはシュルトン兄弟を倒すが、自分達も銃弾を受けてしまう。

幸い致命傷にはならず、二人はアリソンと共にアパルーサに戻る。

ところが、ブラッグが大統領の恩赦で釈放されてしまい、彼は堂々と町に現われる。

ブラッグは、全てを水に流すことをコールに提案するが、彼はそれを拒む。

やがて、改心したというブラッグはオルソンらに近づき、実業家となり、彼とアリソンとの浮気は明白だった。

町の女ケイティ(アリアドナ・ギル)と付き合い始めていたヒッチは、彼女に別れを告げて、ブラッグと決闘で方をつけようとする。

ヒッチはブラッグを一撃で倒し、何も語らずにコールにうなずき、町を去って行く。

コールが、職を失うことなくアリソンと出直せることを確信しながら、ヒッチは長い旅に出る。


解説 評価 感想 ■

”スペンサー”シリーズで知られるハードボイルド作家ロバート・B・パーカーが、2005年に発表した小説”Appaloosa”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)

1882年、ニューメキシコ準州、アルパーサ
悪党一味のボス、ブラッグに保安官が殺され、町の有力者者オルソンらは、名の知れたガンマンのヴァージル・コールと相棒エヴェレット・ヒッチを、保安官として雇い入れる。
町の秩序を守るために、早速、法の番人として行動を開始したコールとヒッチは、容赦しない荒手の手法でブラッグ一味を威嚇し始める。
そんな時、未亡人のアリソンが町に現われ、彼女は、不躾なコールを気に入ってしまう。
その後、ブラッグの手下が、ボスの保安官殺しを告白したため、コールとヒッチはブラッグを逮捕し、裁判に証人を立てて彼を有罪にしようとする。
やがて、コールとアリソンは愛し合うようになるのだが、彼女はヒッチにも言い寄る。
コールの思い通り、裁判でブラッグは有罪となり、死刑を言い渡され、刑務所に移送されることになるのだが・・・。
__________

「ポロック」(2000)に続く、エド・ハリスの監督2作目となる作品で、本作で彼は、制作と脚本も兼ねている。

冒頭で、無法の地となりかける町に、保安官として雇われる二人組は、名作「ワーロック」(1959)の主人公を思い起こさせる。

原作が違うため、同じストーリーでないことは明白だが、ファンとしては、思わずその内容に期待してしまう。

しかし、序盤こそ相手を全く寄せ付けない主人公が、学もなく、堅気の女の扱いも知らないという、よく言えば人間味のあるキャラクターであることで、ようやく「ワーロック」のイメージを排除し、本作に集中できた。

良くも悪くも、現代風の西部劇ということで、雰囲気は出してはいるが、主人公の二人の友情劇もあっさりと描かれ、ドラマチックな盛り上がりも抑え気味である。

意外にも、平凡な人生を歩むだろうと予想される主人公のエド・ハリスと、波乱が待ち構えている予感を漂わせて旅立つニヒルな相棒ヴィゴ・モーテンセン、その主演の二人は、冒頭とは違い、徐々に、人間的に深みのある、後者の人物像の描写に重点が移っていくところも注目だ。

セリフでは”美しい”とは言われるものの、手当たり次第に男をあさる女性だった、レネー・ゼルウィガーはやや冴えない容姿が気になり、名優ジェレミー・アイアンズの悪党のボスも、彼にしてはインパクトに欠ける。

主人公とは旧知の、名のあるガンマン、ランス・ヘンリクセンとその弟アダム・ネルソン、町の有力者でティモシー・スポールジェームズ・ギャモントム・バウアー、町の女アリアドナ・ギル、郡保安官レックス・リンなどが共演している。


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