バーバーショップ3 Barbershop: The Next Cut (2016) 3.08/5 (26)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

シカゴを舞台に、バーバーショップで働く者や集う人々の日常を描く「バーバーショップ」シリーズの第三作。
ギャングの抗争が激化する中、街の治安を守ろうとして立ち上がった主人公らの奮闘を描く、監督マルコム・D・リー、製作、主演アイス・キューブセドリック・ジ・エンターテイナーレジーナ・ホールショーン・パトリック・トーマスアンソニー・アンダーソンコモンイヴJ・B・スムーヴ他共演のコメディ・ドラマ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト
監督:マルコム・D・リー

製作
アイス・キューブ
ロバート・テイテル
ジョージ・ティルマンJr.
原作:マーク・ブラウン(キャラクター創造)
脚本
ケニヤ・バリス
トレーシー・オリヴァー
撮影:グレッグ・ガーディナー
編集:ポール・ミルズポー
音楽:スタンリー・クラーク

出演
カルヴィン・パーマーJr.:アイス・キューブ
エディ:セドリック・ジ・エンターテイナー
アンジー:レジーナ・ホール
ジミー・ジェームズ:ショーン・パトリック・トーマス
J・D:アンソニー・アンダーソン
テリー:イヴ
ラシャード:コモン
ワン・ストップ:J・B・スムーヴ
ジェロッド:ラモーネ・モリス
ラジャ:アトカーシュ・アンバドカー
ジェニファー:ジャスミン・ルイス
ダンテ:ディオン・コール
ドレイヤ:ニッキー・ミナージュ
ブリー:マーゴット・ビンガム
アイザック:トロイ・ギャリティ
ユミー:タイガ
マーキース:ジャマール・ウーラード
ジェイレン:マイケル・レイニーJr.
ケニー:ディアロ・トンプソン
本人:アンソニー・デイビス

アメリカ 映画
配給
MGM
ニュ ー・ライン・シネマ
Cube Vision
2016年製作 111分
公開
北米:2016年4月15日
日本:未公開
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $54,014,600
世界 $55,030,050


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
シカゴ
ギャングの抗争が激化する街のことを心配するバーバーショップを経営するカルヴィン・パーマーJr.(アイス・キューブ)は、現れたベテラン理髪師のエディにからかわれて憤慨する。

店内をビューティー・サロンの店長アンジー(レジーナ・ホール)と共有していたカルヴィンは、バーバーショップが昔は男の世界だったと嘆くアイザック(トロイ・ギャリティ)に、景気が悪いから仕方ないと伝える。

そこに理髪師のラシャード(コモン)が現れて、仕事を始める。

店に入ってきた息子のジェイレン(マイケル・レイニーJr.)から20ドルほしいと言われたカルヴィンは、金は渡さずに学校に行くよう指示する。

ラシャードの息子ケニー(ディアロ・トンプソン)が、スニッカーズを持って行こうとしたことに気づいたカルヴィンは、父親の給料から50本分引くと言って彼を脅す。

戻すようにとラシャードから言われたケニーは指示に従い、ジェイレンと共にその場を去る。

学校に向かおうとしたジェイレンとケニーの前に、よその地域のギャングが現れる。

ケニーがスニーカーを奪われそうになるが、建物から出てきた地元のギャング、ユミー(タイガ)と仲間達が銃で威嚇し、ギャングを追い払う。

ユミーに感謝したジェイレンとケニーは小遣いをもらい、直に仲間になれると言われる。

バーバーとサロンで意見の対立があり揉めそうになり、そこにラシャードの妻でセレブのヘアースタイリストも兼ねるテリー(イヴ)が現れ、娘を迎えに行くことで夫と言い争いになる。

その後、来客はあるが、ワン・ストップ(J・B・スムーヴ)の副業に用がある彼を指名する客ばかりだった。

現れた妻ジェニファー(ジャスミン・ルイス)から、知人が撃たれたと言われたカルヴィンは、環境の悪さを考えて店の移転を検討する必要があると伝える。

ランチタイムになり、ケータリング業者のJ.D.(アンソニー・アンダーソン)がランチを店に届ける。

午後になり、かつて店で働いていた市長の秘書ジミー・ジェームズ(ショーン・パトリック・トーマス)が現れ、議会で再開発の決議がある予定で、道路が一方通行になれば犯罪が減るはずだと話す。

商売に差し支えると言われたジミーは、住みやすい街にするためには仕方ない考えだと伝える。

現れたマーキース(ジャマール・ウーラード)と店にいた敵対するジェイが争いになり、カルヴィンが二人を制止する。

1時間後に来てもらい代金も持つことでジェイに納得してもらったカルヴィンは、マーキースから銃を預かる。

学校からの電話で呼び出されたカルヴィンとジェニファーは、喧嘩をしたジェイレンの交友関係が心配だと校長から言われる。

ジェイレンがギャングに入ろうとしている可能性があると言われたジェニファーは、考えられないと伝える。

地域に問題があると言うカルヴィンは、ジェイレンを転校させることも考える。

帰宅したカルヴィンは、問題を起こしたことがあるケニーがジェイレンに悪影響を与えていると考え、転校しかないとジェニファーに伝えて、それをジェイレンに話す。

翌朝、店を開けたカルヴィンは、現れたラシャードに、ケニーをジェイレンに近づけるなと言って、険悪なムードになる。

その後、営業中の店内で銃声が聴こえたため皆は驚く。

帰ろうとしたドレイヤ(ニッキー・ミナージュ)を車で送ったラシャードは、彼女に誘われるものの、それを断り後悔してしまう。

ジェイレンがギャングに興味がある証拠を見つけたジェニファーは、カルヴィンに電話をして、今直ぐ転校させると言い出す。

不動産の仲介もしているワン・ストップに、移転先候補の物件を見せてもらったカルヴィンは小切手を渡す。

翌日、高校の喧嘩が発端となり、子供が死んだという話を客から聞いたカルヴィンとラシャードは戸惑う。

子供を守るのは大人の責任だと言うラシャードは、自分達で対策を考えようとして店で会合を開くことにする。

その夜、話し合いは始まり、ジェロッドは、週末はここを中心地に安全地帯にして、店の料金は無料にすることを提案する。

渋々それに同意したカルヴィンは、マーキースとジェイをもう一度会わせることを考える。

翌日、店に現れたジェイとその場にいたマーキースは争いになるが、カルヴィンとラシャードから、話を聞いてくれと言われて冷静になる。

週末の2日間だけ大人しくしてほしいと言われたジェイとマーキースは、仕方なく納得する。

ラシャードとドレイヤの会話が気になったテリーは夫を疑い、車が壊れたので送っただけだと言われる。

週末は外出禁止だとジェイレンに伝えたカルヴィンは、ギャングの小物を隠していたことを問い詰める。

反抗するジェイレンから、親などいなければいいと言われたカルヴィンは憤慨する。

ジェニファーに制止されたカルヴィンは、いつかは理解すると言われる。

土曜日、午前6時、停戦開始。
不安を感じつつ店を開けたカルヴィンらは、警戒しながら仕事をして何も起きずに済む。

午後11時26分、停戦17時間経過。
ワン・ストップからの電話で、物件が売れそうだと言われたカルヴィンは、間違いなく自分が買うと伝え、その会話をラシャードが聞いてしまう。

翌日の本部との合同集会の件で、ユミーから話を聞いたジェイレンとケニーは、それに参加しないとは言えなかった。

倉庫で再びドレイヤに迫られ、それをテリーに知られてしまったラシャードは、憤慨する彼女を落ち着かせる。

店を出て行ったテリーを追ったラシャードは、話し合おうと言っても聞き入れられないため、浮気しなかったことを後悔する。

日曜日、午後1時15分、停戦31時間経過。
男の浮気や、女の好みの話で議論になった店内に、カルヴィンの店で48時間の停戦イベントが行われているという情報がラジオで流れ、激励と共に曲が贈られる。

皆は陽気に踊り始めるが、現れた警官は、店でバイトをしていた高校生アンソニーが、銃撃事件に巻き込まれて死んだことを知らせる。

ギャング達に自分達の気持ちが伝わらなかったと嘆くカルヴィンは、この運動は失敗だったと言ってイベントを止めることを皆に伝える。

アンジーは、全て無駄だったと言うカルヴィンに、皆に約束したことを守らせようとする。

それを聞き入れないカルヴィンを批判するラシャードは、彼が店の移転を考えていることを話す。

驚いたアンジーは、父親である自分がジェイレンを守るしかないと言うカルヴィンに、共同経営者でもあり友人の自分に相談しなかったことを非難する。

イベントの後で話すつもりだったと言うカルヴィンは、ラシャードから裏切り者呼ばわりされる。

皆のために何年も前から考えていた移転を我慢してきたと言うカルヴィンは、家族を優先させるしかないと伝えてその場を去る。

バーにいたカルヴィンに話しかけたエディは、皆の前では言えなかったが、移転は正しい判断だと伝え、自分も引退できると話す。

男女が集うバーバーで死ぬまで働く気などないと言うエディは、自分が慣れ親しんだ店とはかけ離れていると愚痴をこぼす。

もう疲れたと話す二人はアンソニーの死を悲しみ、停戦イベントを成功させないと、更に大勢が死ぬことになるとエディから言われたカルヴィンは、何人かの命は救ったかもしれないので、やる価値はあると考える。

ギャングを抜ける決心をしたケニーは、それをジェイレンに伝えて説得する。

日曜日、午後5時37分。
ラシャードと話し合ったテリーは謝罪し、二人は互いの愛を確かめる。

エディと共に戻ってきたカルヴィンは、街や皆を愛していることを伝える。

心の傷から抜け出そうと思ったことが間違いだと言うカルヴィンは、自分達で解決するべきだと話し、街やアンソニーのために停戦を続ける考えを伝え、皆の協力を求める。

まずアンジーの意見を求めたカルヴィンは、彼女が同意してくれたことに感謝する。

そこに、地元出身のNBAプレイヤーのアンソニー・デイビスが、ツイートを見たと言って現れる。

午後11時1分、停戦42時間目。
イベントは反響を呼び人が溢れ、現れたケニーは、ジェイレンがギャングに入ってしまうことをカルヴィンに知らせる。

現場に急行したカルヴィンは、ジェイレンがギャングに入らなかったことを知り安堵する。

月曜日、午前5時59分、停戦47時間59分。
カウントダウンが始まり、48時間の停戦を成功させたカルヴィンは、皆と共に喜び、ラシャードとの友情を確かめる。

午前7時7分。
惹かれ合っていたジェロッドとブリーは、互いの気持ちを確認する。

謝罪に来たドレイヤの気持ちを理解したテリーは、彼女と仲直りする。

ワン・ストップとの契約を破棄にしたカルヴィンは、閉店しようとするが、現れたジェイレンから髪をカットしたいと言われる。

感謝と愛をジェレインから告げられたカルヴィンは、息子を抱きしめて髪をカットする。

カルヴィンは、故郷シカゴが、自分達の期待に必ず応えてくれることを信じる。

火曜日、停戦の2日後。
かつて自分が働いていた店で行われたイベントを評価するジミーは、開発が中止になるだろうと記者達に語る。

物々しい警備の車列が店の前に止まり、現れたオバマ大統領に驚くカルヴィンらは、エディにカットしてもらう大統領に話しかける。

いつものようにバリカンを手にしたエディは手元が狂ってしまい、大統領を傷つけたと思い、ワン・ストップに塗り薬があるか尋ねる。

ワンストップは、席を立った大統領に戻ってほしいと伝える。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
シカゴ
バーバーショップを経営するカルヴィン・パーマーJr.は、ビューティー・サロンの経営者のアンジーと店内を共有していた。
ギャングの抗争が激化し、息子ジェイレンの生活環境によくないと判断したカルヴィンは、皆には秘密で店の移転を考える。
それと同時にカルヴィンは、ギャングに停戦を呼びかけ、48時間の停戦イベントを行い、街の治安を守ろうとするのだが・・・。
__________

シカゴを舞台にした「バーバーショップ」シリーズの第三作で、街の治安の悪化を懸念する主人公らの奮闘を描くコメディ・ドラマ。

アメリカの大きな社会問題でもあるギャングの抗争を背景に、郷土愛溢れる主人公らが働き集うバーバーショップで起きる日常の出来事を描く作品。

多くの個性的な登場人物による議論や争い、友情や親子愛が軽快なタッチで描かれた楽しい作品で、日本の社会風土とはかけ離れている生活感などが、実際のアメリカ社会では起きそうな気がするところがまた可笑しい。

立場を気にせずに自分の主張を率直に語るアメリカ人気質や、英語力や文化を理解できれば、一層楽しめる作品だろう。

愛するシカゴの治安悪化を懸念して、苦悩しつつ立ち上がるバーバーショップのオーナー、アイス・キューブ、いい味でベテランの理髪師を演ずるセドリック・ジ・エンターテイナー、主人公と店を共有するビューティー・サロンのオーナー、レジーナ・ホール、元店員の市長秘書ショーン・パトリック・トーマス、ケータリング業者のアンソニー・アンダーソン、主人公の友人である理髪師のコモン、その妻イヴ、様々な職業を持ち店のブースを借りているJ・B・スムーヴ、理髪師のラモーネ・モリスアトカーシュ・アンバドカー、主人公の妻ジャスミン・ルイス、店に入り浸る客のディオン・コール、美容師のニッキー・ミナージュマーゴット・ビンガム、客のトロイ・ギャリティ、ギャングのタイガジャマール・ウーラード、主人公の息子マイケル・レイニーJr.、ラシャード(コモン)の息子ディアロ・トンプソン、そして、シカゴ出身のNBAプレイヤーで本人役のアンソニー・デイビスが客で出演している。


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