バトルシップ Battleship (2012) 3.47/5 (30)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ボードゲームの”Battleship”をヒントにした、エイリアンの侵略に立ち向かう、人類の戦いを描く、製作、監督ピーター・バーグ、主演テイラー・キッチュブルックリン・デッカーアレクサンダー・スカルスガルドリアーナリーアム・ニーソン浅野忠信他共演のミリタリーSFアクション超大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ピーター・バーグ
製作
サラ・オーブリー

ピーター・バーグ
ブライアン・ゴールドナー
ダンカン・ヘンダーソン
ベネット・シュナイアー
スコット・ステューバー
原案:ハズブロBattleship”(ゲーム)
脚本
ジョン・ホーバー

エリック・ホーバー
撮影:トビアス・A・シュリッスラー
編集
コルビー・パーカーJr.

ビリー・リッチ
ポール・ルベル
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー

出演
アレックス・ホッパー:テイラー・キッチュ

サマンサ”サム”シェーン:ブルックリン・デッカー
コーラ・レイクス:リアーナ
ストーン・ホッパー:アレクサンダー・スカルスガルド
テランス・シェーン提督:リーアム・ニーソン
ウォルター”ビースト”リンチ:ジョン・ツイ
ジミー”オーディ”オード:ジェシー・プレモンス

ミック・キャナルズ:グレゴリー・D・ガトソン
ノグレディ博士:アダム・ゴドリー
キャル・ザパタ:ハミッシュ・リンクレイター
ユウジ・ナガタ:浅野忠信
国防長官ピーター・マクニコル

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

2012年製作 131分
公開
北米:2012年5月18日
日本:2012年4月13日
製作費 $209,000,000
北米興行収入 $65,422,630
世界 $303,025,490


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
NASAは、地球に酷似した惑星を発見して、2006年に、それに向けて発信する信号の通信装置を開発し、その計画は”ビーコン・プロジェクト”と名付けられた。

ヒマラヤ、ビーコン国際プロジェクト基地。
責任者である科学者ノグレディ博士(アダム・ゴドリー)は、惑星”プラネットG”への信号が、ハワイオアフ島の基地から発信されたことを伝える。

アメリカ海軍中佐で、駆逐艦サンプソン艦長の兄ストーン・ホッパー(アレクサンダー・スカルスガルド)とバーで飲んでいたアレックス(テイラー・キッチュ)は、現れたサマンサ”サム”シェーン(ブルックリン・デッカー)に声をかける。

アレックスは、サマンサがチキン・ブリトーを欲しがったために、付近の閉店後のコンビニに侵入する。

そしてアレックスは、警察に捕えられながらも、サマンサに盗んだブリトーを渡す。

翌朝、サマンサが、太平洋艦隊司令長官のテランス・シェーン提督(リーアム・ニーソン)の娘だったことが分かる。

憤慨したストーンは、自堕落な生活をを続けるアレックスに、海軍入隊を強制する。

2012年、ハワイ
環太平洋合同演習
(リムパック)が始り、陸の上では、各国対抗のスポーツ試合なども行われる。

兄ストーンの指示に従い、海軍に入隊していたアレックスは大尉となり、理学療法士であるサマンサと結婚も考えていた。

戦艦ミズーリ”マイティ・モー”。
リムパックの開催式典で、スピーチをしていたシェーン提督だったが、アレックスとサマンサは遅れてしまう。

アレックスは、サマンサとの結婚の許可を得るためにシェーンと話すつもりでいた。

しかし、日本の海上自衛隊一等海佐、護衛艦”みょうこう”艦長ユウジ・ナガタ(浅野忠信)とトラブルを起こしてしまう。

結婚の許しどころではなくなったアレックスは、能力を生かしきれないことなどをシェーンに指摘され、海軍から追放される可能性も告げられ、何も話せずにその場を去る。

リムパック、第1日目。
シェーンは、空母”ロナルド・レーガン”艦上から、情況を見つめる。

ミサイル駆逐艦”ジョン・ポール・ジョーンズ”の”CIC”に所属するアレックスは、サンプソンのストーンに呼ばれ、帰港後、解任になることが確実だということを知らされる。

その頃サマンサは、両足を失った退役陸軍中佐のミック・キャナルズ(グレゴリー・D・ガトソン)の、リハビリ担当となるが、彼は心を閉ざしていた。

サマンサは、そんなミックを甘やかすことなく、山登りに連れて行く。

ヒマラヤ、ビーコン国際プロジェクト基地。
ノグレディ博士は、地球の大気圏に迫る、5つの飛行物体を確認する。

ハワイ、ビーコン基地、サンドリッジ支局。
科学者キャル・ザパタ(ハミッシュ・リンクレイター)は、ノグレディからの連絡を受ける。

物体は、人工衛星に衝突しながら大気圏に突入してハワイ沖をめざしていた。

既にNASAはそれを確認し、政府も警戒態勢に入っていることをザパタは知らされる。

4体は太平洋に着水し、一体は空中分解して香港他に落下する。

ペンタゴン
国防長官(ピーター・マクニコル)はその報告を受けて、物体が地球外の物である可能性が高く、プラネットGに発信した信号の答えという考えも浮かび上がる。

シェーンは、物体が着水した場所に、サンプソンジョン・ポール・ジョーンズみょうこうを派遣し、レーダーには映らない、海上に突き出た異様な物体を確認する。

サンプソン艦長のストーンは、アレックスら偵察隊を出動させ、彼が物体に乗り移る。

アレックスが、物体の塔のような部分に触れて吹き飛ばされた直後、その海域にはシールドが張られて、偵察機が激突する。

シェーンは非常警戒態勢を発令し、シールドの外で監視する。

やがて、水中から、三機の大型機動飛行物体が現れて攻撃を開始する。

サンプソンは集中攻撃を受け、アレックスの目の前で大破して沈没する。

艦に戻ったアレックスは、艦長以下の上官が命を落としたため、大尉の彼が艦長となる。

アレックスは攻撃を命じて、それを知らされたみょうこうは被弾して沈没する。

尚も攻撃を続けようとするアレックスだったが、みょうこうの乗組員が海に投げ出されていたため、その救出に向かう。

敵は破壊用の飛行物体を放ち、それはオアフ島カネオヘ湾の海兵隊基地や市街地などを攻撃する。

情況は国防長官に報告され、シールド内は通信を遮断されて、ジョン・ポール・ジョーンズなどの安否は不明だった。

サマンサとミックの上空をかすめた物体は、サンドリッジ支局付近に着陸して、内部から異星人の部隊が現れる。

救急隊に山を下りるよう指示されたサマンサだったが、ミックはそれを無視して歩き始める。

兄ストーンや仲間を亡くし、戦意を失ったアレックスだったが、機関士のウォルター”ビースト”リンチ(ジョン・ツイ)に指揮を執るよう促される。

捕獲したエイリアンを調べたアレックスだったが、仲間達が現れて連れ去られる。

アレックスは、敵の目的が新たな惑星を手に入れるための侵略である可能性を考える。

再び敵が現れ、連絡を受けたアレックスは、ウォルターが機関室で叩きのめされている場で応戦する。

追い込まれたアレックスは、直属の部下コーラ・レイクス(リアーナ)を指令室に向かわせ、彼女は、Mk 45 mod 35インチ砲でエイリアンを倒す。

救急隊が襲われた現場に着いたサマンサとミックは、その惨劇を見て山を下りることを決める。

そこにエイリアンの部隊が現れるが、サマンサとミックは何んとかその場から逃れて、無事だった救急隊の車で無線連絡を試みる。

そこに、基地から逃れてきたザパタが現れ、助手が殺されたと言って取り乱す。

ノグレディは、飛来物体が、宇宙に向けて電波を発信するための通信宇宙船で、ハワイの基地を利用しようとしている可能性を、国防長官に伝える。

アレックスの部下ジミー”オーディ”オード(ジェシー・プレモンス)は、エイリアンのヘルメットを試着し、敵が日光に弱いのではないかと指摘する。

世界中はパニックとなり、国防長官はシールドを突破するようにとシェーンに命ずるが、現状の打破は困難な状況だった。

ザパタは、地球観測衛星”ランドサット7”の電波の窓が開く時間を、エイリアンが利用しようとしていると、サマンサとミックに伝える。

レーダーを使わずに、”アメリカ海洋大気庁”(NOAA)の津波警報システムで緊急事態に対処する方法を、ナガタはアレックスに伝え、彼がCICを任されることになる。

そのシステムを使い、敵の動きを捉えたたアレックスは、二機の機動飛行体をミサイルで撃破する。

アレックスに連絡するために、ザパタが基地でスペクトル分析器を手に入れ、それを使いジョン・ポール・ジョーンズとの交信に成功する。

サマンサは、エイリアンが信号を発信することをアレックスに伝え、基地を破壊するよう要請する。

交信は途絶え、日の出が近いことに気づいたアレックスは、エイリアンを誘き寄せるために、”ダイヤモンド・ヘッド”に向かう。

ダイヤモンド・ヘッドを背にして、朝日が昇った瞬間に、アレックスは飛行物体に攻撃を加えて撃破する。

サンドリッジの射程距離に入ろうとした時、攻撃を受けたジョン・ポール・ジョーンズは致命的なダメージを受けて、総員退艦する。

アレックスとナガタは、船が大破する寸前で脱出して、その様子をサマンサが確認する。

救命ボートに救助されたアレックスは、記念館として停泊中の戦艦ミズーリを動かすことを考える。

70年前に建造された船を動かすために、アレックスは、かつての乗組員である退役軍人の手を借り、エンジンを始動させる。

砲撃の準備も進み、ミズーリは、サンドリッジの射程距離に近づく。

そこに、エイリアンのマザー・シップが現れ、ミズーリは攻撃を開始して敵を撃破する。

シールドは消え去り、待ち構えていたシェーンは攻撃命令を出す。

サマンサとミックは、電波送信の始まったサンドリッジ基地に車で突っ込み、それを阻止する。

現れたエイリアンにミックは勇敢に立ち向かい、戻って来たザパタも加勢する。

アレックスは、残った砲弾の発射準備を整えて目標に定める。

エイリアンらは電波送信を復旧させ、サマンサらはその場から退避する。

マザー・シップからの攻撃が迫る中、アレックスは覚悟を決めてレーダーへの砲撃を命ずる。

基地は破壊されて、ミズーリは、シェーンの命令で飛び立った戦闘機により救われ、バトル・シップは完全に破壊される。

その後、命を懸けて戦った者達を称えるセレモニーが開かれ、戦死したストーンに授与される”海軍十字章”を、シェーンは少佐に昇進したアレックスに渡す。

さらにシェーンは、アレックスには”シルバースター”を授与する。

セレモニーの後、アレックスはサマンサに促されシェーンの元に向かい、彼女との結婚の許可を得ようとする。

シェーンはそれを許さなかったが、アレックスを、チキン・ブリトーのランチに誘う。

アレックスとサマンサは、シェーンの許しを得られたことを確信する。

スコットランド北部の高地。
少年達が、上空から飛来した物体を見つけて、ある男がそれに穴をあけて内部を確認する。

子供達と男は、内部のエイリアンを確認して逃げ去る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
2006年、NASAは、地球に酷似した惑星を発見し、信号を発信するプロジェクトを開始する。
2012年。
アメリカ海軍他、各国が参加する環太平洋合同演習(リムパック)が始るが、そこに、宇宙から飛来した飛行物体が現れ、ハワイ沖に着水する。
太平洋艦隊司令長官シェーン提督は、演習中の駆逐艦サンプソン、ミサイル駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズ、日本の海上自衛隊、護衛艦みょうこうを偵察に向かわせる。
ジョン・ポール・ジョーンズの大尉アレックスは、ある物体を調べるよう、兄のサンプソン艦長ストーンに命じられる。
しかし、物体は攻撃を開始してサンプソンは沈没し、アレックスらは、海域に張られたシールド内に閉じ込められてしまう。
物体から飛び立った飛行体は、ハワイの基地や市街を攻撃し、電波発信基地にはエイリアンの部隊が到着する・・・。
__________

その昔は侵略者、後に友好的に描かれ、最近は再び、人類を脅かす存在として描かれることの多いエイリアンとの戦いも、いささか飽きてきた感じもする。

ストーリーも派手なアクションも新鮮味がなく、荒唐無稽な内容に、目の肥えたアメリカ人は納得せず、ラジー賞を総なめにする可能性もあった、酷評された作品でもある。

ユニバーサル・ピクチャーズの100周年記念作品として、2億ドル以上をかけた超大作だが、北米では約6500万ドルと不調で、日本他各国の健闘で、全世界では3億ドルを超すヒットとなった。

太平洋艦隊司令長官として存在感を見せている、リーアム・ニーソンの出演で興味を持った者にとってはもの足りない作品。
彼以外では、実際に両足を失った、勇敢な退役兵を演ずるグレゴリー・D・ガトソンが印象深い。

主演のテイラー・キッチュも、優秀なのかやんちゃなだけか、今一インパクトに欠ける。

彼の恋人で理学療法士のブルックリン・デッカーラジー賞を受賞した、兵士とは思えない、子供が軍服を着ているような主人公の部下役リアーナ、主人公の兄役で、ステラン・スカルスガルドの息子アレクサンダー・スカルスガルド、機関士ジョン・ツイ、同僚ジェシー・プレモンス、電波発信計画の責任者アダム・ゴドリーハワイ支局の科学者ハミッシュ・リンクレイター海上自衛隊護衛艦の”みょうこう”艦長として、序盤で命を落とすかと思いきや、一応、全編に登場している浅野忠信、彼に国防長官を演じさせる必要があるのか疑問が残るミスキャスト気味のピーター・マクニコルなどが共演している。


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