ポセイドン・アドベンチャー2 Beyond the Poseidon Adventure (1979) 2.97/5 (29)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★☆☆☆

1970年代の、パニック映画の先駆けとなった大作「ポセイドン・アドベンチャー」(1972)の続編。
1978年に、前作の著者ポール・ギャリコが発表した、”Beyond the Poseidon Adventure”の映画化で、転覆した客船から金品を奪おうとする者達の企みを描く、製作、監督アーウィン・アレン、主演マイケル・ケインサリー・フィールドカール・マルデンテリー・サバラスピーター・ボイルジャック・ウォーデン他共演のアクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:アーウィン・アレン
製作:アーウィン・アレン
原作:ポール・ギャリコ”Beyond the Poseidon Adventure”
脚本:ネルソン・ギディング

撮影:ジョセフ・バイロック
編集:ビル・ブラーム
音楽:ジェリー・フィールディング

出演
マイク・ターナー:マイケル・ケイン
セレステ・ホイットマン:サリー・フィールド
ウィルバー:カール・マルデン
ステファン・スヴェヴォ医師:テリー・サバラス
フランク・マゼッティ:ピーター・ボイル
ハロルド・メレディス:ジャック・ウォーデン
ハンナ・メレディス:シャーリー・ナイト
ジーナ・ロウ:シャーリー・ジョーンズ
テックス:スリム・ピケンズ

スザンヌ:ヴェロニカ・ハメル
テレサ・マゼッティ:アンジェラ・カートライト
ラリー・シンプソン:マーク・ハーモン

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1979年製作 114分
公開
北米:1979年5月18日
日本:1979年9月


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ギリシャクレタ島沖の地震により発生した大津波が、豪華客船ポセイドンに襲いかかり、船は転覆してしまう。

地中海
嵐の中、サルベージ船で航行中のマイク・ターナー(マイケル・ケイン)は、相棒のウィルバー(カール・マルデン)と、無理やり船に乗り込んだセレステ・ホイットマン(サリー・フィールド)と共に、積荷を失い途方に暮れていた。

そんな時ターナーは、転覆したポセイドンを発見し、船の中から金品を奪うことを考える。

やがて、ステファン・スヴェヴォ医師(テリー・サバラス)を乗せた医療救護船が到着し、ターナーらとは違う目的で船内に入っていく。

間もなく船内で爆発が起き、一行は、出口を塞がれてしまい、同時に浴室に閉じ込められていたフランク・マゼッティ(ピーター・ボイル)、ジーナ・ロウ(シャーリー・ジョーンズ)、スザンヌ(ヴェロニカ・ハメル)と出くわす。

娘とはぐれたマゼッティは、救助に向かうようターナーらを説得する。

しかし、ターナーにそれが受け入れられず、マゼッティは、仕方なく彼の指示に従うことにする。

その間にも浸水や爆発は続き、一行は、ターナーらが船首、 スヴェヴォらは船尾に向うことになる。

その後、ターナーらは金庫を発見し、船内の爆発で都合よくその扉が開き、彼らは早速、中身を手に入れようとする。

そこに、ワイン貯蔵係テックス(スリム・ピケンズ)、マゼッティの娘テレサ(アンジェラ・カートライト)、エレベーター係ラリー(マーク・ハーモン)が現れるが、スザンヌは姿を消す。

スザンヌは、船内のある積荷を運び出すために、スヴェヴォと共謀し、船内に送り込まれていたのだ。

スヴェヴォに積荷の在り処を教えたスザンヌは、ターナーの元に戻ろうとするが、スヴェヴォの部下に銃撃されてしまい、その場から逃げ去る。

金貨を奪ったターナーらは先を急ぐが、ウィルバーは持病が悪化してしまう。

その頃、盲目のハロルド・メレディス(ジャック・ウォーデン)と妻ハンナ(シャーリー・ナイト)夫妻が、ターナーらと合流する。

メレディス夫妻を連れ、調理場で食料を調達した一行は、前進不可能となり、スヴェヴォの元に向かうことになる。

その途中、スザンヌの遺体を見つけた一行は、彼女に銃弾の傷があることに気づきスヴェヴォを疑うが、今は船尾に向かうしか方法はなかった。

しかし、スヴェヴォの部下がスザンヌに斧で殺されたことが分かり、ターナーは黒幕がスヴェヴォだと確信する。

貨物室に到着した一行は、待ち構えていたスヴェヴォらに銃を向けられ、彼らが探していたものがプルトニウムだということを知らされる。

その時、船内では爆発が起きて、マゼッティとラリーがスヴェヴォ達の気を引く隙に、ターナー達は、その場から逃げる。

マゼッティは銃撃され、娘テレサをターナーに託して息を引き取る。

爆発の勢いで浸水が始まり、ドアを見つけた一行は脱出するが、ハンナが溺死してしまう。

プロペラ室まで戻ったスヴェヴォは船底から脱出し、船内からプルトニウムを引き上げる。

ターナーらも酸素ボンベを共用し、船内から海中に出て海面に向かう。

死を覚悟していたウィルバーは息絶え、ターナーとセレステは自分達の船に向かい、スヴェヴォらと銃撃戦となる。

テックスが射殺され、ターナーは船に一行を乗せて出航するが、その時、ポセイドンは爆発を起こし、スヴェヴォ一味もろとも大破してしまう。

陸に向かおうとするターナーは、セレステに船が抵当に取られてしまうことを伝えるが、彼女は隠し持っていた宝石を彼に見せて、二人は抱き合う。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「ポセイドン・アドベンチャー」(1972)
・「ポセイドン・アドベンチャー2」(1979)
・「ポセイドン」(2006)

*(簡略ストー リー)

ギリシャクレタ島沖の地震により発生した大津波が、豪華客船ポセイドンを転覆させる。
サルベージ船で航行中のマイク・ターナーは、ポセイドンを発見し、相棒のウィルバーと、無理やり船に乗り込んだセレステと共に、船内から金品を奪うことを考える。
その後、医療救護船のスヴェヴォ医師が到着し、違う目的で船内に入っていく。
暫くすると船内で爆発が起き、一行は出口を塞がれ、閉じ込められていたマゼッティなどに出くわし、、ターナーらが船首、スヴェヴォらは船尾に向うことになる。
そしてターナーらは金庫を発見し、彼らは、その中身を手に入れようとするのだが・・・。
__________

前作を製作したアーウィン・アレンが、満を持して監督も兼任した作品ではあるが、興行収入他、全てにおいて前作の足元にも及ばない、駄作に終わってしまった作品。
そして、これによりアレンの”パニック映画の巨匠”としての功績は、一気に消え去ることになる。

ハリウッドを代表する、または背負ってきた、これだけの実力、個性派の名優が多数出演したにも拘らず、それを全く生かせずに、単なる後日談の方が、まだましだったと言っていいほどの作品。

元々この続編の企画は、前作の生存者が、船会社の過失責任を問う裁判に列車で向かう途中、会社側の陰謀で事故に巻き込まれ、再び危機に直面するというストーリーだったが、当時、「カサンドラ・クロス」(1976)が列車惨事を扱った作品として企画されていたため、同じ海上の転覆船ポセイドンが、舞台になったという経緯もある。

金品目当てのサルベージ船の船長だが、勇気と人情味も兼ね備えるマイケル・ケイン、彼にバカにされながらも窮地を乗り切る女性サリー・フィールド、持病を持つ主人公の相棒のカール・マルデンプルトニウムを狙う組織の黒幕テリー・サバラス、不満が多いいが勇気もあり敵の銃弾に倒れるピーター・ボイル、盲目の老人ジャック・ウォーデンとその妻役で命を落とすシャーリー・ナイト、看護師シャーリー・ジョーンズ、富豪を気取るワイン貯蔵係スリム・ピケンズ、スヴェヴォ(T・サバラス)の部下で、裏切られるヴェロニカ・ハメル、マゼッティ(P・ボイル)の娘役アンジェラ・カートライト、彼女と恋仲になるエレベーター係のマーク・ハーモンなどが共演している。


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