ビリー・バスゲイト Billy Bathgate (1991) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

ギャングのボス、ダッチ・シュルツに憧れ、その世界に足を踏み入れた青年の目を通して描く、監督ロバート・ベントンダスティン・ホフマンニコール・キッドマンブルース・ウィリス共演の実話を基にした犯罪ドラマ。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督:ロバート・ベントン
製作
アーレン・ドノヴァン
ロバート・F・コールズベリー
原作:E・L・ドクトロウ
脚本:トム・ストッパード
撮影:ネストール・アルメンドロス
編集
アラン・ハイム
デヴィッド・レイ
ボブ・ライターノ
音楽:マーク・アイシャム

出演
アーサー”ダッチ”シュルツ・フレゲンハイマーダスティン・ホフマン
ドリュー・プレストン:ニコール・キッドマン
ビリー・ビーハン/バスゲイト:ローレン・ディーン
ボー・ワインバーグブルース・ウィリス
オットー・バーマンスティーヴン・ヒル
アーヴィング:スティーヴ・ブシェミ
ラッキー・ルチアーノスタンリー・トゥッチ
ジュリー・マーティン:マイク・スター
メアリー・ビーハン:フランセス・コンロイ
シャーロット:キャサリン・ホートン
ベッキー:モイラ・ケリー
ハーヴェイ・プレストン:ザンダー・バークレイ

アメリカ 映画
配給 タッチストーン・ピクチャーズ
1991年製作 106分
公開
北米:1991年11月1日
日本:1992年5月2日
製作費 $45,000,000
北米興行収入 $15,965,919


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1935年、ニューヨークブロンクス
暗黒街の顔役
ダッチ・シュルツ(ダスティン・ホフマン)は、右腕の殺し屋ボー・ワインバーグ(ブルース・ウィリス)の裏切を知り、彼を始末しようとする。

ダッチの手下ビリー・ビーハン(ローレン・ディーン)は、ボーに組織に入ったきっかけを話し始める。
__________

お手玉をしていたビリーは、それを見ていたダッチに声をかけられて金をもらう。

ダッチに憧れたビリーは、大胆な手を使い彼の元に向かい、雑用係として組織入りする。

その後ビリーは、ダッチの右腕オットー・バーマン(スティーヴン・ヒル)に一目置かれる。

そんな時ダッチは、ボーが他の組織に寝返っているということを、オットーの情報で知る。

ダッチはそれを信じなかったが、ビリーがその証拠を掴み、彼に報告する。

ビリーは、ボーが美しい恋人ドリュー・プレストン(ニコール・キッドマン)といる姿に憧れてもいた。

そんなビリーは、孤児のベッキー(モイラ・ケリー)と愛し合うようになる。

そして、ダッチに問い詰められたボーは始末される。

ビリーはドリューの監視役を命ぜられるが、彼女があっさりとダッチの愛人になったのを見て驚いてしまう。

起訴されているダッチは、自分の印象を良くするために、北部の田舎町オノンダガで慈善事業などを行うことを考え、それにドリューとビリーを同行させる。

ドリューの相手を命ぜられたビリーは、彼女からボーの最後の様子を聞かれる。

ビリーは、ダッチからドリューを守るよう、ボーと約束したことを彼女に話す。

オットーは、ドリューと行動を共にすることがイメージを悪くするとダッチに助言し、彼女が、いずれ始末されかもしれないことをビリーは知ってしまう。

ある日、組織の金を横領したジュリー・マーティン(マイク・スター)をホテルの部屋で射殺したダッチは、その証拠を消すためにビリーを利用する。

ビリーは、ジュリーの血痕を隠すために殴られるが、口答えもせず、ダッチに気に入られる。

ドリューの存在が、命取りになる危険性を感じたオットーは、ビリーに彼女を追い払う役目をさせる。

既に意識し合う仲になっていたドリューとビリーは、サラトガに向かうことになり、その間、ダッチの裁判が開かれる。

ホテルに着いた二人は、その夜、自然な成り行きで愛し合い、翌日ビリーは、ドリューが競馬場で殺されることを知る。

ビリーは競馬場に向かい、ダッチの殺し屋アーヴィング(スティーヴ・ブシェミ)が、ドリューを狙っていることに気づく。

ドリューの夫ハーヴェイ(ザンダー・バークレイ)に連絡を入れてあったビリーは、彼が現れたことで、ドリューが救われたことを確認する。

その頃、ダッチは根回しのお陰で無罪となるが、トーマス・E・デューイ検事が彼を他の州で訴える。

大物デューイが相手となり、周囲の賄賂なども通用しなくなったダッチは焦る。

さらに、自分と手を組んでいたラッキー・ルチアーノ(スタンリー・トゥッチ)とボーが通じていたことをドリューに聞いていた
ビリーから、それを知らされて激怒する。

身の破滅を知ったオットーは、ビリーを無能呼ばわりして彼をクビにする。

その直後にダッチらは抹殺され、ルチアーノの元に連れて行かれたビリーは、仲間の裏切りに気づく。

ルチアーノに、監視していると言われ生かされたビリーは、損得で人を殺し、それをビジネスとする世界の恐ろしさを知る。


解説 評価 感想 ■
1989年に発表された、E・L・ドクトロウ同名小説を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
犯罪組織のボス、ダッチ・シュルツに声をかけられた青年ビリーは、裏社会に憧れ、大胆にも彼に近づき、組織に足を踏み入れる。
組織の雑用係として働くビリーは、
ダッチの右腕オットー・バーマンに可愛がられ、厳しい世界での生き方を叩き込まれる。
そんな時ビリーは、殺し屋
ボー・ワインバーグが、ダッチを裏切った決定的証拠を掴み認められる。
その後
ボーは、恋人ドリューと共に連れ去られて、ダッチによって抹殺される。
ビリーはドリューの監視役になるが、彼女はあっさりと
ダッチの愛人になってしまう。
起訴されている
ダッチは、裁判を前に田舎町で慈善事業などを行い、印象を良くして法廷での争いに備える。
それに同行したドリューとビリーは、次第に意識し合うようになる。
ビリーは、
ダッチからドリューを守ることを、ボーの死に際に約束したことを彼女に伝える。
そして、ドリューの存在が命取りになるこ
とを悟ったダッチは、彼女の抹殺を命ずるのだが・・・。
__________

実力派大スターのダスティン・ホフマンと、「ダイ・ハード」(1988)シリーズでブレイクしたブルース・ウィリス、そして、前年トム・クルーズと結婚したばかりのニコール・キッドマンの共演が話題になった作品。

さらに監督は、「クレイマー、クレイマー」(1979)と「プレイス・イン・ザ・ハート」(1984)でアカデミー賞を受賞したロバート・ベントン、他スタッフなども充実した、大きな期待がかかった作品でもあった。

しかし、犯罪組織の内幕を描く内容に斬新さもなく、演出も平凡で、全くの凡作に終わっている。

さすがのダスティン・ホフマンも、実力派らしからぬという感じで、暗黒街の顔役に成りきれず、役柄にイメージが合っていない。
裏社会に憧れを抱く青年
ローレン・ディーンも無難に役をこなしているだけでインパクトに欠ける。

20代前半の、ニコール・キッドマンの美しさはばかりが目立ち、彼女はオールヌードまで披露している。

殺し屋のボー・ワインバーグを演ずるブルース・ウィリスは特別出演程度の役柄で、大きな期待をしてはいけない物足りない役だ。

青年に、厳しい裏社会の現実を叩き込む、ダッチ・シュルツの右腕オットー・バーマンスティーヴン・ヒル、殺し屋のスティーヴ・ブシェミラッキー・ルチアーノ役のスタンリー・トゥッチ、組織の男マイク・スター、青年の母役フランセス・コンロイ、恋人モイラ・ケリー、ドリュー(N・キッドマン)の夫ザンダー・バークレイ、他キャサリン・ホートン等が共演している。


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