ブレーキ・ダウン Breakdown (1997) 3.27/5 (11)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

突然の妻の疾走に混乱しながら犯人一味から妻を奪い返そうとする男の奮闘を描く、製作ディノ・デ・ラウレンティス、監督、原案、脚本ジョナサン・モストウ、主演カート・ラッセルJ・T・ウォルシュキャスリーン・クインラン他共演のサスペンス・アクション。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:ジョナサン・モストウ
製作
ディノ・デ・ラウレンティス

マーサ・デ・ラウレンティス
原案:ジョナサン・モストウ
脚本
ジョナサン・モストウ

サム・モンゴメリー
撮影:ダグラス・ミルサム
編集
デレク・ブレシン

ケヴィン・スティット
音楽:バジル・ポールデュリス

出演
ジェフ・テイラー:カート・ラッセル

レッド・バー:J・T・ウォルシュ
エイミー・テイラー:キャスリーン・クインラン
アール:M・C・ゲイニー
ビリー:ジャック・ノーズワーシー
ボイド保安官:レックス・リン
アル:リッチ・ブリンクリー
アーリーン・バー:モイラ・ハリス
レン・カーバー保安官補:キム・ロビラード
バーテンダー:ジャック・マクギー
ディーク・バー:ヴィンセント・ベリー
カルホーン:トーマス・コパッチ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

1997年製作 93分
公開
北米:1997年5月2日
日本:1998年1月
製作費 $36,000,000
北米興行収入 $50,129,186


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

引越しのため、ボストンからカリフォルニアに向かっていた夫婦ジェフ・テイラー(カート・ラッセル)とエイミー(キャスリーン・クインラン)は、街道でアールM・C・ゲイニー)のピックアップ・トラックに衝突しそうになる。

それを回避したジェフは、その後、ガソリンスタンドでアールに因縁をつけられる。

しばらくすると、砂漠地帯でジェフの車が故障してしまい、携帯電話もつながらない状態になってしまう。

そこにアールの車が現れ、通り過ぎた後に引き返してきそうな様子を見せる。

危険を感じたジェフとエイミーだったが、そこに大型トラックが現れたため、アールは走り去ってしまう。

トラックのドライバー、レッド・バー(J・T・ウォルシュ)に、次のダイナーまで送ると言われたジェフだったが、新車を置き去りに出来ずそれを断る。

エイミーが先に行って修理を呼ぶことになり、彼女はレッドのトラックに乗り走り去る。

その後、いくら待ってもエイミーは戻らず、ジェフは、車の故障が、単なる配線が外れていた事に気づきダイナーに向かう。

”ベルのダイナー”に着いたジェフは、バーテンダー(ジャック・マクギー)や客達にエイミーのことを尋ねるが、彼女を見かけていないと言われてしまう。

ジェフは、仕方なくバーテンダーに伝言を残し、次の町へと向かうことにする。

そして、レッドのトラックを見つけたジェフはそれを止めて、彼にエイミーの行方を尋ねる。

しかし、レッドはジェフとは初対面だと言い張り、彼を相手にしない。

そこに、保安官ボイド(レックス・リン)が通りがかり、ジェフは興奮しながら彼に事情を説明する。

トラックを調べたボイドは、問題のないことを確認してレッドを信用し、ジェフに被害届けを出すよう伝えて立ち去る。

保安官事務所に向かったジェフは、保安官補レン・カーバー(キム・ロビラード)に届出を出し、おびただしい数の行方不明者の掲示板を見て愕然としながらダイナーに戻る。

ジェフは、バーテンダーから強引にレシートを奪い確認しようとしたため、彼に銃を向けられ追い出されてしまう。

その場の駐車場にいた青年ビリー(ジャック・ノーズワーシー)から、エイミーがトラックで店に来て、別のトラックで男達に連れ去られたことをジェフは知らされる。

ビリーを警察に連れて行こうとするジェフだったが、彼から警官もグルだと言われてしまう。

その後、街道を走っていたジェフは、アールに見つかり追われ、山道に逃げ込み車ごと川に落ちてしまう。

アールに銃で狙われたジェフは車から川に逃れるが、仲間のアル(リッチ・ブリンクリー)の乗った別のトラックが現れて、車を川から引き上げ奪おうとする。

それを物陰から見ていたジェフは、ビリーに殴られて意識を失ってしまう。

気がついたジェフは、ビリーから預金残高を聞かれ、正確にそれを伝えなかったため、仲間のアールに殺されそうになる。

ジェフは、思わず9万ドルと答えてしまい、その場にいたレッドから、エイミーを助けたければ、銀行から預金を引き出すよう強要される。

レッドらに監視されながら、最寄の町の銀行に向かったジェフは、預金の引き出し手続きをしながら、支配人に事情を説明しようとする。

しかし、監視されていることに気づいたジェフは思い止まり、デスクのペーパーナイフを奪い、現金を受け取りその後の指示に従う。

迎えに来たアールに金を渡し、手を縛られ車に乗せられたジェフだったが、現金が全て1ドル札だと気づき驚くアールにペーパーナイフで襲いかかる。

アールを叩きのめしたジェフは、彼をシートに縛りつけ、エイミーがトラックの休息所にいることを聞き出す。

ジェフの運転する車とすれ違ったボイド保安官は、車を止めて事情を聞こうとする。

しかし、アールが隠し持っていた銃で保安官を銃撃し、逃れたジェフに銃を向ける。

ジェフは観念しようとするが、保安官は背後からアールを射殺する。

無線で救急車を呼んだジェフは、アールの車を奪って休息所に向かい、レッドを見つけ彼のトラックにしがみつく。

レッドは自宅に向かい、ジェフは盗品の保管所になっている納屋に侵入する。

ビリーとアルも現れ、彼らは袋詰めにされたエイミーを地下の冷蔵庫に閉じ込め、それをジェフは確認する。

地下室の鍵を開けられないジェフは、トラックから銃を奪いレッドらの元に向かう。

彼らに銃を向けたジェフだったが、レッドの息子ディーク・バー(ヴィンセント・ベリー)が、ライフルを持って現れる。

ディークは、レッドに引き金を引くよう命ぜられるが、ジェフに銃を奪われてしまう。

ビリーはその場を逃れるが、ジェフはレッドの妻アーリーン(モイラ・ハリス)に冷蔵庫を開けさせ、エイミーを救い出だす。

レッドらを地下に閉じ込めたジェフは、車を奪いその場から逃走しようとするが、ビリーがレッドらを助ける。

3台でジェフらを追ったレッドらだったが、ビリーとアルは横転してしまう。

逃げるジェフを橋の上に追い詰めたレッドは、車を突き落とそうとする。

トラックに乗り移ったジェフは、落下寸前の車から這い上がり、レッドを転落させてエイミーを救い出す。

そして、川に落ちたレッドが生きていることに気づいたエイミーは、トラックを落下させ彼の息の根を止める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

東部から西海岸に引っ越す途中の夫婦ジェフ・テイラーとエイミーは、砂漠の街道で車が故障してしまう。
トラック・ドライバーのレッドの助けで修理を呼ぶため、最寄のダイナーに向かったエイミーだったが、その後、彼女の行方が分からなくなってしまう。
車が復旧したジェフはダイナーに向かうのだが、エイミーの目撃者はいなかった。
その後ジェフは、レッド見つけたてエイミーのことを追求する。
しかし、レッドはジェフとは初対面だと言い張り、エイミーのことも身に覚えがないことを伝える。
やがてジェフは、レッドらが現金目的の誘拐強奪犯であることを知り、混乱しながらもエイミーを奪い返そうとする・・・。
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本作がきっかけとなり、注目されることになるジョナサン・モストウの出世作で、ややありがちな誘拐強奪劇ではあるが、ごく平凡な男が、孤軍奮闘して悪に立ち向かうという、アメリカ人好みの”伝統的”な勇気ある戦いをテーマにしたドラマに仕上がっている。

プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスとその娘マーサ・デ・ラウレンティスによる製作作品で、それほど派手ではないが、終盤のカー・アクションと、橋の上の攻防もまずまず緊迫感がある。

この種の作品の主人公がよく陥る、周囲からの疎外感や一般人が経験する恐怖、それが一気に勇気へと変わり爆発する人物を、主演のカート・ラッセルは熱演している。

序盤と終盤しか登場しない、恐怖を味わう主人公の妻キャスリーン・クインラン、主人公夫婦を狙う、善良な男を装う強盗団のリーダー、J・T・ウォルシュ、その仲間M・C・ゲイニージャック・ノーズワーシーリッチ・ブリンクリー、保安官のレックス・リン、安官補キム・ロビラード、レッド(J・T・ウォルシュ)の妻役モイラ・ハリス、息子のヴィンセント・ベリー、ダイナーのバーテンダー、ジャック・マクギーなどが共演している。


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