ダウンタウン物語 Bugsy Malone (1976) 3/5 (29)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

禁酒法時代のニューヨークを舞台に、縄張り争いをするギャングの抗争を描く、製作総指揮デヴィッド・パットナム、監督、脚本アラン・パーカー、主演スコット・バイオジョン・カッシージマーティン・レヴジョディ・フォスター他共演、出演者全員が子供達によるミュージカル・コメディ。


ミュージカル


スタッフ キャスト
監督:アラン・パーカー
製作:アラン・マーシャル
製作総指揮
デヴィッド・パットナム
ロバート・スティグウッド
脚本:アラン・パーカー
撮影
マイケル・セレシン
ピーター・ビジウ
編集:ジェリー・ハンブリング
音楽:ポール・ウィリアムス

出演
バグジー・マローン:スコット・バイオ
ファット・サム・スタチェット:ジョン・カッシージ
ダンディー・ダン:マーティン・レヴ
タルーラ:ジョディ・フォスター
ブラウジー・ブラウン:フローリー・ダガー
ベビーフェイス:デクスター・フレッチャー

イギリス 映画
配給
Rank Organisation(イギリス)
パラマウント・ピクチャーズ(北米)
1976年製作 93分
公開
イギリス:1976年6月26日
北米:1976年9月15日
日本:1977年1月15日
北米興行収入 $2,783,800


アカデミー賞
第49回アカデミー賞

・ノミネート
編曲・歌曲賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
禁酒法の時代、ニューヨーク
ギャングのロキシー・ロビンソンは、敵対する相手にクリーム弾を浴びせられて死亡する。

ボクシング・プロモーターのバグジー・マローン(スコット・バイオ)は、書店の奥で密造酒を売る高級クラブ”グランドスラム”に向かう。

ギャングのボス、ファット・サム・スタチェット(ジョン・カッシージ)は、ダンディー・ダン(マーティン・レヴ)の手下に右腕のロキシーを殺され、無能な手下達に怒りをぶつける。

クラブのオーディションを受けようとした、ハリウッド女優を夢見る歌手志望のブラウジー・ブラウン(フローリー・ダガー)は、ファット・サムから明日来るようにと言われ、その場を去ろうとする。

バグジーと出会ったブラウジーは、自己紹介されるものの興味ないと伝える。

そこにダンディーの手下が乱入し、クリーム弾を乱射して逃げ去り、ファット・サムがその場を鎮めて、新型銃の威力を知る。

その後も、クリーム銃を使った犯行が繰り返され、警察は警戒する。

ブラウジーを送ろうとしたバグジーは迷惑に思われるが、空腹だと言う彼女と食事をする。

ギャングの抗争は大々的に報道され、使われたクリーム銃が話題になる。

翌日、バグジーに付き添われてある劇場のオーディションを受けようとしたブラウジーは、それも叶わずに苛立つものの、彼に励まされる。

手下を集めたダンディーは、ミスを犯した者を容赦なく排除して、ファット・サムを叩き潰そうとする。

対抗するファット・サムは、パイでは叶わないと考え、クリーム銃を手に入れようとする。

クリーム銃が洗濯店に隠されていという情報を入手したファット・サムは、手下をその場に向かわせる。

洗濯店を調べた手下達だったが、ダンディーらに待ち伏せされて殺される。

それを知ったファット・サムは、ナックルズだけが残ったことを嘆きつつも、普段通りに振る舞おうとする。

グランドスラムに向かったバグジーは、ファット・サムの女であるダンサーのタルーラ(ジョディ・フォスター)に言い寄られ、おでこにキスされてしまう。

それを目撃したブラウジーは憤慨しながらファット・サムのオフィスに向かい、ステージに上がりようやく歌を聴いてもらえる。

ブラウジーは採用されるものの、呼び止めるバグジーを無視してその場を去る。

その後ファット・サムは、殺し屋を雇ってダンディを殺そうと考える。

ブラウジーの楽屋に向かったバグジーだったが、タルーラのことを許す気になれない彼女に追い払われる。

ファット・サムに声をかけられたバグジーは、運転手を任される。

ダンディに電話をしたファット・サムは、二人で会う約束をする。

パイを用意して待ち構えていたファット・サムは、現れたダンディーにシマを荒らすなと伝えるが、話しは平行線のままだった。

その時、ファット・サムは隠れていた殺し屋に合図を送る。

林に潜んでいたダンディーの手下の銃撃を受け、殺し屋は撃たれてしまう。

隠れたファット・サムを車に乗せたバグジーは、隙を見てその場から逃走する。

追って来たダンディーの車は暴走して池に落ち、バグジーに感謝したファット・サムは報酬を渡す。

ブラウジーを誘ったバグジーは、ファット・サムから借りた車でドライブを楽しみ、ハリウッド行きのチケットを買うと言って彼女を喜ばせる。

ブラウジーを送って車を帰したバグジーは、暴漢に襲われ金を奪われてしまう。

現れたリロイに助けられたバグジーは、彼をボクサーにすることを考える。

抗争は激化し、ダンディーの手下はファット・サムの密造酒工場を襲う。

ジムに連れて行かれたリロイは、その才能を発揮し、バグジーは満足する。

新型銃の実験をしたファット・サムだったが、それに失敗したナックルズが犠牲になる。

野菜倉庫まで襲われたことを知らされたファット・サムは、次はクラブを破壊されると考え、バグジーを呼ぼうとする。

バグジーが電話に出ないためにアパートに行くよう指示されたタルーラは、彼をクラブに連れて行く。

ダンディの脅威を感じるファット・サムは、バグジーに協力を求めて400ドルを渡す。

ブラウジーからの電話を受けたバグジーは、ハリウッドに行く前にやらなければならないことがあると伝える。

リロイと共にダンディの屋敷の敷地に忍び込んだバグジーは、クリーム銃の隠し場所を突きとめる。

再び夢破れる思いのブラウジーは不安になり、ハリウッドを諦めてクラブに戻る。

クリーム工場が厳重に警備されていることを知ったバグジーは、失業者のベビーフェイス(デクスター・フレッチャー)達を助っ人にする。

工場を襲いクリーム銃を手に入れたバグジーらは、それをクラブに運び戦いに備える。

ファット・サムを葬り去ることを手下に伝えたダンディは、準備を整えてクラブに向かう。

ダンディらの襲撃を迎え撃ったファット・サムらは、壮絶な戦いを繰り広げる。

しかし、友情や愛が大切であることに気づいたファット・サムとダンディは、手を組むことになる。

そして、バグジーは、ブラウジーと共にハリウッドに向かう。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
禁酒法時代のニューヨーク
所有する闇クラブで密造酒を売るギャングのファット・サムと、敵対するギャングのダンディとの抗争は激化していた。
手下を殺されたファット・サムは、ダンディが新型のクリーム銃を使っていることを知り警戒する。
ボクシング・プロモーターのバグジー・マローンは、ハリウッド女優を夢見る歌手志望のブラウジーと出会い惹かれるものの相手にされない。
何んとかブラウジーの心を掴んだバグジーは、彼女をクラブで雇ったファット・サムから、劣勢を挽回するために協力を求められるのだが・・・。
__________

「小さな恋のメロディ」(1971)の脚本などを担当したアラン・パーカーが、同作のプロデューサーである盟友のデヴィッド・パットナムと組んだ長編、初監督作品である。

禁酒法時代のニューヨークを舞台にしたギャングの抗争を描く内容にも拘らず、出演者全員が子供という画期的な作品。

大人の役者を起用するより苦労したと思えるアラン・パーカーなのだが、彼自身が撮影当時31歳であり、子供達を見事にコントロールしたその演出手腕が光る、実に楽しい作品。

第49回アカデミー賞では、編曲・歌曲賞にノミネートされた。

主演ではないが、何と言っても注目は撮影当時12歳のジョディ・フォスターで、4か月前に「タクシードライバー」(1976)が公開されたのだが、撮影は本作と同時期に行われた。

子供達全員が大人の役なのだが、その時代にマッチしたファッションも似合う、ギャングのボスの女で、クラブ歌手兼ダンサーのジョディ・フォスターの妖艶な美しさは注目だ。

ボクシング・プロモーターであり、ギャングの抗争に手を貸すスコット・バイオ、彼に協力を求めるギャングのボスを愉快に演ずるジョン・カッシージ、敵対するギャングのボス、マーティン・レヴ、主人公と惹かれ合う、ハリウッド女優を夢見る歌手のフローリー・ダガー、終盤でギャングに手を貸す失業者デクスター・フレッチャーなどが共演している。


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