セカンド・カミング California Solo (2012) 3.34/5 (29)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

心に傷を負うスコットランド人の元ロッカーが、過去の過ちなどにより強制送還を命ぜられ、それを逃れるために奔走する姿を描く、製作総指揮、主演ロバート・カーライルキャスリーン・ウィルホイトA・マルティネス他共演のドラマ。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:マーシャル・レウィ
製作:ミネット・ルーイー

製作総指揮
ロバート・カーライル

ジョーン・ホーン
ニック・モートン
リック・ローゼンタール

脚本:マーシャル・レウィ
撮影:ジェームズ・ラクストン
編集:アレックス・ジャブンロンスキー
音楽:T・グリフィン

出演
ラクラン・マカルドニク:ロバート・カーライル
ボー:アレクシア・ラスムッセン
キャサリン・ブリーム:キャスリーン・ウィルホイト

ウォーレン:A・マルティネス
ポール:ダニー・マスターソン
ラスティ:ウィリアム・ラス
ウェンデル:マイケル・デ・バレス
移民局員:パトリック・ギャラガー
パイパー:ブラッド・グリーンクイスト
ドメニコ:ロバート・チッチーニ
アリアンウェン・ブリーム:サヴァンナ・ラーセム
ジュリアン:イーライ・ヴァーガス
ニック:ニコ・ニコテラ

アメリカ 映画
配給 Strand Releasing

2012年製作 94分
公開
北米:2012年11月30日
日本:未公開
製作費 $200,000
北米興行収入 $14,520


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ロサンゼルス郊外。
スコットランド人の元ブリットポップ・ロッカー、ラクラン・マカルドニク(ロバート・カーライル)は、12年前からこの地で暮らし、農場で働き趣味のDJとしてミュージシャンの死を語っていた。

ある夜、バーで酔いそのまま運転をして帰るラクランは、街道でパトカーに止められて逮捕され、4か月の免許停止処分となる。

翌日ラクランは、農場主のウォーレン(A・マルティネス)に免停になったことを批判される。

ウォーレンの息子ジュリアンと共にマーケットで野菜を販売していたラクランは、乗客のボー(アレクシア・ラスムッセン)と話をして恋人のポール(ダニー・マスターソン)を紹介される。

その後、ダウンタウンに向かったラクランは弁護士ドメニコ(ロバート・チッチーニ)に会い、交通違反の件で話をする。

在留資格を聞かれたラクランは、グリーンカードを持っていることを伝える。

かつてマリファナ所持で逮捕歴があるラクランは、その前科が今回の件に影響する可能性をドメニコから知らされ、移民弁護士を紹介される。

チェリー祭に寄ったラクランは、ジュリアンをその場に降ろし、バーに向い、その場にいたウォーレンに弁護士の件を話す。

弁護士のパイパー(ブラッド・グリーンクイスト)に会ったラクランは、飲酒運転と麻薬所持が違法行為とみなされると言われる。

グリーンカードがあっても強制送還の対象になると言えわれたラクランは、今の自分は無害だと言ってパイパーに協力を求める。

弁護士費用を聞いたラクランは、5000ドルの半額を前金で、残りは最後に受け取ると言われる。

旧友ウェンデル(マイケル・デ・バレス)の元に向かったラクランは、強制送還の件を話し、弁護士費用の5000ドルが必要だと言うことを話す。

農場で働く身で、預金では足りずカードもないことを伝えたラクランだったが、協力を拒むウェンデル(マイケル・デ・バレス)からイギリスに帰るべきだと言われる。

出廷したラクランは、アルコールと薬物の影響下での違反運転をしたとみなされる。

翌週のマーケットでラクランは、ボーに同行するポールから、イギリスで有名なロックバンドのメンバーだったことを知り驚いたと言われる。

パーティーに誘われたラクランは、それを断るものの、主賓として招き損はさせないとポールは伝える。

その後、執行猶予2年と罰金5000ドルの支払いを命ぜられたラクランは、パイパーに連絡していないことを弁護士のドメニコに問われる。

弁護士費用が工面できないことを伝えたラクランは、相談料1000ドルでパイパーが引き受けると知らされる。

楽器屋のラスティ(ウィリアム・ラス)にギターを売ろうとしたラクランは、ビンテージギターのマニアであるパートナーに査定させてもいいので、その気になったら持ち込むようにと言われる。

ATMで現金を下ろしたラクランは、失意のまま農場に戻る。

ボーからの連絡を受けたラクランは、訪ねて来た彼女を農場に連れて行き案内して、その後バーで楽しむ。

酔ってしまったボーに泊まっていくよう提案したラクランは、彼女と共に部屋に行く。

ギターを弾いてほしいと頼まれたラクランは、それを断るものの、ボーが諦めないため仕方なく自作の曲”カリフォルニア・ソロ”を歌う。

何もしないと約束したラクランは、ボートベッドで眠る。

翌日、強制送還は免れ保護観察となったラクランだったが、移民局に身柄を拘束されてしまう。

移民局員(パトリック・ギャラガー)から質問を受けたラクランは、強制送還の手続きを進めると言われ、出廷命令書を渡される

解放されるための保証金が1万ドルだと言われたラクランは、立替え業者を紹介される。

ドメニコとパイパーを呼んだラクランは、このような事態にならないための司法取引だったと言って、自分を受け入れる者などいないイギリスには絶対に帰らないことを伝える。

パイパーに保証金の支払いを断られたラクランは拘留され、ウォーレンがそれを払い身柄を引き取る。

農場に戻ったラクランはパイパーからの連絡を受け、マリファナ所持の前科により監視下にあったことを知らされる。

強制送還に応じるか、その状況により”極度の苦境”に立たされるアメリカ市民が存在する証明するかという選択を迫られたラクランは、心当たりの者が誰もいないことを伝える。

その夜、DJとしてマイクに向かったラクランは、バンドのボーカルだった兄が、自分が渡したドラッグのせいで死んだ話をする。

故郷のファンを落胆させてしまい、自分の人世が終わったラクランは、帰国できるはずがなかった。

マーケットでボーに会ったラクランは、ポールと別れ気だと言う彼女から食事に誘われる。

元妻のキャサリン・ブリーム(キャスリーン・ウィルホイト)に会ったラクランは、移民局とのトラブルを話し、自分を必要としているアメリカ市民を探していることを伝える。

自分の強制送還で、キャサリンと娘のアリアンウェン(サヴァンナ・ラーセム)が”極度の苦境”に立たされることを証明したいとラクランは話す。

アリアンウェンのことを聞きもせずに勝手な話だと言われたラクランは、キャサリンに娘のことを尋ね、会せてほしいと伝える。

今日は会わせないとキャサリンに言われたラクランは、ボーの家を訪ねる。

食事をしたラクランは、ポールが言っていたパーティーが今晩あることをボーから知らされる。

ポールから誘いのメールが頻繁に入ると言われたラクランは、騒ぎたい気分だったために、パーティーに行くことにする。

ライブハウスでポールに歓迎されたラクランは、その場の雰囲気を楽しむ。

翌朝、ボーの家で寝ていたラクランは、キャサリンからの電話で起こされ、アリアンウェンに会せると言われる。

二日酔いだったラクランは、ボーを起こしてアスピリンをもらおうとするが、ベッドにはポールが眠っていた。

元妻と娘に会うことをボーに伝えたラクランは、待ち合わせの場所に向かう。

アリアンウェンに会えたラクランは喜び、彼女に様々なことを話しかける。

二日酔い姿で現れたラクランを良く思わないキャサリンだったが、アリアンウェンは父親の話に興味を持つ。

本題に入るようキャサリンに言われたラクランは、娘に偽証させるわけにはいかないと語るキャサリンに協力を断られる。

憤慨したラクランは、会えてよかったことをアリアンウェンに伝えてその場を去る。

農場に戻ったラクランは、ジュリアンに仕事を押し付けて戻らなかったことをウォーレンに批判され、移民局からの通知を渡される。

その夜、最後の放送になることをマイクの前で語るラクランは、モーツァルトが未完成のまま残した”レクイエム”をかける。

帰国するしかなくなったラクランは自暴自棄になり、酔ったまま車を運転してバーに向かう。

迎えに来たウォーレンに、アメリカで有名になる前に死んだ兄を殺した自分は、イギリスには帰れないと言いながらラクランは涙する。

朝になれば気が変わると言ってウォーレンに慰められたラクランだったが、彼の制止を振り切り車に乗りその場を去る。

街道でパトカーに止められ留置場に入れられたラクランは、翌日、ボーのお蔭で釈放される。

アリアンウェンからのメールを受けたラクランは、ギターを持参してダウンタウンに向い、キャサリンには内緒で娘に会う。

学校を抜け出したと言うアリアンウェンのことを心配したラクランは、彼女がクラスでトップだと知り安心する。

アリアンウェンを連れて楽器店に向かったラクランは、”レスポール”のギターを売る。

アリアンウェンに夏休みの予定を聞いたラクランは、帰国することになったので、スコットランドに遊びに来ないかと問う。

航空券を買うための現金をアリアンウェンに渡したラクランは、キャサリンは説得すると伝える。

”極度の苦境”の件で自分は協力してもいいと言うアリアンウェンだったが、ラクランは、スコットランドに来てくれればいいと伝える。

それを約束したアリアンウェンは、タクシーで学校に戻るようにとラクランに言えわれる。

3歳の時にラクランに怪我をさせられたことを覚えていると言うアリアンウェンは、その傷を見せる。

その傷を撫でてキスしたラクランは、アリアンウェンに謝罪する。

許すと言うアリアンウェンは、傷を見てラクランを思い出すと伝えてその場去る。

農場に戻ったラクランは、キャサリンからの電話を受け、娘に600ドルも渡したことと帰国するのかを聞かれる。

アリアンウェンの主治医から、もう少し父親を知るべきだと助言されとキャサリンから言われたラクランは、1週間、娘を預ける考えを伝えられる。

良い父親になることをキャサリンに約束したラクランは、パスポートを確認する。

そして、農場に向かったラクランは、ギターを弾き今後のことを考える。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ロサンゼルス郊外。
農場で働き、夜は趣味でミュージシャンの死を語るDJをしている、スコットランド人の元ブリットポップ・ロッカー、ラクラン・マカルドニクは、飲酒運転で逮捕されてしまう。
過去にマリファナ所持の前科もあるラクランは、強制送還の可能性を弁護士に指摘される。
弁護士費用を工面しようとして、旧友などを訪ねるものの強力を拒まれ、移民局に身柄を拘束されたラクランは、1万ドルの保証金を言い渡される。
自分が強制送還されることで”極度の苦境”に立たされる人物を探すのが最善策だと弁護士に言われたラクランは、元妻キャサリンと娘アリアンウェンに会うことを決意するのだが・・・。
__________

才能ある兄にドラッグを勧め、結果的に死亡させてしまったことへの罪悪感と、故郷の人々を失望させてしまい心の傷背負う男の苦悩を切実に描くドラマ。

自分の強制送還により”極度の苦境”に立たされる人物を探そうとした努力が、紆余曲折ありながら実を結び報われる終盤の展開がいい。

疎遠であり、まともな父親だと思えない男を拒絶せずに受け入れる娘との関係で、主人公の心が救われていく描写はホロリとさせる。

それにより親子の絆を深め希望が見える、ラストの主人公お穏やかな表情が印象的だ。

心に傷を負いながら苦境に立たされる主人公を好演する、製作総指揮を兼ねたロバート・カーライル、主人公とマーケットで出会う女性アレクシア・ラスムッセン、その恋人ダニー・マスターソン、主人公の元妻キャスリーン・ウィルホイト、その娘サヴァンナ・ラーセム、農場主のA・マルティネス、その息子イーライ・ヴァーガス、楽器店店主ウィリアム・ラス、主人公の旧友マイケル・デ・バレス、移民局員のパトリック・ギャラガー、弁護士のブラッド・グリーンクイストロバート・チッチーニなどが共演している。


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