ケース39 Case 39 (2010) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

あるソーシャルワーカーが、親から虐待を受けていたと思われる少女を善意で受け入れるが、それをきっかけに、周囲の殺人事件に関わることになり、自分に襲い掛かる恐怖と戦う姿を描く、レニー・ゼルウィガーブラッドレイ・クーパーイアン・マクシェーン他共演のホラー・サスペンス。


スリラー/ホラー

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スタッフ キャスト ■
監督:クリスチャン・アルバート
製作
スティーブ・ゴーリン
ケビン・ミッシャー
脚本:レイ・ライト
撮影:ハーゲン・ボグダンスキー
編集:マーク・ゴールドブラット
音楽:ミヒル・ブリッチ

出演
エミリー・ジェンキンス:レニー・ゼルウィガー
リリス”リリー”サリヴァン:ジョデル・フェルランド
マイク・バーロン:イアン・マクシェーン
ダグラス・J・エームズ:ブラッドレイ・クーパー
マーガレット・サリヴァン:ケリー・オマリー
エドワード・サリヴァン:カラム・キース・レニー
ウェイン:エイドリアン・レスター
デニーズ:ジョージア・クレイグ
ナンシー:シンシア・スティーヴンソン
ディエゴ・ラミレス:アレクサンダー・コンティ

アメリカ/カナダ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2010年製作 109分
公開
北米:2010年10月1日
日本:未公開
製作費 $27,000,000
北米興行収入 $13,248,477
世界 $28,189,979


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
児童福祉専門のソーシャルワーカーとして、毎日を忙しく過ごすエミリー・ジェンキンス(レニー・ゼルウィガー)は、39件目の案件としてサリヴァン家を訪れる。

一人娘リリス”リリー”(ジョデル・フェルランド)に会う目的のエミリーは、気難しそうな彼女の母親マーガレット(ケリー・オマリー)に迎えられる。

怯えている雰囲気のリリーと、直接話をしようともしない父親エドワードに不信感を抱えながら、エミリーはオフィスに戻る。

エミリーは、この件を押し付けた同僚のウェイン(エイドリアン・レスター)に、その後は任せることにする。

現れたエドワードは、やや態度を変えたものの、彼を怪しむエミリーは、リリーと2人だけで話をする。

リリーは、両親が、自分を地獄に落とすと話していた会話を聞いてしまったことをエミリーに伝える。

しかし、リリーは、それをウェインに話すことが出来ずに、仕方なくエミリーは、友人でもある警察のマイク・バーロン(イアン・マクシェーン)に協力を要請する。

その夜、リリーからの電話を受けたエミリーは、彼女の元に急行する。

エミリーは、呼び出したバーロンと共に、オーブンで焼き殺されようとしていたリリーを救う。

エドワードらは逮捕されるが、裁判では精神鑑定を行うよう指示される。

入院したリリーは、エミリーの親友でセラピストのダグラス・J・エームズ(ブラッドレイ・クーパー)の診断で、問題ないことが確認される。

その後、リリーはエミリーと同居することを望み、彼女は一度はそれを拒むが、結局はそれを受け入れる。

リリーとの新生活を始めたエミリーは、彼女の荷物を取りにサリヴァン家に向かう。

家を調べてみたエミリーは、両親がリリーを拒絶していたような、大袈裟なドアの鍵などを確認して不審に思う。

数日後、エミリーが担当していた少年ディエゴ・ラミレス(アレクサンダー・コンティ)が、両親を殺害する事件が起き、彼女は大きなショックを受ける。

バーロンは、リリーが、ダグラスのセラピーに通うディエゴに電話していたことを知り、それを、エミリーと共に彼女に問い質す。

リリーはそれを否定するが、バーロンは彼女が嘘をついていることを確信する。

エミリーは、ディエゴにもそれを確認するが、リリーから電話があったことを認めた彼は、相手が男だったことを伝える。

その後、リリーと会ったダグラスは、彼女に質問を始めるものの、逆に質問にされ、恐怖を感じたことをエミリーに話す。

その夜、エミリーもリリーを警戒し始めるが、ダグラスは、ある電話を受けた直後、体から排出されたスズメバチの集団により殺されてしまう。

葬儀を終えたエミリーは、ダグラスがリリーに恐怖を感じたことと、ディエゴの電話の件をバーロンに話す。

エミリーは、リリーの母親マーガレットの取調べのビデオを確認し、彼女らの兄弟などが皆、死んだことを知る。

マーガレットが錯乱状態のため、エミリーは夫のエドワードに面会し、リリーが与える危険の大きさを知り、それに備える。

エミリーは、抑え切れない恐怖をバーロンに訴えるが、彼は、リリーを悪魔呼ばわりするエミリーの意見を聞き入れない。

雨の日の夜、幻覚に襲われ恐怖に怯えるエミリーは、正体を現したリリーに支配されることを誓わされる。

そして、リリーの里親が見つかるのだが、被害が広がることを阻止するために、エミリーはエドワードの助言で、彼女を殺すことを決意する。

やがて、エドワードが刑務所内で事故死し、エミリーの携帯電話の通話記録から、リリーがダグラスに電話をしていたことなどが分かる。

バーロンはエミリーに謝罪し、彼女に協力を約束するものの、リリーの標的となり殺されてしまう。

リリーに脅されたエミリーは、従うと見せかけ、睡眠薬で彼女を眠らせる。

エミリーは、リリーを眠らせたまま家に火を放つが、彼女は家を抜け出し、2人は車に乗り宿泊先を探す。

リリーに脅されたエミリーだったが、それが幻覚だと言い聞かせて、車ごと水中に落ちる。

そしてエミリーは、リリーを振り切り水面に這い上がる。

 


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
児童福祉専門のソーシャルワーカー、エミリー・ジェンキンスは、39件目の案件で、児童虐待の疑いがあるサリヴァン家を訪ねる。
両親を避けて怯える少女リリーが気になったエミリーは、警察のバーロンにも相談するが、事件が起きてしまう。
リリーからの電話を受けたエミリーは、両親に焼き殺されようとしていた彼女をバーロンと共に助ける。
両親は逮捕され、リリーは自分に優しく接するエミリーと暮らすことを望む。
一度はそれを断ったエミリーだったが、愛らしいリリーに情が移り彼女を受け入れる。
新たな生活を始めた2人だったが、リリーに恐怖を感じた、エミリーの親友のダグラスが犠牲となり、周辺で殺人事件が発生する・・・。
__________

結果的にヒットには至らなかったため、日本でも劇場未公開に終わった作品ではあるが、実力派レニー・ゼルウィガーや人気スターのブラッドレイ・クーパー、ベテランのイアン・マクシェーン、そして子役として既にキャリアを積んでいるジョデル・フェルランドら、魅力的なキャストが注目の作品。

しかし、ストーリーにあまり新鮮味もなく、恐怖の度合いや緊迫感も今一歩といった感じで終始し、平凡なラストも消化不良気味だ。

とは言え、個性を生かした、主人公ら個々の演技は見応えがあり、特に撮影当時11歳だった”悪魔の少女”ジョデル・フェルランドの、冷めた演技が印象に残る。

その彼女に手玉に取られる主人公のレニー・ゼルウィガーは、ソーシャルワーカーということで地味さを前面に出し、普段は気丈に振舞う女性が、追い詰められていく姿を熱演している。

無表情の眼差しが恐怖感を与えるジョデル・フェルランド、彼女の餌食になる刑事イアン・マクシェーンとセラピストのブラッドレイ・クーパー、少女の両親役カラム・キース・レニーケリー・オマリー、主人公の同僚エイドリアン・レスターなどが共演している。


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