キャスト・アウェイ Cast Away (2000) 5/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

出張中に遭難し無人島での孤独な生活を体験した男性が、奇跡の生還の末に人生を見つめ直す姿を描く、製作、監督ロバート・ゼメキス、主演トム・ハンクスヘレン・ハントニック・サーシークリス・ノース他共演のヒューマン・ドラマ。


ドラマ(ヒューマン)


スタッフ キャスト ■

監督:ロバート・ゼメキス
製作総指揮:ジョーン・ブラッドショウ
製作
スティーヴ・スターキー

トム・ハンクス
ロバート・ゼメキス
ジャック・ラプケ
脚本:ウィリアム・ブロイルズJr.
撮影:ドン・バージェス
編集:アーサー・シュミット
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演
チャック・ノーランド:トム・ハンクス

ケリー・フリアーズ・ラヴェット:ヘレン・ハント
スタン:ニック・サーシー
ベッカ・トウィグ:ジェニファー・ルイス
ユーリ:ピーター・フォン・バーグ
ジェリー・ラヴェット:クリス・ノース
ベッティーナ・ピーターソン:ラリ・ホワイト
レイモン:ポール・サンチェス

アメリカ 映画
配給
20世紀FOX(北米)
ドリームワークス(世界)
2000年製作 143分
公開
北米:2000年12月22日
日本:2001年2月24日
製作費 $90,000,000
北米興行収入 $233,630,478
世界 $429,632,142


アカデミー賞 ■

第73回アカデミー賞
・ノミネート
主演男優(トム・ハンクス)
録音賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1995年、モスクワ
フェデックス”のシステム・アナリスト、チャック・ノーランド(トム・ハンクス)は、87時間余りもかけて届いた、自分がメンフィスから送った荷物の中のタイマーを確認する。

現地の配達効率の悪さに怒り心頭のチャックは、スタッフに檄を飛ばしながら仕分け作業を続ける。

恋人ケリー・フリアーズ(ヘレン・ハント)に電話してメッセージを残したチャックは、自社の貨物機で、同僚のスタン(ニック・サーシー)とと共に帰国することになる。

メンフィス
ケリーの元に戻り、気忙しいクリスマスを過ごしたチャックは、空港に着いた車の中で彼女とプレゼントを交換して、貨物機に向かおうとする。

ニューイヤーズ・イヴには戻るはずのチャックは、プレゼントとは別の小箱をケリーに渡し、特別なものだと言ってその場を立ち去る。

その後、機内で眠っていたチャックは、太平洋上空で揺れを感じて目覚める。

不安を抱きながらトイレに入っていたチャックは、大きな揺れで体勢を崩した機体が、故障で不時着することを知らされる。

ケリーから贈られた、祖父の懐中時計を拾ったチャックだったが、機体はその後に着水する。

機体は大破し、チャックは救命ボートを膨らませて何んとか海面に浮かび上がる。

嵐の中、漂流したチャックは、ある島にたどり着き朝を迎える。

浜で目覚めたチャックは、ケリーの懐中時計を確認し、漂着していた自社の荷物二個を拾う。

その場が無人島らしきことを知ったチャックは、流木を使い”HELP”の文字を浜に作り、打ち揚げられた荷物を集める。

誰かがいるような気配も感じながら、チャックはヤシの実を割り水分を取り、ズボンを引き裂いて履物を作り、島で一番高い場所に登ってみる。

搭乗員の死体が漂着していることに気づいたチャックは、彼を浜に運び所持品を調べる。

遺体を埋葬したチャックは、その後、水と食料を確保することに専念する。

ある夜、沖を航行する船を確認したチャックは、搭乗員の持っていた懐中電灯を振り助けを求め、その後、ボートで沖に向かう。

しかし、大波に行く手を阻まれたチャックは海中に放り出されて、ボートは破れ彼はサンゴ礁で負傷してしまう。

その後、嵐となり、岩場の洞窟で夜を過ごしたチャックは、翌朝、集めた荷物の中身を確認して、仕える物を利用しようとする。

火を熾すことに挑戦したチャックだったが、手を痛めただけで苛立つ。

荷物の中のバレーボールを投げた際に、血の付いた手形を顔にしたチャックは、それに話しかけながら再び火を熾そうとする。

それに成功したチャックは、捕えたカニを焼いて食べながら、”ウィルソン”と名付けたボールに話しかける。

チャックは、自分が遭難した位置から捜索範囲の広さを想定し、救助は絶望的であることも分かる。

歯痛でものを噛むこともできなくなったチャックは、スケート靴のブレードを使い、自分の手で抜歯して気を失ってしまう。

4年後。
サバイバル生活を続けていたチャックは、ポータブル・トイレの残骸が漂着したことに気づく。

それが帆に利用できることに気づいたチャックは、筏を作り始め、波と風が強くなる時期に合わせて脱出計画を練る。

大量のロープを編み食料を蓄えるものの、材料が足りなくなり、山頂で、自殺を考えた際に使ったロープも使うことにする。

時間も足りないことで焦るチャックは、ウィルソンに八つ当たりして投げ捨ててしまう。

後悔したチャックはウィルソンを拾い、謝罪して顔を血で修復する。

やがて筏は完成し、チャックは、一つだけ開封していなかった小包を持参し、ウィルソンと共に沖に向かう。

ポータブ・トイレの壁を帆にして、大波を乗り越えたチャックは、4年間過ごした島に別れを告げて大海原に向かう。

雨水を溜め魚をとり、何日も過ごしたチャックだったが、嵐に遭い帆は飛ばされ、知らぬ間にウィルソンも海面に落ちてしまう。

それに気づいたチャックは、何んとかウィルソンの元に向かおうとするが、それができずに、彼は大きなショックを受ける。

その後も漂流を続け、大型貨物船に発見されたチャックは救出される。

既に結婚していたケリーは、その知らせを受けて気を失ってしまう。

4週間後。
スタンと共に帰国することになったチャックは、セレモニーで歓迎され、ケリーもその場に来ることになっていた。

戸惑うチャックは、スタンが、自分の葬儀を済ませてくれたことを知り、病気で妻を亡くした彼の傍にいてあげられなかったことを謝罪する。

歓迎セレモニーを終えたチャックは、ケリーと結婚した歯科医ジェリー・ラヴェット(クリス・ノース)と会い、彼女が精神的なショックを受けて来られないことを知らされる。

ケリーはその場に来ていたのだが、動揺する彼女は、チャックに会うことをジェリーに止められる。

駐車場でのその様子を見守っていたチャックは、その後、滞在先で用意されたパーティー、豪華な食事などに囲まれる。

文明生活に戻れたチャックは、ケリーのことだけを考え生き延びた4年間を考え、虚しさを感じる。

夜中にケリーの家に向かったチャックは、彼女に迎えられて、心の整理をするために話をする。

事故のことを調べていたケリーは、空港で別れた際に乗っていた、保管してあった車を彼に返す。

多くを語らずその場を去ったチャックを、ケリーは追いかけて行き、雨の中、二人は抱き合う。

ケリーは、生存を信じていたが、周囲に諦めるべきだと助言されたことをチャックに伝え、愛を告げる。

同じ気持ちを伝えたチャックは、ケリーを車に乗せて家に送る。

チャックはスタンの元に向かい、再びケリーを失った悲しみを伝えるが、今後も人生は続くことを語る。

その後チャックは、持ち帰ったベッティーナ・ピーターソン(ラリ・ホワイト)の小包を届け、留守の彼女にメッセージを残して立ち去る。

街道で行き先を決めようとしていたチャックは、その場に現れたピックアップ・トラックの女性(ラリ・ホワイト)に方向の説明を受ける。

チャックは、トラックに描かれた絵が、ベッティーナの家のものと同じだということに気づく。

そして、十字路で行き先を決めようとするチャックは、女性の家に向かうことを決める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

世界を駆け巡る宅配便会社”フェデックス”のシステム・アナリスト、チャック・ノーランドは、気忙しいクリスマスを恋人ケリーと過ごして再び出張の旅に出る。
ところが、太平洋上空で貨物機は故障のため不時着し、命拾いしたチャックは、ある無人島にたどり着く。
漂着する自社の荷物を集め、ケリーのことだけを考えてサバイバル生活を送るチャックは、バレーボールの”ウィルソン”に話しかけながら過酷な日々を過ごす。
ある日、漂着したポータブル・トイレの残骸を帆にすることを考えたチャックは、筏を作り風と波を利用して島を脱出することに成功する。
その後、ウィルソンを失いショックを受けていたチャックは、貨物船に救助され帰国することになるのだが・・・。
__________

フォレスト・ガンプ」(1994)のロバート・ゼメキスと、ハリウッドを代表するスターとなったトム・ハンクスのコンビによる大作ということで大いに話題になった作品。

主人公の孤島での生活を描く娯楽的な面白さと、後半は、人間ドラマとして考えさせられるロバート・ゼメキスの演出により、深みのある作品に仕上げられている。

登場人物も少ない派手さも抑えた作品ではあるが、製作費は9000万ドル、北米興行収入は約2億3400万ドル、全世界では約4億3000万ドルの大ヒットとなった。

第73回アカデミー賞では、主演男優(トム・ハンクス)、録音賞にノミネートされた。

40歳も半ばのトム・ハンクスは、孤島での過酷なサバイバル生活を体験する、働き盛りの男性を演じ、25キロもの減量をする役者魂も見せる熱演を見せる。

奇跡の生還を果たした恋人を前に動揺してしまい心揺れ動く、そんな女性を好演するヘレン・ハント、その夫クリス・ノース、主人公の同僚である友人のニック・サーシー、主人公が持ち帰った小包を届ける女性のラリ・ホワイト、他、ジェニファー・ルイス、ピーター・フォン・バーグ、ポール・サンチェスなどが共演している。


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