チェンジング・レーン Changing Lanes (2002) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

無理な車線変更で起きた事故により、人生の再起を失った男と、その原因を作った弁護士、人生の危機に直面した二人の運命を描いた、ベン・アフレックサミュエル・L・ジャクソン共演、監督ロジャー・ミッシェルのサスペンス・ドラマ。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:ロジャー・ミッシェル
製作総指揮
ロン・ボズマン

アダム・シュローダー
製作:スコット・ルーディン
原案:チャップ・テイラー
脚本
チャップ・テイラー

マイケル・トルキン
撮影:サルヴァトーレ・トティーノ
編集:クリストファー・テレフセン
音楽:デヴィッド・アーノルド

出演
ギャビン・バネック:
ベン・アフレック

ドイル・ギプソン:サミュエル・L・ジャクソン
ヴァレリー・ギプソン:キム・スタウントン
ミシェル:トニ・コレット
スティーヴン・デラーノ:シドニー・ポラック
デラーノ夫人:ティナ・スローン
ウォルター・アーネル:リチャード・ジェンキンス
シンシア・デラーノ・バネック:アマンダ・ピート
ギブソンの後見人:ウィリアム・ハート
フィンチ:ディラン・ベイカー

アメリカ 映画
配給
パラマウント・ピクチャーズ

2002年製作 98分
公開
北米:2002年4月12日
日本:2002年11月9日
製作費 $45,000,000
北米興行収入 $66,790,248
世界 $94,935,764


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨークマンハッタン
若手敏腕弁護士ギャビン・バネック(
ベン・アフレック)は、担当する裁判に出廷するため急いでいた。

アルコール依存症で、妻子と別居中のドイル・ギプソン(サミュエル・L・ジャクソン)も、親権を争う裁判に向っていた。

裁判に遅れそうになり焦ったバネックは、無理な車線変更をしたために、ギプソンの車と事故を起こしてしまう。

法廷のことで頭がいっぱいで、構っていられないバネックは、白紙の小切手をギプソンに渡し、適切な処置を取ろうとする彼を無視し、車で走り去ってしまう。

法廷に遅れたバネックは、事故の際に重要なファイルを落としてしまい、判事から、今日中にそれを提出するよう命ぜられる。

一方、審理に遅刻してしまったギプソンは、息子達の親権を妻ヴァレリー(キム・スタウントン)に奪われてしまう。

失意の二人は裁判所を後にするが、バネックが、街角で偶然ギプソンを見つけて声をかけ謝罪する。

それを聞き入れないギプソンは、バネックが金で解決しようとしたために、時間を返せと迫る。

ギプソンは、ファイルは捨てたと言って立ち去り、事務所に向ったバネックは、ボスの義父スティーヴン・デラーノ(シドニー・ポラック)と同僚のウォルター・アーネル(リチャード・ジェンキンス)に、問題なく解決したと報告してしまう。

その頃、ギプソンは、捨てたファイルをゴミ箱から拾い出してバーに向う。

ギブソンは、酒を前に、後見人(ウィリアム・ハート)に電話して、彼にバーを出るよう指示される。

バネックは、事務員で不倫関係のミシェル(トニ・コレット)に助けを求め、フィンチ(ディラン・ベイカー)というハッカーを紹介される。

フィンチは、ギプソンの情報を調べ、バネックの了解を得て彼の銀行口座を凍結させて、ファイルを返すようにと、勤務先の電話にメッセージを残す。

返事のないバネックは、スティーヴンに真実を話し、憤慨する彼を制止して、ウォルターが書類の偽造を提案する。

納得したように見せかけたバネックは、スプリンクラーを作動させてビル内を混乱させ、スティーヴンのオフィスに忍び込み、関係書類を盗み出す。

バネックは、スティーヴンとウォルターが、案件に関係する財団資金から、150万ドルずつを抜き出していることを知る。

そして、バネックはそれを、事務j所のあくどい手法に気づいていたミシェルに伝える。

当て逃げ同然の行為をして相手を破産させ、上司に嘘をつき、慈善団体を詐欺にかけて、書類の偽造まで考える自分にバネックは嫌気がさす。

そこに、メッセージを聞いたギプソンからバネックに連絡が入り、彼は口座を元に戻さなければ、ファイルは処分すると脅される。

バネックは、フィンチに、ギプソンのデータを全て戻すよう指示して、妻シンシア(アマンダ・ピート)に呼び出されたためミシェルと別れる。

銀行で口座を確認したギプソンは、自分が破産状態だと知り激怒してその場を立ち去る。

シンシアに、偽善に満ちた法律事務所の内情や、ミシェルのことも全て知っていると言われたバネックは、自分達の関係は解消できない事を悟らされ、書類の偽造をするよう求められる。

その後、ギプソンからファイルを返すとの連絡があり、二人は裁判所の前で会うことになる。

フィンチに連絡したバネックは、破産処置が元に戻らないことを聞く。

驚いたバネックだったが、ギプソンが、タクシーで自分を追って並走し、タイヤのボルトを外したことを彼に知らせる。

それに気づいたバネックの車は、次の瞬間タイヤが外れてスピンしてしまう。

ヴァレリーに会ったギプソンは、息子達のためにローンを組んで購入しようとしている部屋を彼女に見せる。

理想の夫を失ったヴァレリーは、ギプソンの前でそれを嘆くものの、オレゴンに旅立とうとする自分を、止めようとしない彼に感謝しその場を立ち去る。

放心状態で教会を訪ねたバネックは、神父と話し合うものの、ギプソンを子供達の学校に誘き出し、騒ぎを起こした彼は、警察に連行されてしまう。

しかし、子供達が、呼び出されたヴァレリーに付き添われて帰る姿を見て後悔したバネックは、ギプソンを救うために銀行に向かう。

ギプソンは、警察に面会に来たヴァレリーに完全に見限られてしまい、その後、後見人によって保釈される。

後見人は、素直に現実を見つめないギプソンに対し、酒の問題でなく、トラブルに憑かれているとまで言って彼を突き放す。

バネックは、自分が犠牲になり、刑務所行きも覚悟することをミシェルに告げるが、スティーヴンから、書類は既に提出されたことを知らされる。

オフィスに戻ったバネックは、目の前のファイルと、ギプソンがその場に居ることに気づく。

いがみ合う必要もなくなっていた二人は、謝罪し合い全てを忘れることを約束して別れる。

シンシア、スティーヴンとその妻()との食事の場でバネックは、ファイルが戻ったことを告げ、良心に従い行動することを伝えヴァレリーの元に向かう。

そして、バネックから全てを知らされたヴァレリーは、子供達を連れてギプソンの元に戻る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

裁判に遅れることを焦り、車線変更をした若手敏腕弁護士ギャビン・バネックは、ドイル・ギプソンの車に接触して事故を起こす。
焦ったバネックは、ギプソンの名前も聞かずに、白紙の小切手を渡し、その場を去って行く。
アルコール依存症で、妻子と別居中のギプソンも、親権を争う裁判に向っていたのだが、彼はバネックが落としていったファイルを拾い裁判所に急ぐ。
バネックは、法廷で、そのファイルがないことに気づき、提出を求められ、ギプソンは審理に遅れて、妻のヴァレリーに親権を奪われてしまう。
失意の二人は街角で偶然出くわすが、金で全てを解決しようとするバネックに対し、ギプソンは時間を返せと迫る。
バネックは、ファイルが捨てられたことを知り、義父でボスのスティーヴンに裁判が解決したと嘘をついてしまう。
その後バネックは、不倫関係である事務員ミシェルに、ハッカーのフィンチを紹介され、ギプソンの情報を知る。
そしてバネックは、ギブソンの銀行口座を凍結させ、ファイルを返すようにと、勤務先にメッセージを残すのだが・・・。
__________

若手のホープとして、人気急上昇中のベン・アフレックと、実力派スターのサミュエル・L・ジャクソンの競演ということで、大いに話題になった作品。

その他の共演者も豪華で、興行的にも期待された作品ではあるが、北米で約6700万ドル、全世界では約9500万ドルで、まずまずの結果となった。

些細なこととは言えない立派な交通事故で、訴訟王国であるアメリカの弁護士がとる行動ではないことがきっかけとなるという、少々出来過ぎた話ではあるが、焦る様子などは、うまく表現されていたということで納得するしかないというところだろうか。

家族、そして人間性を失いかける主人公二人が、結果的に、この事件をきっかけにして、それらを再び取り戻せるチャンスを掴みながら終わるラストはなかなか爽やかだ。

とてつもない、復讐合戦が繰り広げられるように宣伝されたのだが、窮地に立たされた人間の、自分に対する挑戦と言える行動を、ロジャー・ミッシェルが、スリリングに描いていると言った方が正しいかもしれない。

結局、この時点で、腐り切った事務所や周囲に気づいたことで、将来への希望を案じさせる結末で救われる弁護士ベン・アフレックと、家族を取り戻すための、必至な思いがよく伝わってくるサミュエル・ L・ジャクソン、両者の熱演は見ものだ。

終盤、存在感を発揮するギプソン(S・L・ジャクソン)の妻キム・スタウントン、バネック(B・アフレック)の愛人トニ・コレット、妻のアマンダ・ピート、ボスで義父のシドニー・ポラック、その妻役ティナ・スローン、バネックの同僚上司役のリチャード・ジェンキンス、ギプソンを支える後見人ウィリアム・ハート、ハッカーのディラン・ベイカーなどが共演している。


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