突破口! Charley Varrick (1973) 4.29/5 (31)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

1968年に発表された、ジョン・H・リーズの小説”The Looters”を基に製作された作品。
製作、監督のドン・シーゲルをはじめ、2年前に公開された「ダーティハリー」(1971)のスタッフ、キャストの何人かが参加した作品。
主演ウォルター・マッソーアンディ・ロビンソンジョン・ヴァーノンジョー・ドン・ベイカー共演の犯罪アクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ドン・シーゲル
製作:ドン・シーゲル
原作:ジョン・H・リーズ
脚本
ハワード・ロッドマン
ディーン・リーズナー
撮影:マイケル・C・バトラー
編集:フランク・モリス

音楽:ラロ・シフリン

出演
ウォルター・マッソー:チャーリー・ヴァリック
アンディ・ロビンソン:ハーマン・サリヴァン
ジョン・ヴァーノン:メイナード・ボイル
フェリシア・ファー:シビル・フォート
ジョー・ドン・ベイカー:モリー
シェリー・ノース:ジュエル・エヴェレット
ノーマン・フェル:ガーフィンクル
ベンソン・フォン:オネスト・ジョン
ウッドロウ・パーフレイ:ヤング
ウィリアム・シャラート:ホートン保安官
ジャクリーン・スコット:ナディーン・ヴァリック
マージョリー・ベネット:タフ夫人

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1973年製作 111分
公開
北米:1973年10月19日
日本:1974年6月


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

元スタント・パイロットのチャーリー・ヴァリック(ウォルター・マッソー)は、妻ナディーン(ジャクリーン・スコット)とハーマン・サリヴァン(アンディ・ロビンソン)らと共に銀行を襲う。

しかし、盗難車のナンバーから警察に気づかれてしまい、ナディーンは重傷を負ってしまう。

現金を奪うことに成功したヴァリックらは逃走するが、途中でナディーンは息を引き取る。

逃走車に爆薬を仕掛けて、ナディーンの遺体を残し、ヴァリックとハーマンは農薬散布会社の車に乗り替え、警察の捜査網を突破して逃げ切る。

隠れ家に戻ったヴァリックらは、奪った現金が7万5000ドル以上の大金だったので驚く。

小さな銀行なので、せいぜい3万ドルくらいの現金だと踏んでいたヴァリックは、2000ドルの被害というニュースの報道も気になった。

盗んだ現金が、マフィア絡みかと心配するヴァリックは、金を返すことも考えるが、ハーマンは反対する。

ハーマンは、飛行機が操縦できるヴァリックに、メキシコへの逃亡を提案する。

その後、ヴァリックは歯科医院に侵入し、焼死体で発見されたナディーンとハーマンの歯型をすり替える。

銀行家でありながら、マフィアと関係するメイナード・ボイル(ジョン・ヴァーノン)は、殺し屋モリー(ジョー・ドン・ベイカー)に犯人の追跡を任せる。

ボイルは、今回の件で、自分達が組織から疑われていることを、銀行の支店長ヤング(ウッドロー・バーフリー)に伝える。

ヴァリックは、写真家のジュエル・エヴェレット(シェリー・ノース)を訪ね、偽造パスポートを作らせる

そこを探ったモリーは、ヴァリックの隠れ家を見つけてハーマンを殺す。

ヴァリックは逃走の準備を進め、ボイルと連絡をとるために、彼の秘書シビル・フォート(フェリシア・ファー)に近づく。

ボイルを飛行場に呼び寄せたヴァリックは、モリーが見ていることを承知で、ボイルと親しげな態度をとる。

モリーは、それを見て二人が組んでいると決めつけ、ボイルを車で轢き殺してしまう。

飛行機で逃げようとするヴァリックを、ついに追い詰めたモリーは、金の在り処を聞き出す。

しかし、ヴァリックの仕掛けた罠でモリーは爆死する。

そしてヴァリックは、燃え上がる車に、歯科医の歯型では、死んだことになっているハーマンの死体を残し悠然と立ち去る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

元スタント・パイロットのチャーリー・ヴァリックは、妻ナディーンとハーマンらと共に銀行を襲う。 現金を奪うことに成功したヴァリックらは逃走するが、ナディーンは重傷を負い、その後、死亡する。
ヴァリックとハーマンは、警察の捜査網を突破して逃げ切るが、盗んだ現金が思わぬ大金だったために驚いてしまう。
そのためヴァリックは、現金がマフィア絡みかとも考え、金を返すことも検討する。
しかし、ハーマンはそれに反対して、メキシコへの逃亡を提案する。
その頃、銀行家でありながら、マフィアと関係するボイルは、殺し屋モリーに、強盗犯の追跡を任せるのだが・・・。
__________

いかにもドン・シーゲルらしい、飛行機をうまく使ったハードなアクションも見応えがある。

思わず、主演がクリント・イーストウッドならば・・・と想像してしまうほどだ。

ドラマの中で、偽造パスポート屋シェリー・ノースの元を訪ねたジョー・ドン・ベイカーが名を名乗ると、彼女が振り向きもせずに、”クリント・イーストウッドじゃないわね”というシーンもあるくらいだ。

そのイーストウッドとは全くタイプの違う、ウォルター・マッソーが、完全犯罪を仕掛ける銀行強盗を、なかなかクールに演じている。

ラロ・シフリンの音楽も「ダーティハリー」(1971)に似たところがかなりある。

問答無用の殺し屋に扮したジョー・ドン・ベイカーの、凄みのある怖さは迫力十分。

また、ドン・シーゲルが、目立たないが出演している場面もある。
(賭けピンポンをしている)

黒幕の銀行家ジョン・ヴァーノン、その秘書フェリシア・ファー、銀行支店長ウッドロウ・パーフレイ、保安官ウィリアム・シャラート、主人公の妻ジャクリーン・スコットなどが共演している。


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