きみがくれた未来 Charlie St. Cloud (2010) 3/5 (1)



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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

最愛の弟を事故で亡くした青年が、自分だけが助かったことで、自責の念にかられながら過ごす日々を送り、その思いから脱しようとする姿を描いた、主演ザック・エフロンチャーリー・ターハンアマンダ・クルーキム・ベイシンガーレイ・リオッタ他共演、監督バー・スティアーズによるファンタジー・ドラマ。


ドラマ

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スタッフ キャスト ■
監督:バー・スティアーズ

製作総指揮
マイケル・フォトレル
ベン・シャーウッド
アダム・シーゲル
製作:マーク・E・プラット
原作:ベン・シャーウッド
The Death and Life of Charlie St. Cloud
脚本
クレイグ・ピアース
ルイス・コリック
撮影:エンリケ・シャディアック
編集:パドレイク・マッキンリー
音楽:ロルフ・ケント

出演
チャーリー・セント・クラウド:ザック・エフロン
サム・セント・クラウド:チャーリー・ターハン
テス・キャロル:アマンダ・クルー
アリステア・ウーリー:オーガスタス・プリュー
ティンク・ウェザビー:ドナル・ローグ
クレア・セント・クラウド:キム・ベイシンガー
フロリオ・フェランテ:レイ・リオッタ
サリー:デイヴ・フランコ

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ 
2010年製作 100分
公開
北米:2010年7月30日
日本:2010年12月23日
製作費 $44,000,000
北米興行収入 $31,136,950
世界 $48,190,704


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
2005年、ワシントン州、ベインブリッジアイランド
ヨットの才能を持つチャーリー・セント・クラウド(
ザック・エフロン)は、母クレア(キム・ベイシンガー)と11歳の弟サム(チャーリー・ターハン)に祝福され、スポーツ奨学金を得て高校を卒業し、 スタンフォード大学に入学することになっていた。

ある夜、車で外出したチャーリーは事故に遭い、彼は、救命士フロリオ・フェランテ(レイ・リオッタ)の蘇生処置によって一命を取り留めるものの、同乗していたサムが死亡してしまう。

最愛の弟を亡くし、自責の念にかられるチャーリーは、現実を受け入れられず心を閉ざしてしまう。

葬儀の日、チャーリーは林の中で、幻覚として現れたサムと、夕暮れに、毎日キャッチボールをすることを約束する。

5年後。
母クレアは引越し、奨学金の受け取りを延期して大学進学とヨットを諦めたチャーリーは、サムが眠る墓地の管理の仕事をしていた。

そんなチャーリーは、サムとの約束を守るために、夕暮れ時になると林に向かう。

ある日チャーリーは、戦場で亡くなった友人サリー(デイヴ・フランコ)が現れた話をしたりする。

街で、命を救ってくれたフロリオに再会したチャーリーは、彼が癌を患っていることを知る。

フロリオは、チャーリーが生かされたのには理由があるはずだと、神から与えられた人生を、無駄にするなと言って、外の人生に挑戦するよう助言する。

そんな気にはなれなかったチャーリーだったが、高校時代のライバル、テス・キャロル(アマンダ・クルー)が、ヨットの世界一周レースに挑戦することを知り、 わずかながら心が動く。

テスも、チャーリーには墓地で会っていたこともあり、二人はお互いを意識し、彼女のヨットで軽い会話を交わす。

翌日、テスは海が荒れているにも拘らず、テスト航行で沖に向かう。

その後チャーリーは、父親の墓地で、怪我をしていたテスの傷の手当てをしてあげる。

レースでテスが半年はいなくなることを知りながら、彼女への気持ちを抑えられなくなり、そして二人は愛し合う。

その後、テスはチャーリーを5年ぶりにヨットに乗せ、彼をレースのサポートチームに誘う。

チャーリーは、毎日のサムとの約束があり、それを受けることはできなかった。

しかし、テスへの思いが深まる一方で、サムとの約束に遅れてしまい、チャーリーは、そのことを彼女に打ち明ける。

チャーリーは、テスとの時間を過ごすと、サムが遠くなることで悩み、結局は弟を選ぶ。

翌日チャーリーは、テスが、3日前に嵐の中で遭難していたことを知る。

そしてチャーリーは、テスの父親の墓前で、彼に助けを求める、亡くなったテスに会う。

サムの元に向かったチャーリーは、彼にテスのことを伝えた後、フロリオが亡くなったことを、彼の妻から知らされる。

チャーリーは、フロリオから預かったという、絶望した者の守護神”タダイ”のペンダントを渡される。

”生かされた理由がある”という、フロリオの言葉を思い出したチャーリーは、テスが生きていることを確信する。

チャーリーは、テスのコーチ、ティンク・ウェザビー(ドナル・ローグ)の反対を押し切り、友人のアリステア・ウーリー(オーガスタス・プリュー)と三人で海に出る。

夕暮れを迎え、チャーリーはサムとの約束をついに破ってしまい、彼に謝罪しながらボートの舵を取る。

テスのヨットを見つけたチャーリーは、これが自分が生かされた奇跡の理由だと言って、水温の低い海に飛び込む。

岩場でテスを見つけたチャーリーは、彼女に寄り添い体をめ、そして、現れた沿岸警備隊のヘリコプターに救助される。

その後テスは回復し、チャーリーは外洋向きの船を手に入れて、彼女の元に向かう。

テスは、世界を回ることに決めたチャーリーが、以前から、側にいたような気がすることを伝える。

チャーリーは、テスから聞いた亡くなった父親の言葉を口にして、彼女を世界の海への旅に誘う。

そしてチャーリーは、夕暮れに林に向かい、姿が見えなくなったサムに語りかけ、永遠に兄弟だと約束して、テスと共にその場を立ち去る。


解説 評価 感想 ■
2004年に発表された、ベン・シャーウッドの小説”The Death and Life of Charlie St. Cloud”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)

ヨットの才能を評価され、奨学金で大学進学も決まっていたチャーリー・セント・クラウドは、突然の自動車事故で、最愛の弟サムを亡くしてしまう。
心を閉ざしたチャーリーは、ヨットと進学を諦め、サムの眠る墓地の管理の仕事をして過ごしていた。
サムへの想いから、亡くなった者の姿が見えるチャーリーは、弟との約束で、夕暮れの林の中で、キャッチボールをすることが日課だった。
ある日チャーリーは、自分の命を救ってくれた救命士フロリオから、生かされた理由を探す人生を歩むように助言される。
そんな時チャーリーは、高校時代ライバルだったテスが、世界ヨットレースに出場することを知り、彼女が気になる存在にもなる。
ある日、父親の墓地で怪我をしていたテスの治療をしたチャーリーは、彼女に強く惹かれ、そして愛し合うようになる。
しかしチャーリーは、テスへの思いが深まる一方で、サムが離れていくことを感じ思い悩んでしまう・・・。
__________

亡くなった弟への想いを断ち切れない青年が、新たな人生を見つけるまでを描く単純なドラマと思いきや、ファンタジーの要素を取り入れた、どこか古風な作風に仕上がっている作品。

押し付けがましくない、感動のドラマとしても楽しめる本作は、レイ・リオッタ演ずる救命士の存在がキーポイントである。
主人公の元に”幻覚”として現れる”
シューレス・ジョー・ジャクソン・ジャクソン”を演じた彼の出演作、「フィールド・オブ・ドリームス」(1989)のキャラクターを思い起こさせる。

更に、彼の助言によって、新たな人生を歩む決心をした主人公の、助けを求めるヒロインとのロマンスと救出劇も、ひと捻りあり凝った演出となっている。

罪の意識に苦しみながら、何とか希望を掴もうと苦難に立ち向かい、成長していく青年を好演するザック・エフロン、その兄を見守る陽気な少年チャーリー・ターハン、結果的に主人公を新しい人生に導くヒロイン、アマンダ・クルー、そのコーチ、ドナル・ローグ、主人公の親友オーガスタス・プリュー、冒頭のみの出演となる母親キム・ベイシンガー、主人公の未来を切り開こうとする救命士レイ・リオッタ、そして、主人公の友人で戦場で亡くなる、ジェームズ・フランコの実弟デイヴ・フランコなどが共演している。


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