シャーロットのおくりもの Charlotte’s Web (2006) 3.57/5 (30)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1952年に発表された、E・B・ホワイトの児童文学”シャーロットのおくりもの”(Charlotte’s Web)を基に製作された作品。
いずれは殺される運命の子ブタと、それを救おうとするクモが起こす奇跡と友情を描く、出演ダコタ・ファニングケヴィン・アンダーソンエシー・デイヴィスジュリア・ロバーツスティーヴ・ブシェミジョン・クリーズオプラ・ウィンフリーキャシー・ベイツロバート・レッドフォードサム・シェパード他共演、監督ゲイリー・ウィニックによる感動の物語。


ドラマ


スタッフ キャスト ■

監督:ゲイリー・ウィニック
製作総指揮
ポール・ニーサン
バーニー・ウィリアムズ
エドガー・ブロンフマンSr.

ジュリア・ピスター
製作:ジョーダン・カーナー

原作:E・B・ホワイト
脚本
キャリー・カークパトリック

スザンナ・グラント
撮影:シーマス・マッカーヴェイ
編集
スーザン・リッテンバーグ

サブリナ・プリスコ
音楽:ダニー・エルフマン

出演
ファーン・エラブル:ダコタ・ファニング

ジョン・エラブル:ケヴィン・アンダーソン
エラブル夫人:エシー・デイヴィス
ホーマー・ザッカーマン:ゲイリー・バサラバ
ザッカーマン夫人:シオバン・ファーロン・ホーガン
ドリアン医師:ボー・ブリッジス

声の出演
クモのシャーロット:ジュリア・ロバーツ

ネズミのテンプルトン:スティーヴ・ブシェミ
子ブタのウィルバー:ドミニク・スコット・ケイ
羊のサミュエル:ジョン・クリーズ
ガチョウのグッシー:オプラ・ウィンフリー
ガチョウのゴリー:セドリック・ジ・エンターテイナー
牛のビッツィー:キャシー・ベイツ
牛のベッツィー:リーバ・マッキンタイア
馬のアイク:ロバート・レッドフォード
カラスのブルックス:トーマス・ヘイデン・チャーチ
カラスのエルィン:アンドレ・ベンジャミン
ナレーター:サム・シェパード

アメリカ 映画
配給
ユニバーサル・ピク チャーズ(世界)
パラマウント・ピク チャーズ(北米)
ニコロデオン・ムービーズ(北米)
2006年製作 97分
公開
北米:2006年12月15日
日本:2006年12月23日
製作費 $85,000,000
北米興行収入 $82,506,325
世界 $144,877,632


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

メイン州、サマセット郡
平凡な田舎町の農夫ジョン・エラブル(ケヴィン・アンダーソン)の家に、11匹の子ブタが生まれる。

母ブタのお乳が10個しかないので、ジョンは仕方なく一匹を処分しようとする。

ジョンの娘ファーンは、かわいそうな子ブタを自分の手で育てると言い出す。

ファーンは、子ブタを可愛がるあまり、学校にまで連れて行ってしまう。

ウィルバーと名づけられた子ブタは成長し始め、父ジョンは彼を手放すようファーンを説得する。

母(エシー・デイヴィス)は、大きな納屋を持つ、近所のホーマー・ザッカーマン(ゲイリー・バサラバ)の農場にウィルバーを預ける提案をする。

ファーンは、ウィルバーをホーマーの納屋に預け、様子を見に行く毎日を送り始める。

その後、ウィルバー(ドミニク・スコット・ケイ)は、納屋にいる多くの動物との会話を楽しもうとするが、 あまり相手をしてもらえない。

そんなウィルバーに、夜中に話しかけてくれたのが、クモのシャーロット(ジュリア・ロバーツ)だった。

翌朝、それが分かったウィルバーは、他の動物が気味悪がるシャーロットに近づき話をする。

ウィルバーは、シャーロットと友達になることができたため、大いに喜ぶ。

そんなウィルバーを、動物達は呆れるのだが、彼だけは幸福を感じていた。

やがて、羊のサミュエル(ジョン・クリーズ)はスッキリと毛が刈り取られ、ガチョウのグッシー(オプラ・ウィンフリー)とゴリー(セドリック・ジ・エンターテイナー)の卵か孵り雛が生まれる。

一個の卵が孵らなかったため、ネズミのテンプルトン(スティーヴ・ブシェミ)はそれをもらい巣に運ぶ。

そんな時、テンプルトンが口を滑らせ、ウィルバーがクリスマスにはハムにされ、食べられる運命だとしゃべってしまう。

ショックを受けたウィルバーだったが、シャーロットが彼を守り抜くことを約束をする。

ある日、ファーンが納屋の動物達と会話をすると聞いた母は、それをドリアン医師(ボー・ブリッジス)に伝え意見を求める。

ドリアンは、ファーンが子供時代を楽しんでいるだけだと言って母親を安心させる。

そしてある朝、シャーロットが夜通しかかって作った巣には”とくべつなブタ/Some pig”という文字が書かれていた。

それを見たホーマーや妻(シオバン・ファーロン・ホーガン)、そしてファーンは驚いてしまう。

他言しないことにしていたその巣のことは、瞬く間に周辺地域にまで広まり、ウィルバーは注目の的になる。

やがて、そのブームも去り、動物達はウィルバーを守るために会議を開いたりもする。

シャーロットは再び奮闘し、今度は”さいこう/Terrific” という文字を巣に綴る。

前回を上回る見物客に、ザッカーマン牧場は大騒ぎとなるが、ファーンが文字を書いたのではないかと思う母親は、ドリアン医師に再び相談する。

ドリアンは、クモの巣が奇跡だと言って、結局は母親も納得してしまう。

夏も終わりクモの巣の見物客もいなくなり、シャーロットは次の奇跡の言葉を考えなくてはならなかったが、彼女自身にも”時間”がなかった。

その頃、ホーマーはハムを作る燻製小屋の準備に取り掛かろうとしていた。

そんな時、ファーンはお祭りで家畜の品評会が開かれることを知り、それにウィルバーを参加させようとする。

シャーロットは、テンプルトンが探してきた文字を参考にして、巣に”ぴかぴか/Radiant”という文字を綴る。

集まった大勢の人々の前で、ホーマーはウィルバーを祭りの品評会に出品することを発表する。

ウィルバーは大喜びでシャーロットに感謝し、ファーンも計画が成功したことで満足する。

品評会の日。
おなかに赤ちゃんがいるシャーロットは、会場に向かう予定ではなかったのだが、負けた場合は食べてしまえばいいというホーマーの気持ちを変えさせようとする。

シャーロットはテンプルトンを連れ、ウィルバーと共に会場に向かう。

ライバルの大きなブタを見たシャーロットは、ウィルバーを救うために新しい言葉を考える。

そしてシャーロットは、次の朝、巣に”ひかえめ/Humble” という文字を綴る。

ファーンや家族はそれを見て驚くが、既に審査は終わり、隣のブタが一等賞だった。

その結果にファーンは悲しむのだが、巣に気づいた人々が、ウィルバーの元に殺到する。

実行委員会は、奇跡を見せてくれたウィルバーに対しメダルを授与して表彰し、ホーマーは感謝の言葉を述べる。

その後、シャーロットは会場で卵を産み、衰弱して動けないため、納屋には戻れないことをウィルバーに伝える。

ウィルバーはシャーロットのために、テンプルトンの助けを借りて卵だけを運ぶ。

シャーロットに別れを告げたウィルバーは、農場の納屋に戻り、動物達に迎えられる。

その後、人々はシャーロットの奇跡によりその土地を誇りに思うようになり、動物達は以前より仲良くなった。

動物達はお互いを思いやり、シャーロットの卵を見守り、そして、春に生まれたウィルバーは、初めて雪を見たブタになった。

雪が溶けた頃、シャーロットの卵から500匹以上のクモが産まれる。

多くのクモ達は、風に乗って飛び立ってしまうが、何匹かは納屋のシャーロットの巣の場所に留まることになる。

そして、ウィルバーは多くの友達に囲まれ、それを与えてくれたシャーロットのことを想いながら、満ち足りた日々を過ごす。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

処分されそうになった、産まれたばかりの子ブタを救った少女ファーンは、それを近所のホーマーの納屋に預ける。
ファーンには可愛がられるウィルバーと名づけられた子ブタは、納屋にいた多くの動物達にはそれほど歓迎されない。
そんな時、ウィルバーは自分に話しかけてくれる、クモのシャーロットと親しくなる。
動物達は、薄気味悪いシャーロットを避けるのだが、ウィルバーには彼女が唯一の友達だった。
納屋での生活を自分なりに楽しもうとするウィルバーだったが、雪を見る子ブタはいないと言われ、自分がクリスマスにはハムにされてしまうかもしれないことを知ってしまう。
ショックを受けるウィルバーに心優しいシャーロットは、彼を守り抜くことを約束する。
シャーロットは苦労の末に、巣に”とくべつなブタ”という文字を綴る。
それに気づいたホーマーやファーンらは驚き、やがてウィルバーは”奇跡のブタ”として話題になるのだが・・・。
__________

大都会ニューヨークで、執筆活動をしていた原作者E・B・ホワイトが、あえて田舎生活を選び動物達に囲まれて過ごした経験が、見事に映像化され心温まる作品に仕上がっている。

殺される運命の者や、気味悪く嫌われている者に芽生えるほのかな友情、人の心を動かす誠意を込めた心遣い、子供達そして大人にとっても大切なものを教えてくれる、あらゆる年齢層が楽しめる作品。

超豪華キャストに加え、8500万ドルをかけた大作でもあり、CGを駆使し、それに加えた実際の動物達の見事な演技やのどかな田舎町の情景など映像的にも十分楽しめる。

弱いものや子供達が、乗り越えなくてはならない辛い別れや悲しみなどもしっかりと表現されている。

北米興行収入は約8250万ドル、全世界では約1億4500万ドルのヒットとなった。

ファンタジックなダニー・エルフマンらしい音楽も印象的だ。

シャーロットの巣に綴られる、奇跡の言葉や新聞の見出しを、日本語吹き替え版ではひらがなににしているところなどは、なかなか気の利いたことをするものだと、久しぶりに日本側の姿勢に感心した。

いつもは目立ち過ぎの天才子役ダコタ・ファニングは、動物達が主役ということで、やや控え目な演技となっている。

父親ケヴィン・アンダーソン、母親エシー・デイヴィス、子ブタを預かるゲイリー・バサラバ、その妻シオバン・ファーロン・ホーガン、医師のボー・ブリッジスなどが共演している。

動物達の声の出演者が豪華で、クモのシャーロット役のジュリア・ロバーツ、ネズミのテンプルトン役のスティーヴ・ブシェミ、子ブタのウィルバーのドミニク・スコット・ケイ、羊サミュエル役のジョン・クリーズ、ガチョウのグッシーのオプラ・ウィンフリー、ガチョウのゴリー役のセドリック・ジ・エンターテイナー、牛のビッツィー役のキャシー・ベイツ、牛のベッツィー役のリーバ・マッキンタイア、馬のアイク役のロバート・レッドフォード、カラスのブルックス役のトーマス・ヘイデン・チャーチ、カラスのエルィン役のアンドレ・ベンジャミン、そしてナレーターはサム・シェパードが担当している。


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