シカゴ Chicago (2002) 4.08/5 (12)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

1926年に初演された舞台”シカゴ”を基にした、ボブ・フォッシーフレッド・エッブによる、1975年に初演されたブロードウェイ・ミュージカル”シカゴ”の映画化作品。
1920年代のシカゴを舞台に、殺人事件のスキャンダルを利用してスターになろうとする女を取り巻く者達を描く、監督ロブ・マーシャル、主演レネー・ゼルウィガーキャサリン・ゼタ=ジョーンズリチャード・ギアクイーン・ラティファジョン・C・ライリー他共演ミュージカル。


ミュージカル


スタッフ キャスト ■

監督:ロブ・マーシャル
製作総指揮
クレイグ・ザダン

ニール・メロン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
製作:マーティン・リチャーズ
原作(戯曲):モーリン・ダラス・ワトキンスシカゴ
原作(ミュージカル)”シカゴ
ボブ・フォッシー

フレッド・エッブ
脚本:ビル・コンドン
撮影:ディオン・ビーブ
編集:マーティン・ウォルシュ
美術・装置
ジョン・マイヤー

ゴードン・シム
衣装デザイン:コリーン・アトウッド
音楽:ダニー・エルフマン

出演
ロキシー・ハート:レネー・ゼルウィガー

ヴェルマ・ケリー:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ビリー・フリン:リチャード・ギア
メイトロン“ママ”モートン:クイーン・ラティファ
エイモス・ハート:ジョン・C・ライリー
バンドリーダー:テイ・ディグス
キティー・バクスター:ルーシー・リュー
メアリー・サンシャイン:クリスティーン・バランスキー
マーティン・ハリソン:コルム・フィオール
フレッド・ケイスリー:ドミニク・ウェスト
ハニャク:エカテリーナ・シェチェルカノワ
ジューン:デイドレ・グッドウィン
アニー:デニーズ・フェイ
リズ:スーザン・マイズナー
陪審長:ロッド・キャンベル

アメリカ 映画
配給 ミラマックス

2002年製作 113分
公開
北米:2002年12月27日
日本:2003年4月19日
製作費 $45,000,000
北米興行収入 $170,687,518
世界 $306,776,732


アカデミー賞 ■

第75回アカデミー賞
・受賞
作品
助演女優(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)
編集・録音・美術・衣装デザイン賞
・ノミネート
監督
主演女優(レネー・ゼルウィガー)
助演男優(ジョン・C・ライリー)
助演女優(クイーン・ラティファ)
撮影・脚色・歌曲賞”I Move On”


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1924年頃のシカゴ
ナイトクラブの姉妹スター、ヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、慌てて楽屋入りして、妹がいないままステージに上がる。

妹と浮気した夫、二人を殺したヴェルマは、ステージを終えた後、検事補マーティン・ハリソン(コルム・フィオール)に逮捕される。

ヴェルマに憧れヴォードヴィルのスターを夢見るロキシー・ハート(レネー・ゼルウィガー)は、自分を売り込んでくれるというフレッド・ケイスリー(ドミニク・ウェスト)と愛し合う。

夫エイモス(ジョン・C・ライリー)には、知られないようにしていたロキシーだったが、フレッドが、口をきくというのが嘘だと分かる。

取り乱したロキシーは、拳銃を手にしてフレッドを射殺してしまう。

帰宅したエイモスは、駆けつけたハリソンに、強盗に入ったフレッドを殺したと証言する。

しかし、ロキシーの浮気を疑ったエイモスは、自分が撃っていないことをハリソンに話してしまう。

襲われそうになったために、フレッドを射殺したと答えるロキシーだったが、ハリソンには嘘は通用せずに逮捕される。

刑務所に収監されたロキシーは、看守長のメイトロン“ママ”モートン(クイーン・ラティファ)が、金でどうにでもなることを教えられる。

同じ刑務所に、ヴェルマもいることを知ったロキシーは、ママがこの場を仕切っていることを知る。

ヴェルマに話しかけても、相手にされないロキシーは、ハリソンから絞首刑になると脅されていたのだが、ママに敏腕弁護士のビリー・フリン(リチャード・ギア)を雇うよう助言される。

ヴェルマはビリーを雇うが、5000ドルを用意できないロキシーは、色仕掛けで彼に迫るものの無駄だった。

エイモスは、何んとか2000ドルを用意してビリーの元に向かうが、追い払われそうになる。

しかし、帰ろうとするエイモスを引き止めたビリーは、ロキシーの弁護を引き受け、まず、マスコミを利用して人々の同情を買う作戦に出る。

ビリーは、ロキシーの陪審員の受けをよくするための態度や言葉遣い、容姿も魅力的に変貌させる。

その様子を見ていたヴェルマは、ビリーは自分のことしか考えていないと言ってロキシーに忠告する。

マスコミの前に現れたロキシーは、ビリーの制止を振り切り、”イブニング・スター”の記者メアリー・サンシャイン(クリスティーン・バランスキー)の質問に答えてしまう。

それが反響を呼び、ロキシーは”美しき殺人犯”として時の人となり、”ロキシー・スタイル”が大流行する。

一方、ハリソン検事補はそれに対抗して、ロキシーの死刑が執行されると宣言する。

ヴェルマは、ママまでロキシーの髪型を真似ている姿にうんざりして噛みつく。

しかしママがロキシーの肩を持つため、ヴェルマは仕方なく彼女に近づき、妹の代わりとして組む提案をする。

ロキシーはそれを断り、ソロで活動することをヴェルマに告げる。

そんな時、富豪夫人のキティー・バクスター(ルーシー・リュー)が殺人事件を起こし、世の中は、その話題で盛り上がる。

ビリーもキティーに係きりとなり、ロキシーは無視され、ヴェルマには、過去の女呼ばわりされてしまう。

しかしロキシーは、妊娠騒ぎを起こして再び注目を集めることに成功する。

エイモスを呼んだビリーは、彼が父親ではないことを確認して協力を求める。

その後ロキシーは、自分を利用しているだけとしか思えないビリーと意見が合わなくなる。

ビリーをクビにしようとしたロキシーだったが、彼は、直ぐに忘れ去られる女囚人だと言い切りその場を去る。

そんな時、囚人ハニャク(エカテリーナ・シェチェルカノワ)の死刑が執行され、動揺したロキシーは、心を入れ替えて、ビリーと共に法廷に向かう。

ロキシーとビリーは、”生まれて来る子供”を利用して、フレッドを殺したのが正当防衛だったことを訴える芝居をする。

法廷で気絶までしてみせるロキシーの様子を、ラジオで聞いていたヴェルマは苛立つ。

しかし強かなママは、手に入れたロキシーの日記をヴェルマに見せる。

検察側の証人として法廷に呼ばれたヴェルマは、日記を読み上げ、不利になったロキシーは窮地に追い込まれる。

しかし、ビリーの巧みな質問で、ヴェルマは、日記を人から渡されたことを口にしてしまう。

ビリーは、ハリソンが証拠を捏造したものとして訴え、法廷は騒然となる。

判決は下り、ロキシーは無罪となるものの、直後に、ある女性が、夫と弁護士を撃ち殺す事件が起きる。

世間の目はそちらに向けられ、ロキシーは、一瞬にして見向きもされなくなる。

日記の件も自分の作戦だと言って、これが世の中であるとロキシーに教えたビリーは、その場を去る。

法廷に残っていたエイモスは、自分の元に戻ってきてほしいことをロキシーに伝える。

しかし、子供のことも嘘だと知ったエイモスは、ロキシーを見限る。

仕事もなく落ちぶれる一方のロキシーだったが、ヴェルマが現れて手を組むことを提案する。

ヴェルマが嫌いだと言って、それを断ろうとしたロキシーだったが、この仕事をする上で、それが障害になるのかと言われて気が変わる。

そして、”ロキシー&ヴェルマ”のステージは脚光を浴び、二人は大スターとなる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1924年頃のシカゴ
ヴォードヴィルのスターを夢見るロキシー・ハートは、自分を売り込む約束をしていたフレッドに嘘をつかれ、取り乱して彼を射殺してしまう。
夫エイモスは、何んとかロキシーを助けようとするものの、妻の浮気を疑い、結局、彼女は有罪となり死刑となる可能性も出て来る。
ロキシーが憧れるスターのヴェルマが、夫と妹の浮気を知り二人を殺して逮捕されたことで、二人は同じ刑務所に収監される。
金で動く看守長”ママ”モートンは、ロキシーに敏腕弁護士ビリー・フリンを紹介し、人の好いエイモスが金を工面して、彼に弁護を依頼する。
ビリーは、マスコミを利用して人々の同情を買い、ロキシーは一躍、時の人となるのだが・・・。
__________

ブロードウェイの傑作ミュージカルを、豪華キャストで映画化するということで、公開前から非常に話題になった作品。

振付師としてのキャリアを積んでいたロブ・マーシャルの演出は、そのミュージカル・パフォーマンスの際に最大限生かされて、スクリーン上ではあるが、生の舞台を観ているような臨場感を味わえる。

期待通りの仕上がりに目の肥えたアメリカ人観客も大いに満足し、北米興行収入は約1億7000万ドル、全世界では3億ドルを超す大ヒットとなった。

第75回アカデミー賞では、作品・助演女優(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)・編集・録音・美術・衣装デザイン賞を受賞し、監督・主演女優(レネー・ゼルウィガー)・助演男優(ジョン・C・ライリー)・助演女優(クイーン・ラティファ)・撮影・脚色・歌曲賞にノミネートされた。

トップ・スターの道を歩み始めていた、同じ年の主演の二人、レネー・ゼルウィガーキャサリン・ゼタ=ジョーンズは、演技者としてだけでなく、ダンスや歌などの見事なパフォーマンスは圧巻だ。

強かな敏腕弁護士を怪演するリチャード・ギア、女看守長を豪快に演ずるクイーン・ラティファ、人の好い主人公の夫を好演するジョン・C・ライリー、バンドリーダー役のテイ・ディグス、富豪夫人ルーシー・リュー、記者クリスティーン・バランスキー、検事補コルム・フィオール、主人公の浮気相手でドミニク・ウェスト、囚人エカテリーナ・シェチェルカノワ、ダンサーのデイドレ・グッドウィン、デニーズ・フェイスーザン・マイズナー、陪審長ロッド・キャンベルなどが共演している。


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