タイタンの戦い Clash of the Titans (1981) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ギリシャ神話”を基にした若き英雄ペルセウスの冒険と恋を描く、製作、特撮レイ・ハリーハウゼン、主演ローレンス・オリヴィエクレア・ブルームマギー・スミスハリー・ハムリンバージェス・メレディス他共演、監督デズモンド・デイヴィスによるファンタジー・アドベンテャー。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:デズモンド・デイヴィス
製作
チャールズ・H・シニア
レイ・ハリーハウゼン
脚本:ビバーリー・クロス
撮影:テッド・ムーア
編集:ティモシー・ギー
特撮:レイ・ハリーハウゼン
音楽:ローレンス・ローゼンタール

出演
ゼウスローレンス・オリヴィエ
ヘーラークレア・ブルーム
テティスマギー・スミス
ペルセウスハリー・ハムリン
アモン:バージェス・メレディス
アンドロメダジュディ・バウカー
アフロディーテウルスラ・アンドレス
ポセイドンジャック・グウィリム
アテナスーザン・フリートウッド
ヘーパイストスパット・ローチ
カシオペアシアン・フィリップス
カリボス:ニール・マッカーシー
サロー:ティム・ピゴット=スミス
アクリシオスドナルド・ヒューストン
ダナエー:ヴィダ・テイラー
地獄の魔女1フローラ・ロブソン
地獄の魔女2アンナ・マナハン
地獄の魔女3フリーダ・ジャクソン
狩人:ハリー・ジョーンズ

アメリカ 映画
配給 MGM
1981年製作 118分
公開
北米:1981年6月12日
日本:1981年12月5日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $41,092,328


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

アルゴスの国王アクリシオス(ドナルド・ヒューストン)の娘であるダナエー(ヴィダ・テイラー)は、全能の神ゼウス(ローレンス・オリヴィエ)との戯れの恋に落ち男の子を生む。

国王はそれを罪として、ダナエーは男児共々、海に投げ捨てられてしまう。

一方ゼウスは、妻のヘーラー(クレア・ブルーム)、海の女神テティス(マギー・スミス)、美と愛の女神アフロディーテ(ウルスラ・アンドレス)、知恵と学問の女神アテナ(スーザン・フリートウッド)らと悠然と暮していた。

ダナエーのことを知ったゼウスは激怒し、海の神ポセイドン(ジャック・グウィリム)に、クラーケンを放ちアルゴスを滅ぼすよう命ずる。

災いが起きたアルゴスは滅び、ダナエーと子供は遠い海へ、そしてセリポス島へと運ばれ救われる。

その後、ダナエーと息子は幸せな生活を続け、時は流れて、男児は逞しい青年ペルセウス(ハリー・ハムリン)に成長する。

ゼウスは、ペルセウスの成長を確認し、罪を犯した海の女神テティス(マギー・スミス)の息子カリボス(ニール・マッカーシー)を罰し、沼地で暮す醜い姿に変えてしまう。

テティスは、カリボスが罰を受けるのなら、結婚相手の王女アンドロメダ(ジュディ・バウカー)にも呪いをかけることを誓う。

ゼウスの子であるペルセウスの、何不自由ない生活を思うと、自分の息子への仕打ちに、テティスは恨みを感ずる。

テティスの呪いによって、東方のヨッパへと送られてしまったペルセウスは、円形劇場で、詩人で劇作家のアモン(バージェス・メレディス)に出会う。

ヨッパが呪いを受けていることをアモンから聞いたペルセウスは、彼からセリポス島に戻るべきだと助言される。

しかしペルセウスは、母ダナエーの故国アルゴスに向かうことをアモンに告げ、王子に相応しい衣服と剣を渡される。

テティスの行為を知ったゼウスは、ペルセウスに、兜、剣、盾を送ることを命ずる。

ペルセウスは、不思議な力を持つ、その3品をゼウスから受け取り、アルゴスに向かう。

アルゴスに着いたペルセウスは、アンドロメダの婚約者であるカリボスが醜い姿にされたため、その呪いで新しい婚約者に謎をかけられ、解けなければ火刑に処せられていることを知る。

その婚約者になりうる者こそが、アルゴスを支配できるのであり、アンドロメダテティスの行いに抗議し、食事もしない毎日を送っていた。

アンドロメダの様子を窺ったペルセウスは、大鷲が彼女の魂を運び去るのを目撃する。

その後、ペルセウスとアモンは、天馬”ペガサス”を見つけ、ペルセウスはそれを乗りこなしてしまう。

ある夜、ペルセウスは大鷲をペガサスで追い、アモンが言ったとおり、行き先が沼地だということを確認する。

アンドロメダは、おぞましい姿に変えられたカリボスから、新たな謎を言い渡され去って行く。

姿を消す兜をかぶり、その様子を窺っていたペルセウスは、沼地でカリボスに襲われてしまう。

カリボスを倒したペルセウスは、アンドロメダの母カシオペア(シアン・フィリップス)が娘の求婚者を求める中、その場に姿を現し名乗り出る。

そしてペルセウスは、アンドロメダの謎を解き彼女の愛を手に入れる。

ペルセウスに腕を切り落とされたカリボスは、守護神でもある母テティスに助けを求める。

しかしテティスは、ペルセウスゼウスに守られていることをカリボスに伝える。

初めて会ったその日に、心が通い合ったことを不思議に思うアンドロメダだったが、ペルセウスは、寝室に忍び込み一目で惹かれたことを彼女に伝える。

ペルセウスアンドロメダが結ばれることを喜ぶカシオペアだったが、その時、テティスの像の首が床に崩れ落ちる。

テティスは、自分を侮り息子カリボスを傷つけた罪で、30日以内に、アンドロメダを生贄としてクラーケンの貢物にするようペルセウスに命ずる。

ペルセウスは、クラーケンを倒す方法についてアモンに意見を求め、彼は”地獄の魔女”の協力を仰ぐよう言われ、危険を覚悟でそれに従う。

カリボスにペガサスを奪われてしまったペルセウスは、単独で魔女の山に向かおうとするが、アンドロメダやアモン、兵士サロー(ティム・ピゴット=スミス)らも同行することになる。

その頃、カリボスとの戦いで兜を失ったペルセウスに、ゼウスアテナの予知能力のあるフクロウ”ブーボー”を渡すよう命ずる。

それを拒んだアテナは、黄銅などで作ったフクロウを送ろうと、鍛冶の神ヘーパイストス(パット・ローチ)の元に向かう。

黄金のフクロウ”ブーボー”はペルセウスの元に到着し、目的地に一行を案内する。

魔女の山に到着したペルセウスは、”地獄の魔女”の三姉妹(フローラ・ロブソン/アンナ・マナハン/フリーダ・ジャクソン)に会う。

そしてペルセウスは、クラーケンを倒す方法として、見つめたものを化石に変えてしまうという怪物、メデューサの首を取ることを教えられる。

ペルセウスは、メデューサがいる”死人の島”に向かい、盾を失いながらもその首を切り落とす。

その後、ペルセウスらはカリボスに襲われ、彼を倒すもののサローは命を落とす。

戦いで精根尽き果てたペルセウスは、フクロウ”ブーボー”にペガサスを捜すよう命ずる。

ブーボーはペガサスを解放するが、ペルセウスはヨッパの円形劇場までしか戻れなかった。

期日となり、アンドロメダが生贄になる日を迎え、ゼウスクラーケンを放つようポセイドンに命ずる。

水中から這い上がるクラーケンアンドロメダに襲い掛かろうとするが、ペガサスに乗ったペルセウスが現れる。

ペルセウスは、水中に落下しながらもメデューサの首をクラーケンにかざす。

そして、クラーケンは化石となり、砕け散り海中に沈み、ペルセウスアンドロメダを救出する。

ゼウスは、人間界への神の支配力が弱まることを懸念するヘーラーらの意見を退け、息子ペルセウスを擁護することを彼女らに告げる。

ペルセウスアンドロメダは結ばれ、アモンはそれを素晴らしい物語に出来ることを確信する。

そして、ペルセウスらの勇気を永遠に忘れぬよう、夜空の星座”ペルセウス”、”アンドロメダ”、”ペガサス”、”カシオペア”が誕生することになる。


解説 評価 感想 ■

参考:
・「タイタンの戦い」(1981)
・「タイタンの戦い」(2010)
・「タイタンの逆襲」(2012)

*(簡略ストー リー)

全能の神ゼウスとの戯れの恋に落ちたアルゴスの王女ダナエーは、男児を出産する。
国王アクリシオスはそれを罪とし、二人を海に投げ捨ててしまう。
それに怒ったゼウスは、アルゴスを滅ぼすように海の神ポセイドンに命じて、ダナエーとその息子の命を助ける。
やがて、男児は逞しい青年ペルセウスに成長して、彼を擁護するゼウスは、海の女神テティスの罪深き息子カリボスを、醜い姿に変え沼地に追いやってしまう。
それを不服としたテティスは、カリボスの婚約者であるアンドロメダに呪いをかける。
ダナエーの故国アルゴスに向かったペルセウスは、アンドロメダの美しさに惹かれ、彼女への呪いを解くため立ち上がる・・・。
__________

2010年に超大作同名作品「タイタンの戦い」としてリメイクされた。

特撮映画の巨匠レイ・ハリーハウゼンと盟友チャールズ・H・シニアの意欲作であり、その健在振りを世界に示した作品。

当時「スター・ウォーズ」(1977)等の登場により、格段に進歩していた特撮技術を駆使した作品が公開される中、古風に見えるストップモーション技術を使い、独自の撮影手法を貫き通すレイ・ハリーハウゼンの事実上の引退作品で、多くのファンから賞賛を受けた。

リアリズムを追求する完璧な技術よりも、ファンタジーに夢を与えるキャラクターの動きなど独特の映像表現は観る者を引き付ける。

それに加え、全能の神ゼウスを演ずる20世紀を代表する名優ローレンス・オリヴィエの重厚且つ矍鑠たる演技など、豪華共演陣の顔ぶれも作品に風格を与えている。

多くのキャラクター、美しい王女や女神、そしてモンスターの大袈裟過ぎない登場場面など、見せ場の多い作品でもある。

若き英雄ペルセウス役のハリー・ハムリンゼウスの妻ヘーラークレア・ブルーム、海の女神テティスマギー・スミス、その息子であるカリボスのニール・マッカーシーアンドロメダジュディ・バウカー、その母親カシオペアシアン・フィリップス、詩人で劇作家のアモン役バージェス・メレディス、美と愛の女神アフロディーテ役のウルスラ・アンドレス、海の神ポセイドンジャック・グウィリム、知恵と学問の女神アテナスーザン・フリートウッド、鍛冶の神ヘーパイストスパット・ローチ、兵士ティム・ピゴット=スミスアルゴスアクリシオスドナルド・ヒューストン、その娘で王女ダナエー役のヴィダ・テイラー、地獄の魔女の三姉妹フローラ・ロブソンアンナ・マナハンフリーダ・ジャクソンなどが共演している。


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