コブラ Cobra (1986) 3.29/5 (7)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

ロサンゼルス市警のアウトロー刑事と謎の殺人軍団との戦いを描く、監督ジョージ・P・コスマトス、脚本、主演シルヴェスター・スタローンブリジット・ニールセンレニ・サントーニアンドリュー・ロビンソン他共演の犯罪アクション。


アクション/アドベンチャー

シルヴェスター・スタローン / Sylvester Stallone 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:ジョージ・P・コスマトス

製作
メナヘム・ゴーラン
ヨーラム・グローバス
製作総指揮:ジェームズ・D・ブルベイカー
原作:ポーラ・ゴズリング”A Running Duck”(Fair Game)
脚本:シルヴェスター・スタローン
撮影:リック・ウェイト
編集
ドン・ジマーマン
ジェームズ・R・シモンズ
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ

出演
マリオン“コブラ”コブレッティ警部補:シルヴェスター・スタローン
イングリッド・ヌードセン:ブリジット・ニールセン
トニー・ゴンザレス巡査部長:レニ・サントーニ
モンテ刑事:アンドリュー・ロビンソン
ナイト・スラッシャー:ブライアン・トンプソン
チョー:ジョン・ハーツフェルド
ナンシー・ストーク:リー・ガーリントン
シアーズ:アート・ラフルー
ハリウェル:ヴァル・エイヴリー
ダン:デヴィッド・ラッシュ
スーパーマーケットの乱射男:マルコ・ロドリゲス

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1986年製作 87分
公開
北米:1986年5月23日
日本:1986年8月9日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $49,042,224
世界 $160,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ロサンゼルス
白昼、混雑するスーパーマーケットに現れた男(マルコ・ロドリゲス)は銃を乱射し、客を容赦なく殺す。

店を包囲したロサンゼルス市警のシアーズ警部(アート・ラフルー)は、部署内の”ゾンビ・スクワッド”である”コブラ”を呼ぶよう部下のモンテ(アンドリュー・ロビンソン)に命ずる。

愛車”Mercury Eight”で現場に現れたマリオン“コブラ”コブレッティ警部補(シルヴェスター・スタローン)は、トニー・ゴンザレス巡査部長(レニ・サントーニ)から、犯人が何者かを聞き店内に入る。

犯人の前に現れたコブレッティは爆弾を爆破すると言われ、牽制しながらナイフと銃で相手を殺害する。

市内では連続殺人事件が多発していたために多くの報道陣が集まり、犯人がその一味かを聞かれたモンテはそれを否定する。

犯人を殺す必要があったのかと言って人権についてを問うリポーターに、コブレッティは犠牲者の姿を見せる。

帰宅したコブレッティは、再び連続殺人が発生し、犠牲者が出たことをニュースで知る。

シアーズとモンテに許可されず、事件の捜査に加われないことでコブレッティは苛立つ。

その後も、ナイト・スラッシャー(ブライアン・トンプソン)率いる殺人軍団は、犯行を続ける。

殺人現場を車で通ったモデルのイングリッド・ヌードセン(ブリジット・ニールセン)は、その場の異変に気づき、ナイト・スラッシャーと仲間のナンシー・ストーク(リー・ガーリントン)にナンバーを見られてしまう。

現場の状況を調べたシアーズは、仕方なくコブレッティを呼ぶようモンテに指示する。

警官だったナンシーは車のナンバーを調べ、イングリッドの情報を得る。

コブレッティは、市内の怪しい者を片っ端から調べ、犯人を捜すようシアーズに命ぜられる。

関係ない者は殺すなとモンテに皮肉を言われたコブレッティだったが、それを気にせずゴンザレスと共に捜査を始める。

モデルの仕事を終えたイングリッドは、写真家のダン(デヴィッド・ラッシュ)と共に駐車場に向い、彼に口説かれる。

そこにナイト・スラッシャーが現れてダンに襲いかかり、逃げようとして身を潜めたイングリッドは難を逃れる。

駆けつけた警官に保護されて病院に向かったイングリッドは、コブレッティとゴンザレスから質問を受ける。

なぜ狙われたのか分からないと動揺しながら答えるイングリッドは、ガード下で恐ろしい男に睨まれたことを話す。

その様子確認したナンシーはナイト・スラッシャーの元に向い、イングリッドの居場所が分かったために殺せると伝える。

ナイト・スラッシャーは、イングリッドは自分の獲物だと答える。

犯人の似顔絵が似ていると言うイングリッドは、三人目撃した残りの二人は、暗かったために分からないとコブレッティとゴンザレスに伝える。

自分が証人であり危険なため、イングリッドは家には帰れないと言われる。

髪の毛を染めて病院に向い、清掃員を殺したナイト・スラッシャーは、イングリッドの病室に向かう。

犯罪者のデータを調べていたコブレッティは、署に呼び出されたと言うゴンザレスからの連絡を受けて、イングリッドが危険だと伝える。

男達に襲われたコブレッティは、相手を倒して病院に向かう。

看護師を殺したナイト・スラッシャーは、イングリッドの部屋に向いう。

ナイト・スラッシャーに気づいたイングリッドはトイレに逃げ込み、ドアを破られそうになり、反対側のドアから逃げて非常ベルを鳴らす。

病院に着いたコブレッティは、取り乱すイングリッドを抱き寄せる。

今回の事件を重視したシアーズは、コブレッティからスパイがいると言われるが、その証拠はなかった。

ナンシーも配属されたことをゴンザレスから知らされたコブレッティは、イングリッドを安全な場所に連れて行く。

モンテからゴンザレスを署に呼び出していないと言われたコブレッティは、イングリッドを車に乗せて病院を離れる。

ナンシーとコブレッティの車を追うゴンザレスは、飛び出して来た車に追突される。

銃撃されたコブレッティは相手の車を追い、港に追い詰めるものの横転してしまう。

署内で対策が協議され、イングリッドを利用して手柄を立てたいだけだと言って、モンテはコブレッティを非難し、二人は争いになる。

しかし上層部は、コブレッティの思い通りにさせることを決める。

コブレッティらと共に街を離れたイングリッドは、山岳地帯に向かう。

イングリッドは、コブレッティの名前が女性名の”マリオン”だということをゴンザレスから知らされ、彼に親しみを感じ親交を深める。

ダイナーで食事をしたコブレッティは、ナンシーが電話をしているのを気にする。

モーテルの電話ボックスにもナンシーがいたため不審に思うコブレッティは、武器のチェックをする。

イングリッドに好意を示されたコブレッティは、ベッドに入らないまま警戒する。

翌朝、ナンシーがいないことに気づいたコブレッティは、現れた者達と接触する彼女が敵のスパイだったことを確認する。

部屋に戻ったコブレッティは、襲いかかってきた者達を次々と倒し、イングリッドを連れて外に出るが、ゴンザレスが銃弾を受ける。

イングリッドがピックアップトラックを運転し、荷台に乗ったコブレッティは、バイクで追ってくる者達を攻撃する。

車を降りたコブレッティとイングリッドは、オレンジ畑に逃げ込む。

コブレッティに逃げるよう指示されたイングリッドは、付近の工場に向かう。

イングリッドを追ったナンシーは作業員を射殺し、ナイト・スラッシャーらも現れる。

その場に着いたコブレッティは敵に攻撃を仕掛け、ナンシーも銃撃する。

ナイト・スラッシャーも追い詰めたコブレッティは、人権があり、逮捕されても精神異常で無罪になると言われるものの、容赦なく殺そうとする。

しかし、生きていたナンシーがコブレッティに襲いかかり、ナイト・スラッシャーが放った弾丸が彼女に当たる。

ナイト・スラッシャーと格闘になったコブレッティは、相手を持ち上げてリフト・フックに突き刺す。

そのまま移動するナイト・スラッシャーは、溶鉱炉に向い炎に包まれる。

コブレッティは、無事だったイングリッドを連れてその場を離れる。

モーテルに戻り、救急車で運ばれるゴンザレスを見送ったコブレッティは、事件を解決したことをシアーズに評価される。

要望があれば聞くとシアーズから言われたコブレッティは、新車を要求するものの、それは無理だった。

尚もやり過ぎだと言うモンテに握手を求めたコブレッティは、彼の手を握って殴る。

シアーズから乗せていくと言われたコブレッティはそれを断り、バイクにイングリッドを乗せて走り去る。


解説 評価 感想
1974年に発表された、ポーラ・ゴズリングの小説”A Running Duck”(Fair Game)を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
ロサンゼルス
荒っぽい捜査で批判を浴びている市警のはみ出し刑事マリオン“コブラ”コブレッティ警部補は、多発している連続殺人事件の捜査を任される。
相棒のゴンザレスと共に聞き込みを始めたコブレッティは、ある男を目撃したモデルのイングリッドが襲われそうになった事件を担当する。
連続殺人集団のリーダー、ナイト・スラッシャーは、病院で手当てを受けたイングリッドの命を狙うが、それを阻止される。
イングリッドを守ろうとしたコブレッティは、再び襲いかかって来たナイト・スラッシャーらに戦いを挑み、相手を迎え撃つのだが・・・。
__________

前年の「ランボー/怒りの脱出」(1985)を監督して大ヒットさせたジョージ・P・コスマトスが、シルヴェスター・スタローンと再び組んだ犯罪アクション。

ロッキー」(1976)と「ランボー」(1982)をヒット・シリーズにして大スターとなったシルヴェスター・スタローンが、新たなヒーローを創りだそうとして脚本を兼ねた作品。

個人的には全くそうは思えないが、「ダーティーハリー」(1971)の主人公を意識したと言われる、単にニヒルなだけな主人公に物足りなさを感じ、内容も単純で平凡な作品に終わり、続編の製作やシリーズ化には至らなかった。

ダーティーハリー」の出演者レニ・サントーニアンドリュー・ロビンソンの配役を考えると、やはりオマージュだったのか・・・。

当時のシルヴェスター・スタローンは飛ぶ鳥を落す勢いで、並の作品ではファンが満足しなかったということもあり不評だったのだが、今観ると、若くて精悍な彼は非常に魅力的で、やはり、周囲とは違う雰囲気は、人を引き付けるものがある。

評判が悪かったのは、前年に結婚したブリジット・ニールセンを、シルヴェスター・スタローンが自分の好みのように起用したためとも言える。
因みに、二人は本作公開の翌年に離婚している。

ラジー賞主要部門にもノミネートされてしまった本作は、北米興行収入は約4900万ドルに留まるが、全世界では約1億6000万ドルのヒットとなった。

殺人集団に命を狙われるモデルのブリジット・ニールセン、主人公の相棒レニ・サントーニ、主人公を嫌う同僚アンドリュー・ロビンソン、殺人鬼を迫力で演ずるブライアン・トンプソン、その部下ジョン・ハーツフェルド、警察官である集団のスパイ、リー・ガーリントン、主人公の上司アート・ラフルー、署長ヴァル・エイヴリー、写真家デヴィッド・ラッシュ、スーパーマーケットの乱射男マルコ・ロドリゲスなどが共演している。


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