コマンドー Commando (1985) 3.04/5 (25)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

前年の「ターミネーター」(1984)でブレイクしたアーノルド・シュワルツェネッガーが、さらにその人気を高めた作品。
娘を奪われた元特殊部隊員が単独での戦いを描く、監督マーク・L・レスターレイ・ドーン・チョンダン・ヘダヤヴァーノン・ウェルズアリッサ・ミラノ他共演のスーパー・アクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:マーク・L・レスター
製作:ジョエル・シルバー
脚本:スティーヴン・E・デ・スーザ
撮影:マシュー・F・レオネッティ
編集
マーク・ゴールドブラット

ジョン・F・リンク
グレン・ファー
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演
ジョン・メイトリックス:アーノルド・シュワルツェネッガー

シンディ:レイ・ドーン・チョン
アリアス:ダン・ヘダヤ
ベネット元大尉:ヴァーノン・ウェルズ
ジェニー・メイトリックス:アリッサ・ミラノ
サリー:デビット・パトリック・ケリー
クック:ビル・デューク
フランクリン・カービー少将:ジェームス・オルソン
エンリケ:チャールズ・メシャック
沿岸警備隊:ビル・パクストン

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

1985年製作 90分
公開
北米:1985年10月4日
日本:1986年2月22日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $34,896,317
世界 $57,491,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

かつて、特殊部隊のリーダーとして活躍した退役大佐ジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、娘のジェニー(アリッサ・ミラノ)と共に、人里離れた山荘で暮らしていた。

ある日、元上官のフランクリン・カービー少将(ジェームス・オルソン)が、メイトリックスの元に現れる。

メイトリックスの特殊部隊の元部下達が、次々に殺されたことを将軍は彼に知らせ、警戒のために、護衛兵を2名残し立ち去る。

すると間もなく、何者かが山荘を襲い、護衛兵を殺害して、ジェニーは連れ去られてしまう。

ジェニーを追ったメイトリックスだったが、元部下のベネット(ヴァーノン・ウェルズ)らに捕らえられ、麻酔で眠らされてしまう。

メイトリックスが気がつくと、南米バル・ベルデの元独裁者アリアス(ダン・ヘダヤ)とベネットらに囲まれていた。

かつて、メイトリックスの部隊はアリアスを追放して、バル・ベルデを民主国家にした経緯があった。

ベネットもメイトリックスに部隊を追放され、彼に恨みを持っていたのだ。

アリアスはジェニーを人質にとり、バル・ベルデの大統領ベラスケスの暗殺をメイトリックスに命ずる。

メイトリックスは、アリアスの手下サリー(デビット・パトリック・ケリー)に空港で見送られ、バル・ベルデ行きの旅客機に搭乗する。

しかしメイトリックスは、離陸寸前に監視役であるエンリケ(チャールズ・メシャック)を殺し、車輪格納部から滑走路脇の沼地に飛び降りて逃亡する。

旅客機がバル・ベルデに到着するまでの11時間以内に、ジェニーを救い出さなければならないメイトリックスは、空港ターミナルに戻りサリーを捜す。

その後メイトリックスは、スチュワーデスのシンディ(レイ・ドーン・チョン)に言い寄るサリーを見つける。

メイトリックスは、サリーを追い払ったシンディに近づき、彼を追うように指示する。

シンディはメイトリックスを警戒しながら、仕方なくサリーを追い、ショッピングモールに向かう。

メイトリックスは、シンディに娘が誘拐されたことを説明するが、彼女は警備員に通報してしまう。

警備員に質問されたメイトリックスは、彼らを叩きのめし、それがサリーに気づかれてしまう。

サリーはアリアスに連絡しようとするが、メイトリックスに阻止されて車で逃走する。

カーチェイスの末にサリーは、シンディと共に追って来たメイトリックスに捕まり、崖から落とされてしまう。

メイトリックスとシンディは、サリーが持っていた鍵を頼りにあるモーテルに向かい、その部屋で手がかりを探す。

そこに、サリーの仲間のクック(ビル・デューク)が現れ、メイトリックスと格闘になる。

メイトリックスは大乱闘の末にクックを倒し、彼の車から水上機の燃料の請求書を見つける。

機体の隠し場所と思われる場所に向かったメイトリックスは、海図を参考にして、アリアスのアジトらしき島の位置を突き止める。

その後、軍用品店に侵入したメイトリックスは、武器弾薬や装備を調達するが、警官に捕らえられてしまう。

残り5時間となり、シンディが護送車をロケットランチャーで攻撃してメイトリックスを救い出し、水上機で島に向かう。

その頃、ジェニーは閉じ込められた部屋から脱出しようとしていた。

島の沖合いに到着したメイトリックスは、装備をボートに積み込み、シンディを残してアリアスのアジトへと向かう。

バル・ベルデに、メイトリックスが搭乗しているはずの旅客機が到着する。

しかし、エンリケが殺され、メイトリックスがいないことがアリアスに知らされる。

各所に爆薬を仕掛けたメイトリックスは、建物を爆破して、次々と敵を倒す。

アリアスから、ジェニーを殺すよう命ぜられたベネットだったが、彼女が脱出したことを知る。

シンディは、緊急連絡を発信し続け、それがカービー将軍の元に届いていた。

建物に侵入したメイトリックスは、アリアスと銃撃戦を繰り広げ、彼を追い詰めて射殺する。

逃亡したジェニーを捕らえたベネットだったが、追ってきたメイトリックスに挑発され、一騎打ちとなる。

そして、メイトリックスは、傷を負いながらもベネットを倒す。

島にカービー将軍が到着し、メイトリックスは彼に対して、再び任務につくことはないと言い切る。

そして、メイトリックスとジェニーは、シンディの待つ水上機で飛び立って行く。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

元特殊部隊員の退役大佐ジョン・メイトリックスは、娘ジェニーを人質に取られ、南米バル・ベルデの元独裁者アリアスに、同国の大統領暗殺を命ぜられる。
メイトリックスに恨みを持つ元部下ベネットも、アリアスの手下となっていた。
その後、バル・ベルデ行きの旅客機に乗せられたメイトリックスは、離陸寸前で機内から脱出してジェニーを救おうとする。
そしてメイトリックスは、鍛え上げた肉体、戦略的知識と経験を生かし、悪に戦いを挑む・・・。
__________

当然のことながら、本作は、決してリアリズム映画を楽しむような感覚で観てはいけない。

たった独りで、多人数のコマンドー部隊を率いているような、誰に止められない、とてつもない強さを誇る男の魅力を堪能できる痛快ハード・アクション。

とにかく息つく暇のないシーンの連続で、上映時間も90分と短いが、目まぐるしい展開とスピード感で、あっという間にエンディングを迎えてしまう。

シュワルツェネッガー作品の中でも、非常に人気の高い作品で、何度もテレビ放映され、その度に好評を得ている。

ストレス解消には最高の作品で、何度観ても飽きのこない娯楽作。

48時間」(1982)の曲の雰囲気にも似ているが、ジェームズ・ホーナーの音楽も印象的だ。

40歳手前で若々しく、見事な肉体美を披露してくれるシュワルツェネッガーは、多くを語らず、度々発する”野暮な”決めゼリフがまたいい。

ターミネーター”のシュワルツェネッガーの代名詞にもなった、”I’ll be back”のセリフまで飛び出すのも注目だ。

ヒロインのレイ・ドーン・チョンも、野獣のような男に疑いをかけるが、良き協力者となり、主人公をサポートする女性を軽快に演じ、またアクションに良く似合っている。

バル・ベルデの大統領の地位を狙う元独裁者ダン・ヘダヤ、極悪非道な殺人鬼というイメージがぴったりのヴァーノン・ウェルズ、主人公の父親の教えを守る勇敢な少女アリッサ・ミラノ、いかにも小悪党というタイプのデビット・パトリック・ケリーシュワルツェネッガーよりも大柄な、迫力満点の悪党ビル・デューク、元上官で主人公の復帰を願う指揮官ジェームス・オルソンなどが共演している。

ターミネーター」(1984)に続き、ビル・パクストンも沿岸警備隊の管制官役で登場する。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター