コンボイ Convoy (1978) 3.5/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1975年に発表された、C・W・マッコールの曲”Convoy”を基に製作された作品。
宿敵の警官に追われることになったトラッカーと、彼を支持する軍団”コンボイ”の活躍を描く、監督サム・ペキンパー、主演クリス・クリストファーソンアリ・マッグローアーネスト・ボーグナインバート・ヤング他共演のアクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:サム・ペキンパー
製作:ロバート・M・シャーマン
製作総指揮
マイケル・ディーリー

バリー・スパイキングス
脚本:ビル・L・ノートン
撮影:ハリー・ストラドリングJr.
編集
ガース・クレイヴン
ジョン・ライト

音楽:チップ・デイヴィス
主題歌:C・W・マッコールConvoy

出演
マーティン “ラバー・ダック”ペンウォルド:クリス・クリストファーソン
メリッサ:アリ・マッグロー
ライル”コットンマウス”ウォーレス保安官:アーネスト・ボーグナイン
ボビー”ラブ・マシーン””ピグ・ペン”:バート・ヤング
“スパイダー・マイク”:フランクリン・アジャイ
ウイドウ・ウーマン:マッジ・シンクレア
ヴァイオレット:キャシー・イエーツ
チャック・アーノルディ:ブライアン・ディヴィス
ジェリー・ハスキンス州知事:シーモア・カッセル

ハミルトン連邦捜査官:ウォルター・ケリー
ビッグ・ネスティ:J・D・ケイン
スローン牧師:ドニー・フリッツ

ボブ・ブックマン:ボブ・オリソン
TVニュース・クルー:サム・ペキンパー

アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ

1978年製作 111分
公開
北米:1978年6月28日
日本:1978年6月10日
製作費 $12,000,000
北米興行収入 $22,765,081
世界 $45,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

アリゾナ州。
トラック・ドライバーのマーティン “ラバー・ダック”ペンウォルド(クリス・クリストファーソン)は、自分を追い越した”ジャガー・Eタイプ”に乗るメリッサ(アリ・マッグロー)に気を取られる。

対向車線のパトカーに衝突しそうになったダックは、警官に車を止められる。

ダックは、下着をつけていなかったメリッサが待っていると伝え、警官は彼を許して”ジャガー”を追う。

その後ダックは、トラッカーで豚を運ぶボビー”ラブ・マシーン””ピグ・ペン”(バート・ヤング)や”スパイダー・マイク”(フランクリン・アジャイ)に、”CBラジオ”でパトカーのことを知らせる。

連なって走行中の3台は、街道にいたパトカーに止められてしまう。

ダックは、それが宿敵とも言える保安官ライル”コットンマウス”ウォーレス(アーネスト・ボーグナイン)だったために驚く。

ウォーレスは、一人70ドルの賄賂で三人を許す。

2人と共に馴染みの店に寄ったダックは、その場の”ジャガー”を確認してメリッサがいることに気づく。

付き合っているヴァイオレット(キャシー・イエーツ)にキスしたダックは、そのテーブルにいたメリッサが、故障で車を売り払ったことを知る。

タッグは、乗せてやってほしいとトラッカー仲間のウイドウ・ウーマン(マッジ・シンクレア)に頼まれる。

警官を巻いて来たと言うメリッサが気に入ったダックは、彼女を乗せることにする。

ヴァイオレットは、誕生日のプレゼントだと言ってトラックでダックと愛し合う。

そこにウォーレスのパトカーが現れ、ボビーとマイクは無線で彼をからかう。

ウィドウが、無線でダックにウォーレスのことを知らせ、ダックは、ボビーとマイクを連れて店を出ようとする。

放浪罪で逮捕すると言われた上に侮辱されたマイクは、ウォーレスを殴ってしまう。

ウォーレスが拳銃を手にしたため、ダックが彼を蹴って気絶させる。

ダックはウォーレスを手錠で拘束し、そこに、メリッサが騙した警官が現れたため乱闘になる。

三人はトラッカー仲間と共に警官を叩きのめし、パトカーを走行不能にする。

ダックはヴァイオレットに別れを告げて、メリッサを乗せてその場を去る。

意識の戻ったウォーレスは、パトカーが壊されているいことに気づき、若者の車を奪ってダックらを追跡する。

ダックらトラック軍団の”コンボイ”は旧道に向かい、ウィドウの車が横転してしまう。

ウィドウは別のトラックに乗り、ダックに無事であることを伝える。

ウォーレスは、ダックらが旧道に向かったことを知りそれを追う。

ダックに追いついたウォーレスだったが、ハンドルを誤り道を外れて農家に突っ込んでしまう。

無線でウォーレスの様子を窺ったダックは、州警察に連絡すると言われる。

ダックの行動に呆れたメリッサは車を降りようとするが、追われている身で止められないと言われる。

ウォーレスは、駆けつけた警官のボブ・ブックマン(ボブ・オリソン)と共にダックを追う。

ニュー・メキシコに向かう旧道に入ったコンボイは悪路を進み、それを追うウォーレスも苦労しながら先を急ぐ。

ボビーとマイクは、近づいて来たウォーレスの車を二台で挟み走行不能にしてしまう。

州境が近づいていたため、ウォーレスはニュー・メキシコ警察に応援を求める。

ダックらが州を越えたことを知ったトラッカーのビッグ・ネスティ(J・D・ケイン)や牧師スローン(ドニー・フリッツ)らはコンボイに合流する。

コンボイの車両は増え続け、ヘリコプターで現れたハミルトン連邦捜査官(ウォルター・ケリー)は、ダックに即刻停車を命ずる。

形式通りのハミルトンの語り掛けに呆れる、ヘリに同乗していたウォーレスは、ダックに語り掛け、バリケードが待ち構えていることを知らせる。

ダックは、自分が爆発物を積載していることを伝え、バリケードの警官はパトカーを退避させる。

ダックらはその場を突破し、協力者や人々に歓迎され声援を受ける。

役100台のコンボイは話題になり、ダックは、走行しながら州知事広報担当官チャック・アーノルディ(ブライアン・ディヴィス)の取材を受ける。

コンボイの目的を尋ねられたダックは、走ることだと答え、アーノルディは各トラッカーの悩みや意見を聞く。

上院議員に立候補する予定のジェリー・ハスキンス知事(シーモア・カッセル)が、軍隊出動を要請されていることをアーノルディから知らされたダックは、それを選挙に利用しようとする知事との会見を仕方なく了承する。

妻の出産が近づいていることを知ったマイクは、コンボイを離れることになる。

トラッカーらには休息施設が準備され、ダックは州知事との会見に備える。

テキサスに向かったウォーレスは、捕えられたマイクをダックを誘き出す囮にすることを考える。

惹かれ合うようになったダックとメリッサは、トラックの中で愛し合う。

ハスキンス知事が到着してダックとの会見が始まるが、マイクがウォーレスに痛めつけられているという連絡が入る。

知事がその件に協力できないことを確認したダックは、マイクを助けに行く決心をして、ボビーを残しメリッサにその手助けをさせようとする。

ダックは、戻って来るかという仲間達の問に答えないままテキサスに向かう。

現地に着いたダックは、後を追ってきたボビーらと共に町に向かう。

留置場に突っ込んだダックとボビーはマイクを助ける。

ダックは、マイクを痛めつけたのが、その場にいたウォーレスでないことを知る。

ウォーレスを留置場に閉じ込めるよう指示したダックは出発する。

ダックは、メリッサが車に乗っていたことに気づき、コンボイを率いてメキシコに向かう。

途中、ボビーが事故を起こしてしまい後続車は先に進めなくなる。

国境の川を渡ろうとしたダックは、橋で待ち構える軍隊と、その場にいるウォーレスを確認する。

ウォーレスに脅されたダックはメリッサを降ろし、覚悟を決めて橋に突っ込む。

トラックは攻撃を受けながら突進し、トレーラーは川に落下し、タンクローリーは爆破炎上して大破する。

爆破音に気づいたボビーらは、ダックの死を悟り一斉にホーンを鳴らし、メリッサはそれを聴きながら橋の様子を見守る。

その後、ダックの追悼式典が行われ、それを選挙に利用するハスキンスは、彼とトラッカー達を称える。

ハスキンスは自分が上院議員となり、共にワシントンD.C.へ向かい、トラッカー達を支援することを伝える。

メリッサは牧師のバスに招き入れられ、ダックが無事だったことを知る。

ハスキンスの制止を聞かずに、ボビーを先頭にしたコンボイの暴走は始まる。

ウォーレスは、ダックが生きていたことに気づくが、それを見逃して高笑いする。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

アリゾナ州。
トラック・ドライバーのマーティン “ラバー・ダック”ペンウォルドは、自分を追い越したメリッサが気になる。
その後ダックは、同じトラッカーのボビーとマイクとで走行中、宿敵である保安官ウォーレスに車を止められ賄賂を要求される。
二人と馴染みの店に寄ったダックは、その場にいたメリッサの車が壊れたため、彼女を乗せることになる。
そこに現れたウォーレスと揉めたダックらは乱闘になり、その場を逃れる。
ダックは、乱闘に加わったトラッカー達と軍団”コンボイ”を組んで走り始めるのだが、執念深いウォーレスに追われることになる・・・。
__________

バイオレンス・アクションを得意とするサム・ペキンパーの演出、巨大なトレーラー・トラックの集団暴走が売り物の作品として大いに話題になった作品。

しかし、ダイナーでの乱闘シーンなどに得意のスローモーション映像を使用する必要もないだろうと思えるサム・ペキンパーの演出は平凡で、公開当時はそれほど馴染みがなかったため驚いた大型トラックの存在や迫力も、今観るとそれほどでもない。
また、その暴走以外に見所も少なく、主人公を追う執念深い保安官の追跡劇のユーモアなども面白味に欠ける。

トラッカーに絡む女性とそれを追う保安官の関係など、前年の大ヒット作「トランザム7000」(1977)に似ている内容であり、コメディ・タッチの展開を含め、同作には遠く及ばないというところだろうか。

主人公の男女よりも、保安官役のアーネスト・ボーグナインの存在のほうがインパクトがあり、内容はともかく、ファンとしては彼の出演があっての作品と言いたいところだ。

仲間達に信頼される渋いトラッカーをそれなりの雰囲気で好演するクリス・クリストファーソン、彼と親交深めるアリ・マッグロー、トラッカーのバート・ヤングフランクリン・アジャイマッジ・シンクレア、ダイナーのウエイトレス、キャシー・イエーツ、州知事シーモア・カッセル、コンボイに合流する牧師ドニー・フリッツ、そしてテレビ・ニュースのクルー役でサム・ペキンパーも登場する。


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