COP CAR/コップ・カー Cop Car (2015)


3.61/5 (31)

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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

パトカーを盗んだ家出少年が悪徳保安官が絡む犯罪に巻き込まれる姿を描く、監督、脚本ジョン・ワッツ、製作総指揮、主演ケヴィン・ベーコンカムリン・マンハイムシェー・ウィガムキーラ・セジウィック他共演の犯罪サスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ジョン・ワッツ

製作
コディ・ライダー
アリシア・ヴァン・クーヴァリング
サム・ビスビー
アンドリュー・コートシャック
ジョン・ワッツ
製作総指揮
ウォルター・コートシャック
ランス・アコード
ケヴィン・ベーコン
ジャッキー・ケルマン・ビスビー
フランク・ブレナー
ビル・ペリー
トム・ヴァレリオ
脚本
ジョン・ワッツ
クリストファー・フォード
撮影
マシュー・J・ロイド
ラーキン・サイプル
編集
メーガン・ブルックス
アンドリュー・ハッセ
音楽:フィリップ・モスマン

出演
ミッチ・クレッツァー保安官:ケヴィン・ベーコン
トラヴィス:ジェームズ・フリードソン=ジャクソン
ハリソン:ヘイズ・ウェルフォード
ベヴ:カムリン・マンハイム
トランクの中の男:シェー・ウィガム
ミランダ/オペレーター:キーラ・セジウィック

アメリカ 映画
配給 フォーカス・フィーチャーズ
2015年製作 88分
公開
北米:2015年8月7日
日本:2016年4月9日
製作費 $800,000
北米興行収入 $134,550


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
家出をした二人の少年トラヴィス(ジェームズ・フリードソン=ジャクソン)とハリソン(ヘイズ・ウェルフォード)は、原野を歩き続ける。

森が近づき、一台のパトカーを見つけたトラヴィスとハリソンは、小石を投げてみる。

逃げようとした二人だったが、トラヴィスが小石に指紋がついていると言うため、彼らは車に近づく。

二人は誰もいないことを確認し、防犯のために偽のパトカーを置く場合があると言うトラヴィスは、車にタッチして戻る。

ハリソンも同じことをして戻り、車に近づいた二人は、運転席のドアが開いたために驚く。

運転席に座ったトラヴィスは、車に乗るようハリソンに指示する。

それを拒んだハリソンは、ボンネットの上にビール瓶があることをトラヴィスに知らせる。

二人は車の中で騒ぎ始め、サンバイザーに隠されていたキーをトラヴィスが見つける。

運転をしたことがないトラヴィスだったが、キーを差し込みエンジンをかける。

驚いた二人は車から飛び出し、戻ったトラヴィスが車を運転し始める。

スピードを上げてサイレンを鳴らし走り回るトラヴィスとハリソンは、大いに楽しむ。

その数十分前。
パトカーを降りたミッチ・クレッツァー保安官(ケヴィン・ベーコン)は、飲んでいたビールの瓶をボンネットに起き、制服を脱いで後部座席からバッグを取り出す。

シートを広げたクレッツァーは、トランクから男の死体を出し、離れた場所にある穴まで運ぶ。

男のスニーカーが脱げていることに気づいたクレッツァーは、それを探しに行き、見つけて戻る。

死体を穴の中に落としたクレッツァーは消石灰をまき、タバコを吸って一休みする。

パトカーに戻ったクレッツァーは、車がなくなっていたために焦り、署のオペレーターのミランダ(キーラ・セジウィック)に電話をする。

パトカーの無線の具合が悪いことをミランダに伝えたクレッツァーは、用がある場合は携帯電話に連絡してほしいと伝える。

穴に戻り塞いだクレッツァーは、走って町に向かう。

無線のマイクを見つけたハリソンは、トラヴィスから何か話せと言われるものの、バレてしまうと伝える。

ハリソンが運転を代わりしばらく行くと、街道に出るためのゲートがあり、開かないためにそれを突き破る。

車に慣れてきた二人は運転を代わり、トラヴィスは猛スピードで街道を走る。

同じ道を走っていたベヴ(カムリン・マンハイム)は、ふらつきながら走行するパトカーを二人の少年が運転していることに気づく。

町に着いたクレッツァーは、ある家の車のウインドウを少し下げて、隙間から靴の紐を内部に垂らしてロックを開けようとする。

何度か失敗してようやくドアを開けたクレッツァーは、キーがないために配線をつなぎ、車を動かして走り去る。

信号停車で知人に気づかれそうになったクレッツァーは、何とかやり過ごすものの、バイクのパトロール警官に止められてしまう。

ミランダに電話をしたクレッツァーは、強盗事件が発生したことを伝える。

警官に車の登録証の提示を求められてクレッツァーは、それが見つからないために降りるようにと言われる。

そこに強盗の連絡が入り、緊急だと言われた警官は、プレートを交換することをクレッツァーに指示してその場を去る。

車を降りたクレッツァーは、走って自宅に向かう。

ダイナーに寄ったべヴは、少年が運転していたパトカーのことが気になり、ランチを取りに来た二人の警官に声をかける。

家に着いたクレッツァーは、自分の車の無線機を使い妨害を装い、ミランダに電話をする。

パトカー盗難の通報があったと言われたクレッツァーは、目撃者の女性の話では、10歳くらいの子供二人が運転していたということを知る。

無線のチャンネルを変えることをミランダに提案したクレッツァーは、それを全車両に彼女が連絡するのを確認して安堵する。

パトカーに無線を入れたクレッツァーは、重罪であるため間違いなく刑務所行きだと言って二人を脅すものの返事がない。

車を止めて外に出たトラヴィスとハリソンは、立ち入り禁止テープを使って遊んでいた。

後部座席にあった銃を手にしたトラヴィスは、防弾チョッキを着たハリソンを狙うものの発砲することができない。

トラヴィスは車に銃弾を取りに行き、ハリソンは拳銃を上着に隠す。

無線に気づいた二人は焦り、車を置いて逃げるかどうかで口論になるが、トランクの中の物音に気づく。

トランクを開けた二人は、怪我をして怯えて助けを求める男(シェー・ウィガム)に銃を向ける。

相手が子供だったために男は驚き、救出を待っていたと言って、保安官は極悪人だと伝える。

自分達のことを人には話さないと約束させたトラヴィスとハリソンは、縛られていた男を解放する。

コカインをトイレに捨てたクレッツァーは、無線で謝罪するハリソンの声に気づき、応答して居場所を聞く。

男に脅されていたハリソンとトラヴィスは後部座席に閉じ込められ、持っている銃は故障していると伝える。

発砲して見せた男は、クレッツァーを待ち伏せる場所を探す。

戻った男は、車を動かしてしばらくして停車し、外に出て風車の近くで身を隠す。

車の脇に置いた瓶を試し撃ちした男は戻り、指示通りにするようにとトラヴィスとハリソンに伝える。

自分がトランクにいると見せかけるようにと伝えた男は、従わなければ家族を殺すと言って二人を脅す。

風車に向かった男は再び戻り、隠し持っていた銃を取り出したハリソンは、トラヴィスに男を撃つよう指示する。

トラヴィスは撃つことができず、男は風車に向かい待機する。

その場に現れたクレッツァーはパトカーに近づき、トラヴィスとハリソンに話しかけるものの、異変に気づき警戒する。

トランクの男のことを二人に訊いたクレッツァーは、彼らがそれを開けたと考え、男の居場所を聞き出そうとする。

そこにべヴが現れ、車を止めてパトカーに近づき、トラヴィスとハリソンに車から出るよう指示する。

クレッツァーに気づいたべヴは驚き、襲われて負傷したと言われ、犯人は子供達の父親であることを知らされる。

犯人が車のキーを道端に投げたと言うクレッツァーは、無線で応援を呼ぶために、それを見つけてほしいとべヴに伝える。

自分が助けを呼ぶことを提案するべヴに、それはだめだと伝えたクレッツァーは、キーを探すだけでいいと伝えて指示に従わせる。

クレッツァーから、子供達が運転していることを通報したかと訊かれたべヴは、キーを探しながら、警官から見間違いだと言われたと答える。

風車の男に気づいたべヴは、それをクレッツァーに伝えるものの射殺される。

銃撃戦が始まり、クレッツァーと男は相撃ちになり倒れる。

男は息絶え、クレッツァーはパトカーにもたれかかり意識を失う。

後部座席から出ることができないトラヴィスとハリソンは、日も暮れてきたために焦る。

拳銃で窓を撃とうとしたハリソンだったが、発砲することができない。

トラヴィスが拳銃で窓を叩くものの割ることができず、暴発したため、再び発砲して窓を割ってハリソンが外に出る。

弾丸を脇腹に受けたトラヴィスが降りることができないため、ハリソンは車を運転して町に向かう。

無事だったクレッツァーは車に乗り、走り去ったパトカーを追う。

ライトが点かないまま走り続けるハリソンは、クレッツァーの無線の声を無視して暴走する。

追いついたクレッツァーは車ぶつけるが、道路にいた牛に衝突する。

瀕死のトラヴィスのことを気にしながら、ハリソンはサイレンを鳴らしてスピードを上げる。

町が近づき、ミランダからの無線をキャッチしたハリソンは、それに応答する。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
家出少年のトラヴィスとハリソンは、放置されたパトカーを見つける。
興味本位でそれを運転し始めた二人は、ゲーム感覚で大いに楽しむ。
そのパトカーの持ち主である保安官ミッチ・クレッツァーは、トランクから死体を出して始末したのだが、戻った時には車がなかったために驚く。
無線の具合が悪いことを署に電話で伝えたクレッツァーは、何とか自宅に戻り、パトカーを奪ったのが少年二人だという目撃情報を知らされる。
その頃、トランクに閉じ込められた男に気づいたトラヴィスとハリソンは、保安官に痛めつけられた彼を解放するものの、銃を奪われて脅される。
指示に従わなければ家族を殺すと言われたトラヴィスとハリソンは、パトカーの後部座席に閉じ込められ、無線でクレッツァーを誘き出した男は彼を迎え撃つ準備を始めるのだが・・・。
_______

期待の新鋭監督で脚本家でもあるジョン・ワッツの作品で、主演のケヴィン・ベーコンが製作総指揮も兼ねている。

また、ケヴィン・ベーコンの妻キーラ・セジウィックが、警察の無線オペレーター役を声だけの出演で演じている。

犯罪に使われたパトカーを発見した家出少年が、興味本位でそれを乗り回してしまったために事件に巻き込まれるという、奇抜なアイデアが見どころの作品。

悪徳保安官による麻薬がらみの恐ろしい犯罪を描くドラマなのだが、それに子供が巻き込まれるという内容でもあり、ユーモラスな場面も挿入され、地味ではあるが、メリハリの利いたジョン・ワッツの脚本と演出により十分に楽しめる作品。

主演のケヴィン・ベーコンは、犯行の内容は明らかにならないが、ドラッグ・ディーラーと思われる男達からコカイン奪った悪徳警官を、雰囲気のある演技で熱演している。

殺人事件に巻き込まれてしまう家出少年ジェームズ・フリードソン=ジャクソンとヘイズ・ウェルフォード、彼らを目撃する町の住人カムリン・マンハイム、トランクに閉じ込められていた男のシェー・ウィガム、警察のオペレーター役(声のみ)でキーラ・セジウィックなどが共演している。


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