カウボーイ&エイリアン Cowboys & Aliens (2011) 4/5 (2)



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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

スティーヴン・スピルバーグをはじめ、ブライアン・グレイザーロン・ハワードら、ハリウッドの誇るヒットメイカーが製作に加わった超話題作。
西部の砂漠に現われた、記憶を失った謎の男をめぐる、人間とエイリアンの戦いを描く、ダニエル・クレイグハリソン・フォード共演のSFアドベンチャー・アクション。


アクション/アドベンチャー

WebSite(E)


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・ファヴロー
製作総指揮:デニス・L・スチュワート
製作
ブライアン・グレイザー
ロン・ハワード
アレックス・カーツマン
デイモン・リンデロフ
ロベルト・オーチー
スコット・ミッチェル・ローゼンバーグ
スティーヴン・スピルバーグ
原作:スコット・ミッチェル・ローゼンバーグ
原案
ホーク・オストビー
マーク・ファーガス
スティーヴ・オーデカーク
脚本
アレックス・カーツマン
デイモン・リンデロフ
ロベルト・オーチー
撮影:マシュー・リバティーク
編集
ダン・レーベンタール
ジム・メイ
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

出演
ジェイク・ロネガン:ダニエル・クレイグ
ウッドロー・ダラーハイド大佐:ハリソン・フォード
エラ・スウェンソン:オリヴィア・ワイルド
ドク:サム・ロックウェル
ナット・コロラド:アダム・ビーチ
パーシー・ダラーハイド:ポール・ダノ
エメット・タガート:ノア・リンガー
ジョン・タガート保安官:キース・キャラダイン
ミーチャム:クランシー・ブラウン
マリア:アナ・デ・ラ・レゲラ
アリス:アビゲイル・スペンサー
ハント:ウォルトン・ゴギンズ
パット・ドーラン:デヴィッド・オハラ

アメリカ 映画
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ
ドリームワークス・ピクチャーズ
パラマウント・ピクチャーズ(世界)
2011年製作 118分(LV 135分)
公開
北米:2011年7月29日
日本:2011年10月22日
製作費 $163,000,000
北米興行収入 $100,240,551
世界 $174,822,325


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1873年、アリゾナ準州
右脇腹に傷を負い、左腕に奇妙な腕輪のようなものをはめた男(
ダニエル・クレイグ)が、砂漠で目覚める。

男は、側に落ちていた女性の写真を拾い、腕輪を外そうとするがどうにも出来ない。

そこに三人のならず者が現われ、男は、銃を向ける彼らを難なく殺害し、衣服と武器を奪い、”アブソリューション”の町に向う。

ある家に入った男は傷口を洗おうとするが、牧師ミーチャム(クランシー・ブラウン)に銃を向けられる。

ミーチャムは、男の銃を奪い名前などを聞くが、記憶のない彼は答えられない。

その後ミーチャムは、男の、見慣れない傷口を治療する。

いきなりの銃声に驚いた二人は、町を支配するウッドロー・ダラーハイド大佐(ハリソン・フォード)の息子パーシー(ポール・ダノ)が、父親の権力を盾に粋がっているのに気づく。

パーシーは、自分の行動に意見した酒場の主人ドク(サム・ロックウェル)を脅すが、ミーチャムが止めに入る。

男は、尚も虚勢を張るパーシーを相手にもせず、蹴りを入れて立ち去ろうとする。

憤慨したパーシーは発砲するが、そこに現われた保安官ジョン・タガート保安官(キース・キャラダイン)は、手が付けられない彼を逮捕しようとする。

ダラーハイドの手下である、パーシーの護衛ナット・コロラド(アダム・ビーチ)はタガートに警告するが、今回は大人しく引き下がる。

郊外で、牛を集めていたダラーハイドの部下三人は、突然の閃光と共に激しい攻撃を受ける。

侮辱されたドクは、自分自身を情けなく思い、妻マリア(アナ・デ・ラ・レゲラ)に八つ当たりしてしまう。

マリアは、現われた男に、お礼だと言って酒を渡し、彼は近づいてきた渡り者のエラ・スウェンソン(オリヴィア・ワイルド)を相手にしない。

そこに、手配書で、男がお尋ね者”ジェイク・ロネガン”だと知ったタガートが現われ、彼を逮捕しようとする。

抵抗したジェイクだったが、エラに殴られて気を失ってしまい、パーシーの隣の留置場に入れられる。
ダラーハイドは、牛を集めていた部下を締め上げていたが、そこにナットが現われ、パーシーが留置場に入れられてしまい、ジェイクが町に現われたことを知らされる。

ジェイクは連邦保安官に引き渡されることになり、仲間達と駅馬車を襲い、隣の郡で、写真の売春婦を殺したことをタガートから聞く。

護送車に乗せられた、ジェイクとパーシーは鎖でつながれるが、そこにダラーハイドが現われる。

ジェイクは、ダラーハイドに金貨を強奪したことを問われるが記憶にない。

その直後、夜空に光る物体が現われ、町を攻撃し始めて人々をさらっていく。

マリアやタガートも連れ去られ、ジェイクはパーシーの指を折り鎖を外す。

その時、ジェイクの腕輪が作動し始めて、それが武器になり、彼は護送車から脱出する。

パーシーも連れ去られるが、ジェイクは腕輪で対抗し、飛行物体を撃ち落す。

その後、ジェイクやダラーハイドは、物体を調べようとするが、今までに見たこともないものに人々は怯える。

そして、何者かが住民を殺害し、人間とは思えない足跡を残して逃げ去る。

ダラーハイドは捜索隊を編成し、翌早朝に出発する指示を出し、ジェイクにもそれを強要するが、彼はそれに反発する。

翌朝、ジェイクは独り旅立ち、エラがそれを追い、彼女はその訳を聞かれ、家族がさらわれたために助けを頼めるが断られる。

町では、マリアをさらわれ、医者の心得もあるドクが捜索隊に加わり、タガートの孫エメット(ノア・リンガー)も同行を許される。

ダラーハイド率いる捜索隊は出発し、ミーチャムやエラもそれに加わる。

ある家にたどり着いたジェイクは、恋人アリス(アビゲイル・スペンサー)の元に金貨を持ち帰り、直後に彼女が連れ去られ、空に消えた時のことを思い出す。

その後ジェイクは、ダラーハイド達の捜索隊に合流して、雨の中、彼らは、川もない場所に逆さに放置され朽ち果てた蒸気船を見つけ雨宿りする。

非情に見えるダラーハイドだったが、ナイフを欲しがるエメットにそれを渡し、ミーチャムはドクに銃を教える。

ジェイクは、反応した腕輪で敵の襲来を察知し、一人が殺害され、エメットの前に、得体の知れない生物が現われる。

ミーチャムがエメットを救うが生物に襲われてしまい、ジェイクが腕輪でそれを撃退する。

しかしミーチャムは、過去を捨て、今何をするかが大事だと言い残し、ジェイクに見守られながら息を引き取る。

翌朝、一行は出発し、昨夜の事件や祖父タガートのことで塞ぎこむエメットに、ダラーハイドは、強い男になるよう励ます。

その後、一行は無法者に襲われるが、リーダーのハント(ウォルトン・ゴギンズ)が、仲間だったジェイクに気づく。

自分がボスだと言われたジェイクは、記憶はないものの、ハントに仲間達の元に案内させる。

ジェイクは、今は一味を仕切っているパット・ドーラン(デヴィッド・オハラ)に叩きのめされ、女ができたと言って去った彼に、金貨の在り処を吐かせようとする。

しかし、ジェイクはドーランを腕輪で殺し、一行と共にその場を逃れ、追って来る一味を振り切ろうとする。

そこに、飛行物体が現われ、エラが連れ去られてしまい、ジェイクはそれに飛び乗り彼女を救う。

その直後、現われた生物にエラが傷つけられるものの、ジェイクがそれを倒し、彼女を一行の元に連れ戻す。

エラはその直前で息を引き取り、一行は、そこに現われたチリカワ・アパッチに捕らえられ、彼女の死体は火の中に投げ捨てられる。

一行は、アパッチに殺されそうになるが、火の中からエラが甦り、彼女は、自分がエイリアンだというだということをジェイクに伝える。

アパッチも、エラの復活で冷静になり彼女の話を聞き、襲来者/エイリアンが、黄金が目的だということを知る。

やがて皆殺しにされるということで、敵の居場所を知るはずのジェイクは、先住民によって、記憶を戻すまじないをかけられる。

エイリアンに捕らえられたジェイクは、金貨を持ち帰ったためにアリスを殺され、脇腹を傷つけた生物に抵抗した弾みで腕輪がはまり、その場から抜け出したのだった。

ジェイクは、その場所を思い出し、一行とアパッチらは、地下の黄金を掘っている、巨大な”マザーシップ”を見つける。

攻撃方法を思案する一行だったが、ジェイクはその場を離れ、ハントらを引き連れて戻る。

翌日、マザーシップに向った一団は、まず、ジェイクらがダイナマイトを仕掛けて、塔の上部を爆破する。

混乱の隙に、ジェイクとエラが内部に侵入し、ダラーハイドはエイリアンと戦い、彼を助けようとしたナットが襲われて命を落とす。

ジェイクとエラは、タガートやパーシーを見つけて、彼らを解放してその場から脱出しようとする。

ダラーハイドとアパッチらはエイリアンに戦を挑み、追い詰められたエメットは、ナイフで敵を倒す。

襲い掛かる敵をジェイクが腕輪で倒し、マザーシップを破壊するためエラが奥に向う。

エラは、ジェイクの腕輪を外させて、船のコアを破壊するために、それを持って彼に別れを告げ、内部に侵入する。

エメットが、脱出した祖父タガートやパーシーを確認して、ダラーハイドは、姿の見えないジェイクとエラを捜しに向う。

ジェイクはエイリアンに捕らえられるが、ダラーハイドが彼を助けて、その場を脱出する。

マザーシップは飛び立つものの、エラが自爆して船体は爆破される。

エメットはタガートと、ダラーハイドはパーシーと、ドクはマリアと再会し、そしてジェイクは独り家に戻る。

町の人々は、ドクの店で祝杯を挙げ、パーシーは改心し、ダラーハイドは、皆に一杯おごる。

ダラーハイドは、パーシーを”息子”と認め、彼に仕事を手伝わせることを決める。

そして、ダラーハイドは現われたジェイクに、エラが天国にいることを伝えて、別れを告げる。


解説 評価 感想 ■
2006年に発売された、スコット・ミッチェル・ローゼンバーグ原作による、同名グラフィックノベルCowboys & Aliens”を基に製作された作品。

*(簡略ストー リー)
1873年、アリゾナ準州
記憶を失い脇腹に傷を負う、奇妙な腕輪をした
男が砂漠で目覚め、近隣の町アブソリューションに向う。
牧師ミーチャムに傷の治療を受けた男は、保安
官タガートから、お尋ね者”ジェイク・ロネガン”だと言われ逮捕される。
騒ぎを起し留置場に入れられた、町を支配者するウッドロー・ダラーハイド大佐の息子パーシーは、ジェイクと共に移送されることになる。
そこにダラーハイドが現われるが、上空に現われた飛行物体に町は攻撃される。
ジェイクは、武器だった腕輪で一機を撃ち落すが、パーシーやタガートは連れ去られ、得体の知れない何者かが住民を襲い逃亡する。
捜索隊を編成したダラーハイドは、自分の金貨を奪う事件を起していたジェイクも、それに加わるよう強要する。
それに反発したジェイクは、自分につきまとう渡り者エラも追い払い、独り旅立つ。
しかし、恋人アリスを同じように連れ去られたことを思い出したジェイクは、ダラーハイドら一行に合流し、”襲撃者”を追うのだが・・・。
__________

上記の製作陣に加えて、監督ジョン・ファヴロー、更には大スターのハリソン・フォードダニエル・クレイグの共演ということもあり、これ以上ないほどのビッグな顔ぶれに、期待も最高潮となった作品でもある。

19世紀の西部に出現する、エイリアンと人間との戦というミスマッチなストーリーは、まずまず楽しめる。

しかし、全てが平均以上ではあるが、中途半端で物足りない、結局は、とてつもない予算で最高のスタッフによる仕事をしても、失敗?に終わることもあるという典型のような作品となってしまった。

そのせいか、1億6300万ドルをかけた製作費を、北米だけではとても回収できず(約1億ドル)、全世界で約1億7500万ドルを稼ぎ出したものの、並みの作品ではないために、とても成功したとは言えない結果に終わった。

個人的には、スティーヴン・スピルバーグが関っているためだろうが、ハリソン・フォードが、「捜索者」(1956)のジョン・ウェインを意識しているような演技を見せるところが興味深かった。

スピルバーグは、新作の撮影前に、必ず観直す作品が4作ある。
・「七人の侍」(1954)
・「素晴らしき哉、人生!」(1946)
・「アラビアのロレンス」(1962)
・「捜索者」(195

ダニエル・クレイグも悪くはないが、サイズが大き過ぎる、”インディアナ・ジョーンズ”のフェドーラのようなハットが、どう見ても滑稽だ。

ハード・アクションではあるが、それほど突出したものでもなく、やはり西部劇とSFは相性が悪いのかとしか思えない違和感があるのは、往年の西部劇を意識し過ぎ拘る自分だけだろうか・・・。
(西部劇とは言えない??)

謎の男を雰囲気十分に演ずるダニエル・クレイグ、悪党かと思いきや、やはり彼らしい人間味のあるスケールの大きい人物を貫禄で演ずるハリソン・フォード、主人公と親交を深めるエイリアンだった女性を演じ大活躍するオリヴィア・ワイルド、酒場の主人で医者でもあるサム・ロックウェル、ダラーハイド(H・フォード)の右腕アダム・ビーチ、ダラーハイドの嫌味な息子だが改心する、彼らしい怪演を見せるポール・ダノ、保安官キース・キャラダイン、その孫、戦に参加して成長する少年ノア・リンガー、人情味のある思慮深い牧師のクランシー・ブラウン、ドク(S・ロックウェル)の妻アナ・デ・ラ・レゲラ、主人公の恋人アビゲイル・スペンサー、主人公の強盗仲間ウォルトン・ゴギンズデヴィッド・オハラなどが共演している。


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