Uボート Das Boot (1981) 4.33/5 (3)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

第二次大戦中、実際にUボートU-96”に乗艦したロータル=ギュンター・ブーフハイムが、1973年に発表した”Das Boot”を基に製作された作品。
当初はテレビ・ドラマ用に製作され、編集した作品を劇場用映画として公開し世界中で高い評価を受けた、監督、脚本ウォルフガング・ペーターゼン、主演ユルゲン・プロホノフヘルベルト・グレーネマイヤー他共演のドラマ。


ドラマ(戦争)


スタッフ キャスト ■

監督:ウォルフガング・ペーターゼン
製作:ギュンター・ロールバッハ
原作:ロータル=ギュンター・ブーフハイム”Das Boot”
脚本:ウォルフガング・ペーターゼン

撮影:ヨスト・ヴァカーノ
編集:ハンネス・ニーケル
音楽:クラウス・ドルディンガー

出演
艦長:ユルゲン・プロホノフ

ヴェルナー中尉:ヘルベルト・グレーネマイヤー
機関長:クラウス・ヴェンネマン
第一当直士官:フーベルトゥス・ベンクシュ
第二当直士官:マルティン・ゼメルロッゲ
クリークバウム一等航海士:ベルント・ダウバー
ヨハン:アーウィン・レダー
ウルマン少尉:マルティン・マイ
ヒンリッヒ:ハインツ・ヘーニッヒ
兵曹長:ウーヴェ・オクセンクネヒト
アリオ:クロード=オリバールドルフ
マート:ヤン・フェダー

西ドイツ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

1981年製作 135分(DC:209分/UC:293分)
公開
西ドイツ:1981年9月17日
北米:1982年2月10日
日本:1982年1月9日
製作費 $14,000,000
北米興行収入 $11,433,134
世界 $84,970,337


アカデミー賞 ■

第55回アカデミー賞
・ノミネート
監督・脚色・撮影・編集・録音・音響編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1941年、ナチス占領下フランスラ・ロシェル

ドイツ軍UボートU-96”の艦長(ユルゲン・プロホノフ)は、乗艦する報道部記者のヴェルナー中尉(ヘルベルト・グレーネマイヤー)を伴い酒場に向かう。

その場で、出航準備が整ったことを知らされた艦長は、出撃前のひと時を楽しむ。

翌日、U-96に向かった艦長は、20代前半の部下達に最終準備をさせて出航する。

その後、艦長は、敵発見の警報を鳴らして訓練を始め、解除後に潜航して耐圧テストをする指示を出す。

艦長は、160Mまで潜ったところで浮上させるが、艦内を案内されるまでは良かったものの、警報やテストで、ヴェルナーは緊張の極に達する。

10日目頃にようやく艦内の様子に慣れたヴェルナーは、体中の痛みや悪臭に耐えながらの日々を過ごす。

20日を過ぎた頃、時化の中、敵駆逐艦を発見した艦長は、攻撃準備に入り潜航するが、爆雷攻撃を受けて何とかそれを凌ぐ。

その後も時化は続き、味方の潜水艦を発見して信号を送り、互いの健闘を祈る。

45日目。
U-96はタンカーなど敵船団を発見し、魚雷攻撃をするものの、駆逐艦の砲撃を受けて潜航する。

二隻に魚雷を命中させて撃沈したと思われたが、U-96は爆雷攻撃で被害を受ける。

艦長は、深度を下げるように命じて敵を振り切ろうとするが、更に攻撃を受けてしまう。

負傷者を出しながらも浸水は止まり、艦内の騒ぎは収まる。

しかし、機関室のヨハン(アーウィン・レダー)が正気を失い取り乱し、艦長は銃を手にする。

部下達が、ヨハンを取り押さえて事態を鎮めるが、再び敵が接近して攻撃を受ける。

死を覚悟しながら眠ってしまったヴェルナーは、目覚めた後、危機を乗り切ったことに気づく。

浮上して炎上しながらも沈没しないタンカーを目の前に、艦長は止めを刺す命令を出す。

敵船に乗務員が乗っていることに気づいた艦長は、助けを求めて近づいてくる彼らを見捨てて艦を後進させる。

その後、正気を取り戻したヨハンは謝罪し、艦長は厳しい態度を示すものの彼を許す。

航行を続けていた乗組員は、ラ・ロシェルに帰港することなく、スペインビーゴ経由でイタリアラ・スペツィアに向かうことになる。

ビーゴ
精神的に限界と考える機関長(クラウス・ヴェンネマン)とヴェルナーの下艦を考えていた艦長だったが、それが、許可されなかったことを二人に伝える。

補給を済ませて出航したU-96は、敵駆逐艦などを警戒しながら、難関のジブラルタル海峡に向かう。

敵機の攻撃を受けたU-96は、負傷兵をだし損害を受けながら、艦長の命令に従い全速で進む。

潜航を命じた艦長だったが、U-96は深度を下げ続けて海底に達する。

魚雷室が浸水するが、ヨハンがそれを止めたことを知った艦長は、彼の労を労う。

手作業での排水作業が始り、機関長は、無事だった電池の接続を終えるが、羅針盤や深度計、無線機も故障してしまう。

その報告を受けた艦長は、圧縮空気の噴射で浮上することを考える。

機関長は、ジブラルタル海峡突破の命令を受けた艦長が、それが不可能だと悟っていたため、自分達をビーゴで降ろそうととしたと、ヴェルナーに伝える。

作業は終わることなく、諦めかけた艦長はヴェルナーの絶望的な言葉を聞くが、機関長から修理完了の報告を受ける。

艦長は機関長に感謝して休むよう指示するが、彼は、まだ仕事があると言って持ち場に戻る。

乗組員を集めた艦長は、浮上を試みることを伝えて、空気を噴射させる。

艦が動き始めたことを確認した乗組員は喜び、浮上したU-96はエンジンを始動させる。

敵が油断している隙に、U-96は全速航行を続けて、無事に地中海に向かうことができる。

ラ・スペツィア
寄港してUボート・ブンカーに到着したU-96だったが、敵機の攻撃を受けて、多くの乗組員が命を落とす。

艦長は、U-96が沈没するのを見届けて息を引き取る。

ヴェルナーは艦長の元に歩み寄り、破壊された周囲の光景を見て絶望する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1941年、ナチス占領下フランスラ・ロシェル
ドイツ軍UボートU-96”は、任務を受けて出航する。
艦長は、報道部記者ヴェルナーを乗艦させるが、彼は、訓練や艦内の過酷な体験をしながら苦悩する日々を送る。
敵駆逐艦の攻撃を凌ぎ、タンカーを撃沈したU-96は、スペインビーゴ経由でイタリアラ・スペツィアに向かう命令を受ける。
艦長は、精神的に限界に達したヴェルナーと機関長を、ビーゴで下艦させようとする。
しかし、艦長は命令でそれを拒否され、難関のジブラルタル海峡に向かうことになる。
しかし、敵艦の攻撃を受けたU-96は海底に沈み、再び浮上するための、乗組員の必死の作業が始まる・・・。
__________

思いがけない形で注目された本作で、脚本も兼ねた、ドイツ人監督のウォルフガング・ペーターゼンは、その後ハリウッドに拠点を移し、話題作を手掛けて世界的名声を得ることになる。

物語は、第二次大戦下、当時、大西洋を中心にして多くの戦果を上げた、Uボートの若き乗組員の苦悩と悲しい運命を、戦争の悲惨さと共にリアルに描いた作品。

第55回アカデミー賞では、監督・脚色・撮影・編集・録音・音響編集賞にノミネートされた。

当時のドイツ映画としては破格の製作費となる1400万ドルをかけた作品は、全世界で約8500万ドルのヒットとなった。

クラウス・ドルディンガーの主題曲も、非常に印象に残るものになった。

その後、本作のイメージが強過ぎて苦労することもあったが、ハリウッドに進出して、独特の個性を放つ存在となった、艦長ユルゲン・プロホノフの好演は光る。

報道部記者のヘルベルト・グレーネマイヤー、機関長のクラウス・ヴェンネマン、その部下のアーウィン・レダー、第一当直士官フーベルトゥス・ベンクシュ、第二当直士官のマルティン・ゼメルロッゲ、航海士のベルント・ダウバー、少尉マルティン・マイなどが共演している。


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