デッドフォール Deadfall (2012) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

極寒の地で逃亡する強盗兄妹と彼らに関わる家族や警察の対決を描く、監督ステファン・ルツォヴィツキー、主演エリック・バナオリヴィア・ワイルドチャーリー・ハナムクリス・クリストファーソンシシー・スペイセクケイト・マーラトリート・ウィリアム他共演の犯罪ドラマ。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:ステファン・ルツォヴィツキー
製作
ゲイリー・レヴィンソン

トッド・ワグナー
脚本:ザック・ディーン

撮影:シェーン・ハールバット
編集
アルチュール・タルノウスキ

ダン・ジマーマン
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演
アディソン:エリック・バナ

ライザ:オリヴィア・ワイルド
ジェイ・ミルズ:チャーリー・ハナム
チェット・ミルズ:クリス・クリストファーソン
ジューン・ミルズ:シシー・スペイセク
ハンナ・ベッカー:ケイト・マーラ
ベッカー:トリート・ウィリアム

アメリカ/フランス 映画
配給
マグノリア・ピクチャーズ

Studio Canal
2929 Entertainment
2012年製作 94分
公開
北米:2012年12月7日
日本:未公開
製作費 $12,000,000
北米興行収入 $64,386
世界 $594,956


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

先住民のカジノを襲い逃走するアディソン(エリック・バナ)と妹のライザ(オリヴィア・ワイルド)は、凍結する道路で車が事故を起こして横転し仲間が死亡する。

アディソンはライザの無事を確認して、通りがかった警官を射殺する。

奪った現金を集めたライザは、アディソンと共にその場を去る。

ミシガンデトロイトウェイン郡矯正施設。
出所した元ボクサーのジェイ・ミルズ(チャーリー・ハナム)は、実家に電話をする。

ジェイは不仲の父チェット(クリス・クリストファーソン)と話し、母ジューン(シシー・スペイセク)に出所したことを知らせる。

ジムに向かったジェイは、八百長でなぜ自分だけが罪を被ったかを元コーチに問う。

争いになったジェイはコーチを叩きのめしてしまい、通報しようとするものの焦ってその場を離れる。

元保安官のチェットは、現れた知人の警官ハンナ・ベッカー(ケイト・マーラ)から、先住民のカジノが襲われ、警官が射殺されたことを知らせる。

容疑者の一人は死亡し、共犯者は森に逃げ込んだため警戒するよう、ハンナはチェットとジューンに伝える。

吹雪になりそうな天候であり、徒歩でこの場に来るのは無理だと言うチェットは、犯人が凍死してコヨーテの餌になるだろうと答える。

二手に別れることをライザに告げたアディソンは、カナダで落ち合うことを伝えて銃を渡す。

署に戻ったハンナは、父親である保安官(トリート・ウィリアム)らが捜査に向かう中、それに加わることを許されない。

街道を走っていたジェイは、殺人現場の警官に気づき脇道に入り、凍えながら立っていたライザを車に乗せる。

アディソンは、スノーモービルを奪おうとして男に襲い掛かり、左手小指を切り落とされながら相手を殺す。

体が温まったライザは、ジェイの家が国境近くだと知り、その場に行かせようとして彼に迫ろうとする。

署に残ったハンナは、FBIアカデミーに合格したことを知るのだが、母親が出て行った現状で、父ベッカーを残して家を出るべきか迷う。

奪ったスノーモービルが止まってしまい、指の出血が酷いために、チェットは熱いエンジンで傷口を焼き徒歩でその場を離れる。

街道のバーに立ち寄ったジェイは、ライザに別れを告げて、雪で道路が封鎖されていることを知る。

ライザはジェイが電話をかけている隙に車に向かい、彼の手紙を見て住所を調べ、アディソンに電話をしてメッセージを残しその場にむかおうとする。

山小屋を見つけたアディソンは、妻が赤ん坊と共に夫に追い出された現場を目撃する。

家に押し入ったアディソンは、その場にいた娘を母親の元に向かわせ、彼女の義父を射殺する。

アディソンは母親と娘を家に連れて行き、守ってあげることを伝える。

留まるしかなくなったジェイはライザを受け入れ、二人は愛し合う。

ライザのメッセージを聞いたアディソンは、彼女が向かう場所をメモする。

翌日ハンナは、離婚話をするため現れるはずだった娘が来なかったことを、心配する母親から知らされる。
(アディソンが助けた女性と子供の家の話)

チェットは、雪も止んだために狩りに出かけ、ジューンに見送られる。

ライザは、ジェイに置き去りにされたというメッセージをアディソンに残し、その場を離れようとする。

それを知ったジェイは、トラックに乗ろうとしているライザを引き留め、父親に虐待された彼女の辛い過去を知らされ、心通い合った二人は再び愛し合う。

アディソンは親子のために食事を作り、現金を置いて行こうとするが、そこに同僚達と共にハンナが現れる。

ハンナは家の主人の死体を発見し、入り口に向かった同僚に警告するが、アディソンは銃を放ちスノーモービルを奪い逃走する。

アディソンを追ったハンナらだったが、同僚は死亡し彼を取り逃がしてしまう。

ジェイも父と不仲だったことを話し、それを気にするライザを、自宅での感謝祭のディナーに招待しようとする。

山小屋に戻ったハンナは、駆け付けた父ベッカーに犯人を銃撃したことを伝えるが、部下の死体を前に彼は、来るなと警告したと言って娘を非難する。

足を撃たれながら、ライザとの待ち合わせの家に着いたアディソンは、ジューンに銃を向ける。

冷静に対処するジューンは、アディソンの傷の手当てをする。

そこにチェットが戻り銃を構えるが、アディソンがジューンに銃を向けていることを知る。

銃を置いたチェットは、食事をしたいと言うアディソンの指示に従いジューンに支度をさせる。

そこにジェイとライザが現れ、出迎えたジューンは、彼に銃を持った男がいることを伝える。

署に戻っていたハンナは、ジェイの元コーチが脳震盪で倒れていたことを知らされ、彼の家を調べようとする。

ライザとは他人のような顔をして食事をしたアディソンは、ジェイら家族に感謝の言葉を無理矢理に言わせる。

ジェイはそれを拒み、アディソンの態度に我慢できなくなったライザが彼の名を口に出してしまう。

二人が仲間だと知ったジェイは席を立ち反抗しようとするが、アディソンがチェットに銃を向けたため、彼は、チャンスをもらえると言われ仕方なく試合にわざと負けたことを父に伝える。

この場にいる資格はないと言うジェイに、自分も悪かったと言って、チェットはここが家でることを息子に伝える。

食事を終えたところでハンナが現れ、アディソンは彼女の銃を奪う。

ハンナは、デトロイトの警察が捜していることをジェイに伝え、何をしたのかをアディソンがジェイに尋ねる。

突然、席を立ったライザは、兄アディソンが幼い自分を守ってくれたことを話し始める。

アディソンが悪魔である父を殺してくれたことにライザは感謝して、自分の人生を歩みたいと言って、自由にしてほしいことを伝える。

ジェイと愛し合っているのかを、ライザに答えさせようとしたアディソンは、抵抗しようとするジェイの手のひらにナイフを突き刺す。

ライザは二人で逃げることをアディソンに提案し、彼は興奮してジェイを痛めつけようとする。

そこに、乗り捨てられたスノーモービルに気づいたベッカーが応援を要請し、ミルズ家に突入するという無線が入る。

ベッカーは家に侵入し、アディソンの上着を着せられていたハンナを撃ってしまう。

銃撃戦が始まりベッカーは撃たれ、手をナイフから離したジェイはアディソンに襲い掛かり、窓から外に飛び出した二人は格闘になる。

ジェイはアディソンを叩きのめして殺そうとするが、ライザが自分の兄だと言ってそれを制止する。

銃を向けるアディソンに、ライザを愛しているかを聞かれたジェイはその通りだと答え、彼女がアディソンを銃撃する。

駆け付けた警官は、ライザにアディソンから離れるよう指示する。

防弾チョッキを着ていたハンナは無傷で、ベッカーはそれを確かめながら救急車で運ばれる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

国境を越えカナダに向かおうとしていた先住民のカジノを襲った強盗犯アディソンとライザの兄妹は、途中、事故を起こして仲間が死亡する。
通りがかった警官を射殺したアディソンは、ライザと別れてカナダで落ち合うことにする。
元ボクサーのジェイは、八百長に加担したために服役していたが模範囚で出所する。
八百長の件でコーチと争いになり叩きのめしてしまったジェイは、町を離れようとする。
凍えていたライザは、ジェイと出会い車に乗せられ、彼の家が国境近くだと知り、アディソンに連絡してその場で会うことになるのだが・・・。
__________

強盗犯の単なる逃亡劇ではなく、各登場人物の家族の不和などが絡む内容となっている。

生まれながらの悪党ではない主人公は、妹を守るために父親を殺した過去を持つが、途中である母娘を救う人情ドラマも描かれるなど、奥深い演出で定評のあるステファン・ルツォヴィツキーの力作。

新旧の実力派スター競演も見もので、極寒の地で起きる自由のきかない状況の逃亡劇が、緊迫感溢れるかたちで展開する。

北米他、公開されたとは言えないのが残念で、商業映画ではなく日本では劇場未公開に終わった。

敵に容赦なく銃を向けるものの人情味も見せる強盗犯エリック・バナ、その妹オリヴィア・ワイルド、出所したばかりの元ボクサー青年チャーリー・ハナム、その両親クリス・クリストファーソンシシー・スペイセク、警官のケイト・マーラ、その父親で保安官のトリート・ウィリアムなどが共演している。


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