デッドプール Deadpool (2016) 4/5 (28)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

1991年、マーベル・コミックの”New Mutants”#98に初めて登場した架空のアンチヒーロー”デッドプール”を基に製作された、”X-メン”の映画化シリーズのスピンオフ作品で、シリーズとしては8作品目。
元特殊部隊員で傭兵だった男が謎の組織の実験により不死身の体となるものの、自分を醜い姿にした敵に立ち向かう姿を描く、製作総指揮スタン・リー、監督ティム・ミラー、製作、主演ライアン・レイノルズモリーナ・バッカリンエド・スクラインT・J・ミラージーナ・カラーノ他共演の痛快アクション・コメディ。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ティム・ミラー

製作
サイモン・キンバーグ
ライアン・レイノルズ
ローレン・シュラー・ドナー
製作総指揮
スタン・リー
ジョン・J・ケリー
ジョナサン・コマック・マーティン
アディッティア・スード
レット・リース
ポール・ワーニック
原作
デッドプール
ファビアン・ニシーザ
ロブ・ライフェルド
脚本
レット・リース
ポール・ワーニック
撮影:ケン・セング
編集:ジュリアン・クラーク
音楽:トム・ホルケンボルフ

出演
ウェイド・ウィルソン/デッドプール:ライアン・レイノルズ
ヴァネッサ:モリーナ・バッカリン
フランシス・フリーマン/エイジャックス:エド・スクライン
ウィーゼル:T・J・ミラー
エンジェル・ダスト:ジーナ・カラーノ
盲目のアル:レスリー・アガムズ
ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド:ブリアナ・ヒルデブランド
コロッサス:ステファン・カピチッチ
ドーピンダー:カラン・ソーニ
リクルーター:ジェド・リース
ボブ:ロブ・ヘイター
ストリップ・クラブのDJ:スタン・リー

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2016年製作 108分
公開
北米:2016年2月12日
日本:2016年6月1日
製作費 $58,000,000
北米興行収入 $363,024,260
世界 $782,612,160


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
タクシーに乗っていた赤いマスクと全身コスチュームの男デッドプール(ライアン・レイノルズ)は、後部座席では寂しいために助手席に座り、運転手ドーピンダー(カラン・ソーニ)に話しかける。

恋敵に奪われた恋人の写真が飾ってあったため、その話をドーピンダーから聞いたデッドプールは、愛を諦めずに手放すなと言って彼を励ます。

なぜ赤いコスチュームを着ているのかと訊かれたデッドプールは、悪いことをした者に復讐するの時を待っていたと伝え、こんなことをされたと言ってマスクを外し、ただれた顔を見せる。

”ウェポンX”のメンバーであるフランシス・フリーマン/エイジャックス(エド・スクライン)は、現れた取引相手をそのパワーを使い脅す。

予備の銃弾を持参していないことに気づいたデッドプールは、車を止めさせる。

料金を請求されたデッドプールは、財布は持っていないとドーピンダーに伝えて、ハイタッチをしてタクシーを降りる。

目的の車をハイウェイで見つけたデッドプールは、頭上からそれに飛び込み、フランシスを捜す。

Xマンション/恵まれし子らの学園。
ハイウェイの発砲事件から大事故に発展したことが報じられ、それをテレビで見ていた、”X-MEN”のメンバーである鋼鉄の体を持つコロッサス(ステファン・カピチッチ)は、デッドプールの仕業と考える。

訓練生のネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)を呼んだコロッサスは、再三、仲間になるよう誘っているにも拘わらず問題を起こす、デッドプールの行いを非難して愚痴をこぼし、ネガソニックと共にXジェットで飛び発つ。

横転した車から顔を出したデッドプールは敵の攻撃に遭うが、12発の銃弾を有効に使い相手を倒す。

2年前。
元特殊部隊員で傭兵だったウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は引退して、悪党を懲らしめて日銭を稼ぐ日々を送っていた。

ストーカーのピザ・ボーイを脅して依頼人の少女に報告したウェイドは、傭兵達のたまり場である”シスター・マーガレット”に向かい、店主のウィーゼル(T・J・ミラー)に、仕事はしたが少女からは金を受け取らなかったと話す。

娼婦のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)から声をかけられたウェイドは、彼女に惹かれて二人は激しく愛し合う。

付き合い始めた二人は楽しい日々を過ごし、ウェイドはヴァネッサにプロポーズし、それを受け入れられる。

しかし、幸せの絶頂だったウェイドは倒れてしまい、検査の結果、医師から末期ガンであることを知らされて愕然とする。
__________

バイクで逃げるフランシスを転倒させて叩きのめしたデッドプールは、マスクを外して正体を知らせ、元の顔に戻すようにと伝える。

フランシスから、不死身になれたことを感謝するようにと言われたデッドプールは、現れたコロッサスに邪魔されてしまう。
__________

ヴァネッサの今後を考えるウェイドは、ガン治療を勧める彼女の元去ろうとするが、共に闘うと言われて励まされる。

ウィーゼルの店である男(ジェド・リース)に会ったウェイドは、末期ガンのことを知る彼からリクルーターだと言われる。

自分を助けられる組織があると言われたウェイドは、ガンが完治した上に夢のような能力を得て、どんな兵士よりも優れた者にすることをリクルーターから約束される。

スーパーヒーローになれると言われたウェイドは、英雄には懲りたので、気が向いたら連絡すると伝えて席を立つ。

悩んだ末に、ウェイドはヴァネッサのことを考えてリクルーターに連絡する。
__________

投げ飛ばされたデッドプールは、X-MENに付き合っていられないとコロッサスに伝え、その場にいた少女のネガソニックをからかう。

自分を誘うコロッサスに対し、X-MENとエグゼビアを批判したデッドプールは、その気になったら連絡すると伝える。

フランスが逃げたことに気づいたデッドプールは、憤慨してコロッサスを殴るものの刃が立たず、逆に叩きのめされてしまう。

手錠をかけて連れて行こうとしたコロッサスだったが、デッドプールは、自分の手首を切り落としてその場から逃げる。
__________

ある施設に向かい台に寝かせられたウェイドは、マッチをくわえる強そうな女性エンジェル・ダスト(ジーナ・カラーノ)に拘束される。

現れたエイジャックス(エド・スクライン)は、施設の責任者だと話しながら、ここは政府機関ではなく、特殊能力を与える人体実験をしている民間組織だとウェイドに伝える。

ミュータント遺伝子を活性化する血清を打たれたウェイドは、エンジェル・ダストとエイジャックスも同じ処置を受けたことを知る。

エイジャックスが本名でないと考えたウェイドは、その場を任されたエンジェル・ダストに殴られて気を失う。

血清の効果を確かめるために、苦痛を与えられ続けたウェイドは、ヴァネッサのことを想う。

エイジャックスの本名がフランシスだと知ったウェイドは彼をからかい、これで失敗なら活性化はできないというほどの拷問を受けることになる。

能力によりスーパーヒーローを作るのでなく、”スーパー・スレイブ(奴隷)”としてオークションで売るとウェイドに伝えたエイジャックスは、購入者が、それをテロリストにするか反政府軍と戦わせるか、または芝刈りをさせるかは自由だと話す。

処置をされたウェイドは、苦しみながら皮膚はただれ醜い姿に変る。

ミュータント遺伝子が活性化したとエイジャックスから言われたウェイドは、ガン細胞が消え、副作用により醜い顔にはなったが、治せることを知らされる。

楽しむためにもう一度、装置を閉めると言われたウェイドは、近づいたエンジェル・ダストに頭突きを食らわせる。

エンジェル・ダストを下がらせたエイジャックスは、自分の名前を尋ねるものの、ウェイドが答えないために、装置を閉めてその場を去る。

エンジェル・ダストがくわえていたマッチを奪っていたウェイドは、それに火を点け、酸素の吹き出し口に投げて装置を爆発させる。

それに気づき火を消し始めたエイジャックスは、装置から脱出していたウェイドに襲われて格闘になる。

フランシスに叩きのめされ、背中から鉄筋を突き刺されたウェイドは、炎に包まれる。

焼け跡から這い出したウェイドは、ガンが完治しただけでなく不死身の体になったことを知り街に戻るが、ヴァネッサに近付くものの、醜い姿故に声をかける勇気はなっかった。

ヴァネッサに最悪の生活をさせたくないことをウィーゼルに話したウェイドは、悲観するべきではないと言われる。

しかし、その醜い姿を見たウィーゼルは、やはりだめだと伝えて、顔を治せるのはミュータント施設のフランシスだけなので、必ず見つけ出すとウェイドから言われる。

フランシスには死んだと思い込ませ、マスクを被り”デッドプール/死の賭け”と名乗ることを考えたウェイドは、コスチュームを考える。

マスクで顔を隠しながら悪党を脅しフランシスを捜したウェイドは、銃弾を浴びても死ななかったのだが、血の付いた白いコスチュームの汚れ落としに苦労する。

コインランドリーで、汚れを落とすくらいなら、最初から赤い服を着るようにと、盲目の老女アル(レスリー・アガムズ)から助言されたウェイドは、赤いコスチュームを作り機能的に改良する。

フランシスを捜し続けたデッドプールは、リクルーターを見つけ出し、脅して痛めつける。

ついにフランシスの居場所を突きとめたデッドプールは、ドーピンダーのタクシーを止めて目的地に向かう。
__________

ゴミ収集車に落下したデッドプールは、同居人となっていたコカイン中毒のアルの元に戻る。

施設に戻り赤いコスチュームを着たウェイドに襲われたことをエンジェル・ダストに話したフランシスは、傷の手当てをしてもらう。

蘇れないように始末すると言うフランシスは、エンジェル・ダストと共にウェイドを捜す。

切り取った左手が再生し始めたウェイドは体を休め、アルから、恋人に会い思いを伝えるようにと言われるが、この醜い顔では無理だと伝える。

顔は問題ではないと言われるものの、それが全てだと考えるウェイドは、手が戻ったら新たな計画を実行するとアルに話す。

店に現れたフランシスからウェイドの居場所を訊かれたウィーゼルは、そんな名前は知らないと答える。

その場に貼ってあったウェイドとヴァネッサの写真を外してフランシスに渡したエンジェル・ダストは、ウィーゼルを痛めつけようとする。

客達は、一斉にフランシスとエンジェル・ダストに銃を向ける。

情報は手に入れたと言ってフランシスらはその場を去り、ウィーゼルは皆に感謝して、ウェイドに電話をする。

ウィーゼルと共にヴァネッサがいるはずのストリップ・クラブに向かったウェイドは、彼女に近づくものの、話しかける気にはなれなかった。

トイレで気を落ち着かせたウェイドは、ヴァネッサを救うためだと自分に言い聞かせて彼女の元に向かう。

マネージャーに呼ばれたヴァネッサは、ウェイドのことを訊きに来た者が裏口にいると言われる。

裏口いた男がウェイドだと思ったヴァネッサだったが、顔を見せたフランシスが近づき、エンジェル・ダストが彼女を突き倒す。

ヴァネッサが裏口に向かったとウィーゼルから言われたウェイドは、路地に落ちていた彼女のバッグを見つけて、フランシスに連れ去られたと考える。

家に戻り怒りを抑えきれないウェイドは、会いに来いというメールをフランシスから受る。

あらゆる武器と弾丸を持参したウェイドは、自分が死んでも愛を忘れないでくれとアルに伝えて、大量のコカインと目の特効薬を付近に埋めてあると言ってその場を去る。

ヴァネッサからウェイドは死んだと言われたフランシスは、自分もそう思ったが、しぶとい彼が恋人を人質に取らてどう戦うかが楽しみだと伝える。

Xマンションに向かったデッドプールは、対応したネガソニックに、お前達が逃がした男が恋人を浚ったので、救い出すのを手伝うことを強要する。

ドーピンダーのタクシーで現場に向かうデッドプールは、協力すれば仲間に尾加わるとコロッサスに伝える。

自分の助言を聞いたドーピンダーが、恋敵を痛めつけてトランクに閉じ込めてあることを知ったデッドプールは、過激な行為をすると口うるさいコロッサスに知られないようにして、ドーピンダーに新たな指示を与える。

現場に着いたデッドプールは、恋敵を殺すようにとドーピンダーに密かに伝える。

フランシスを始末するために航空母艦の解体所に向かおうとしたデッドプールは、武器をタクシーに忘れたとネガソニックから言われる。

デッドプールからの電話に気を取られたドーピンダーは、事故を起こしてしまう。

ドーピンダーが電話に出ないために武器を諦めたデッドプールは、男達に銃を向けられ、現れたフランシスを確認する。

航空母艦から地上に着地したエンジェル・ダストを任されたコロッサスだったが、彼女に殴り飛ばされる。

原子力エネルギーを発するネガソニックにタックルされたエンジェル・ダストは、吹き飛ばされる。

銃撃されたデッドプールとネガソニックは身を隠し、コロッサスとエンジェル・ダストは格闘になる。

下着をはぎ取ったデッドプールは、それを白旗にして、銃撃を止めさせる。

フランシスのような男に従って満足なのかと男達に尋ねたデッドプールは、武器を捨てれば手荒なことはしないと伝える。

それが無駄だと分かったデッドプールは、攻撃を仕掛けて敵を次々と倒す。

敵の1人が特殊部隊時代の同僚ボブ(ロブ・ヘイター)だったことに気づいたデッドプールは、彼は殺さずに気絶させる。

叩きのめしたエンジェル・ダストの胸が見えたために油断したコロッサスは、急所を殴られてしまう。

死体の人文字で”フランシス”と書いたデッドプールは、ネガソニックのパワーで航空母艦の甲板に飛ぶ。

装置に入れられたヴァネッサはそれがウェイドだと気づき、自分を捨てたと言って彼を非難する。

フランシスは装置の空気を抜き、デッドプールと格闘を始める。

デッドプールは剣を投げて装置に突き刺し、ヴァネッサに呼吸をさせる。

フランシスはナイフでデッドプールの側頭部を突き刺すが、装置から脱出したヴァネッサに剣で刺される。

エンジェル・ダストは、ワイヤーでコロッサスの首を絞めるが、ネガソニックが大爆発を起こして吹き飛ばされる。

ヴァネッサを投げ飛ばしたフランシスは、デッドプールと戦うものの、爆発により船が傾いたためにコンテナにぶつかり落下する。

装置にヴァネッサを入れたデッドプールは、彼女を何とか助けようとするものの、船が倒れて落下する。

装置に入っていたために助かったヴァネッサは、コロッサスとネガソニックに助け出される。

それを確認したデッドプールだったが、フランシスが襲い掛かる。

フランシスを叩きのめしたデッドプールは、自分の顔を元に戻すようにと伝える。

無理だと言われたデッドプールは、生かしておく必要がなくなったと言ってフランシスに銃を向ける。

自分の名前はと訊かれたデッドプールは、フランシスを射殺しようとするが、コロッサスから待てと言われる。

真のヒーローは肝心な時に正しい選択をして、自分を犠牲にして友人を救い敵を許すと言うコロッサスの話の途中で、デッドプールはフランシスを射殺する。

驚いて嘔吐したコロッサスに、話が長すぎると伝えたデッドプールは、フランシスを生かしておいても自分の顔は戻らないと言って、優等生にはなれないが次の機会には検討することを約束する。

ヴァネッサに殴られ、説明を求められたデッドプールは謝罪し、辛い思いをしたと伝える。

早く戻りたかったが、マスクの下は元の顔ではないと言うデッドプールに近づくヴァネッサは、彼のマスクを外す。

張り付けてあった”ヒュー・ジャックマン”の顔写真も外したヴァネッサは驚く゚が、暫く目を鳴らして酒を飲んで酔えば、喜んで愛し合うとウェイドに伝える。

コスチュームの下も別人だと言うウェイドは、”スーパーペニス”だと伝えるが、コロッサスから、子供が聞いているので言葉に気を付けるようにと注意される。

二人を追い払おうとしたウェイドは、ネガソニックからクールだと言われ、コロッサスは、いつかX-MENに入れると伝えてその場を去る。

待ちかねた時が来たとヴァネッサに伝えたウェイドは、彼女とキスする。

ウェイドは、携帯電でお気に入りの”ワム!”の曲”ケアレス・ウィスパー”を流す。
__________

ナイトガウンを着て画面に現れ、続編の予告編は予算がないのでないと言うデッドプールだったが、続編には”ケーブル”が登場し、誰が演ずるかは未定だと話し寝室に戻る。


解説 評価 感想

参考:
・「X-メン」(2000)
・「X-MEN2」(2003)
・「X-MEN:ファイナル ディシジョン」(2006)
・「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(2011)
・「X-MEN: フューチャー&パスト」(2014)
・「X-MEN: アポカリプス」(2016)
____________

・「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」(2009)
・「ウルヴァリン: SAMURAI」(2013)
・「デッドプール」(2016)
・「ローガン」(2017)

*(簡略ストー リー)
元特殊部隊員で傭兵だったウェイド・ウィルソンは、悪党を懲らしめて日銭を稼ぐ日々を送っていた。
ある日、娼婦のヴァネッサに出会ったウェイドは恋に落ち、結婚を約束するものの、幸せの絶頂だった彼は末期ガンを宣告されてしまう。
失意のウェイドは、謎の男リクルーターから、ある組織の治療を受ければガンは完治し、夢のような能力を得られると言われる。
ヴァネッサのためにその話に乗ったウェイドだったが、施設に向かった彼は、その場の責任者のフランシスから、ミュータントの血清を打たれてしまう。
苦痛に耐えるウェイドは不死身の体になるものの醜い姿となり、自分がミュータントとして売られることを知り、その場から脱出する。
醜い姿でヴァネッサに会うことができないウェイドは、赤いマスクと全身コスチュームの男”デッドプール”となり、顔を治せると言ったフランシスを捜すのだが・・・。
__________

X-メン”の映画化シリーズのスピンオフ作品であり、シリーズとしては8作品目。

ウルヴァリン: X-MEN ZERO」(2009)に登場して、本作と同じくライアン・レイノルズが演じたウェイド・ウィルソン/デッドプールを主人公にした作品で、これまでの”X-MEN”シリーズとは全く違う雰囲気のコメディ・タッチの内容が話題になった。

異質なシリーズ作品ではあるが、”Xマンション/恵まれし子らの学園”と”X-MEN”のメンバーであるキャラクター二人が登場し、エリート・ミュータントとはかけ離れた、傍若無人な主人公との絡みなどが絶妙なタッチで描かれ、ファンの心を捉える痛快作に仕上がっている。

これまでのスーパーヒーロー達が協力し合う姿を描く内容ではなく、単独で好き勝手に行動するアンチヒーローの破天荒な戦いや、残虐性も兼ねる凄まじい迫力で迫る映像も見ものだ。

X-メン”シリーズを含めた映画ネタとギャグが満載で、”X-MEN”のメンバーになることを拒み続ける主人公が、それを徹底的に嫌い皮肉る、高尚な雰囲気があるシリーズとのミスマッチなセリフなども実に可笑しい。

シリーズの予算の1/3ほどに抑えられた本作は、北米興行収入が約3億6300万ドル、全世界では約7億8300万ドルというメガヒットとなり、期待を大きく上回るシリーズ最高のヒット作となった。

主演のライアン・レイノルズは、マスクで表情が隠れているシーンが多いが、自分(役者ライアン・レイノルズ)をバカにするセリフなども楽しい、愛すべきアンチヒーロー、ウェイド・ウィルソン/デッドプールを愉快に演じる怪演を見せる。

主人公を愛する婚約者で娼婦ヴァネッサのモリーナ・バッカリン、主人公を実験台にする謎の組織”ウェポンX”のリーダー、フランシス・フリーマン/エイジャックスのエド・スクライン、その右腕でパワフルなミュータント、エンジェル・ダストのジーナ・カラーノ、主人公の友人であるバーのオーナー、ウィーゼルのT・J・ミラー、主人公と同居する老女、盲目のアルのレスリー・アガムズ、X-MENのメンバーで、原子力エネルギーを放出するネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドのブリアナ・ヒルデブランドと鋼鉄の体を持つ巨漢コロッサスのステファン・カピチッチ、主人公を乗せるタクシードライバーのカラン・ソーニ、主人公をスカウトするジェド・リース、敵ではあったが、主人公が特殊部隊の元同僚だと気づくロブ・ヘイター、そして、ストリップ・クラブのDJ役でスタン・リーが登場する。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター