デモリションマン Demolition Man (1993) 5/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

凶悪犯を逮捕する過程で犠牲者を出したために冷凍刑にされた刑事が、脱出した凶悪犯を倒す命令を受けて蘇生され戦いに挑む・・主演シルヴェスター・スタローンウェズリー・スナイプスサンドラ・ブロック他共演、監督マルコ・ブランビラによるSFハード・アクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:マルコ・ブランビラ
製作総指揮
スティーブン・ブラッター
フェイ・シュワップ
アーロン・スクワブ
クレイグ・シェファー

製作
ジョエル・シルバー

マイケル・レビー
ハワード・カザンジャン

脚本
ピーター・M・レンコブ(原作)
ロバート・レノウ(原作)
ダニエル・ウォータース

撮影:アレックス・トムソン
編集:スチュアート・ベアード
音楽:エリオット・ゴールデンタール
主題歌:スティング

出演
ジョン・スパルタン:シルヴェスター・スタローン

サイモン・フェニックス:ウェズリー・スナイプス
レニーナ・ハックスリー:サンドラ・ブロック
レイモンド・コクトー:ナイジェル・ホーソーン
アルフレド・ガルシア:ベンジャミン・ブラット
エドガー・フレンドリー:デニス・リアリー
ジョージ・アール署長:ボブ・ガントン
ザッカリー・ラム:ビル・コッブス
ボブ:グレン・シャディックス
スミザース刑務所長:アンドレ・グレゴリー
アーウィン:ロブ・シュナイダー
”スクラップ”の住民:ジャック・ブラック
囚人:ジェシー・ヴェンチュラ

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

1993年製作 115分
公開
北米:1993年10月8日
日本:1994年2月
北米興行収入 $58,055,768
世界 $159,055,768


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1996年、ロサンゼルス
ロサンゼルス市警察の刑事ジョン・スパルタン(シルヴェスター・スタローン)は、凶悪犯のサイモン・フェニックス(ウェズリー・ スナイプス)の逮捕に成功する。

しかし、フェニックス逮捕時に建物を破壊し、30人もの人命を失った責任を問われ、スパルタンは刑務所に入れられ、70年の冷凍刑を言い渡される。

2032年8月、サン・アンジェルス(サンタバーバラサンディエゴロサンゼルスの合併都市)。
犯罪や暴力行為が存在しない、コンピューターが完全管理世界。

警部補レニーナ・ハックスリー(サンドラ・ブロックは、20世紀の文化に憧れ過ぎていることを、同僚のアルフレド・ガルシア(ベンジャミン・ブラット)にからかわれる。

スミザース刑務所長(アンドレ・グレゴリー)は、冷凍刑に処せられていたフェニックスの仮釈放の審問会を始める。

フェニックスは、所長らを襲い脱獄して、それが警察署に報告される。

22振りの殺人事件に驚きを隠せない、警察署長ジョージ・アール署長(ボブ・ガントン)は、脱獄したのが20紀末の凶悪犯フェニックスだと知る。

フェニックスは、その後も殺人を犯して逃走するのだが、コンピューターが、奪った車を追跡して警察署内は安堵の雰囲気に包まれる。

フェニックスのいる現場に現れた警官は、慣れない逮捕に、マニュアルを見ながらフェニックスに警告を発する。

対暴力の訓練を受けていない警官達は、フェニックスに簡単に倒されてしまう。

サン・アンジェルスという新しい社会を作り上げたレイモンド・コクトー博士(ナイジェル・ホーソーン)は、フェニックスを必ず逮捕するようアール署長に指示を出す。

ベテラン署員ザッカリー・ラム(ビル・コッブス)は、”破壊屋”(デモリションマン)と呼ばれた男スパルタンを、冷凍保存から解凍し、フェニックスを捕らえることを進言する。

フェニックスを捕まえることが条件で、復職したスパルタンは、かつての同僚ラムに36年ぶりに再会する。

銃のない社会で、フェニックスが必ずそれを探しに行くと断言するスパルタンは、アール署長から、銃が博物館にしかないことを知らされる。

スパルタンは、レニーナとアルフレドを伴い博物館に向かい、武器展示エリアで銃器を強奪したフェニックスは、そこに現れた彼らを迎え撃つ。

激しい戦いの末、博物館から逃れたフェニックスはコクトーと出くわし、彼から”エドガー・フレンドリー”を始末しろと言われ、その場を立ち去る。

スパルタンは、未来の習慣や風習に戸惑い、レニーナから”アーノルド・シュワルツェネッガー”が大統領だと聞かされ、頭を抱えてしまう。

コクトーから食事に招待されたスパルタンは、リーダーのエドガー・フレンドリー(デニス・リアリー)率いる、地下活動をするホームレスの集団”スクラップ”が、食料を求め暴れる現場に遭遇して撃退する。

コクトーは、自分の考える町の調和を乱すフレンドリーを敵対視するが、スパルタンは飢えた集団に同情心を抱く。

居合わせたレニーナは、かつての西部劇のヒーローのようなスパルタンに好感を持つ。

コクトーと補佐のボブ(グレン・シャディックス)を待ち伏せたフェニックスは、自分がフレンドリーとその組織を壊滅させるために蘇生されたことを、コクトーから知らされる。

フェニックスは、そのために数人の凶悪犯を解凍蘇生するようコクトーに要求する。

レニーナとのバーチャル・セックスにうんざりしたスパルタンは、更生プログラムにより、編み物が出来る能力が身についてしまっていた。

しかし、フェニックスは更生プログラムどころか、あらゆる犯罪の能力がインプットされていることを、スパルタンは知る。

それが、コクトーと関係あることに気づいたスパルタンとレニーナは、彼の元に向かう。

スパルタンに脅され銃を向けられたコクトーは、彼を冷凍保存に戻そうとするが、スパルタンは怯まずフェニックスを追うことに専念する。

レニーナとアルフレドとで、地下の”スクラップ”達の元に向かったスパルタンは、古風な社会で生活する人々に接する。

スパルタンは、フレンドリーに捕らえられるが敵意は見せず、フェニックス率いる殺し屋軍団が襲ってくることを伝える。

そこに、フェニックスらが現れ、”スクラップ”の住民を襲う。

反撃されたフェニックスは地上に逃げて、パトカーを奪って逃走し、スパルタンとレニーナは、地下にあった”カトラス”(1970)でそれを追う。

パトカーに飛び乗ったスパルタンは、車からフェニックスを引き摺り下ろすものの取り逃がしてしまう。

スパルタンは、アール署長の警告を無視し、フレンドリーと手を組み銃を受け取りフェニックスを捜す。

フェニックスはコクトーを殺害し、スパルタンとレニーナが現れたのに気づく。

終身犯80名を、フェニックスが冷凍保存から蘇生させようとしていることを知ったスパルタンは、レニーナを危険から守るために、彼女を気絶させてフェニックスを追う。

ボブに命令し刑務所で蘇生措置を始めたフェニックスだったが、そこにスパルタンが現れる。

スパルタンとフェニックスは一騎打ちとなり、冷凍されて粉々に砕け散ったフェニックスは、刑務所もろとも爆破してしまう。

コクトーが死に、戸惑うアール所長に、スパルタンは地下組織のフレンドリーらとの共存を提案する。

そしてスパルタンは、レニーナに”本物”のキスを教え、新たな未来の生活を始める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1996年。
凶悪犯サイモン・フェニックスを逮捕した刑事ジョン・スパルタンは、犠牲者を出した罪で冷凍刑に処せられる。
36年後、脱獄したフェニックスを倒すために、スパルタンが蘇生されることになる。
その後スパルタンは、フェニックスが蘇生された理由が、地下組織を壊滅させようとする、都市の支配者コクトー博士の陰謀だということを知るのだが・・・。
__________

リドリー・スコットの愛弟子ということもあり、イタリア出身のマルコ・ブランビラ初演出の、派手なアクションなども見応えある。

また、西部劇のヒーローのようなシルヴェスター・スタローンの、男気のある主人公のキャラクターは、見ていて痛快だ。

嫌味のない近未来のセットと、古風な文化のミスマッチを題材にした作品で、気の効いたジョークなども結構笑わせてくれる。

北米での興行収入は意外に伸び悩み、約5800万ドルに留まるものの、全世界では、1億6000万ドルに迫るヒットとなった。

一時の低迷期を脱出して、この年の5月に公開された「クリフハンガー」(1993)で復活したシルヴェスター・スタローンの意欲作で、40代半ばを過ぎ尚も衰えない逞しい体で、同じく肉体派で、当時売り出し中のウェズリー・スナイプスとのアクションシーンも迫力十分だ。
皮肉交じりの二人のやり取りも面白い。

翌年の「スピード」(1994)でブレイクする前だということを考えれば、コメディタッチでもある作品の中で、脱線気味の警部補役を演ずるサンドラ・ブロックは、今見るとそれほど悪い印象はなく、当時、酷評されラジー賞にノミネートされてしまったのは、気の毒な気もする。

新都市を支配するナイジェル・ホーソーン、補佐グレン・シャディックス、刑事ベンジャミン・ブラット、地下組織のリーダー、デニス・リアリー、警察署長ボブ・ガントン、署員ビル・コッブスロブ・シュナイダー、刑務所長のアンドレ・グレゴリー、地下住民でジャック・ブラック、解凍される囚人でジェシー・ヴェンチュラなどが共演している。


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