噂のモーガン夫妻 Did You Hear About the Morgans? (2009) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

別居中のセレブ夫婦が殺人を目撃したことをきっかけに、事件に巻き込まれながら復縁するまでを描く、監督、脚本マーク・ローレンス、主演ヒュー・グラントサラ・ジェシカ・パーカーサム・エリオットメアリー・スティーンバージェン他共演のラブ・コメディ。


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■

監督:マーク・ローレンス
製作総指揮
アンソニー・カタガス

ライアン・カバノー
製作
マーティン・シェイファー

リズ・グロッツァー
脚本:マーク・ローレンス
撮影:フロリアン・バルハウス
編集:スーザン・E・モース
音楽:セオドア・シャピロ

出演
ポール・マイケル・モーガン/ポール・フォスター:ヒュー・グラント

メリル・ジュディス・モーガン/メリル・フォスター:サラ・ジェシカ・パーカー
クレイ・ウィーラー:サム・エリオット
エマ・ウィーラー:メアリー・スティーンバージェン
ラスキー連邦保安官:セス・ギリアム
ジャッキー・ドレイク:エリザベス・モス
ヴィンセント:マイケル・ケリー
D・シモンズ医師:デヴィッド・コール
アール・グレンジャー:ウィルフォード・ブリムリー
アダム・フェラー:ジェス・リーブマン
ケリー:キム・ショウ

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ

2009年製作 103分
公開
北米:2009年12月18日
日本:2010年3月12日
製作費 $58,000,000
北米興行収入 $29,580,087
世界 $85,280,250


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨークマンハッタン
イギリス人の人気弁護士ポール・モーガン(ヒュー・グラント)は、不動産業で大成功を収めている妻メリル(サラ・ジェシカ・パーカー)と、自分の浮気が原因で別居中だった。

後悔しているポールは、何とかメリルと復縁をしたいと考え彼女を食事に誘う。

その帰り道、歩きながらポールの浮気のことなどを話していた二人の前に、建物から人が落下してくる。

その人物を殺したと思われる犯人に顔を見られた二人は、ラスキー連邦保安官(セス・ギリアム)の事情聴取を受ける。

殺されたのは国際的な武器密売人で、当局側に情報を流していたために殺されたとのことだった。

ポールとメリルは重要証人となり、身の安全を確保するためにそれぞれ警護が付けられる。

有名人のメリルは犯人に身元が知られ、翌朝、警官に扮した殺し屋ヴィンセント(マイケル・ケリー)が現れ、警護官は撃たれて彼女は襲われるが難を逃れる。

メリルのアパートに急行したポールは、ラスキーから”証人保護プログラム”を二人に適用するとい言われてしまう。

メリルは、ニューヨークを離れる気のないことを伝えるが、死の危険があるために仕方なくそれに同意し、結局ポールと人里離れた田舎で暮らすことになってしまう。

空路ワイオミングの”レイ”という町に連れて行かれることになった二人は、”フォスター” という偽名を使い、連邦保安官のクレイ・ウィーラー(サム・エリオット)と妻エマ(メアリー・スティーンバージェン)に保護されることになる。

コディという田舎町に着いた二人は、 メリルのいとこということになっているクレイに出迎えられる。

ショッピング・センターで衣類を調達した二人は、その場でショットガンを購入したエマと合流して、さらに70キロ先のレイに向かう。

何もない町レイを通り過ぎた一行は、さらに数キロ先の家に到着する。

外部との接触を禁じられている家では、インターネットや電話も使うことが出来なかった。

その頃、ヴィンセントがメリルのオフィスを訪ね、彼女の助手ジャッキー・ドレイク(エリザベス・モス)が対応する。

メリルが不在と知ったヴィンセントは、その場に盗聴器などを仕掛けて立ち去る。

その頃、朝食を済ませたクレイとエマはパトロールに向かい、ポールとメリルは留守番をすることになる。

ニューヨークとあまりにも違う環境に、メリルは気が滅入り、外出禁止にも拘らず、彼女はジョギングを始めてしまう。

家に戻った二人だったが、ポールがクマに襲われそうになり、メリルが吹きかけた撃退スプレーを彼が浴びてしまう。

メリルは、ポールを唯一の町医者D・シモンズ医師(デヴィッド・コール)の元に連れて行く。

そんなメリルは、養子を取ることを検討していたために、その場から斡旋所に電話してしまう。

その養子のことでポールとメリルは揉めてしまうが、同じ頃、斡旋所がジャッキーに、メリルから受けた電話の発信番号を知らせてしまう。

その後、クレイとエマに乗馬を教えられたポールとメリルだったが、射撃の練習で、ポールが今度は肩を痛めてしまう。

再びシモンズ医師の元に向かった二人は、彼の母親の家が売れなくて困っていることを知り、メリルがその相談に乗ることになる。

ポールは、かつて冷え切った仲だった、クレイとの関係を修復した経験を、エマから聞かされて参考にする。

メリルを誘ったポールは、町で一軒だけのカフェで食事をすることにする。

店のオーナーのアール・グレンジャー(ウィルフォード・ブリムリー)に、生意気な余所者呼ばわりされた二人は、そこに現れたシモンズに車を借りて帰宅する。

その途中、浮気に走った理由などを正直に話したポールは、ようやくメリルと打ち解けた気持ちになれる。

翌日、ポールが弁護士だと知ったアールは、遺言書の作成を彼に頼もうとする。

堅物のアールの頼みに戸惑うポールだったが、メリルに後押しされそれを引き受ける。

その頃、ジャッキーは、ポールの助手アダム・フェラー(ジェス・リーブマン)の制止も聞かずに、メリルから斡旋所にかかってきた番号に電話してしまい、それがヴィンセントに知られてしまう。

意外にも田舎の生活に馴染み、心穏やかになったメリルは、ポールの愛を求めるようになり、彼もそれに応える。

翌日、ラスキーからの連絡を受けたクレイは、ポールとメリルを別々の場所に移すことを二人に告げる。

ヴィンセントは、シモンズの病院に電話をかけ、二人の居場所がワイオミングのレイだということを知る。

ポールと心も通い合い、お互い別れたくないことを確認した二人は、そのことで意見が一致する。

ダンス・パーティーで、楽しく踊っていた二人だったが、メリルはポールに浮気したことを告白する。

ショックを受けたポールは動揺して、メリルを避けるようになってしまう。

やがて、町では一大イベントのロデオ大会が始まり、そこにヴィンセントが現れてポールとメリルの居場所を知る。

ポールは気持ちの整理がつかずに苛立ち、再びメリルといがみ合うことになってしまう。

それを見たエマが黙っていられず、クレイと共に、前向きに夫婦生活を考えるべきだと二人に助言する。

クレイとエマはロデオ大会に出かけ、ポールは明日の出発に向けて荷造りを始めていたが、ヴィンセントが家に近づく。

クマが現れたことでヴィンセントが発砲したため、メリルが彼に気づく。

ヴィンセントに発砲したメリルだったが、反撃された二人は馬でロデオ会場に向かう。

会場に着いた二人をヴィンセントが追い、ポールが彼を見つけてクマ撃退スプレーを吹きかけようとする。

しかし、またしても、ポールはそれを自分にかけてしまい、ヴィンセントに銃を向けられるが、銃を抜いたエマとアールが現れそれを制止する。

さらに、シモンズや町の住民達も彼らを取り囲み、クレイがヴィンセントの頭に蹄鉄を投げつけ彼を気絶させる。

お互いを思いやった命がけの行動で、ポールとメリルは愛を確かめ合う。

ヴィンセントは逮捕され、ポールとメリルはクレイとエマに感謝してニューヨークに戻ることになる。

半年後、ニューヨーク
復縁し、養子を取ったポールとメリルは、子供に”レイ”という名前を付け、生まれてくる子供のことも思い、幸せに満ち溢れた時を過ごす。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

大成功している弁護士のポール・フォスターと不動産業者メリルのモーガン夫妻は、彼の浮気が原因で別居中だった。
未練のあるポールは、メリルを食事に誘い復縁を迫ろうとしていたのだが、二人は殺人事件の目撃者として、組織犯罪を暴くための重要証人になってしまう。
当局から”証人保護プログラム”の適用を言い渡され、ワイオミングの田舎町で保護されることになった二人は、結局は共に暮らすことになってしまう。
現地で、連邦保安官クレイ・ウィーラーとエマ夫妻の保護下に入ったポールとメリルは、慣れない田舎暮らしに四苦八苦する。
その頃、組織の殺し屋ヴィンセントは、二人の居場所を突き止め、彼らの抹殺のため現地に向かう・・・。
__________

トゥー・ウィークス・ノーティス」(2002)、「ラブソングができるまで」(2007)でもヒュー・グラントと組んだマーク・ローレンス監督、脚本による痛快コメディ。

魅力的な出演者が注目の作品ではあるが、意外に評価は低く北米興行収入は3000万ドル弱、全世界トータルでも約8500万ドルに留まる結果に終わった。

都会人に臆することのない素朴な田舎暮らしの人々の人情や生活ぶりが、人間味溢れるかたちで描かれている。

辣腕弁護士には見えない、やや頼りない主人公を演ずるヒュー・グラントは、彼の個性を活かした好演で楽しませてくれる。

弱音を吐かないやり手の不動産業者として登場するサラ・ジェシカ・パーカーが、田舎生活に順応し、女性らしく温和になっていく姿も興味深い。

中盤以降、ややブリッ子的な演技のせいかラジー賞にノミネートされてしまったのは気の毒な気もする・・・。

多くを語らない人間味ある連邦保安官、彼らしい役柄で実にいい味を出しているサム・エリオット、銃を持つ姿がややぎこちないが、ご愛嬌のその妻役メアリー・スティーンバージェン、主人公達の助手役エリザベス・モスとジェス・リーブマン、殺し屋のマイケル・ケリー、町医者デヴィッド・コール、看護師キム・ショウ、カフェのオーナーのウィルフォード・ブリムリー連邦保安官セス・ギリアムなどが共演している。


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