恋は邪魔者 Down With Love (2003) まだ評価されていません。


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

往年の黄金コンビ、ドリス・デイロック・ハドソンの「夜を楽しく」(1959)や「恋人よ帰れ」(1961)などをモチーフにした、それらのオマージュとも言える作品。それらの作品に出演した80歳を過ぎているトニー・ランドールの登場が懐かしくて非常に嬉しい。
恋を否定した著書で一躍時の人となったベストセラー作家とプレイボーイの記者の恋の駆け引きを描く、レニー・ゼルウィガーユアン・マクレガー共演、監督ペイトン・リードによるロマンチック・コメディ。


ロマンチック・コメディ

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スタッフ キャスト ■

監督:ペイトン・リード
製作総指揮
パディ・カレン

アーノン・ミルチャン
製作
ブルース・コーエン

ダン・ジンクス
脚本
イヴ・アーラート

デニス・ドレイク
撮影:ジェフ・クローネンウェス
編集:ラリー・ボック
音楽:マーク・シェイマン

出演
バーバラ・ノヴァク/ナンシー・ブラウン:レニー・ゼルウィガー

キャッチャー・ブロック:ユアン・マクレガー
ピーター・マクマナス:デヴィッド・ハイド・ピアース
ヴィッキー・ヒラー:サラ・ポールソン
セオドア・バナー/T.B.:トニー・ランドール
E.G.:ジョン・アイルウォード
C.B.:ウォーレン・マンソン
J.B.:マット・ロス
J.R.:マイケル・エンサイン
R.J.:ティモシー・オマンソン
グウェンドリン:ジェリー・ライアン
エルキー:メリッサ・ジョージ

アメリカ映画
配給 20世紀FOX

2003年製作 101分
公開
北米:2003年5月16日
日本:2003年10月18日
北米興行収入 $20,305,251
世界 $39,468,111


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1962年、ニューヨーク
出版社”バナー・ハウス”を訪れた作家バーバラ・ノヴァク(レニー・ゼルウィガー)は、恋を否定する著書”Down with Love”の出版を控えていた。

編集担当のヴィッキー・ヒラー(サラ・ポールソン)に迎えられたバーバラは、社の重役達に著書の内容を説明する。

男性雑誌”ノウ”の社主ピーター・マクマナス(デヴィッド・ハイド・ピアース)は、No.1記者ではあるが、女性を追いかけまわしてばかりいる、プレイボーイのキャッチャー・ブロック(ユアン・マクレガー)の行動に呆れ果てていた。

キャッチャーをクビにしようとしたピーターだったが、彼がナチの残党の取材に成功し、記事を書いてあったことで気を取り戻す。

重役達の理解を得られなかったバーバラは、ヴィッキーの提案で、”ノウ”のキャッチャーに、カバーストーリーを書かせるという提案をする。

その連絡をヴィッキーから受けたピーターは、キャッチャーにそれを書かせようとする。

仕方なくそれを承知したキャッチャーは、バーバラに連絡を取り会う約束をするのだが、彼はその度に他の女性と過ごしてしまう。

それを何度も繰り返すキャッチャーに、バーバラは憤慨し、会う前に彼を見限ってしまう。

ヴィッキーは、人気テレビ番組”エド・サリヴァン・ショー”で本を紹介してもらうことを考える。

番組では、ジュディ・ガーランドが”Down with Love”を歌い、宣伝効果抜群となったバーバラの本は爆発的に売れる。

世の女性達の意識を変えた、”バナー・ハウス”のNo.1作家となったバーバラは、社主セオドア・バナー/T.B.(トニー・ランドール)に賞賛され、豪華なオフィスを提供される。

その影響で、キャッチャーの元から女性達が離れ始め、彼のプレイボーイとしてのプライドが許さず、バーバラを口説き落とそうとする。

街角でバーバラを見かけたキャッチャーは、自分の顔を知られていないのを幸いに、NASAの宇宙飛行士”ズィップ・マーティン少佐”に扮し彼女の接近する。

キャッチャーは、時の人となっていたバーバラと、彼女の本について全く知らないふりをする。

そんなキャッチャーに興味を持ったバーバラは彼を誘い、二人は親交を深めていく。

自分の思い通りになったキャッチャーは、私立探偵を雇い、バーバラの故郷メイン州での調査を始め、彼女と関係を持った男の存在を探ろうとする。

ピーターの部屋を借りてバーバラを招待したキャッチャーは、恋に芽生え始めた彼女に対して、奥手の男を演じてじらす。

一方、ヴィッキーに惹かれるピーターは、キャッチャーの部屋で彼女とパーティーを開いていた。

キャッチャーは帰宅し、禁欲生活をしていた彼は、早速、女性に目をつけ楽しもうとする。

そこに、ヴィッキーに呼ばれたバーバラが現れるが、彼女は女性といちゃつくキャッチャーに気づき、憤慨してその場を立ち去る。

キャッチャーはバーバラを追い、ドラッグで正気を失ったと言い訳し、記者の”キャッチャー”にはめられたように見せかけ彼女を納得させる。

逆にバーバラの同情を得たキャッチャーは、彼女に自分の気持ちを伝え、愛し合うことになる。

その頃、女性達の”反乱”に危機感を感じ始めたバナーは、バーバラの本を批判し始めて、ヴィッキーをクビにしようとする。

重役達はそれはできないとバナーに意見するが、都合よくヴィッキーから社に見切りをつけ辞職し、彼女はピーターと結婚することをバーバラに告げる。

恋を否定することを止めたと言うヴィッキーは、バーバラと仲違することも覚悟する。

しかし、バーバラは、自分も恋に落ちてしまったことを告げ、今夜それをズィップに告白する予定だともヴィッキーに伝える。

その頃キャッチャーは、今夜ついにバーバラが破滅することをピーターに告げる。

ピーターは、バーバラと共にヴィッキーも破滅してしまうことに戸惑いを見せながら二人は夜を迎える。

キャッチャーはバーバラを迎えに行くが、ピーターは動揺するあまり、ヴィッキーに今夜の企みを話してしまう。

それを知ったヴィッキーは憤慨し、結婚を撤回しバーバラの元に向かう。

いいムードになっていたキャッチャーは、バーバラの愛の告白を録音しようとする。

そこに、合鍵の隠し場所を知っていたスチュワーデスの女友達グウェンドリン(ジェリー・ライアン)が現れる。

キャッチャーは、自分の正体をバーバラに伝え、恋に落ちたことを彼女に認めさせようとする。

しかしバーバラは、実は自分が、かつて3時間半だけ秘書を務め、キャッチャーを愛した”ナンシー・ブラウン”で、騙されたと見せかけていただけだと彼に告げる。

完全に手玉に取られたキャッチャーは、ナンシーに結婚を申し込むが、全て望み通りになるはずの彼女は戸惑ってしまう。

そこにヴィッキーが現れ、キャッチャーをペテン師呼ばわりし、ナンシーは自分も同じだと言って立ち去ってしまう。

ナンシーを追うキャッチャーは、ヴィッキーに殴り倒され、彼女を追ってきたピーターも罵られて殴られる。

それで目が覚めたピーターは、男らしくヴィッキーを部屋に誘う。

ナンシーを追ったキャッチャーだったが、彼女は”バーバラ・ノヴァック”として生きていくことを伝え去って行く。

その後、落ち込んでいたキャッチャーに、ヴィッキーとの仲がそれほど進展しないピーターは、それが”バーバラ”のせいだと言って、彼女を破滅させるよう息巻く。

それを拒み悩むキャッチャーは、自分がバーバラとの恋でいかに変わったかの暴露記事を書きピーター渡す。

ピーターは、秘書達がバーバラに影響され、皆、彼女の出版社”ナウ”に移ったため、仕事ができないことをキャッチャーに伝える。

キャッチャーは、”ナウ”の採用広告を見て応募し、バーバラの元を訪れる。

再びバーバラに愛を告げたキャッチャーは、それが受け入れられないまま、暴露記事を渡し立ち去る。

キャッチャーは、バーバラが自分を追ってこないために落胆するが、彼女はエレベーターで待ち構えていた。

バーバラは、男女問わずの募集記事でキャッチャーが訪れることを予想していたことを伝え、彼も全てが丸く収まると考えていたことを語る。

そして二人は、用意されたヘリコプターで、結婚するためにラスベガスに向かう。

ピーターとヴィッキーもお互いの愛を確認して、結婚を決意する。

その後、キャッチャーとバーバラは、愛の素晴らしさを書いた ”Here’s To Love”を共同執筆する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

田舎から出てきた新進作家のバーバラ・ノヴァクは、恋を否定した著書を出版するためニューヨークに拠点を移す。
大手出版社の編集者ヴィッキーを訪ねたバーバラだったが、社の男性重役達にそれが受け入れられなかった。
そこでヴィッキーは、男性誌”ノウ”の社主ピーターに連絡を入れ、No.1記者であるプレイボーイのキャッチャー・ブロックに、カバー・ストーリーを書いてもらおうとする。
仕方なくそれを承知したキャッチャーだったが、バーバラと連絡は取るものの、約束をすっぽかし続ける。
そのためにヴィッキーは、人気TV番組の”エド・サリヴァン・ショー”でバーバラの本を取り上げてもらうことのに成功し、発売された本は爆発的に売れ始める。
世の女性の意識は変わり、キャッチャーは、自分の周辺からも女性達が遠ざかってしまったため、プレイボーイとしてのプライドを懸けて、彼女を口説き落とそうとするのだが・・・。
__________

CGや色彩感覚豊かなハイセンスなセットなどで、1960年代初頭の雰囲気がよく出ていて、楽しい作品に仕上がっている。

既にスターの座に着いていた主演レニー・ゼルウィガーユアン・マクレガーの熱演は見ものなのだが、上記の、ドリス・デイロック・ハドソンによる、コメディでありながらスケール感もあるコンビと比較し過ぎると物足りないことばかりが頭に浮かんでしまう。
それを意識せずに観ることをお勧めします。

本作でユアン・マクレガーが宇宙飛行士に扮するところが注目で、現在のように、日本人までもが盛んに宇宙に飛び立つ時代とは違い、当時”マーキュリー計画”で、国家の威信を懸けていた時代の,象徴的な人物設定が実に興味深い。

魅力的なキャスティングではあるが、興行的には成功した作品とは言えない。

北米興行収入 $20,305,251
世界 $39,468,111
7ヵ月後に公開される「コールド マウンテン」(2003)でアカデミー助演賞を獲得する、演技派としても高く評価されるレニー・ゼルウィガーが、まるで、着せ替え人形のような、チャーミングな役柄を好演している。

妙に爽やかな、茶目っ気もある憎めない青年、プレイボーイ役のユアン・マクレガーも、レニー・ゼルウィガー以上の熱演を見せてくれる。

キャッチャー(E・マクレガー)の親友でもある男性誌出版社社主のデヴィッド・ハイド・ピアース、彼と結婚することになる編集者サラ・ポールソン、彼女の上司で大手出版社社主トニー・ランドール、重役達のジョン・アイルウォードウォーレン・マンソンマット・ロスマイケル・エンサインティモシー・オマンソン、キャッチャーの女友達のジェリー・ライアンメリッサ・ジョージなどが共演している。


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