オール・ユー・ニード・イズ・キル Edge of Tomorrow (2014) 3.76/5 (17)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

2004年に発表された、桜坂洋ライトノベルAll You Need Is Kill”の小説を基に製作された作品。
謎の侵略者との戦い戦死を繰り返すタイム・ループの世界に迷い込んだ将校と女戦士の地球を救うための戦いを描く、監督ダグ・リーマン、主演トム・クルーズエミリー・ブラントビル・パクストンブレンダン・グリーソンノア・テイラー他共演のSFアクション。


SF

トム・クルーズ / Tom Cruise 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:ダグ・リーマン

製作
ジェイソン・ホッフス
グレゴリー・ジェイコブズ
トム・ラサリー
ジェフリー・シルヴァー
アーウィン・ストフ
製作総指揮:ジョビー・ハロルド
脚本
クリストファー・マッカリー
ジョン=ヘンリー・バターワース
ジェズ・バターワース
原作:桜坂洋All You Need Is Kill
撮影:ディオン・ビーブ
編集
ジェームズ・ハーバート
ローラ・ジェニングス
音楽:クリストフ・ベック

出演
ウィリアム”ビル”ケイジ少佐:トム・クルーズ
リタ・ローズ・ヴラタスキ軍曹:エミリー・ブラント
ファレウ曹長:ビル・パクストン
ブリガム将軍:ブレンダン・グリーソン
カーター博士:ノア・テイラー
グリフ:キック・ガリー
クンツ:ドラゴミール・ムルジッチ
ナンス:シャーロット・ライリー
スキナー:ジョナス・アームストロング
フォード:フランツ・ドラメー
キンメル:トニー・ウェイ
タケダ:羽田昌義

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2014年製作 113分
公開
北米:2014年6月6日
日本:2014年7月4日
製作費 $178,000,000
北米興行収入 $97,184,110
世界 $358,484,110


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
人類は謎の侵略者”ギタイ”の侵略に遭い、ヨーロッパ大陸の各都市が攻撃を受ける。

そんな中、特殊機動スーツを身に着けたUDF/統合防衛軍のリタ・ローズ・ヴラタスキ軍曹(エミリー・ブラント)がヴェルダンで大勝利して、一日で数百もの敵を倒して英雄となる。

軍の広報担当ウィリアム”ビル”ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、人類の勝利を確信することを全世界の人々に伝える。

ロンドン、UDF本部。
司令官のブリガム将軍(ブレンダン・グリーソン)に呼ばれたケイジは、新たな作戦の宣伝のため前線に向かうよう命令される。

戦闘兵士でないことをブリガムに伝えたケイジだったが、意見は聞き入れられない。

取引しようとしたケイジは、ブリガムの怒りを買い逮捕されてしまう。

意識を失ったケイジは、ヒースロー空港の訓練基地で手錠をしたまま目覚め、一兵卒扱いされる。

自分が将校だと思い込むケイジは、ファレウ曹長(ビル・パクストン)からフランス侵攻の直前だと言われ、脱走兵であり将校を装い逮捕された二等兵だと知らされる。

明日の出撃に備え宿舎に案内されたケイジは、J分隊の仲間、グリフ(キック・ガリー)、スキナー(ジョナス・アームストロング)、キンメル(トニー・ウェイ)、クンツ(ドラゴミール・ムルジッチ)、ナンス(シャーロット・ライリー)、フォード(フランツ・ドラメー)らを紹介される。

脱走兵のケイジを監視するようグリフに指示したファレウは、明朝の6時に出撃することを伝え、ケイジが逃亡しようとした場合は叩きのめすよう命ずる。

翌朝、機動スーツを身に着けたケイジは、戸惑いながら分隊と共に輸送機に乗り、ドーバー海峡を渡り戦地に向かう。

戦場の浜辺に降下したケイジは、分隊員が次々と殺される中、ヴラタスキも目の前で戦死してしまう。

ギタイに襲われた分隊は全滅状態になり、反撃したケイジは、地雷で敵を倒すものの爆死する。

次の瞬間、目覚めたケイジは、昨日と同じ状況であることに気づき、再び戦場に向かう。

全く同じ戦いを続けたケイジは、ヴラタスキを助けたところでギタイに襲われる。

再び基地で目覚めたケイジは、同じことが繰り返されていることをファレウに話すものの、相手にされずに戦場に向かう。

起きることを教えて仲間達の命を救おうとしたケイジだったが、信じてもらえない。

その後ケイジは、繰り返される戦闘の度に仲間達を助け、ヴラタスキからは、目覚めたら自分を捜すようにと言われて命を落とす。

基地で目覚めたケイジは冷静に振る舞い、分隊の仲間達と共に訓練を始める。

ヴラタスキを捜そうとして命を落としながら、何度目かのチャレンジで部隊から抜け出したケイジは、彼女に会い、戦場の浜辺で捜せと言われたことを伝える。

ケイジの話を聞いたヴラタスキは、自分にも同じことが起きて、その後、元に戻ったことを彼に伝える。

まず戦いに勝つと言うヴラタスキは修理部に向い、自分の話を信じた唯一の人物カーター博士(ノア・テイラー)にケイジを紹介し、同じことが彼にも起きたことを伝える。

粒子物理と生物学が専門のカーターが、今回のタイム・ループ現象を信じていると言うヴラタスキが、ギタイに精通していることをケイジは知らされる。

”アルファ”という特別なギタイを殺したと言われたケイジは、その正体である時を操作する”オメガ”が、ループの仕組みと相手の行動を予知できることを知らされる。

ヴェルダンでの勝利も、勝てると思わせて全滅させる敵の作戦でだとヴラタスキはケイジに話す。

アルファを殺して血液を浴びて同調したため、時間をループするオメガの能力を身につけたケイジが、地球支配を阻止する役目を担ったとヴラタスキとカーターは語る。

戸惑うケイジはどうすればいいのかを二人に尋ね、オメガが死ぬまで死に続けることだと言われる。

ブリガム将軍に話すと言うケイジだったが、既にそれを試みたヴラタスキは、無駄だと伝える。

幻覚の中でオメガを見つけ、その場所にヴラタスキを案内して彼女が敵を倒すと言われたケイジは、戦闘訓練を受けることになる。

死ぬことでリセットされるケイジはヴラタスキに射殺され、それを何度も繰り返し、幻覚を見た場所を特定しようとする。

訓練は終了し、ヴラタスキは、浜辺の戦場から脱出する方法を考えるようケイジに指示する。

戦場でヴラタスキと共に何度も戦死してタイム・ループするケイジは、やがて最高の戦闘兵士となる。

そして、ギタイはロンドンに攻め入る。

オメガがドイツのクルネラ・ダムにいることをカーターが突き止めるものの、ケイジは、どんなに戦略を立てて戦っても、浜辺から抜け出すことができないと言って嘆く。

訓練と戦闘を続けたケイジとヴラタスキは、何とか浜辺から内陸に向い、車で移動して、襲い掛かってきたギタイを倒し、ある民家に着く。

二人はヘリコプターを見つけ、ケイジはヴラタスキの傷の手当てをする。

自分のことを詳しく知っているケイジに、ヴラタスキは、何度も同じ体験をしている彼から、この場で攻撃を受けて死ぬと言われる。

ヘリで飛び立とうとするヴラタスキに、唯一、助かる方法は、農家で自分を待つことだと伝えたケイジは、命を守りたいと言って彼女を説得する。

それを聞き入れずに飛び立とうとしたヴラタスキは攻撃を受け、ギタイを倒したケイジは、知らなかったミドルネームは”ローズ”だと言いながら息を引き取る彼女を見守る。

基地で目覚めたケイジは、ヴラタスキには会っただけでその場を去り戦場に向い、ヘリでクルネラ・ダムに向かうものの、オメガを倒すことに失敗する。

その後、ヴラタスキとカーターと話し合ったケイジは、敵が自分の血を狙っていることを伝える。

オメガがパワーを取り戻そうとしていると言うカーターは、アルファに接続すると交信波が入る試作品の装置を、ロンドンで作ったことを話す。

ロンドン国防省に侵入したケイジとヴラタスキは、ブリガム将軍に会う。

明日の作戦が失敗して自分も死ぬことを伝えたケイジは、敵が自分達の動きを予知していると言って、あるギタイを殺してその血を浴びたために、同じ日を繰り返していることを話す。

ヴラタスキも同じ体験をしていると伝え、この話は前にもしたが信じてもらえない言うケイジは、カーターは正しいことをブリガムに伝える。

勝利するには、パワー源のオメガを倒すために、金庫の中にある装置が必要だと、ケイジは力説する。

納得したブリガムから装置を渡されたケイジとヴラタスキは、兵士に銃を向けられながら逃亡する。

装置を脚に突き刺すよう指示されたケイジは、ルーブル美術館ピラミッドの地下にオメガがいることに気づく。

事故を起こして医療施設に運ばれたケイジは意識が戻り、輸血されていることに気づき、ヴラタスキの居場所は分からなかった。

拘束を逃れて現れたヴラタスキに、輸血をされたためにパワーを失ったことを伝えたケイジは、作戦が開始されるまでにパリに向かう方法を考える。

協力者も必要となり、ケイジは、自分を見つけに来たスキナーとキンメルを説得する。

二人はそれを仲間達に伝え、ケイジは、英雄であるヴラタスキに従うことで皆を納得させる。

出撃準備を始めたファレウは、J分隊の姿が見えないことに気づく。

輸送機でパリに向かったケイジらは、攻撃を受けて降下し、クンツ、ナンス、キンメルが死にグリフは重傷を負う。

ケイジとヴラタスキは輸送機で移動することを考え、スキナーとグリフが残り、襲い掛かって来たギタイを攻撃して犠牲となる。

ケイジがギタイに攻撃を加えながら、ヴラタスキが輸送機を前進させてピラミッドに突っ込む。

地下に向かったケイジは、アルファを引き離す間にオメガを倒すようヴラタスキに指示するが、二人とも生き残れないと彼女から言われる。

傷を負ったケイジに感謝したヴラタスキは、もっと知りたかったと言って彼にキスしてその場を離れる。

ヴラタスキがアルファに殺されたことを確認したケイジは、オメガの元に向う。

アルファに襲われて致命傷を負ったケイジだったが、手榴弾を投下してオメガを倒す。

流れ出した血液を浴びたケイジは、その後、目覚める。

ヘリでロンドンに到着したケイジは、パリで巨大なエネルギーはが発生し、敵の戦闘能力が失われたことを発表するブリガム将軍の会見を確認する。

J分隊の訓練の様子を見ながらヴラタスキの元に向かったケイジは、何か用かと彼女から言われたために微笑む。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
人類は謎の侵略者”ギタイ”の侵略に遭い、ヨーロッパ大陸の各都市あが攻撃を受ける。
劣勢の中、UDF/統合防衛軍のヴラタスキ軍曹が大勝利して英雄となる。
勝利を確信する軍広報担当のウィリアム・ケイジ少佐は、作戦の宣伝のため前線に向かうようブリガム将軍から命ぜられるものの、それを拒んだために逮捕されてしまう。
一兵卒として最前線の攻撃部隊に配属されたケイジは、戦地で戦死するのだが、前日の同じ状況で目覚める。
それを繰り返すタイム・ループに陥ったケイジは、自分を捜すようにと戦場でヴラタスキから言われ、前日に戻った際に彼女の元に向かうのだが・・・。
__________

ボーン・アイデンティティー」(2002)シリーズのダグ・リーマントム・クルーズ、そしてエミリー・ブラントの共演が話題になったSFアクション超大作。

戦闘経験のない将校が逞しく変身する姿、美しい女戦士の勇気、おぞましい姿の謎の侵略者・・・、迫力映像などを含めて、娯楽の要素満載の見応えある作品。

タイム・ループによる目まぐるしい展開で進行する内容なのだが、混乱することなくうまくまとまっている。
その巧みな脚本を生かした、ダグ・リーマンらしいシャープな演出が見所の作品。

製作費に1億7800万ドルかけた超大作で、北米興行収入は約9700万ドルと期待ほどではなかったが、全世界では約3億5900万ドルの大ヒットとなった。

やや頼りない事務職の兵士役で登場するトム・クルーズが、ならず者軍団のような分隊に合流し、弱腰で情けない姿で戦い始めながら、戦死する度に逞しくなる描写が実に興味深い。

イメージに合わないような雰囲気ながら、英雄となる逞しい女戦士を熱演するエミリー・ブラント、主人公の上官となる曹長ビル・パクストン、UDF/統合防衛軍司令官のブレンダン・グリーソン、タイム・ループを信じる主人公とヒロインの協力者である科学者ノア・テイ、分隊員キック・ガリードラゴミール・ムルジッチシャーロット・ライリージョナス・アームストロングフランツ・ドラメートニー・ウェイなどが共演している。


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