エリジウム Elysium (2013) 3.33/5 (3)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

富裕層だけが居住できるスペース・コロニーの”エリジウム”を支配する者に対し、過酷な生活を強いられる市民の中で抵抗計画に加わる男の命を懸けた戦いを描く、製作、監督、脚本ニール・ブロムカンプ、主演マット・デイモンジョディ・フォスターシャールト・コプリーアリシー・ブラガ他共演のSFアクション。


SF

マット・デイモン / Matt Damon 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:ニール・ブロムカンプ
製作
サイモン・キンバーグ

ビル・ブロック
ニール・ブロムカンプ

製作総指揮
スー・ベイドン=パウエル
ビル・ブロック
脚本:ニール・ブロムカンプ

撮影:トレント・オパロック
編集
ジュリアン・クラーク

リー・スミス
音楽:ライアン・エイモン

出演
マックス・ダ・コスタ:マット・デイモン
ジェシカ・デラコート:ジョディ・フォスター
C・M・クルーガー:シャールト・コプリー
スパイダー:ヴァグネル・モーラ
フレイ・サンティアゴ:アリシー・ブラガ
ジョン・カーライル:ウィリアム・フィクナー
フリオ:ディエゴ・ルナ
パテル総裁:ファラン・タヒール
マチルダ・サンティアゴ:エマ・トレンブレイ
ドレイク:ブランドン・オーエット
クロウ:ジョシュ・ブラッカー
マニュエル:エイドリアン・ホームズ

サンドロ:ホセ・パブロ・カンティーヨ
CCBエージェント:カーリー・ポープ
CCBエージェント:マイケル・シャンクス
パテル総裁:ファラン・タヒール
夫人:タリサ・ソト
技術者:テリー・チェン

アメリカ 映画
配給 TriStar Pictures

2013年製作 109分
公開
北米:2013年8月9日
日本:2013年9月20日
製作費 $115,000,000
北米興行収入 $92,572,085
世界 $286,140,700


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

21世紀。
大気汚染や人口増加による生活環境の激変で、超富裕層は豊かな暮らしを維持するために地球を逃れ、軌道上に作られたスペース・コロニー”エリジウム”に移住した。

2154年、ロサンゼルス
スラム化する地球上では、ドロイドによる監視下で市民は過酷な生活を強いられていた。

家族もなく孤児院で育ったマックス・ダ・コスタ(マット・デイモン)は、アーマダイン社でドロイド製造に従事する労働者だった。

ある日、マックスは出勤する際、ドロイドに前科などを問われ左腕を折られてしまう。

病院に向かったマックスは、幼馴染である看護師となっていたフレイ・サンティアゴ(アリシー・ブラガ)に再会して手当てを受ける。

フレイと再会を約束したマックスは、その後、保護観察期間を延長されてしまい、工場に向かい作業を始める。

エリジウムに向かおうとする密航者が絶えない中、反移民法強硬論者であるエリジウム防衛長官ジェシカ・デラコート(ジョディ・フォスター)は、コードを偽装して接近するシャトルを確認する。

デラコートは、地上の工作員C・M・クルーガー(シャールト・コプリー)にシャトル撃墜を命ずる。

三機中二機は撃墜され、一機は攻撃を逃れてエリジウムに着陸する。

地上に降りた親子は住居に押し入り、母親が人体再生装置である医療ポッドを使い娘を治療するものの、捕えられ地球に送り返される。

翌日、作業中のマックスは、事故で大量の放射線を浴びてしまい、余命5日と診断される。

CEOジョン・カーライル(ウィリアム・フィクナー)は、マックスの解雇を命ずる。

パテル総裁(ファラン・タヒール)に呼び出されたデラコートは、工作員を使った今回の行為を非難され、クルーガーを解雇するよう命ぜられる。

何とか居住区に戻ったマックスは、友人のフリオ(ディエゴ・ルナ)に支えられながら家に戻り、エリジウムに向かえば、人体を再生できることを伝える。

密航業者スパイダー(ヴァグネル・モーラ)の元に向かったマックスは、貸しを返すように迫る。

エリジウムの億万長者の情報を奪うことを条件に、マックスは、手術によりドロイド並に戦える”エクソ・スーツ”を装着され現地に向かうことになる。

フリオも同行させるというマックスは、カーライルを捕えることをスパイダーに約束する。

エリジウムに向かったカーライルは、デラコートに会社の業績悪化を指摘され、契約継続を約束する代わりに、新総裁を誕生させるクーデターの計画加担するよう強要される。

スーツを装着されたマックスは、カーライルの乗るシャトルを攻撃して撃墜する。

それを知ったデラコートは、カーライルが重要なデータを持っているため、クルーガーに連絡を入れてそれを回収するよう指示する。

クルーガーは復職を要求し、デラコートはそれを承諾する。

カーライルを襲ったマックスは、ドロイドを倒し負傷した彼のデータを奪おうとするもののブロックされていることが分かる。

クルーガーの乗った攻撃機が近づき、マックスの仲間であるサンドロ(ホセ・パブロ・カンティーヨ)は、危険を感じその場から逃走する。

マックスはクルーガーの攻撃を受けて負傷しながら抵抗し、フリオが殺されたことを知りその場を逃れる。

デラコートはカーライルの死を確認して、データが盗まれたことを知る。

クルーガーはマックスを見つけることができなかったが、彼がカーライルの情報を奪ったことを知り、デラコートがそれを手に入れようとしていることに気づく。

病院に近づいたマックスは、建物から出てきたフレイに声をかけ、手当てをして欲しいことを伝える。

フレイはマックスを家に連れて行き、腹部の刺し傷を治療する。

翌朝、目覚めたマックスはフレイに事情を話し、娘マチルダ(エマ・トレンブレイ)の白血病治療のために、エリジウム行きを彼女も望んでいることを知る。

協力を求めるフレイに、危険が大き過ぎると言ってそれを断ったマックスはその場を離れる。

マックスは、クルーガーに発見されるもののそれを逃れる。

クルーガーは、フレイの家に押し入りマチルダと共に彼女を連れ去る。

スパイダーの元に向かったマックスは、地域が飛行禁止状態になったことを知らされ、盗んだデータがエリジウムのリブート・プログラムであることが分かる。

それを利用すれば、市民が全てエリジウムに行けるというスパイダーの話を聞いたマックスは、最重要データーを盾にしてエリジウムに向かうしか方法がないことを伝える。

クルーガーを呼び寄せたマックスは、情報を渡す条件で、自分をエリジウムに連れて行くよう要求する。

マックスは、到着寸前で情報を奪われそうになり、抵抗して持っていた手榴弾を離し、爆破が起きて機体は墜落する。

デラコートは墜落機の乗員を捕えるよう指示し、パテル総裁から指揮権を奪ってしまう。

マックスはフレイとマチルダを助け、彼女らは付近の屋敷に向かう。

医療ポッドにマチルダを寝かせたフレイだったが、居住者と認識されずに装置は作動せず、クルーガーの部下ドレイク(ブランドン・オーエット)に捕えられる。

マックスとフレイらを拘束したデラコートは、彼のデータを奪おうとする。

同じ頃、スパイダーらはエリジウムに到着し、マックスを捜そうとする。

ドレイクは、爆破で顔面を損傷した、脳死状態のクルーガーを医療ポッドで生き返らせる。

拘束を逃れたマックスは、フレイとマチルダを捜す。

マックスを捜すクルーガーは、現れたデラコートに目立った行動を非難され、彼女を傷つけてフレアと共に医療室に閉じ込める。

クルーガーは、マックスを見つけて情報を手に入れエリジウムを支配しようとする。

デラコートは、フレアの治療にも拘らず死亡する。

マックスはドレイクを殺してフレイを助け、マチルダと共に地上に向かうよう指示する。

スパイダーと合流したマックスは、情報を渡す約束を果たすことを伝える。

スーツを装着したクルーガーに襲われたマックスは、傷つけられながらも彼を倒す。

スパイダーは手を尽くすが、リブート・プログラムを実行すると共に命が奪われることをマックスに伝える。

マックスに決断を任せたスパイダーは、医療ポッドに入れられたマチルダを見守るフレイと彼を交信をさせる。

フレイに地上には戻れないことを伝えたマックスは、彼女に別れを告げて、リブート実行のスイッチを入れる。

マックスは、自分には重要な使命があると言われた修道女の言葉を想いだしながら息を引き取る。

プログラムはリブートされ、マチルダは新市民として認識されて白血病が完治する。

パテル総裁は、スパイダーからエリジウムが開放されたことを知らされる。

医療を必要とする地球の市民の捜索が始まり、エリジウムから医療用シャトルが飛び立つ。

市民は到着した医療ドロイドの治療を受け、エリジウムに向かう。

そしてフレイは、上空の地球を見つめる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

2154年、ロサンゼルス
環境汚染と人口増加で崩壊寸前の人類は超富裕層だけが居住できるスペース・コロニー”エリジウム”を地球の軌道上に作り上げていた。
アーマダイン社でドロイドの製造に従事する労働者マックス・ダ・コスタは、作業中の事故で放射能を浴びてしまい、余命5日を宣告される。
エリジウムの人体再生医療ポッドで治療するしかないマックスは、密航業者スパイダーに会い億万長者の情報を入手する条件で、エリジウム行きを約束される。
マックスは、アーマダイン社CEOカーライルを襲い情報を入手しようとする。
カーライルは契約を継続するために、エリジウムの防衛長官デラコートの企むクーデターに加担して、リブート・プログラムを盗み出して飛び立つ。
マックスはカーライルの情報を手に入れるが、それを奪い返そうとする、デラコートの差し向けた工作員クルーガーの魔の手が迫る・・・。
__________

第9地区」(2009)で世界中を驚かせたニール・ブロムカンプが、同作スタッフの多くを起用して再び監督したSF超大作であり、大物スターのマット・デイモンが主演ということで大いに話題になった作品。

全く違った役柄であるが、「第9地区」の主演者のシャールト・コプリーの出演もあり、なんとなく雰囲気が同作に似ている。

物語自体はそれほど新鮮味もなく、単なる労働者が、子供時代に言われた”お告げ”のような言葉通りに、特別なことを成し遂げる者に”突然”変貌する姿など、特殊スーツを装着したにしても、感情まで激変してしまうのはやや都合がよ過ぎる展開だ。

とは言え、特撮やVFX、アクションなども見応えがあり、無難には仕上がっている。

北米興行収入だけでは製作費を上回ることができず
約9300万ドルだったが全世界では2億8600万ドル
のヒットとなった。
*製作費 $115,000,000

スキンヘッドのマット・デイモンは無敵のヒーロー風でもない、平民に近い雰囲気がいいと思うし、完全悪役のジョディ・フォスターの防衛長官役には注目。

防衛長官の指示で動く工作員シャールト・コプリー、密航業者ヴァグネル・モーラ、主人公の幼馴染である看護師アリシー・ブラガ、その娘エマ・トレンブレイ、アーマダイン社CEOウィリアム・フィクナー、主人公の友人ディエゴ・ルナ、エリジウム総裁のファラン・タヒールなどが共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター