11ミリオン・ジョブ Empire State (2013) 2.5/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

家族を支えるために犯罪に手を染めてしまった青年が追い込まれていく姿を描く、監督ディート・モンティエル、主演リアム・ヘムズワースマイケル・アンガラノドウェイン・ジョンソンエマ・ロバーツ他共演の犯罪ドラマ。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:ディート・モンティエル
製作
ランドール・エメット
ジョージ・ファーラ
マーク・スチュワート
サンディ・キルコスタス
ステパン・マーティローシアン
脚本:アダム・メイザー

撮影:ダナ・ゴンザレス
編集:ジェイク・プシンスキー
音楽:デヴィッド・ウィットマン

出演
クリス・ポタミティス:リアム・ヘムズワース
エディ・パパストラトス:マイケル・アンガラノ
ジェームズ・ランソン刑事:ドウェイン・ジョンソン
トミー・ポタミティス:ポール・ベン=ヴィクター
ジミー:ジェリー・フェレーラ
ナンシー・ミケリディス:エマ・ロバーツ
マイク・ディミトリュ:グレッグ・ヴロストス
トニー・カポリッティ:マイケル・リスポリ

エレーニ:シェネイ・グライムス
リゼット:ニッキー・リード
ディナ・ポタミティス:シャロン・アンジェラ
スピロ・スタブラキス:クリス・ディアマントポロス
ニュージェント:ジェームズ・ランソン
ヴィッキー・ポタミティス:ジーア・マンテーニャ
マリシャル:ロジャー・グーンヴァー・スミス

アメリカ 映画
配給 ライオンズゲート

20013年製作 94分
公開
北米:2013年9月3日
日本:未公開
製作費 $11,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

ニューヨーク
警備会社から800万ドルの現金が強奪される事件が起きる。

市警のジェームズ・ランソン刑事(ドウェイン・ジョンソン)は、容疑者である”クリス”を捜すために”エディ”を問い詰める。

3か月前、1982年、クイーンズ
ギリシャ系アメリカ人のクリス・ポタミティス(リアム・ヘムズワース)は、元警察官だった父トミー(ポール・ベン=ヴィクター)と同じ警官になり、家計を支えようと考えていた。

ところが、逮捕歴があったクリスは、試験を受けることができなかった。

友人エディ・パパストラトス(マイケル・アンガラノ)に会ったクリスは、彼がライブで騒ぎを起こして巻き添えになったことで、試験を受けられなくなったことを語る。

求人広告を見たクリスは、警備会社”エンパイア・ステート”に向い、週給200ドルで採用される。

初日から銃を渡されたクリスは、トニー・カポリッティ(マイケル・リスポリ)と組んで装甲トラックに乗り現金を回収する。

保管庫の2500万ドルもの大金を扱うにも拘らず、トニーや社員、そして会社の管理体制の甘さにクリスは驚く。

帰宅したクリスは、バーで働くトミーが経営者のスピロ・スタブラキス(クリス・ディアマントポロス)に意見したため、クビになったことを母ディナ(シャロン・アンジェラ)から知らされる。

自分が家族を支えなくてはならないと考えるクリスは、翌日、トラックが爆破され二人の男に襲われて、トニーと共に銃撃される。

防弾チョッキのお蔭で助かったクリスは、現場の捜査を始めた刑事ランソンから、トニーは助からないだろうと言われる。

この事件に関わっているのなら、今のうちに白状するようランソンに言われたクリスは、それを否定する。

帰宅したクリスは、心配して駆けつけたダイナーで働く女友達のナンシー・ミケリディス(エマ・ロバーツ)や家族に事件のことを話す。

そこに現れたエディは、クリスや家族から迷惑に思われて相手にされない。

その後、クリスは夜勤に回され、一人生き残ったことで同僚に嫌みも言われる。

クリスは、死亡したトニーの保険金が1割の5000ドルしか支払われないことを知り驚き、彼が妻子ある身であったために気の毒に思う。

会社への不満を抱くクリスは、現金を盗むことをエディに提案される。

次の勤務中クリスは、同僚達が退社した後で現金保管庫のゲートを開ける。

上司から保管庫を開けると通知があることを電話で知らされたクリスは、照明の不具合だと伝える。

内部には監視カメラもあったがゲートを映していないため、クリスは棒でバックを引き寄せて現金を奪う。

ダイナーでそれをエディに知らせたクリスは、トニーのためにやったことだと考えながら、派手に使おうと言われてその気になり、チップを100ドルも置いて店を出る。

トニーの家に向かい、友人だと言って妻に大金を渡したクリスは、エディと共にクラブに向かう。

エディはヤクの売人のジミー(ジェリー・フェレーラ)とマイク・ディミトリュ(グレッグ・ヴロストス)がいるVIPルームに向うものの、追い払われる。

ジミーらは、エディとクリスがこんな場所で遊ぶ金をどこで手に入れたかを調べようとする。

エディは現金のことをジミーとマイクに話してしまい、現れたクリスは作り話だと二人に伝える。

クリスはエディを非難し、二人がスピロの手下だったために警戒する。

心配ないとエディに言われたクリスは帰宅し、仕事もなく家でテレビを見ながら眠る父トミーの姿を見て決心する。

エディ、ジミー、マイクをダイナーに呼んだクリスは、現金強奪計画を考える。

ジミーがスピロに話すべきだと意見し、それが認められないために仲間から外れ、クリスらは計画を練る。

計画実行日の夜、強盗のタレコミがあったと言うランソンらが現れたため、勤務中のクリスがそれに対応する。

内部を調べたランソンらは、警備体制の不備を指摘してもう一度見回る。

クリスがエディに電話した後、ランソンらは強盗の二人が現れたことを知る。

ランソンらは犯人と銃撃戦になり、クリスの加勢もあり相手を倒す。

ジミーが裏切ったと考えたマイクは彼を殺し、必ず計画を実行することをエディに伝える。

警官を助けたことで、クリスは新聞の一面を飾りヒーローとなる。

マイクがジミーを殺したことをエディから知らされたクリスは驚く。

クリスから警備が厳しくなったと言われたエディだったが、自分とマイクだけでも金を奪うことを伝える。

その夜、建物に侵入し天井を壊して現れたエディに驚くクリスは、異常があったことで電話をしてきた上司に問題ないことを伝える。

エディにゲートを開けるよう言われたクリスはそれに従い、覆面を被るよう指示する。

その場にいた犬に驚き発砲したエディは現金を奪い、この場の状況をどう説明するのかと言って動揺するクリスを殴り倒す。

翌日、ランソンやFBIの捜査は始り、殴られてよく覚えていないと言うクリスは状況説明を求められる。

クリスは、両者が納得できるような説明ができないまま、帰宅することを許される。

その場には警察や報道陣が押しかけ、エディに連絡がつかないクリスは出かけようとする。

クリスは、何があったのか話すよう父トミーに言われるが、何も答えずに家を出る。

報道では800万ドルが強奪されたと言われていたが、実際には1000万ドル以上であり、FBIのニュージェント(ジェームズ・ランソン)とマリシャル(ロジャー・グーンヴァー・スミス)は、マフィアが絡む組織犯罪だと言う考えを検事に伝えて捜査は始まる。

エディから現金を受け取ったクリスは、彼の行為を痛烈に非難し、マイクがヤクの売人と取引しようとしていることを知らされるが、それに同意しない。

その二人の様子をランソンが監視していた。

マイクの元に向かったエディは、売人との取引のことを確認する。

エディの身元を知ったランソンは、彼を捕えようとする。

スピロからジミーの姿が見えないと言われたマイクは、仕事で忙しいのでないかと答える。

その場に現れたランソンは、警備会社の現金強奪事件についての話をスピロやマイクから聞く。

スピロは、マイクが自分に黙って馬鹿げたことはしないことをランソンに伝える。

とりあえず納得したランソンはその場を去り、スピロはマイクから話を聞く。

署に戻ったランソンは、犯行時の監視カメラ映像をチェックし、犯人が誰かと話をしていることに気づく。

署に呼ばれたクリスは、ランソンから事件当日のことを聞かれ、マイクとエディの写真を見せられて知っていることを伝える。

監視カメラの映像の件で、犯人が誰かと話していることを伝えたランソンだったが、殴られただけで誰も見なかったとクリスは答える。

命の恩人であるためクリスに感謝したランソンは、もし今回のことに関与していたら容赦なく逮捕すると伝える。

エディとマイクはプエルトリコ人の売人との取引現場に向い、800万ドルを渡す。

スピロに呼ばれたクリスは、現金の在りかを吐くよう言われるが、何も知らないと答える。

ゲストがいると言うスピロは、死んでいなかったジミーを呼び、現金を渡すようクリスに強要する。

ダイナーに向かったランソンは、ナンシーからエディのことを聞く。

ウエイトレスのエレーニ(シェネイ・グライムス)が、エディのロッカーを見たいと言うランソンに対応する。

ランソンは、エディのロッカーにあった警備会社を襲う計画書を見つける。

現金をチェックした売人にそのまま帰りうよう言われたエディとマイクは納得しない。

銃を向けられて撃たれたマイクは反撃し、エディはその場から逃げ去る。

エディを捕えたランソンは署に連れて行き、クリスの居場所を聞く。

ナンシーに説明を求められたクリスは、自宅に置いてある石像の中に現金を隠してあることを伝えてその場を去る。

逮捕は免れたエディはクリスの元に向い、全てがバレていることを伝える。

ジミーが生きていることを知らされたエディは、現金を奪われたため取り分を恵んでほしいことを伝える。

それが聞き入れられないエディは、クリスに銃を向ける。

そこに現れたトミーがエディを銃撃し、ランソンらが駆けつけて三人は逮捕される。

クリスは父トミーに謝罪し、自分のした行為を後悔する。

FBIはクリス・ポタミティスが事件に関与したことを発表する。

1991年10月10日、クリスとエディは出所し、残りの現金は未だにみつかっていない。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

ニューヨーク
ギリシャ系アメリカ人のクリス・ポタミティスは、悪友エディが起こした騒ぎに巻き込まれて逮捕歴があったため、警官になるための試験を受けられない。
家計を支えるため警備会社”エンパイア・ステート”で働くことになったクリスは、大金を保管する社内の管理体制が甘いことを知る。
その後、クリスの乗った装甲トラックが襲われ、同僚のトニーが強盗に殺されてしまう。
市警のランソン刑事から事件への関与を聞かれたクリスは、それを否定する。
夜勤に回されたクリスは、エディから現金を強奪することを提案され、断り切れずにそれを実行しようとするのだが・・・。
__________

実話を基にした作品であり、1980年代初頭当時としてはアメリカ犯罪史上最高額の現金強奪計画を描いたドラマ。

将来に希望が持てない若者の安易な現金強奪計画を描く内容は、脚本に細部までのこだわりがないため頭を傾げるようなシーンが多く、魅力的なキャスティングでなければ単なるB級作品に終わっただろう。

アメリカ本国及び日本でも劇場公開されず、劇場用に製作されたにも拘らず、それに値しない作品と判断され、ほとんどの国ではDVDリリースとなったというところだろうか。

大スターの域に達しつつあるドウェイン・ジョンソンの主演作ではなく、超大作他、出演作が目白押しの彼が、事件を追う刑事として存在感はあるが、なぜ本作に出演したのかは不明だ。

家族を支えようとした結果として犯罪に巻き込まれてしまう青年リアム・ヘムズワース、その悪友で事件のきっかけを作るマイケル・アンガラノ、事件捜査を行う刑事ドウェイン・ジョンソン、主人公の父親ポール・ベン=ヴィクター、犯行に絡む売人ジェリー・フェレーラとグレッグ・ヴロストス、そのボス、クリス・ディアマントポロス、主人公の女友達エマ・ロバーツ、その同僚シェネイ・グライムス、主人公の同僚マイケル・リスポリ、主人公の母親シャロン・アンジェラ、その娘ジーア・マンテーニャジョー・マンテーニャの娘)、FBI捜査官ジェームズ・ランソンロジャー・グーンヴァー・スミスなどが共演している。


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