燃えよドラゴン Enter the Dragon (1973) 4/5 (2)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

1970年代初頭、日本中に大カンフー・ブームを巻き起こした、伝説の武道家ブルース・リーが主演したカンフー映画の決定版で、彼の遺作となった作品。
共演ジョン・サクソンジム・ケリーシー・キエンヤン・スエアンジェラ・マオ無名時代のジャッキー・チェンサモ・ハン・キンポーが端役出演。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ロバート・クローズ
製作
フレッド・ワイントロープ

ポール・ヘラー
共同製作:レイモンド・チョウ
脚本:マイケル・オーリン
武術指導
ブルース・リー

ラム・チェンイン
編集
カート・ハーシュラー

ジョージ・D・ウォッターズ
音楽:ラロ・シフリン

出演
ブルース・リー:リー
ジョン・サクソン:ローパー
ジム・ケリー:ウィリアムズ
シー・キエン:ハン
アーナ・カプリ:タニア
ロバート・ウォール:オハラ
アンジェラ・マオ:スー・リン
ベティ・チュン:メイ・リン
ジェフリー・ウィークス:ブレイスウェイト
ヤン・スエ:ボーロー
ピーター・アーチャー:パーソンズ
サモ・ハン・キンポー:少林拳士
ジャッキー・チェン:ハンの手下

香港/アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1973年製作 102分
公開
香港:1973年6月26日
北米:1973年8月17日
日本:1973年12月22日
製作費 $850,000
北米興行収入 $25,000,000
世界 $90,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

世界中の武道の達人を終結した武術トーナメントが、3年ぶりにハン(シー・キエン)の要塞島で開催されることになる。

沈着冷静で哲学的な思考能力も持つ少林拳法の高弟リー(ブルース・リー)は、国際情報局のブレイスウェイト(ジェフリー・ウィークス)の訪問を受ける。

リーは、同じ少林拳法門弟のハンが、麻薬がらみの犯罪組織を牛耳っている疑いを、ブレイスウェイトから知らされる。

そしてリーは、ハンのトーナメントに招待者として参加し、彼の調査をするよう依頼される。

リーは、3年前に妹のスー・リン(アンジェラ・マオ)が自害したのが、ハンのボディーガード、オハラ(ロバート・ウォール)らに襲われたからだと知る。

トーナメントの招待者には、借金でマフィアから追われているローパー(ジョン・サクソン)や、警官に暴行して逃亡したウィリアムズ(ジム・ケリー)らアメリカ人もいた。

香港に集結した武道家達は、船で島に向かい、到着後ハンの歓迎晩餐会に招かれる。

そして、ハンが姿を現して招待者達を歓迎し、彼らに女性を手配する。

島には、情報局のスパイ、メイ・リン(ベティ・チュン)が侵入していて、彼女はリーと接触し調査に協力する。

翌日、トーナメントが開始され、ローパーとウィリアムズは、実力の違いを見せ付ける。

その夜、密かに島の内部を調べだリーは、地下にある麻薬工場を見つける。

翌日、ハンは不審者がいたことをトーナメントで明かし、見せしめのために、監視を怠った者を手下のボーロー(ヤン・スエ)に殺させる。

その後もトーナメントは続き、リーは妹を殺したオハラと対戦することになる。

オハラを圧倒したリーは、卑怯な手を使おうとする彼に怒り殺害してしまう。

そして、夜間に部屋を出たウィリアムズが不審者と疑われて、ハンに殺されてしまう。

ハンは、ローパーを地下の麻薬工場に連れて行き、パートナーになることを提案する。

ローパーは返事を渋るが、ウィリアムズの死体を見せられ已む無くそれを受け入れる。

その頃、リーは再び工場に侵入し、ハンの犯罪の証拠をつかみ、情報局に無電連絡をする。

侵入を知られたリーは、ハンの手下達に襲われて敵を次々に倒すが、戦いの末に捕らえられてしまう。

翌朝、ローパーは、リーと対戦させられるがそれを拒否し、ハンの手下の中で最強の男ボーローと戦わされる。

同じ頃、情報局のブレイスウェイトにリーからの報告が入り、メイ・リンが地下に囚われていた者達を解放する。

ローパーはボーローを倒し、ハンはリーとローパーを殺すよう手下に命じ、地下の者達も入り乱れた乱闘が始まる。

リーとハンが相対することになるが、ハンは屋内に逃れて凶器の義手を付け、リーに襲い掛かる。

鏡の部屋に逃げ込んだハンを追い詰めたリーは、死闘の末に彼を倒す。

その後リーは、ハンの手下達を全滅させた、ローパーの元に向かう。

そして、情報局の援軍ヘリコプターが島に到着する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

少林拳法の高弟リーは、国際情報局のブレイスウェイトから、同じ門下で掟を破り麻薬ビジネスに身を投じたハンの調査を依頼される。
リーは、3年ごとにハンが開催する武道トーナメントの招待者となり、島に向かい調査を始めることになる。
アメリカ人武道家ローパーやウィリアムズと合流したリーは、島に到着して麻薬工場を見つける。
トーナメントが始まり、リーは、妹を死に追いつめたハンのボディーガード、オハラを難なく倒す。
そして、リーは再び工場に向かい、ハンの犯罪を暴くため、襲い掛かる手下達を次々と倒していくのだが・・・。
__________

本作の日本公開時には既にブルース・リーは死亡していて、それも話題もブームに火をつけた。

アメリカ資本が入っている作品だけあり、テレビ・ドラマの傑作「スパイ大作戦」のメインテーマや、「ブリット」(1968)、「ダーティハリー」(1971)などで、既にハリウッド大活躍していたラロ・シフリンが起用されているところなども、その素晴らしい音楽と共に、中途半端な作品でないことの証明
でもある。

本作は、日本だけでなく、もちろん世界中でヒットした。

製作費 $850,000
北米興行収入 $25,000,000
世界 $90,000,000

また、ブルース・リーの作品はこの遺作が日本初登場となり、「ドラゴン危機一発」(1971)、「ドラゴン怒りの鉄拳」(1971)、「ドラゴンへの道」(1972)と、その後、立て続けに公開された。

本作を見てから前作を見ると、まだ30代前半にも拘らず、ブルース・リーが急激にやつれているのがよく分かる。

香港公開の翌月に彼は死亡し、その翌月に北米公開された。
(日本公開:1973年12月22日)

あの肉体と、体全体から発する独特のオーラは、信じ難いほどの迫力がある。

技の切れや身のこなしも、人間業には思えない、それを超越したものを感じさせる俳優だ。

当時は、知名度があったのは、ブルース・リージョン・サクソンくらいだが、ウィリアムズ役ジム・ケリーも、アメリカ人らしく愛嬌があり、香港でのボディビル・チャンピオンのヤン・スエの逞しい肉体も印象に残る。

麻薬組織を牛耳る、実際に武道家でもあるシー・キエン、情婦のアーナ・カプリ、ボディガードのロバート・ウォール、主人公の妹アンジェラ・マオ、情報局のスパイ、ベティ・チュン、局員ジェフリー・ウィークス、そして冒頭の格闘シーンでブルース・リーに圧倒されるサモ・ハン・キンポーと、島の地下工場内で主人公に殺されるジャッキー・チェンも端役で登場する。


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