イレイザー Eraser (1996) 3.14/5 (29)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

証人保護プログラム”制度を隠密に遂行する連邦保安官が、国家反逆罪に相当する事件の証人を守るために命をかけて戦う姿を描く、主演アーノルド・シュワルツェネッガージェームズ・カーンヴァネッサ・ウィリアムズジェームズ・コバーンジェームズ・クロムウェル他共演、監督チャック・ラッセルによるサスペンス・アクション大作。


アクション/アドベンチャー

アーノルド・シュワルツェネッガー / Arnold Schwarzenegger 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:チャック・ラッセル
製作
アーノルド・コペルソン
アン・コペルソン
脚本
トニー・プライヤー
ウォロン・グリーン
撮影:アダム・グリーンバーグ
編集:マイケル・トロニック
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演
ジョン”イレイザー”クルーガー:アーノルド・シュワルツェネッガー
ロバート・ドゥゲラン:ジェームズ・カーン
リー・カレン:ヴァネッサ・ウィリアムズ
アーサー・ベラー:ジェームズ・コバーン
ジョニー・カテレオーネ:ロバート・パストレッリ
ダニエル・ハーパー国防次官:アンディ・ロマノ
スカー:マーク・ロルストン
ウィリアム・ドナヒュー:ジェームズ・クロムウェル
クレア:ローマ・マフィア
モンロー:ダニー・ヌッチ
トニー:ジョー・ヴィテレリ
カルデロン:ニック・チンランド

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1996年製作 114分
公開
北米:1996年6月21日
日本:1996年8月3日
製作費 $100,000,000
北米興行収入 $101,228,120
世界 $233,200,000


アカデミー賞 ■
第69回アカデミー賞
・ノミネート
音響編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

重大な事件の証人を保護する”証人保護プログラム”(WITSEC)を遂行する、連邦保安官ジョン”イレイザー”クルーガー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、証人であるジョニー・カテレオーネ(ロバート・パストレッリ)の命を救う。

WITSEC本部長アーサー・ベラー(ジェームズ・コバーン)に呼ばれたクルーガーは、大手軍事企業の”サイレス”に勤務するリー・カレン(ヴァネッサ・ウィリアムズ)が、最新鋭兵器”EMガン”に関連する陰謀を知り、証拠を持ち出す予定で、その後、彼女を保護するよう命令を受ける。

FBIの監視下で、証拠をディスクに2枚コピーしたリーは、上司ウィリアム・ドナヒュー(ジェームズ・クロムウェル)に呼ばれ裏切りを追及されるのだが、身の破滅を知った彼は自殺してしまう。

その場を逃れたリーは、FBIからクルーガーの保護下に置かれることになる。

リーは、それを無視して自宅に戻りディスクを確認するが、社内でアクセスする必要があることに気づく。

リーを監視していたFBIは、殺し屋のスカー(マーク・ロルストン)らに殺され、彼女も標的になる。

しかし、そこにクルーガーが現れ、リーを救い出す。

クルーガーは自分達がEMガンで襲われたことを、リーは自分がFBIに利用されたことを知る。

上司も知らない隠れ家に、リーを匿ったクルーガーは、彼女の身分証やクレジットカードを焼却し、その存在を消し去ろうとする。

事件に絡む黒幕ダニエル・ハーパー国防次官(アンディ・ロマノ)は、ディスクを持つリーの抹殺を命ずる。

そんな時クルーガーは、同僚のロバート・ドゥゲラン(ジェームズ・カーン)から、数日で証人が次々と殺されていることを知らされ、内部にスパイがいることが分かる。

クルーガーはドゥゲランと共にCIAと協力し、ある重要証人の救出に向かう。

クルーガーとアジトを見つけたドゥゲランは敵を倒すが、彼は証人を射殺してしまう。

ドゥゲランは、敵が隠していたように見せかけたリーの写真をクルーガーに見せて連絡させようとする。

クルーガーは、ドゥゲランとCIAの行動を不審に思うのだが、帰還する飛行機の機内で彼に睡眠薬を飲まされ、咄嗟にリーのポケベルに連絡を入れて彼女を避難させる。

ドゥゲランは、クルーガーの拳銃でCIAのモンロー(ダニー・ヌッチ)を射殺し、彼をスパイに仕立て上げ陥れようとする。

意識の戻ったクルーガーは隙を見て反撃し、エンジンを損傷させてパラシュートで脱出する。

機体をクルーガーに接近させたドゥゲランだったが、反撃してきた彼に操縦席を銃撃される。

クルーガーはパラシュートが絡まり、補助のパラシュートで何とか地上に降下する。

不時着したドゥゲランは、リーの居場所の見当をつけて彼女を捜す。

廃車場で車を調達したクルーガーは、彼女が避難した動物園に向かう。

捜査官に扮したスカーがリーを見つけるが、彼女はスカーの足を撃ち抜き逃走する。

ドゥゲランも現場に到着し、クルーガーは閉鎖された動物園に車ごと突入する。

襲われるリーの元にクルーガーが現れワニの水槽を銃撃して、スカーらは巨大ワニに喰われてしまう。

現場に到着したベラー本部長に、クルーガーがスパイだと報告したドゥゲランだったが、本部長はそれに不審感を抱きつつ、クルーガーを生かしたまま逮捕するよう指示を出す。

クルーガーはベラーに連絡を入れ、ドゥゲランが犯人だということを知らせ、自分達の身を守るために証拠を掴もうとする。

友人の新聞記者クレア(ローマ・マフィア)に渡そうとしていたディスクを、クルーガーに見せたリーだったが、彼は既にクレアが殺されたことを彼女に伝える。

命を救ったカテレオーネの協力を得たクルーガーとリーは、証拠となるディスクを読み取るために、サイレス社に侵入しようとする。

ハーパー国防次官に呼ばれたドゥゲランは、早急に事件を解決するように迫られ、サイレス社を警戒するのと同時に秘密裏にEMガンを運び出す。

ピザ屋の配達に扮し、サイレス社に入り込んだカテレオーネは発作を起こし、クルーガーらが救急隊に扮し到着するのを待つ。

首尾よくサイレス社に侵入したクルーガーとリーは、自殺したドナヒューの部屋でディスクを読み取り、武器の闇取引の証拠を手に入れる。

しかし、ドゥゲランは、クルーガーが社内に侵入したことを知り彼らを捜す。

居場所が知れたクルーガーは、ディスクを消去されてしまい、敵に襲われてリーを逃がす。

しかし、ドゥゲランがリーを捕らえてヘリコプターで逃亡する。

クルーガーは、闇取引がボルチモアで行われることを知り、いとこが取り引き場所の港を仕切っているカテレオーネと共に現場に向かう。

カテレオーネは、クルーガーをいとこのトニー(ジョー・ヴィテレリ)に紹介し、闇取引があることを知らせる。

クルーガーは、サイレス社の武器の密売に、国防次官のハーパーが絡んでいることをベラー本部長に伝える。

カテレオーネとトニーが、ドゥゲランの部下に因縁をつけている間に、クルーガーは取り引きが行われる埠頭に侵入する。

EMガンの攻撃を受けたクルーガーは、負傷しながらも敵からそれを奪い応戦するが、自力で脱出したリーが再びドゥゲランに捕らえられてしまう。

ドゥゲランは、クルーガーにEMガンを捨てさせて彼を銃撃し、積荷を船に運ぶ。

取引相手のロシアン・マフィアをカテレオーネらが倒し、ドゥゲランと一騎打ちになったクルーガーはリーを助け、EMガンを積んだコンテナごとドゥゲランを落下させてしまう。

ベラー本部長が到着し、重傷を負ったドゥゲランは捕らえられ、クルーガーは無事だったリーと抱き合う。

ドゥゲランとハーパー国防次官は。国家反逆罪で起訴されるが、リーが証言できないと高を括る。

その時、クルーガーとリーを乗せた車が爆発する。

そして、カテレオーネが運転していたドゥゲランとハーパーを乗せたリムジンは踏み切りで停車し、そこにクルーガーから電話が入る。

クルーガーは、”お前は消去された”とドゥゲランに伝え、その後、リムジンは貨物列車に衝突され大破する。

それを確認したクルーガーは、リーの待つ車に戻り、彼らが消え去ったことを伝える。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
重大事件の証人を保護する”証人保護プログラム”を遂行する、連邦保安官のジョン”イレイザー”クルーガーは、本部長ベラーに呼ばれる。
大手軍事企業”サイレス”勤務のリー・カレンが、最新鋭兵器”EMガン”に関する情報を持ち出す予定で、クルーガーは、彼女を保護するように命令を受ける。
証拠を持ち出したリーだったが、彼女を監視していたFBIは、殺し屋のスカーに抹殺されてしまう。
そして、リーもその標的となり、クルーガーが彼女を救い出すのだが・・・。
__________

このような制度が、実際にあることがいかにもアメリカらしく、多くの作品の中で、この制度が登場するので知られてはいるが、シュワルツェネッガーの作品となると、かえって嘘っぽく感じてしまうのが不思議なところだ。

良くも悪くも、いかにもシュワルツェネッガーらしい作品。
内容は乏しいものの、1億ドルの巨費を投じた特撮とアクションは見ものだ。
コメディやアクションで才能を発揮するチャック・ラッセルの演出は、細かいことにこだわらずに見ればまずまず楽しめる。

第69回アカデミー賞では、音響編集賞にノミネートされた。

北米興行収入は1億ドルを突破し、全世界では約2億3300万ドルのヒットとなった。

出演者もなかなか豪華で、内部の裏切り者をジェームズ・カーン、軍事企業のエリート社員をヴァネッサ・ウィリアムズ、主人公を信頼するWITSEC本部長で貫禄のジェームズ・コバーン、悪党ではあるが命の恩人に協力するロバート・パストレッリ、黒幕の国防次官アンディ・ロマノ、殺し屋のマーク・ロルストン、ゲスト出演程度が残念な、リー(V・ウィリアムズ)の上司ジェームズ・クロムウェル、殺されるCIAダニー・ヌッチ、いかにも悪党のボスという風貌ジョー・ヴィテレリなどが共演している。


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