エスケープ・フロム・L.A. Escape From L.A. (1996) 3.33/5 (6)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1981年に公開された、SFアクション「ニューヨーク1997」の続編で、もちろん、ジョン・カーペンターカート・ラッセルが再びコンビ組んだ作品。
政府の機密扱いの装置が奪われ、国家の存亡を揺るがす事件となり、凶悪犯が、恩赦と引換えにそれを奪取するまでを描く、監督、脚本、音楽ジョン・カーペンター、製作、脚本、主演カート・ラッセルA・J・ランガースティーヴ・ブシェミステイシー・キーチパム・グリアクリフ・ロバートソンピーター・フォンダ共演のSFアクション大作。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■

監督:ジョン・カーペンター
製作
カート・ラッセル

デブラ・ヒル
脚本
ジョン・カーペンター

デブラ・ヒル
カート・ラッセル
撮影:ゲイリー・B・キッブ
編集:エドワード・A・ワーシルカ
音楽
ジョン・カーペンター

シャーリー・ウォーカー

出演
ボブ”スネーク”プリスキン:カート・ラッセル

ユートピア:A・J・ランガー
エディ:スティーヴ・ブシェミ
クエボ・ジョーンズ:ジョージ・コラフェイス
マロイ:ステイシー・キーチ

ブレイゼン:ミシェル・フォーブス
ハーシー・レ・パームス/カージャック・マローン:パム・グリア
大統領:クリフ・ロバートソン
タスリマ:ヴァレリア・ゴリノ
パイプライン:ピーター・フォンダ
ダーティ・サージェント:ピーター・ジェイソン
下院議員:ポール・バーテル
公衆衛生局長官:ブルース・キャンベル
サーファー:ブレッキン・メイヤー
スキンヘッド:ロバート・キャラダイン
サイゴン・シャドウ:ジェフ・イマダ
ハーシーの部下:アル・レオン
テスト・チューブ:リーランド・オーサー

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

1996年製作 100分
公開
北米:1996年8月9日
日本:1996年11月23日
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $25,477,365
世界 $42,277,365


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1998年。
犯罪都市となったロサンゼルスの市民を守るために、国家警察が結成される。

大統領候補(クリフ・ロバートソン)は、神の怒りから、大地震が起きると予測する。

2000年8月23日。
予想通り大地震は起きて、終身任期の大統領(クリフ・ロバートソン)が誕生し、首都は、彼の故郷バージニア州のリンチバーグへ移される。

地震により、ロサンゼルスは島となり、その全体が流刑の地となり、凶悪犯などが集められ、沿岸地帯でそれを監視した。

新大統領が最初に制定した事は、脱走不可能なその地に、市民権を剥奪された者は入れられ、二度と戻れないようにする法律だった。

2013年、ロサンゼルス、金曜日、19時。
かつて、大統領を救出したこともある元特殊部隊員で、今では凶悪犯のボブ”スネーク”プリスキン(カート・ラッセル)が護送されて来る。

大統領の娘ユートピア(A・J・ランガー)が、ある機密扱いの装置を盗み、エアフォースワンを乗っ取り、父である大統領の退陣を要求し、脱出ポッドでロサンゼルス
降下した。

ユートピアは姿を消すが、北米の支配を企むテロ組織”シャイニング・パス”のクエボ・ジョーンズ(ジョージ・コラフェイス)が、彼女を使い装置を盗ませたと考えられた。

大統領と警察長官マロイ(ステイシー・キーチ)は、全ての犯罪に恩赦を与える条件で、スネークに、その装置の奪取を命ずる。

マロイの部下ブレイゼン(ミシェル・フォーブス)により、新型ウィルス”プルトキシン7”が、既にスネークには投与され、死亡までの残り時間は9時間半しかなかった。

仕方なくそれに同意したスネークは、武器など装備を提供されて、一人乗りの潜水艦で島に向う。

岸に着いたスネークは、帰還するための潜水艦を失ってしまい、パイプライン(ピーター・フォンダ)という男と出会った後、市街に向かう。

クエボとユートピアのパレードを目撃したスネークは、追跡するものの、彼らを取り逃がしてしまいその手下を難なく倒す。

その後スネークは、地図屋のエディ(スティーヴ・ブシェミ)に出会うが、彼を無視して先を急ぐ。

公衆衛生局に捕らえられたスネークだったが、長官(ブルース・キャンベル)を人質に取り、共に捕らえられていた女タスリマ(ヴァレリア・ゴリノ)を助けて地下に逃げる。

残り5時間、スネークは、タスリマにクエボのアジトを知らされて別れる。

タスリマは、スネークの後をつけるが、ギャング達に射殺されてしまう。

スネークはエディの車に拾われ、彼にクエボのアジトに案内させるが、ヤクを打たれて意識を失う。

クエボと通じていたエディは、スネークをアジトに連れて行く。

NASAエンジニアのテスト・チューブ(リーランド・オーサー)は、装置が、衛星を使い動力を破壊する兵器であることをクエボに説明る。

その映像には、捕らえられたスネークも映っていたのだが、クエボはアメリカ全土を攻撃すると大統領を脅しヘリコプターを要求する。

大統領は困惑するが、マロイは、捕らえられてはいるが、スネークがまだ生きていると言って諦めない。

メモリアル・コロシアム
処刑場となっていたその場で、クエボに抹殺されることになるスネークだったが、それを免れ、地震が起きた隙に逃亡する。

駐車場で爆発を起し、クエボを殴り倒して装置を奪ったスネークは地下に逃れ、ユートピアとエディが彼を追う。

スネークに追いついたユートピアは、父(大統領)に装置を渡すのは危険だと警告する。

現われたエディは、スネークを銃撃して彼は水路に落ち、同時に地震が起きる。

エディは、ユートピアを連れて装置を持ち去り、クエボにそれを渡す。

水路から脱出したスネークは、パイプラインに再会して、クエボを憎む、元相棒のハーシー・レ・パームス(パム・グリア)に会うよう指示される。

津波が来たために、サーフボードを渡されたスネークは、波に乗りながら、道路を走るエディの車に飛び乗り、彼を叩きのめして、ハーシーの居場所に案内させる。

残り1時間、
廃船の内部にアジトを構えるハーシーだったが、スネークは、彼女が自分を裏切った”カージャック・マローン”だと知り、銃を奪い協力を強要する。

陸路でクエボの元に向うことが無理な状況となり、スネークらはハングライダーで飛び立つ。

テーマパークでヘリを迎えたクエボだったが、スネークらがその場を襲撃する。

スネークは、クエボと一騎打ちとなり、攻撃システムのリモコンを奪い、ヘリにユートピアを乗せて飛び立つ。

エディが、クエボのバズーカ攻撃を阻止しようとして彼を射殺するが、ヘリは被害を受ける。

ヘリを操縦するスネークは島を離れ、ユートピアにリモコンを渡して脱出させて、その後、墜落する。

寸前に脱出したスネークは時間切れとなるが、ウィルスの影響はなく、現われた大統領らに騙されたことを知る。

大統領は、捕らえた娘ユートピアがリモコンを持っていることを確認して、彼女の電気椅子での処刑を命ずる。

直後に大統領は声明を発表し、アメリカに侵攻しようとする国に対し警告を発し、手始めにキューバメキシコに攻撃目標を定め、リモコンで信号を発信する。

しかし、それはエディのリモコンで、スネークが持っている本物を奪おうと、テレビ中継中にも拘らず、彼をその場で射殺する。

しかし、スネークはホログラムで、マロイは800m以内に潜んでいるはずの彼を捜そうとする。

スネークは、リモコンに世界を目標にするコードを入力してスイッチを押す。

衛星から発信された光線で、世界の各都市の動力は失われ、電気椅子のユートピアも救われる。

ホログラムを切ったスネークは、”アメリカンスピリット”のタバコが落ちているのに気づき、それを拾い火をつける。

そしてスネークは、マッチの火を消しながらつぶやく。

”ようこそ、人間社会に”


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

2013年。
2000年に起きた大地震で、ロサンゼルスは島となり、犯罪者の流刑場となる。
大統領の娘ユートピアは、国家機密扱いの装置を奪い、父に退陣を要求してロサンゼルスに潜む。
ユートピアは、その装置を利用して北米を支配しようとするテロ組織のリーダー、クエボと通じていた。
大統領と警察長官マロイは、元特殊部隊員でもある凶悪犯ボブ”スネーク”プリスキンを連行し、全ての犯罪に対する恩赦を条件に装置の奪取を命ずる。
スネークは、10時間で命を落とすウィルスを投与されていたため、仕方なくそれに従い、ロサンゼルスに向う。
そして、荒廃した凶悪犯の巣と化した街で、スネークは装置を奪取するために、単独でクエボを捜すのだが・・・。
__________

主人公は同名人物であるが、前作の舞台となった、ニューヨークマンハッタン島の終身刑務所の件が触れられないため、リメイクとして考えられる作品でもある。

15年前とは言え、前作「ニューヨーク1997」(1981)の製作費600万ドルから5000万ドルにアップされただけあり、その特撮や様々な趣向がなかなか凝っている。

荒廃したロサンゼルスの名所なども見もので、特に処刑場と化したメモリアル・コロシアムは、ロケ現場とは表記されていないが、セットや特撮にも思えない。

前作にも劣らない登場キャラクター、それを演ずるスターも実力派揃いで、全編を通して楽しめる。

最終破壊兵器などは、それほど新鮮味がないが、ハンググライダーでの奇襲攻撃や、生身の人間の逞しさが全身から伝わる、主人公を演ずるカート・ラッセルの個性が光る。

単にテロリストに加担している様子で登場するA・J・ランガーだったが、父である大統領クリフ・ロバートソンこそが狂言的な人物であったという恐ろしさ、彼を補佐する警察長官ステイシー・キーチ、地図屋兼情報屋でテロリストのジョージ・コラフェイスと通ずるスティーヴ・ブシェミ、警察長官の部下ミシェル・フォーブス、地下組織の女リーダー、パム・グリア、街の女ヴァレリア・ゴリノ、警官ピーター・ジェイソン下院議員ポール・バーテル、公衆衛生局長官ブルース・キャンベル、元NASAエンジニアのリーランド・オーサー、サーファーのブレッキン・メイヤー、他、ロバート・キャラダインアル・レオンなどが共演している。


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