ニューヨーク1997 Escape from New York (1981) 3.4/5 (5)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

要塞刑務所と化した”マンハッタン島”で決行される大統領救出作戦に恩赦と引き換えに挑む犯罪者の戦いを描く、監督、脚本、音楽ジョン・カーペンター、主演カート・ラッセルリー・ヴァン・クリーフアーネスト・ボーグナインドナルド・プレザンスアイザック・ヘイズハリー・ディーン・スタントンエイドリアン・バーボー他共演のSFアクション。


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ジョン・カーペンター

製作
デブラ・ヒル
ラリー・J・フランコ
脚本
ジョン・カーペンター
ニック・キャッスル
撮影
ディーン・カンディ
ジム・ルーカス
編集:トッド・ラムゼイ
音楽
ジョン・カーペンター
アラン・ハワース

出演
スネーク・プリスキン:カート・ラッセル
ボブ・ホーク:リー・ヴァン・クリーフ
キャビー:アーネスト・ボーグナイン
アメリカ合衆国大統領:ドナルド・プレザンス
デューク:アイザック・ヘイズ
ハロルド”ブレイン”ヘルマン:ハリー・ディーン・スタントン
Chock Full o’Nuts“の女:シーズン・ヒューブリー
マギー:エイドリアン・バーボー
レーミー:トム・アトキンス
国務長官チャールズ・サイファーズ
テイラー:ジョー・アンガー
ロメロ:フランク・ダブルデイ
クローネンバーグ:ジョン・ストローベル
スラグ:オックス・ベーカー
チンピラ:ジョン・ディール
コンピューターの声:デブラ・ヒル
ナレーター:ジェイミー・リー・カーティス

アメリカ 映画
配給 AVCO Embassy Pictures
1981年製作 99分
公開
北米:1981年7月10日
日本:1981年5月23日
製作費 $6,000,000
北米興行収入 $25,244,630


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1988年、アメリカの犯罪率は400%となり、マンハッタン島は凶悪犯罪者用の刑務所となった。

周囲は高さ15mの壁で囲まれ、橋や水路には爆弾が設置された。

軍隊化した警察は周囲に駐留し、島は看守なしの囚人だけの刑務所になり、一度入ると出られない場所だった。

1997年、ニューヨーク
凶悪犯のスネーク・プリスキン(カート・ラッセル)は、厳重な警備下で連行される。

刑務所長のボブ・ホーク(リー・ヴァン・クリーフ)は、応答のない飛行機が接近しているという報告を部下のレーミー(トム・アトキンス)から受ける。

機体が”エアフォース・ワン”であることが分かり、民族解放戦線がハイジャックして犯行声明を出す。

大統領(ドナルド・プレザンス)は、ブリーフケースを持参し発信器を付けて脱出ポッドに向う。

機体はマンハッタン島に向い、ポッドは射出される。

ポッドの位置を確認したホークは、直ちに捜索を開始して部隊と共に現場に向い、空のポッドを確認する。

現れたロメロ(フランク・ダブルデイ)から去るようにと警告されたホークは、大統領の切断された指を見せられ、仕方なく一旦、撤退する。

副大統領と話したホークは、自分が考える作戦の決行許可を得る。

ホークは、元特殊部隊員で”パープル・ハート章/名誉戦傷章”を2回受賞し、連邦準備銀行を襲い終身刑となったスネークを呼ぶ。

スネークは、24時間以内に大統領を救出すれば、完全赦免するとホークに言われる。

それを引き受けることにしたスネークは装備を見せられ、24時間効く抗毒素を注射されることになる。

腕にはめられたタイマーは23時間後にセットされ、大統領が持参するブリーフケースの中にある、核融合に関するカセットをサミットに届けるよう、スネークはホークに指示される。

注射されたスネークは、その内容が、22時間後に完全に溶ける熱感知式の動脈が破れる爆薬だと言われる。

ホークに襲いかかったスネークは、期限までにX線を当てれば効力が失われると研究員のクローネンバーグ(ジョン・ストローベル)から言われたため、指示に従うしかなかった。

戻ったら殺すとホークに伝えたスネークは、グライダーでマンハッタン島に向かう。

目標地点に近づいたスネークは、”ワールドトレードセンター”の屋上に着陸する。

エレベーターで50階に下りたスネークは、階段で1階に向い、外に出たら連絡するようホークから指示を受ける。

墜落した機体に着いたスネークは、大統領が移動していることを確認して、それをホークに伝えて信号を追う。

劇場に入り地下に向かおうとしたスネークは、階段で、自分を知る囚人のキャビー(アーネスト・ボーグナイン)に声をかけられる。

階下に向かったスネークは、襲い掛かって来た男達を簡単に倒し、大統領を見つける。

しかし、発信器を付けていたのは別人で、スネークがそれを壊したため、指令室の大統領の生命反応が消えてしまう。

レーミーは焦るが、クローネンバーグは、衝撃が原因だと考える。

戻ろうとしたスネークだったが、まだ18時間あることを伝えたホークはそれを許さず、捜索を続けさせる。

ポッドの落下地点で妙な行動をする男達から逃れたスネークは、コーヒー・ショップ”Chock Full o’Nuts”に入り、その場にいた女(シーズン・ヒューブリー)に声をかけられる。

男達は食料を探しているだけだと言われたスネークは、女にも顔を知られていた。

女から一緒に逃げたいと言われたスネークだったが、床が抜けて彼女が引きずる込まれたため、その場から逃げる。

無線機を落してしまったスネークは、タクシーで現れたキャビーの車に乗る。

キャビーは火炎瓶で男達を撃退し、何でも教えると言われたスネークは、大統領の居場所を訊く。

ニューヨークを支配するデューク(アイザック・ヘイズ)に大統領が捕えられていると答えたキャビーは、会わせろと言うスネークに殺されてしまうと伝える。

ニューヨーク公共図書館
マギー(エイドリアン・バーボー)の元に向かったキャビーは、スネークを紹介する。

デュークに会いたいと伝えたスネークは、内部に案内される。

スネークは、マギーが、デュークの側近ハロルド”ブレイン”ヘルマン(ハリー・ディーン・スタントン)の女だといういうことをキャビーから知らされる。

ブレインを紹介されたスネークだったが、かつて自分を置いて逃げた裏切り者の彼を恨んでいた。

デュークに会わせろと言うスネークは、大統領と交換に囚人を全員釈放する取引をしたことをブレインから知らされる。

大統領は死んだことになっていると伝えたスネークは、ブレインを脅してデュークの元に案内させる。

デュークの車が近づいたために、怖気づいたキャビーは逃げてしまい、スネークらは隠れる。

車からデュークが降りた隙に別の車を奪ったスネークは、ブレインとマギーと共に大統領を捜す。

暴徒達に襲われたスネークは、バリケードを破って駅に向かう。

ブレインとマギーが見張りと話している隙に、車両内で拘束されていた大統領の元に向かったスネークは、その場にいた男を殺す。

脚に矢を受ける傷を負いながら、大統領を解放したスネークは車両を降りるが、男達に襲われて捕えられる。

ブレインは、現れたデュークに銃で脅されたと伝える。

捕らえた男は有名な悪党のスネークであり、役に立つと言われたデュークは、彼を殴り倒す。

その頃ホークは、上空を監視するヘリコプターから、人影が消えたと報告され、上司から即、突入しろと命ぜられるものの、それに従おうとしない。

夜が明け、デュークに脅されていた大統領は、ブリーフケースの中のカセットをロメロに奪われる。

ヘリの部隊がセントラルパークの人に気づき、着陸して、その場にあったブリーフケースを持ち帰る。

大統領と引き換えに囚人全員に恩赦を要求するメモを受け取ったホークは、カセットがないこととスネークが捕えられたことを知る。

残り2時間を切り、スネークは、巨体のスラグ(オックス・ベーカー)とリングで戦うことになる。

その間、ブレインとマギーは大統領の元に向い、見張りのロメロらを殺して大統領を助け出す。

苦戦しながらスラグを倒したスネークは、リングサイドの男が付けていた発信器を作動させる。

スネークの発信信号を知らされたホークは、彼が”ワールドトレードセンター”に向かっていることを確認する。

屋上に向かったスネークは、ブレインとマギーが大統領とその場にいることを知るが、敵がグライダーを地上に落下させてしまう。

ブレインから車の鍵と地雷の敷設地図を奪ったスネークだったが、一緒に乗せればカセットの在りかに案内すると言われる。

仕方なくブレインとマギーを連れて車に向かったスネークだったが、デュークらが待ち構えていた。

隙を見てその場から逃れたスネークらは、現れたキャビーのタクシーに乗り逃走する。

ロメロの帽子と交換したカセットをキャビーから渡され、内容を確認したスネークだったが、橋で地雷を踏み車が真っ二つになってしまう。

キャビーが死に、その場から逃れたスネークらだったが、ブレインも地雷の犠牲になる。

マギーはその場に残り、デュークの車を迎え撃つものの、轢き殺される。

橋で起きたことをレーミーから報告されたホークは、ウィンチ付きの車を壁に向かわせる。

壁に着いたスネークは、吊り下げられたワイヤーで大統領を引き上げさせ、襲い掛かって来たデュークと格闘になる。

デュークを殴り倒し壁に向かったスネークは引き上げられるが、それを一旦止めた大統領が、デュークを射殺する。

引き上げられたスネークはホークにカセットを渡し、クローネンバーグが処置をする。

助かったスネークは、時間切れを確認する。

その場で演説の準備をしていた大統領は、スネークに感謝する。

自分の救出作戦で死んだ者達についてをスネークに訊かれた大統領は、同じく感謝すると答える。

ホークから自分を殺す気かと訊かれたスネークは、疲れたと答え、組むことを提案される。

自分の名前は”プリスキン”だと答えただけで、スネークはその場を去る。

演説は始り、サミットには出席できなかったがメッセージがあると伝えた大統領はカセットを流す。

しかし、それはキャビーのタクシーにあったカセットで、”Bandstand Boogie“が流れる。

スネークは、大統領のカセットのテープを引き出して捨ててしまう。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
1997年、ニューヨーク
犯罪率の激増により、マンハッタン島は凶悪犯罪者用の刑務所となっていた。
エアフォース・ワン”がハイジャックされ、大統領はポッドで脱出するものの、マンハッタン島に落下してしまう。
サミットに出席する予定だった大統領が捕らえられたため、刑務所長のホークは、元特殊部隊員である凶悪犯スネーク・プリスキンを呼び、24時間以内に大統領を救出することを条件に完全赦免することを伝える。
それを引き受けたスネークは、22時間後に動脈を爆破する特殊爆薬を注射され、グライダーでマンハッタン島に向かう。
ワールドトレードセンター”の屋上に着陸したスネークは、自分を知るキャビーから、大統領が、ニューヨークを支配するデュークに捕えられていることを知らされる。
かつて自分を裏切ったデュークの右腕ブレインの元に連れていかれたスネークは、彼の女マギーやキャビーに協力させて、デュークの元に向かうのだが・・・。
__________

犯罪者の激増によりマンハッタン島が要塞化された刑務所となっている発想、主人公をはじめとした個性豊かなキャラクター達、またホラー的な要素も含めた、監督、脚本、音楽を兼ねる、ジョン・カーペンターの独得の世界観を堪能できるSFアクションの快作。

豪華スター競演も注目で、ジョン・カーペンターの元に集結したベテラン個性派スターが楽しんで各役柄を演じている様子が窺える、映画ファンならたまらない作品でもある。

1996年続編の「エスケープ・フロム・L.A.」が公開された。

撮影当時まだ20代のカート・ラッセルは、子役からキャリアを積んでいたため実績は十分であり、盟友とも言えるジョン・カーペンターとの相性も抜群で、不敵な主人公を熱演している。

貫禄十分で刑務所長を演ずるリー・ヴァン・クリーフ、主人公に協力するタクシーを所有する囚人アーネスト・ボーグナイン、大統領のドナルド・プレザンスニューヨークの支配者アイザック・ヘイズ、その右腕でもあり、主人公とは因縁があるハリー・ディーン・スタントン、その情婦で当時のジョン・カーペンター夫人エイドリアン・バーボー、”Chock Full o’Nuts“の女シーズン・ヒューブリー、刑務所長の部下トム・アトキンス国務長官チャールズ・サイファーズ、デュークの手下ジョー・アンガーフランク・ダブルデイ、刑務所の研究員ジョン・ストローベル、主人公と戦う巨体の囚人でプロレスラーのオックス・ベーカー、チンピラのジョン・ディール、コンピューターの声デブラ・ヒル、そして、冒頭のナレーターはジェイミー・リー・カーティスが担当している。


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