フェイス/オフ Face/Off (1997) 3.61/5 (33)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1990年代に大ブレイクした二人、ジョン・トラヴォルタニコラス・ケイジの豪華共演に加え、ハリウッドに進出した監督ジョン・ウーの豪快な演出も冴える、製作総指揮マイケル・ダグラスジョアン・アレンジーナ・ガーション他共演のアクション大作。


アクション/アドベンチャー

ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・ウー
製作総指揮
マイケル・ダグラス

ジョナサン・D・クレイン
スティーヴン・リューサー
製作
デビッド・パーマット

テレンス・チャン
脚本
マイク・ワーブ

マイケル・コリアリー
撮影:オリバー・ウッド
編集
スティーヴン・ケンパー
クリスチャン・ワグナー

音楽:ジョン・パウエル

出演
ショーン・アーチャー:ジョン・トラヴォルタ/ニコラス・ケイジ

キャスター・トロイ:ニコラス・ケイジ/ジョン・トラヴォルタ
イヴ・アーチャー:ジョアン・アレン
サーシャ・ハスラー:ジーナ・ガーション
ポラックス・トロイ:アレッサンドロ・ニヴォラ
ジェイミー・アーチャー:ドミニク・スウェイン
ディートリッヒ・ハスラー:ニック・カサヴェテス
ヴィクター・ラザロ:ハーヴ・プレスネル
ティト・ビオンディ:ロバート・ウィスダム
ウォルトン:ジョン・キャロル・リンチ
ホリス・ミラー:CCH・パウンダー
マルコム・ウォルシュ:コルム・フィオール
リオ・フライ:トミー・フラナガン
ワンダ:マーガレット・チョー

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

1997年製作 138分
公開
北米:1997年6月27日
日本:1998年2月28日
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $112,225,780
世界 $245,676,150


アカデミー賞 ■
第70回アカデミー賞
・ノミネート
音響編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
FBIの対テロ特別捜査官ショーン・アーチャー(ジョン・トラヴォルタ)は、6年前、テロリスト、キャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)に息子を殺され、キャスターへの復讐に燃えていた。

キャスターは、ロサンゼルスを全滅させられるほどの、細菌兵器爆弾をコンベンション・センターに仕掛ける。

その後、キャスターは弟ポラックス(アレッサンドロ・ニヴォラ)と共に、ジェット機で逃亡を企てる。

しかし、機内に潜入していた部下の連絡で、アーチャーは空港に急行する。

滑走路での大追跡が始まり、部下を殺されたアーチャーは、ヘリコプターでジェット機の離陸を阻止し、機体は格納庫に突入する。

そしてアーチャーは、犠牲者を出しながらもキャスターとポラックスを捕らえることに成功する。

帰宅したアーチャーは、学校でトラブルを繰り返している娘ジェイミー(ドミニク・スウェイン)に梃子摺る、妻イヴ(ジョアン・アレン)に、”事件”が解決したことを伝える。

翌日、アーチャーは部下達に祝福されるが、同僚達の死の後で、喜ぶ気になれなかった。

事件の終了を受け、データを消去したアーチャーだったが、特殊班のホリス・ミラー(CCH・パウンダー)から、キャスターが細菌兵器を仕掛けたことを知らされる。

アーチャーは、上司ヴィクター・ラザロ(ハーヴ・プレスネル)に、事件から手を引くよう忠告される。

しかし、アーチャーはそれを拒否し、ミラーと共に昏睡状態で生かされているキャスターの元に向かう。

研究施設の責任者マルコム・ウォルシュ医師(コルム・フィオール)は、新技術を使って、キャスターの顔面の皮膚をアーチャーに移植し、キャスターに成りすまし、ポラックスに近づかせる方法を考えていた。

アーチャーはそれを断るが、誰よりもキャスターを知る彼しか適任者がいないことをミラーに言われ説得される。

キャスターの元恋人サーシャ・ハスラー(ジーナ・ガーション)や、その兄のディートリッヒ(ニック・カサヴェテス)を尋問したアーチャーだったが、爆破予定日しか分からず、爆弾の在り処を聞きだすことが出来なかった。

期限が迫り、打開策のなくなったアーチャーは、仕方なく家族にも秘密の任務に就くことをミラーに告げる。

帰宅したアーチャーは、妻イヴに何も告げられないまま、やり残した任務に挑む。

そして、同僚ティト・ビオンディ(ロバート・ウィスダム)に結婚指輪を預け、アーチャーは手術室に向かう。

キャスターの顔面を移植されたアーチャーは、取り乱してしまうが、咽頭に埋め込んだマイクロチップで声も変えられ、刑務所に護送される。

キャスターに成り済ましたアーチャーは、完全に管理された刑務所に到着し、看守ウォルトン(ジョン・キャロル・リンチ)
らに迎えられる。

いきなり囚人に襲われたアーチャーは、自分がキャスターだということを見せ付けるために、相手を叩きのめす。

その頃、キャスターの意識が回復してしまい、顔を剥がされた彼はショックを受けるが、逆にそれを利用しようとする。

キャスターは、手下のリオ・フライ(トミー・フラナガン)に連絡を取り、ウォルシュ医師を連れてこさせ、アーチャーの顔を自分に移植させようとする。

ポラックスから爆弾の場所を聞き出したアーチャーの前に、面会人として自分の顔を移植したキャスターが現れる。

キャスターは、ウォルシュ、ミラーそしてティトを抹殺し、証拠を全て消してきたことをアーチャーに伝える。

妻イヴにも接触するというキャスターに、襲い掛かろうとしたアーチャーは、看守に取り押さえられてしまう。

アーチャーの自宅に着いたキャスターは、妻イヴをからかい、娘ジェイミーの行動に理解を示す。

その後、キャスターはポラックスを釈放させて、爆弾の時限装置を解除し街を救ったヒーローとなり、大統領からも感謝される。

それを知ったアーチャーは、独房で、キャスターの顔を移植してしまったことを後悔する。

同僚達や妻のイヴは、人が変わったようなアーチャー(キャスター)の言動に戸惑いながらも、彼を受け入れてしまう。

刑務所で騒ぎを起こしたアーチャーは、囚人に暴動を起こさせ、その隙に脱出する。

キャスターは、アーチャーが脱獄に失敗して死亡したという報告を受けるが、遺体が見つかっていないことで警戒する。

アーチャーは、医師であるイヴの病院に電話をかけ、彼女を避難させようとするが電話を切られてしまう。

キャスターにも連絡したアーチャーは、その後ディートリッヒの元に向かう。

その頃キャスターは、非行に走りかけていた娘ジェイミーに対して恋人のように接し、護身用にバタフライナイフを渡す。

アーチャーはサーシャと再会し、ディートリッヒの協力が得られなければ、この場から動けないことを彼女に伝える。

そしてサーシャは、キャスターに扮しているアーチャーの前に現れた子供が、彼の息子だと伝える。

それを監視していたポラックスは、キャスターに連絡を入れ、アーチャーに扮していた彼の命令で、特殊部隊が襲撃をかけようとする。

アーチャーが、その子供を見て自分の息子を思い出した時、襲撃が始まる。

大激戦の末ディートリヒがキャスターに殺され、アーチャーはサーシャと息子を逃がす。

アーチャーとキャスターは対決するが、ポラックスを殺したアーチャーは逃亡し、キャスターは復讐を誓う。

キャスターはアーチャーとしての功績を評価されマスコミなどにもてはやされるが、上司ラザロが派手な”殺戮”などに意見する。

しかしキャスターは、口うるさいラザロを、心臓発作に見せかけて殺害してしまう。

負傷したアーチャーは密かに自宅に帰るものの、容姿がキャスターの彼にイヴは驚いて怯える。

アーチャーは、自分達だけしか知らない話をイヴにして姿を消す。

イヴは、病院で血液鑑定をして、キャスターが夫に扮していると確信する。

しかし、現れたキャスターの顔をしたアーチャーを目の前にして混乱してしまう。

アーチャーの、いつもしていた顔をなでる仕草や、恋人時代の話を聞いたイヴは納得し、彼の傷の手当てをする。

ラザロの葬儀の日、キャスターもそれに出席することを知ったアーチャーは、そこを対決の場に選ぶ。

葬儀は終わり、キャスターはアーチャーに戦いを挑まれる。

キャスターはイヴを人質に取るが、そこにサーシャが現れ、兄ディートリッヒの仇を討とうとする。

銃撃戦が始まり、サーシャは銃弾に倒れ、未だにキャスターだと思っているアーチャーに息子を託す。

アーチャーとキャスターは再び一騎打ちとなり、そこに現れたジェイミーが、キャスターに扮しているアーチャーを銃撃する。

キャスターはジャイミーを人質に取り、彼女は自分が撃ったのが父だということに気づく。

ジャイミーは、キャスターから渡されたバタフライナイフを彼の足に突き刺し、隙を見て逃れる。

キャスターは桟橋に向かい、モーターボートを奪って逃走し、アーチャーもそれを追う。

追跡の末、アーチャーはキャスターのボートに乗り移り、二人は岸に放り出されてボートは大破する。

二人は死闘を繰り広げ、アーチャーは水中銃でキャスターを刺し殺す。

その後、キャスターの指から結婚指輪を外したアーチャーは、病院に運ばれる。

再び手術を受けて自分の顔に戻ったアーチャーは、愛する妻イヴと、普通の少女に戻ったジェイミーに迎えられる。

そしてアーチャーは、サーシャの息子を二人に紹介して、家族として育てることを伝え、ジェイミーは弟を歓迎し、イヴもそれを受け入れる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
テロリストのキャスター・トロイに、息子を殺されたFBI特別捜査官ショーン・アーチャーは、遂にキャスターとその弟ポラックスを捕らえる。
しかしアーチャーは、キャスターが細菌爆弾を仕掛けたことを知る。
昏睡状態のキャスターの顔を、新技術で自分に移植したアーチャーは、収監中のポラックスから爆弾の在り処を聞き出そうとする。
その頃、意識を取り戻したキャスターは、自分にアーチャーの顔を移植し、彼の地位を利用して、爆弾テロを阻止ししてヒーローになってしまう。
自分の顔や家族を奪われ、囚われの身となっていたアーチャーは、キャスターの謀略を阻止するために脱獄を企てるのだが・・・。
__________

荒唐無稽などと野暮なことを言ってはいけない!
その斬新なアイデアとハード・アクションを楽しむ娯楽大作。

特に、主演の二人が顔を入れ替えるシーンは、現実味はないものの、なかなか興味深く描かれている。

アクションだけでなく、ラストの家族愛の描写なども、思わずほろりさせる憎い演出だ。

息子を殺された、主人公アーチャーの気持ちを表現しているような、ジョン・パウエルの美しい音楽も印象に残る。

北米興行収入は約1億1200万ドルを記録し、全世界では約2億4600万ドルの大ヒットとなった。

第70回アカデミー賞では、音響編集賞にノミネートされた。

どちらも、正義漢、又は悪党に見えるところが非常に面白い二人、ジョン・トラヴォルタニコラス・ケイジの、真正面からのぶつかり合いは最高に見応えがあり、これだけのスターがダブルで二役を演じてくれるため、得した気分になる。

但し、ストーリーを文章にすると、二人の立場が良く分からず、混乱してしまうかもしれない。

上品で知的なアーチャーの妻ジョアン・アレン、悪党の愛人に、これほど似合う女優はいないジーナ・ガーション、子供のようなキャスターの弟アレッサンドロ・ニヴォラ、アーチャーの反抗期の娘ドミニク・スウェイン、悪党だが憎めないサーシャ(G・ガーション)の兄役ニック・カサヴェテス、アーチャーの口うるさい上司ハーヴ・プレスネル、巨漢の看守ジョン・キャロル・リンチ、アーチャーの同僚ロバート・ウィスダムCCH・パウンダーコルム・フィオールマーガレット・チョー、キャスターの手下でトミー・フラナガン等が共演している。


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