悪魔を憐れむ歌 Fallen (1998) 4/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

悪霊”アザゼル”にとり憑かれた凶悪犯を逮捕して死刑にしたため、霊に追われることになってしまう刑事の苦闘を描く、監督グレゴリー・ホブリット、主演デンゼル・ワシントンジョン・グッドマンドナルド・サザーランドジェームズ・ガンドルフィーニ他競演のミステリー・ホラー。


スリラー/ホラー

デンゼル・ワシントン / Denzel Washington 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:グレゴリー・ホブリット
製作総指揮
ニコラス・カザン
ロバート・キャヴァロ
テッド・カーディラ

製作
チャールズ・ローヴェン
ドーン・スティール

脚本:ニコラス・カザン
撮影:ニュートン・トーマス・シーゲル
編集:ローレンス・ジョーダン
音楽:タン・ドゥン

出演
デンゼル・ワシントン:ジョン・ホブズ
ジョン・グッドマン:ジョーンジー
ドナルド・サザーランド:スタントン警部補
エンベス・デイヴィッツ:グレタ・ミラノ
ジェームズ・ガンドルフィーニ:ルー
イライアス・コティーズ:エドガー・リース
ガブリエル・カソーズ:アート
マイケル・J・ペイガン:サム・ホブズ

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1998年製作 124分
公開
北米:1998年1月16日
日本:1998年7月11日
北米興行収入 $25,188,006


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

刑事ジョン・ホブズ(デンゼル・ワシントン)は、自らが逮捕して死刑が執行される連続殺人犯エドガー・リース(イライアス・コティーズ)の処刑に立ち会うことになる。

リースと言葉を交わし握手を求められたホブズは、快くそれに応じるが、彼は意味不明な呪文を唱え、霊は次々と乗り移ると言い残し処刑される。

ホブズは、スタントン警部補(ドナルド・サザーランド)とそれを見届ける。

同僚のジョーンジー(ジョン・グッドマン)やルー(ジェームズ・ガンドルフィーニ)らと、酒場で軽く気晴らしをしたホブズは、夜中に無言電話を受ける。

翌日、ロシア人亡命者の不審死体が見つかり、ホブズはジョーンジーと現場に向かう。

ホブズはそこで、リースが処刑前に言ったものと同じ言葉が、壁に書かれていたのを見つけて驚いてしまう。

署に戻ったホブズは、リースに共犯者がいたのではないかということをスタントン警部補に伝える。

リースの意味不明の言葉から、ルーが、叙勲を受けた警官の手がかりをホブズに提供する。

ホブズは、30年以上前に叙勲を受け、山小屋で謎の死を遂げたロバート・ミラノという警官に目を付け、スタントンに報告するが、何かがわかっても漏らさぬよう口止めされる。

ミラノの娘グレタ(エンベス・デイヴィッツ)を訪ねたホブズは、彼が、ある事件で容疑をかけられて叙勲を無効にされてしまい、その後、死亡(自殺)した事実を知らされる。

グレタが何かを隠し、そして神学の教授でもある彼女が、なぜ、神について質問したかを考えながらホブズは帰宅する。

リースの処刑前のビデを分析したホブズだったが、彼の話した言葉が、2000年前のものらしいことぐらいしか分からずにいた。

そして再び、リースと同じ手口を使った殺人事件が起きる。

殺された被害者が、昨晩自分とすれ違った男だということに気づいたホブズは、その男が、ロシア人を殺した犯人だということをジョーンジーから知らされる。

ミラノが自殺した山小屋を調べたホブズは、壁に書かれた”AZAZEL”(アザゼル)という文字を発見する。

それをグレタに尋ねたホブズだったが、彼女は大事な人がいるなら関わるなと、ホブズに忠告する。

アザゼル”が善人に乗り移る”荒野の悪霊”だと知ったホブズは、街角で誰かに付けられている気配を感じる。

翌日ホブズは、アザゼルが署にまで入り込み、接触することで、次々と人に乗り移っていくところを目撃する。

再びグレタに会ったホブズは、そのアザゼルが、今回の事件を引き起こしているもので、リースさえ彼の皮を被った霊だと伝える。

ホブズと別れたグレタはアザゼルに襲われ、何とか難を逃れ、それを知ったホブズは、自分のせいだと言って彼女を気遣う。

スタントンに呼ばれたホブズは、現場の指紋から自分が事件の容疑者となったことを知らされる。

帰宅したホブズは、弟アート(ガブリエル・カソーズ)が、その息子サム・ホブズ(マイケル・J・ペイガン)に殴られたことで、アザゼルがごく身近に迫ったことを知る。

ホブズは、銃を持った宿主を射殺してしまうが、宿主が死んでも霊は移動することにも気づく。

ホブズが殺した相手は善良な教師で、銃には弾も入っていなかったため、スタントンは、彼を審問にかけることにする。

翌朝、アザゼルにアートの命を奪われ、ジョーンジーから、自分の逮捕の知らせを受けたホブズは、サムを連れて逃亡する。

グレタの自宅に向かったホブズは、サムをグレタに預け、ミラノの山小屋に向かう。

そこにスタントンとジョーンジーが現れ、ホブズを連行しようとするが、ジョーンジーがホブズを逃がそうとする。

しかし、銃を捨てたホブズの目の前で、ジョーンジーがスタントンを射殺して、アザゼルとして正体を現す。

ホブズはジョーンジーに傷を負わせ、すぐに自分に乗り移れないよう時間を稼ぐ。

そしてホブズは、毒入りのタバコを吸いジョーンジーを射殺して自らも息絶えるが、アザゼルはこの世に生存し続ける。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

刑事ジョン・ホブズは、自らが逮捕して死刑が執行される連続殺人犯リースの処刑に立ち会う。
リースは、ホブズに意味不明な呪文を唱え、霊は次々と乗り移ると言い残し処刑される。
その後、リースの言葉を裏付けるような事件が多発し、ホブズは、彼に共犯者がいたのではないかと、上司スタントン警部補に伝える。
そして、捜査を続けたホブズは、事件には、”悪霊/アザゼル”が関わっていることを知るのだが・・・。
__________

それほど斬新さを感じるストーリーではないが、何かを内に秘めたような雰囲気がある主人公、いかにも犯行に関与していそうな同僚と上司など、ミステリーとして期待を膨らませる展開は、魅力的なキャスティングと共に実に興味深い。

悪霊の視線では色彩のトーンを変えている工夫や、霊が憑いても容姿を変貌させなないところが、かえって不気味な雰囲気を出し、効果を上げている。

連続殺人の犯人が悪霊であることがわかり、特殊な事件を周囲には知らせず捜査を進め、無知な分野に、生真面目且つ地道に対応していく温厚な刑事を、デンゼル・ワシントンは好演し、どんな役を演じても、柔軟に対応し演ずる彼を見るだけでも十分満足できる。

結局は能天気な同僚であったり、反りの合わない上司というだけだったジョン・グッドマンドナルド・サザーランドジェームズ・ガンドルフィーニ、事件の鍵を握る、謎の死を遂げた警官の娘エンベス・デイヴィッツ、主人公の弟ガブリエル・カソーズと、その息子のマイケル・J・ペイガン、死刑囚イライアス・コティーズなどが共演している。


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