ファーストフード・ネイション Fast Food Nation (2006) まだ評価されていません。


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

2001年に発表された、エリック・シュローサーの著書”ファストフードが世界を食いつくす”を基に製作された作品。
ファーストフード業界の内幕と、利益追求のために不法に雇われるメキシコ人密入国者の虐げられた姿などを描く、監督、脚本リチャード・リンクレイター、主演グレッグ・キニアイーサン・ホークパトリシア・アークエットクリス・クリストファーソンポール・ダノブルース・ウィリス他共演の社会派ドラマ。


ドラマ(社会派)

ブルース・ウィリス / Bruce Willis 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:リチャード・リンクレイター
製作総指揮:ジェフリー・スコール
製作
ジェレミー・トーマス
マルコム・マクラーレン
原作:エリック・シュローサーファストフードが世界を食いつくす
脚本
エリック・シュローサー
リチャード・リンクレイター
撮影:リー・ダニエル
編集:サンドラ・エイデアー

出演
グレッグ・キニア:ドン・アンダーソン
イーサン・ホーク:ビート
パトリシア・アークエット:シンディ
アヴリル・ラヴィーン:アリス
カタリーナ・サンディノ・モレノ:シルヴィア
クリス・クリストファーソン:ルーディ・マーティン
ポール・ダノ:ブライアン
アシュレイ・ジョンソン:アンバー
ウィルマー・バルデラマ:ラウル
ルー・テイラー・プッチ:パコ
アナ・クラウディア・タランコン:ココ
イーサイ・モラレス:トニー
ルイス・ガスマン:ベニー
ボビー・カナヴェイル:マイク
マルコ・ペレラ:トム・ワトソン
ブルース・ウィリス:ハリー・リデル
ダナ・ウィーラー=ニコルソン:デビ
フランシスコ・ロサレス:ジョージ

アメリカ/イギリス 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
2006年製作 113分
公開
北米:2006年11月17日
イギリス:2007年5月4日
日本:2008年2月16日
北米興行収入 $1,004,059
世界 $2,209,322


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

大手ハンバーガー・チェーン”ミッキーズ”は順調に業績を伸ばし、ヒット商品”ビッグ・ワン”の売れ行きも絶好調だったのだが、ある問題が起きる。

テキサスA&M大学の学生が、ビッグ・ワンの冷凍パテを入手して分析した結果、糞便性大腸菌が大量にみつかり、大問題になりかねない事態になる。

ミッキーズのマーケティング部長ドン・アンダーソン(グレッグ・キニア)は、その調査のためコロラドに向かう。

ドンは、精肉工場視察のために訪れた町のミッキーズに立ち寄りビッグ・ワンを注文する。

注文受付のアンバー(アシュレイ・ジョンソン)の気のいい対応に満足していたドンだったが、ビッグ・ワンを用意したバイトのブライアン(ポール・ダノ)は、ドンのビッグ・ワンにつばを吐きかけて渡す。

メキシコからこの地に連れてこられたラウル(ウィルマー・バルデラマ)ら密入国者は、精肉工場で働くことになる。

精肉工場を視察したドンは、ハイテクが完備して清潔感もある工場に問題はないと判断する。

しかし、地元のミッキーズ店長トニー(イーサイ・モラレス)から、以前工場で問題があったことをドンは知らされる。

工場に、牛を出荷したことのあるトニーの義父ルーディ・マーティン(クリス・クリストファーソン)に会うことになったドンは、利益追求のため手段を選ばない大企業の現実を聞き、牛肉が汚染される可能性が大いにあることを知る。

密入国者ココ(アナ・クラウディア・タランコン)は、姉のシルヴィア(カタリーナ・サンディノ・モレノ)の心配を他所に、悪い噂があるのを知りながら、工場管理主任マイク(ボビー・カナヴェイル)と愛し合う。

ドンは、工場担当窓口ハリー・リデル(ブルース・ウィリス)から、貧しいメキシコ人に喜びを与えている労働環境や、社会の現実を直視するよう忠告される。

アンバーの母シンディ(パトリシア・アークエット)の弟、ビート(イーサン・ホーク)が訪ねて来る。

その後、”革命家”だったビートの、学生時代の武勇伝などをアンバーは聞かされる。

アンバーはミッキーズを辞める決心をして、パコ(ルー・テイラー・プッチ)やアリス(アヴリル・ラヴィーン)ら若者達のグループ”環境政策討論会”に入る。

シルビアの恋人ラウルが、工場で怪我をしたという連絡を受けるが、彼が仕事中に違法薬物アンフェタミンを使用したと、会社側に主張される。

仕方なくシルビアは、ホテルの仕事から精肉工場に移ることになり、自分もマイクに体を許す。

アンバー達は、精肉工場に送られる牛を解放することを思いつき柵を壊すが、牛達は逃げようとしなかった。

シルビアは、解体される牛の腎臓抜きの仕事につくが、その仕事の内容を見て怯えてしまう。

そして今日も、密入国者の運び屋ベニー(ルイス・ガスマン)はメキシコ人を迎え、子供達にミッキーズのハンバーガーをプレゼントする。

その後ドンは、マーケティング会議で、”バーベキュー・ビッグ・ワン”の発表、そして発売を提案する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

業績好調の、大手ハンバーガー・チェーン”ミッキーズ”だったが、ある問題が起きる。
人気商品”ビッグ・ワン”の冷凍パテから、糞便性大腸菌が大量にみつかったのだ。
ミッキーズのマーケティング部長ドン・アンダーソンは、その調査のためコロラドに向かう。
ドンは、現地の店や精肉工場を視察するが、衛生管理に問題はないと判断する。
しかし、全てが規定に基づきコントロールされているように見えた工場内で、ドンは、様々な問題を抱えた劣悪な労働環境などを知ることになる・・・。
__________

カンヌ映画祭、コンペティション部門で上映され、まずまずの評価を得た作品で、商業的な追求ではなく、社会性のあるドラマとして注目された。

食品及び環境汚染、不法就労等、アメリカ社会が抱える大きな社会問題を鋭くついたリチャード・リンクレイターの、「スクール・オブ・ロック」(2003)などとは全く違う作風の作品となっている。

ドキュメンタリーで撮りたかったであろうという感じが窺い知れる、精肉工場の、牛の解体が登場するクライマックスのシーンはかなりショッキングでもある。

また、柵を壊しても牛が逃げるわけでもなく、もちろん西部劇のように牛が暴走もしないところも、皮肉を込めた興味深いメッセージだ。

製作者の社会問題への訴えに賛同した出演者、スターが多く顔を揃えた豪華なキャスティングとなっている。

利益追求の会社の実情を知るものの、結局は新製品の発売で、自分も会社も納得させようとする企業のマーケティング部長グレッグ・キニア、自称、元学生”革命家”で姪に影響を与えるイーサン・ホーク、その姉パトリシア・アークエット、娘のアシュレイ・ジョンソンとバイト仲間ポール・ダノ、牧場主クリス・クリストファーソン、密入国者のカタリーナ・サンディノ・モレノウィルマー・バルデラマアナ・クラウディア・タランコン、工場管理責任者ボビー・カナヴェイル、学生活動家のアヴリル・ラヴィーンルー・テイラー・プッチ、密入国者の運び屋ルイス・ガスマン、バーガー店店長イーサイ・モラレス、そして、工場担当窓口役でブルース・ウィリスまでもが特別出演している。


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