花嫁のパパ Father of the Bride (1991) 3/5 (1)


■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
 ★★★☆☆

1950年に公開された、ヴィンセント・ミネリ監督作、主演のスペンサー・トレイシーエリザベス・テイラーが父娘を演じたMGMの名作「花嫁の父」(1950)のリメイク。
嫁ぐことになった娘に対する父親の複雑な思いを描く、スティーヴ・マーティンダイアン・キートン共演のコメディ・ドラマ。


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■
監督:チャールズ・シャイア

製作総指揮
ジム・クルークシャンク
サンディ・ガリン
ジェームズ・オール
製作
キャロル・バウム
ナンシー・メイヤーズ
ハワード・ローゼンマン
原作:エドワード・ストリーターFather of the Bride
オリジナル脚本
フランシス・グッドリッチ
アルバート・ハケット
脚本
ナンシー・メイヤーズ
チャールズ・シャイア
撮影:ジョン・リンドリー
編集:リチャード・マークス
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演
ジョージ・バンクス:スティーヴ・マーティン
ニーナ・バンクス:ダイアン・キートン
アニー・バンクス・マッケンジー:キンバリー・ウィリアムズ
マッティ・バンクス:キーラン・カルキン
ブライアン・マッケンジー:ジョージ・ニューバーン
フラーンク・エッゲルホッファー:マーティン・ショート
ハワード・ワインスタイン:B・D・ウォン
ジョン・マッケンジー:ピーター・マイケル・ゴーツ
ジョアンナ・マッケンジー:ケイト・マクレガー=スチュワート

アメリカ 映画
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
1991年製作 105分
公開
北米:1991年12月20日
日本:1992年8月8日
北米興行収入 $89,325,780


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
カリフォルニア州、サン・マリノ
上位中産階級の家庭の主ジョージ・バンクス(
スティーヴ・マーティン)は、愛する娘アニー(キンバリー・ウィリアムズ)の結婚式を終えて、これまでのことを振り返る。
__________

アスレチック・シューズ会社のオーナーでもあるジョージは、ローマ留学から戻ったアニーを妻ニーナと共に歓迎する。

息子マッティ(キーラン・カルキン)も加わり、家族で夕食を楽しむジョージは、様々な予定を立ててアニーを喜ばせようとする。

しかしアニーが、ローマで知り合ったロサンゼルス出身のアメリカ人ブライアン・マッケンジー(ジョージ・ニューバーン)の話を始める。

アニーが、ブライアンと恋に落ちて結婚を決めたことを知らされたジョージは、大きなショックを受ける。

ジョージは、22歳のアニーの結婚は早過ぎると言って、バカげた話だと動揺しながら意見する。

フリーの情報コンサルタントだというブライアンの批判まで始めたジョージは、アニーの反感を買ってしまう。

冷静に話し合うようにと、ニーナに説得されたジョージは、ブライアンに会うことをアニーに伝え、父娘は仲直りする。

その後、ブライアンがバンクス家を訪ねるが、ジョージは彼の全てが気に食わない。

ニーナは、アニーを愛し幸せにするというブライアンの言葉に感激するが、ジョージは、父親が娘を独占できなくなったことを思うと寂しいばかりだった。

外出する二人を見送ったジョージは、直ぐに別れるなどと不満しばかり口にするが、ニーナには、幸せを分かち合うべきだと言われる。

2日後。
ジョージとニーナは、”ベル・エアに住むブライアンの両親ジョン(ピーター・マイケル・ゴーツ)とジョアンナ(ケイト・マクレガー=スチュワート)を訪ねる。

大邸宅に驚くジョージは、両親と挨拶をして簡単な会話を交わし、居心地が悪くなったために2階の洗面所を借りる。

ジョンの暮らしぶりが気になったジョージは、彼のデスクの上にあった預金通帳を見て驚き、その場に飼い犬などが現れたため、慌てて窓から階下に降りる。

通帳を持ったままだと気づいたジョージは、2階の部屋にそれを投げ入れようとするが、メイドに邪魔されて通帳はプールに落ちる。

焦ったジョージはそれを拾おうとするが、飼い犬に襲われそうになりプールに落ちてしまう。

何もかも気に入らないジョージは、アニーの希望で家の庭で結婚パーティーを開くことには賛成する。

結婚コーディネーターに任せるべきだと言うニーナにも噛みつくジョージだったが、仕方なくそれに従う。

ジョージとニーナそしてアニーは、コーディネーターであるヨーロッパ人フラーンク・エッゲルホッファー(マーティン・ショート)を訪ねる。

フラーンクに会った瞬間に間違いだったと悟ったジョージだったが、ニーナの意見を聞き入れ、彼に式を任せることにする。

ところが、出席者512人の一人あたりの予算が250ドルだと知ったジョージは驚いてしまう。

出席者150人が限度だと言って、招待客を減らそうとするジョージの態度に、アニーは気分を害してしまう。

アニーが、何んとか予算を減らそうとする努力していることを知ったジョージは反省して、口出しすることを止める決心をする。

式の準備は始り、家をいじられ様々な段取りに爆発寸前のジョージは、買い物を頼まれたスーパーで、騒動を起こして逮捕されてしまう。

ジョージは、留置場に迎えに来たニーナに、アニーの幸せのために、愚痴をこぼさずトラブルも起こさないことを誓わされる。

その後、順調に準備は進んでいたのだが、アニーは突然、婚約を解消すると言い出す。

理由を聞いたジョージは、新居で暮らすためのブライアンからのプレゼントが、ミキサーであることにアニーが腹を立てたことが原因だと知らされる。

加えて、マッケンジー家での貯金通帳の件で、ブライアンが自分を批判したことを知ったジョージは、現れた彼と腹を割って話をしようとする。

これがアニーを取り戻すチャンスだと考えたジョージだったが、結局は彼を励ましてしまい、二人を仲直りさせる。

結婚式前日、明日から”三人”だというマッティの言葉に心を痛めながら、ジョージは眠れない夜を過ごす。

ジョージは、同じ気持ちで起きていたアニーの幸せを願い娘を抱きしめる。

翌朝、36年ぶりの雪で問題が発生するが、ニーナの美しさとアニーのウェディング・ドレス姿を見たジョージは、喜びを噛みしめる。

教会に着いたジョージは、アニーと共にヴァージン・ロードを歩みブライアンの元に向かう。

ジョージは、複雑な思いでブライアンとアニーの誓いの言葉を聞く。

自宅でのパーティーも始り、ジョージはアニーにキスもできないまま、警察に道路から車をどけるよう命ぜられる。

仕方なくジョージは、マッティに運転をさせて車を移動し、会場に戻るものの、アニーとブライアンはハネムーンに出発してしまう。

結局、アニーと言葉も交わせなかったジョージだったが、かかってきた彼女からの電話に出る。

アニーから、感謝と愛を告げられたジョージは、幸せを実感しながらニーナとダンスを踊る。


解説 評価 感想 ■
1949年に発表された、エドワード・ストリーターの小説”Father of the Bride”を基に、1950年に公開された、ヴィンセント・ミネリ監督作、主演のスペンサー・トレイシーエリザベス・テイラーが父娘を演じたMGMの名作「花嫁の父」(1950)のリメイク。

*(簡略ストー リー)
カリフォルニア州、サン・マリノ
シューズ会社のオーナー、ジョージ・バンクスは、留学から戻った愛する娘アニーが、現地で出会った青年ブライアンと結婚すると言い出したため大きなショックを受ける。
妻ニーナは、アニーの幸せのために親としてできる限りのことをしたいと考えるのだが、相手のブライアンを含め、全てが気に食わないジョージは心中穏やかでいられない。
仕方なく結婚式をコーディネーターのフラーンクに任せることにしたジョージだったが、予想を遥かに上回る招待客の人数と予算に頭を抱えてしまう。
アニーの幸せは望むものの、娘を手放す現実を受け入れられないジョージは、家族と衝突しながらも式の準備を進めるのだが・・・。

__________

旧作のストーリーをほぼ再現した内容ではあるが、当時、衝撃的とも言えた、まだ10代であったエリザベス・テイラーの美しさや、スペンサー・トレイシーの円熟の演技など強烈な印象が残る旧作と、あまり比較しない方がいいかもしれない。

フランシス・グッドリッチアルバート・ハケットのオリジナル脚本(旧作)を基にした、演出のチャールズ・シャイアと妻ナンシー・メイヤーズ(製作)による脚本は、軽快な展開と共に楽しめる作品に仕上がってはいる。

北米興行収入は約8900万ドルのヒットとなり、1995年に続編「花嫁のパパ2」も公開された。

彼らしく個性を生かして、花嫁の父を好演するスティーヴ・マーティン、娘の幸せだけを願う母親ダイアン・キートン、花嫁をキュートに演ずるキンバリー・ウィリアムズ、その弟役キーラン・カルキン(マコーレー・カルキンの弟)、花婿役のジョージ・ニューバーン、結婚コーディネーターを怪演するマーティン・ショート、その助手B・D・ウォン、花婿の両親ピーター・マイケル・ゴーツケイト・マクレガー=スチュワートなどが共演している。


スポンサードリンク
ウェブ・ムービー・シアター

ウェブ・ムービー・シアター