ラスベガスをやっつけろ Fear and Loathing in Las Vegas (1998) 3/5 (1)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

1971年に発表された、ハンター・S・トンプソンの小説”Fear and Loathing in Las Vegas”を基に製作された作品。
ジャンキーのジャーナリストとその弁護士の常軌を逸した行動を描く、監督、脚本テリー・ギリアム、主演ジョニー・デップベニチオ・デル・トロトビー・マグワイアエレン・バーキンゲイリー・ビジークリスティーナ・リッチキャメロン・ディアス他共演のブラック・コメディ。


コメディ

ジョニー・デップ / Johnny Depp 作品一覧


スタッフ キャスト ■

監督:テリー・ギリアム
製作
ライラ・ナバルシ
パトリック・カサヴェッティ
スティーヴン・ネメス
製作総指揮
ハロルド・ブロンソン
リチャード・フース
原作:ハンター・S・トンプソンFear and Loathing in Las Vegas
脚本
テリー・ギリアム

アレックス・コックス
トニー・グリゾーニ
トッド・デイヴィス
撮影:ニコラ・ペコリーニ
編集:レスリー・ウォーカー
音楽:レイ・クーパー

出演
ラウル・デューク:ジョニー・デップ

Dr.ゴンゾー:ベニチオ・デル・トロ
ヒッチハイカー:トビー・マグワイア
ウェイトレス:エレン・バーキン
ハイウェイ・パトロール:ゲイリー・ビジー
ルーシー:クリスティーナ・リッチ
雑誌記者:マーク・ハーモン
テレビ・リポーター:キャメロン・ディアス
ホテルのフロント係:キャサリン・ヘルモンド
L・ロン・バンクイスト:マイケル・ジェッター
ラセルダ:クレイグ・ビアーコ
ロード・パーソン:ライル・ラヴェット
ヒッピー:フリー
スヴェン:クリストファー・メローニ
判事:ハリー・ディーン・スタントン
警察署長:トロイ・エヴァンス
本人(声):デビー・レイノルズ
メイドのアリス:ジェニット・ゴールドスタイン
ウェイター:ヴァーン・トロイヤー
ホテルのフロント係:グレゴリー・イッツェン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

1998年製作 119分
公開
北米:1998年5月22日
日本:1999年12月18日
製作費 $18,500,000
北米興行収入 $10,562,300


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

1971年。
ジャーナリストのラウル・デューク(ジョニー・デップ)とサモア人の弁護士Dr.ゴンゾー(ベニチオ・デル・トロ)は、デザート・オフロード・レース”Mint 400”を取材するため、トランクに大量のドラッグと酒を積んでラスベガスに向かう。

二人は、街道でヒッチハイカー(トビー・マグワイア)を乗せて、デュークが1時間前のことを話し始める。

ロサンゼルス
ビバリーハイツ・ホテルで電話を待っていたデュークとゴンゾーは、ラスベガスでラセルダ(クレイグ・ビアーコ)というカメラマンに会えば詳細が分かるという本部からの連絡を受ける。

車などを手配し旅支度をし、メスカリンでハイになった二人はラスベガスに向かう。
_______

薬が切れたゴンゾーは車を止めて、デュークがそれを与える。

二人の異常さを気味悪く思うヒッチハイカーは、車を降りて逃げ去る。

プレスの受付が迫るため、デュークとゴンゾーは車を飛ばす。

ゴンゾーは吸おうとしたコカインが風で吹き飛んでしまったために、代わりにアシッドLSD)をデュークに渡す。

ラスベガス
ミント・ラスベガス”に着いたデュークとゴンゾーは、車を預けてチェックインしようとする。

スイートの準備ができていないとフロント係(キャサリン・ヘルモンド)に言われたデュークは幻覚が見えてまともに対応できず、ゴンゾーがメッセージを受け取り二人はバーに向かう。

メッセージはラセルダが部屋で待つという内容だったのだが、デュークは彼の名前も思い出せず、周囲が爬虫類だらけの化け物に見えてしまう。

プレスの受付でパスを受け取ったデュークとゴンゾーは、部屋に向いルームサービスで食事を頼む。

その後ラセルダが現れるが、他愛もない話をして引き上げる。

翌日、レース会場に向かったデュークは、プレスの控室で雑誌記者(マーク・ハーモン)と話す。

レースは始まり、5万ドルの優勝賞金をめざしてライダー達はスタートする。

車を手配して現れたラセルダと共に砂漠のコースに向かったデュークは、こんな取材は意味がないと考え街に戻り、ゴンゾーと共に車を流す。

デビー・レイノルズのショーを見に行った二人は、入り口で揉めながら会場に入るものの、騒ぎを起こして放り出される。

サーカスに寄った二人は部屋に戻り、ゴンゾーが女のことで憤慨し始めたため、デュークはエレベーターで起こったことを思い出す。

エレベーターでテレビ・リポーター(キャメロン・ディアス)に声をかけられたゴンゾーだったが、その場でニヤケているラセルダをナイフで脅す。

ゴンゾーを落ち着かせたデュークは、彼を部屋に残してカジノに向い時間を潰す。

部屋に戻ったデュークは、服を着たまま浴槽に入り音楽を聴いているゴンゾーの相手をして眠ることができない。

大麻を吸ったデュークは、アシッドが流行った頃の1965年を思い出す。

翌朝、目覚めたデュークは、額にZの傷をゴンゾーにつけられたことも気づかない。

現れたルームサービスに銃を向けて追い払ったデュークは、その場から逃げ出そうとする。

山のような請求書を確認したデュークは無一文であり、ゴンゾーも旅立ったため逃げるしかなかった。

額のZの傷に気づいたデュークは、何んとか気づかれずにホテルから脱出してロサンゼルスに向かう。

ハイウェイ・パトロールの警官(ゲイリー・ビジー)に車を止められたデュークは、休憩所で休むよう言われて、寂しいのでキスしてくれと頼まれる。

休息所の敷地にヒッチハイカーがいたためその場を去ったデュークは、ゴンゾーに電話をする。

電報を受け取っていないのかと言われたデュークは、”フラミンゴ”で行われる全国地方検事麻薬取締会議の取材が入っていることをゴンゾーから知らされる。

ラスベガスに戻るしかなくなったデュークは、まだ使えたクレジットカードで車を替えて、警戒しながら”フラミンゴ”に向かう。

フロント係のスヴェン(クリストファー・メローニ)と揉めている警察署長(トロイ・エヴァンス)を尻目に、チェックインしたデュークは部屋に向かう。

その場にいたルーシー(クリスティーナ・リッチ)に襲われたデュークは、現れたゴンゾーから、彼女が”バーブラ・ストライサンド”の肖像画を描いていることを知らされる。

厄介なことになると考えたデュークは、ゴンゾーを説得してルーシーを追い払う。

会議は始まり、デュークとゴンゾーも、会場で専門家のL・ロン・バンクイスト(マイケル・ジェッター)のスピーチを聴く。

馬鹿げた話を聞いていられないデュークとゴンゾーはその場を去り部屋に戻る。

ルーシーに電話するようにという伝言を受けたデュークは、逮捕されて有罪になることを恐れ街を去ろうと考える。

ヤクでハイになり意識を失ったデュークは、目覚めた後に部屋が荒れていることに気づく。

ゴンゾーはメイドのアリス(ジェニット・ゴールドスタイン)に襲いかかり、デュークが彼女を脅して指示に従わせる。

その後、ノース・ラスベガスのカフェでウェイトレス(エレン・バーキン)を誘ったゴンゾーは、彼女に罵られて警察を呼ぶと言われる。

ナイフでウェイトレスを脅し電話の線を切ったゴンゾーは、レモンパイを買ってその場を去り、デュークも店を出る。

全てが終り、ルールを破りホテルを騙したデュークとゴンゾーは空港に向かう。

道路を横切るルーシーを轢きそうになったデュークとゴンゾーは驚き、その場から逃げ去り道に迷ってしまう。

原野を突き抜け空港に突入した二人は、滑走路の飛行機に車を横付けする。

ゴンゾーを見送ったデュークはホテルに戻り、原稿を書き上げる。

そしてデュークは、恐怖と嫌悪の場を離れロサンゼルスに向かう。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

1971年。
ジャーナリストのラウル・デュークとサモア人の弁護士Dr.・ゴンゾーは、デザート・オフロード・レース”Mint 400”を取材するため、トランクに大量のドラッグと酒を積んでラスベガスに向かう。
まともな行動もできないほどハイになりながら現地に到着した二人は、幻覚を見ながらホテルの部屋に向かう。
レースは始まるものの、まともな取材もする気のなくなったデュークは、異常なゴンゾーと共に部屋を荒らしまくる・・・。
__________

異様な雰囲気の街ラスベガスを舞台に、反戦運動やドラッグの蔓延などの問題を抱える激動の時代を描く、テリー・ギリアムの独特の世界観を堪能できる作品。

異色の内容であり、前衛的イメージが強烈すぎたためか、豪華スター競演にも拘らず興行的には成功しなかった作品。

製作費 $18,500,000
北米興行収入 $10,562,300

上記のようにテリー・ギリアムの映像感覚や異常な世界を受け入れられないと、評価は全く異なるものになると思えるが、それを踏まえて観ていると実に興味深く鑑賞できる。

ハリウッドの頂点を極めようとしていたジョニー・デップの異様なキャラクターと、その弁護士を常軌を逸した演技で演ずる実力派スターのベニチオ・デル・トロの怪演は見ものだ。

ヒッチハイカーのトビー・マグワイア、カフェのウェイトレス、エレン・バーキン、ハイウェイ・パトロールの警官ゲイリー・ビジーバーブラ・ストライサンドの肖像画を描いている、主人公二人に関わる少女クリスティーナ・リッチ、雑誌記者のマーク・ハーモン、テレビ・リポーターのキャメロン・ディアス、”ミント・ラスベガス”のフロント係キャサリン・ヘルモンド、全国地方検事麻薬取締会議のゲスト、マイケル・ジェッター、カメラマンのクレイグ・ビアーコ、街道の男ライル・ラヴェット、ヒッピーのフリー、”フラミンゴ・ラスベガス”のフロント係クリストファー・メローニ、判事ハリー・ディーン・スタントン、警察署長トロイ・エヴァンス、本人の声のみでデビー・レイノルズ、メイドのジェニット・ゴールドスタイン、ウェイターのヴァーン・トロイヤー、”ミント・ラスベガス”のフロント係(グレゴリー・イッツェン)などが共演している。


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