愛という名の疑惑 Final Analysis (1992) 3.3/5 (20)


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スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

不幸な過去により心に傷を持ち夫に虐げられていた女が、悲劇のヒロインを演じながら妹と共謀して精神科医を陥れようとする、主演リチャード・ギアキム・ベイシンガーユマ・サーマンエリック・ロバーツ他共演のサスペンス・ドラマ。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■

監督:フィル・ジョアノー
製作総指揮
リチャード・ギア
マギー・ワイルド
製作
ポール・ユンガー・ウィット

チャールズ・ローヴェン
トニー・トーマス

脚本
ロバート・バーガー(原案)
ウェズリー・ストリック(原案・脚色)
撮影:ジョーダン・クローネンウェス

編集:トム・ノーブル
音楽:ジョージ・フェントン

出演
アイザック・バー:リチャード・ギア
ヘザー・エヴァンス:キム・ベイシンガー
ダイアナ・ベイラー:ユマ・サーマン
ジミー・エヴァンス:エリック・ロバーツ
マイク・オブライエン:ポール・ギルフォイル
ハギンズ刑事:キース・デイヴィッド

アラン・ローエンソール:ロバート・ハーパー

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1992年製作 124分
公開
北米:1992年2月7日
日本:1992年9月5日
北米興行収入 $28,590,665


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■

サンフランシスコ
精神分析医アイザック・バー(リチャード・ギア)は、悪夢を繰り返し見るというダイアナ・ベイラー(ユマ・サーマン)という患者に興味を持つ。

ダイアナは、自分の過去を知る姉ヘザー・エヴァンス(キム・ベイシンガー)に会って欲しいと、アイザックに頼む。

へザーはアイザックを訪ね、ダイアナが父親に犯された事実をなどを伝えるが、彼は美しいへザーに惹かれてしまう。

その後、ヘザーを誘ったアイザックは、彼女が人妻だと知るのだが、気持ちを抑えきれずに愛し合ってしまう。

ヘザーは、ギャングである夫ジミー(エリック・ロバーツ)に、虐げられる毎日を送っていた。

アイザックは、親友の弁護士マイク・オブライエン(ポール・ギルフォイル)に、ジミーについての調査を依頼する。

ヘザーはジミーとレストランで食事中、彼の態度に我慢の限界を感じて取り乱し、病院に運ばれてしまう。

その後もヘザーと密会を繰り返していたアイザックは、ジミーが、連邦政府までが目を付けている悪党だということをマイクから知らされる。

あるクラブで、ジミーに接触したアイザックは因縁をつけられるが、その夜、ヘザーは彼を殴り殺してしまう。

ヘザーが逮捕されたことを知ったアイザックは、病的酩酊症で、犯行時の記憶のない彼女を、弁護士マイクに会わせる。

マイクやアイザックの同僚である、精神科医アラン・ローエンソール(ロバート・ハーパー)の協力で、病的酩酊症と判断されたヘザーは無罪となるものの、療養が義務付けられる。

アイザックは、ある学会でフロイトの学説を聞き、それがダイアナから聞かされた悪夢と同じことに気づく。

さらにヘザーが、法廷で証言台に立っていた自分を何度も観察していたことと、ジミーの死亡保険金400万ドルの受取人が彼女だということも知る。

アイザックは、ヘザーに会い真意を確かめるが、計画を邪魔すると共犯にすると、逆に脅迫されてしまう。

さらに、容疑者をアイザックの証言で釈放させられ、彼に恨みを持つハギンズ刑事(キース・デイヴィッド)に、ヘザーとの共犯を、アイザックは疑われてしまう。

ヘザーは凶器に使ったダンベルを、以前アイザックにも触らせていて、それを貸し金庫に隠し持ち、自分を病院に閉じ込めておこうとする彼を陥れようとする。

しかし、それを見抜いていたアイザックは、ダイアナの協力でヘザーの精神異常を委員会に認めさせ、彼女を病院に長期監禁することに成功する。

アイザックは、自分に惹かれるダイアナに別れを告げ、ヘザーは、謝罪に来た彼女を身代わりに病院から抜け出すが、アイザックはそれを察知する。

ダンベルを手に入れたヘザーを、アイザックは、かつて無罪にしてあげたことのある若者に監視しさせる。

アイザックはダンベルを奪い取るが、ヘザーはそれを取り戻す。

ハギンズ刑事にダンベルを渡そうとしたヘザーは、現れたアイザックらに銃を向けて逃走しようとするが、車が事故に遭った彼らは灯台に向かう。

ヘザーは嵐の中、灯台から転落して命を落としてしまい、アイザックはハギンズに助けられる。

完全な共犯者であるダイアナは無罪放免となり、保険金も彼女のものとなる。

そしてダイアナは、次の男を物色する。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)

サンフランシスコ
精神分析医アイザック・バーは、悪夢を繰り返し見るというダイアナという患者から、自分の過去を知る姉ヘザーに会って欲しいと頼まれる。
へザーに会ったアイザックは、ダイアナが、父親に犯された事実を知る。
アイザックは、美しいへザーに惹かれてしまい、彼女が人妻だと知りながら、2人は愛し合ってしまう。
ヘザーは、ギャングである夫ジミーに虐げられる日々を送り、我慢の限界に達し、ついに彼を殺害してしまう。
逮捕されたヘザーは、アイザックによる、病的酩酊症という診断で無罪となり、療養が義務付けられるのだが・・・。
__________

美しい姉妹の罠にはまる精神科医が、二人に翻弄され陥れられる姿を描いたドラマだが、後半は姉妹、特に姉の狂気の復讐劇に変わっていく。

当時、人気絶頂のリチャード・ギアキム・ベイシンガー、売り出し中の若いユマ・サーマンの共演ということもあり話題を呼んだ作品。

やや大味な演出と、ご都合主義的なところが気になるが、絵になる役者の共演で、まずまず楽しむことができる。

精神科医らしく、冷静に事件に対処しようとする姿が、彼のキャラクターを生かすリチャード・ギアだが、後半は主役を譲ったようにも見えるところが、見方によって、ファンにはやや物足りなかったかもしれない。

その、リチャード・ギアをも凌ぐ熱演を見せるキム・ベイシンガーは、魔性の女に豹変する凄まじい演技を見せるが、評価は賛否両論で、ラジー賞にノミネートされてしまったのは気の毒なような気もする。

実は彼女とは年齢が17歳も違う妹役ユマ・サーマンも、20代前半にも拘らず、大人の魅力を感じさせる好演見せてくれる。
とにかく背が高いので画面で見栄えがする女優だ。(181cm)

意外にあっさり殺されてしまうが、悪党の貫禄十分のギャング、エリック・ロバーツ、ユーモアのセンスもある弁護士ポール・ギルフォイル、主人公に敵対心を抱くが、最後には協力する頑強な刑事のキース・デイヴィッド、主人公の同僚医師ロバート・ハーパーなどが共演している。


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